“災厄”(ハザード)
解説
ある日突然地球に訪れた地軸移動と、そのほぼ同時期に再来した
“冬”と呼ばれる氷河期。それによって地球の地軸は大きくずれ、新たに赤道付近になった日本、オーストラリアなど一部地域以外は氷河に閉ざされた。
これらの一連の天変地異の結果、人類の生存に適した土地は、災厄以前の40%未満になってしまった。
さらに、
“小災厄”と呼ばれるウイルスの蔓延によって、地球の人口は激減した。
広義では、これら一連の流れを“災厄(ハザード)”と呼ぶ。
狭義では、最初に起こった地軸移動のことを指す。
この地軸移動は7日に渡って続き、各地で大災害を引き起こした。
なお、
日本政府は“災厄”が起こることを事前に知っていたにも関わらず、世界に公表しなかったことで非難を受けている。
ニューロエイジでは、“災厄”を事前察知していた日本と、変動の影響を受けなかった軌道衛星上の住民だけが勢力を伸ばし、特権階級として君臨している。
“災厄”が起こった直接のきっかけは、軌道兵器“
グランドクロス”の起動であった。
なお、グランドクロスがどこの国が作った兵器であったのかは今のところ不明。
オメガ・プロジェクトによって集められた26体の
超AI、それに加えて
プログラム・カオスまで投入して行われたグランドクロス起動実験によって、地球は重力の嵐に包まれた。
永遠に続くと思われた重力の嵐だが、“災厄”開始から7日目にして、
イータを中心に数体の超AIがグランドクロスのコントロールを奪取。
グランドクロスを衛星軌道上から離脱させることで“災厄”は終結した。
噂
昔のルールブックには地軸が180°回転したと書いてあったニュロ。
180°も回転したら北極が南極になるだけで、どう頑張っても日本は赤道にこないニュロ。
最終更新:2011年09月28日 11:21