IDdata | |
Name | 七尾 幸 |
Alias | 【ラッキーナンバー(幸運番号777)】 |
Class | ミスティック&インダストリアリスト |
Rank | マエストロ&マスター++ |
Money | 8723218920W¢ |
Point | 486855411pt |
Ranking | 77/6473226 |
OOPARTS | |
Link | 無所属 |
Age | 15 |
学年 | 四八年度入学 予科程五年修了 本科三年目 |
職業 | ギャンブラー |
人種 | 純日系 |
所在地 | 定住地なし |
連帯保証人 | 真鶴 麻奈 |
PROFILE
ほんわかとしておっとりとした少女。沙鳥以上にまったりのんびりした性格で、更に天然である。平均より小さい身長と年齢以上に幼い外見を気にする様子もなく、日々ゆっくりほわほわと笑顔を絶やさず平和に生きている様子が見て取れる。
彼女の能力【ハッピーストライク】に関係しているのか生来のものか分からないが、彼女は普段からかなりの強運の持ち主だ。別名を【ギャンブラー殺し】と呼ばれる彼女は、ほんわかしながら数々のギャンブラーのプライドを粉々にたたき壊している。。
平和主義者で戦いを嫌い、リンクに所属する事もなく気ままに過ごしている。本科二年目ながら意外と顔は広く、夜巌や経世、銀鈴親子や真鶴姉妹、王神や沙鳥、勇太郎、蛍火兄妹、篭森、兎熊、果てはヘルや比良坂といった教師陣とすら親しい。その他諸々と交流があり、実はかなりの社交家である事が窺える。二三四やジョニー、相模やフィフィスエレメンツの面々とも知り合いで、特にクロエとは仲がいい。何故か澪漂管弦楽団の関係者とはあまり親しくないらしい。『皆と仲良くなりたいねー』と語っているから、ただ単に出会う機会と話す機会がないだけだろう。
また、その外見とは裏腹に頭脳明晰で、頭の回転は非常に速い。故にギャンブルは少し経験すれば生まれ持った強運に加え技術や確率論を会得してしまう。見た目や性格に反してかなりの知謀を持つ為、外見に騙される者も多い。別段自分を偽っている訳でもないのだが、周囲は『あれは反則だ』とよく呟いているとか何とか。
彼女の能力【ハッピーストライク】に関係しているのか生来のものか分からないが、彼女は普段からかなりの強運の持ち主だ。別名を【ギャンブラー殺し】と呼ばれる彼女は、ほんわかしながら数々のギャンブラーのプライドを粉々にたたき壊している。。
平和主義者で戦いを嫌い、リンクに所属する事もなく気ままに過ごしている。本科二年目ながら意外と顔は広く、夜巌や経世、銀鈴親子や真鶴姉妹、王神や沙鳥、勇太郎、蛍火兄妹、篭森、兎熊、果てはヘルや比良坂といった教師陣とすら親しい。その他諸々と交流があり、実はかなりの社交家である事が窺える。二三四やジョニー、相模やフィフィスエレメンツの面々とも知り合いで、特にクロエとは仲がいい。何故か澪漂管弦楽団の関係者とはあまり親しくないらしい。『皆と仲良くなりたいねー』と語っているから、ただ単に出会う機会と話す機会がないだけだろう。
また、その外見とは裏腹に頭脳明晰で、頭の回転は非常に速い。故にギャンブルは少し経験すれば生まれ持った強運に加え技術や確率論を会得してしまう。見た目や性格に反してかなりの知謀を持つ為、外見に騙される者も多い。別段自分を偽っている訳でもないのだが、周囲は『あれは反則だ』とよく呟いているとか何とか。
殆どの生徒に知られていないが、彼女は重度の二重人格障害者だ。『七尾 幸』の中には『七尾 七』という女性人格が存在する。またこの七の人格モデルが実在した幸の姉である事を知る者は更に少ない。
幸は生まれついての強運の持ち主だった。実際の所、無意識にオドを消費して能力を発動しているが故の幸運なのだが、結果的に強運である事は間違いない。
そもそも常時発動に近い形でオドが消費されているのには理由がある。常時発動状態では一定の目的と言うものが存在しないため、確率変動は『何が起こるか分からない』状態になったままなのだ。幸が有する最大の幸運は、その幸不幸さえ決める事のできない不安定な確率変動において、幸運だけを得ているという事だろう。
尤も、彼女はその外見や言動に似合わない程の才女であり、多少の不幸も己の機転によって幸運に変え、揺れ動く幸運を手に入れる為に様々な計算を行っている、という事も強運の大きな要因だ。決して彼女は幸運だけに頼っている人間ではない。
そもそも常時発動に近い形でオドが消費されているのには理由がある。常時発動状態では一定の目的と言うものが存在しないため、確率変動は『何が起こるか分からない』状態になったままなのだ。幸が有する最大の幸運は、その幸不幸さえ決める事のできない不安定な確率変動において、幸運だけを得ているという事だろう。
尤も、彼女はその外見や言動に似合わない程の才女であり、多少の不幸も己の機転によって幸運に変え、揺れ動く幸運を手に入れる為に様々な計算を行っている、という事も強運の大きな要因だ。決して彼女は幸運だけに頼っている人間ではない。
幸はその強運により、何不自由のない生活を送っていた。才能を有し、家族にも愛された。その運と才気を家族にも分け与え、平凡より少し上でしかなかった彼女の家は、W.O.Fの名もなき職員から一気に家格を高めていき、重鎮には全く届かないが中堅近くに昇り始めて行く。そんな中だった、彼女が誰より愛し、彼女を誰よりも愛した姉の七が亡くなったのは。
暗殺。言葉にすればそれだけの話。頭角を現した者を歓迎する者が多い時代であるが、同時に己の地位を脅かす者を排除する者が多い時代でもある。そして皮肉な事に、前者が賢人であるとは限らず、後者が愚者であるとも限らない。
七を殺した黒幕は、自分の地位を守る事を第一とし、その為にはいかなる手段をとる事も厭わない、蛇の如き狡智を有するタイプの人間だった。頭角を現したその要因が彼の幼い娘だと見抜き、それを殺せば七尾は今までの立場に戻り、自分の地位は揺るがないと考えた。七尾自体を殺そうとしなかったのは、彼にとって七尾は有能な部下であったから。昇進されるのは困るが、居なくなられても同様に困る。それ故に今まで通りにしようと、原因を排除する方向に進んだ。
それは正しく慧眼であり、それが成功すれば確実に彼の狙い通りになった筈だった。
しかし殺されたのは、幸ではなく七だった。それは凶運。七尾の上司であったその男は、幸ではなく七がその原因だと考え、依頼書には七の写真を載せた。その写真を見た、13歳という少年でありながら既に100を越す依頼をこなしていた【死神】ジョニー=タナトスは確実に依頼をこなした。
相手の勘違いにより、幸はその命を長らえた。それは強運。しかし決して幸運ではない。何故なら幸は、自分が死ぬよりも七が死んだ事の方が辛かったから。
そのショックからか、彼女は自分の中に七の人格を作り出す。そして、それ自体も幸に幸運に働いた。
七の状態では彼女の能力が向く方向が変化する。その理由は不明だが、無意識による能力制御である為、生み出された別人格では無意識で歪んでいるのだろうと推測される。それによって幸運は発露しなくなり、結果的に家は緩やかに元に戻り、上司もそれ以上は七尾の家に介入しなくなった。両親は仕事より、まるで姉のように振る舞う幸への心配を優先させたからだ。
その後、両親の手厚い気遣いや、聡い少女である七(を模造する幸)が現状の不自然さに気付き、元の形に戻った。この時には自分の力をうっすらと理解し、幸は自分の幸福に最愛の両親が巻き込まれる事を恐れ、学園へ向かった。
彼女が根無し草的な生活をしているのはその為で、不特定多数と広く付き合うのは一つに被害を直撃させない為の策でもある。しかし例外的に、そのミスティック能力により幸の影響すら打ち消す神城にヒーローの姿を見、淡い思いを抱いている。が、神城は自分をせいぜい妹分としてしか見ていない事も分かっているので、暫くはその立場に甘んじているようだ。しかしそれもいつかは自分が神城の隣を勝ち取る為の作戦であり、実はただ天然なだけの少女ではない事も窺える。ただ基本的には天然で善人。
暗殺。言葉にすればそれだけの話。頭角を現した者を歓迎する者が多い時代であるが、同時に己の地位を脅かす者を排除する者が多い時代でもある。そして皮肉な事に、前者が賢人であるとは限らず、後者が愚者であるとも限らない。
七を殺した黒幕は、自分の地位を守る事を第一とし、その為にはいかなる手段をとる事も厭わない、蛇の如き狡智を有するタイプの人間だった。頭角を現したその要因が彼の幼い娘だと見抜き、それを殺せば七尾は今までの立場に戻り、自分の地位は揺るがないと考えた。七尾自体を殺そうとしなかったのは、彼にとって七尾は有能な部下であったから。昇進されるのは困るが、居なくなられても同様に困る。それ故に今まで通りにしようと、原因を排除する方向に進んだ。
それは正しく慧眼であり、それが成功すれば確実に彼の狙い通りになった筈だった。
しかし殺されたのは、幸ではなく七だった。それは凶運。七尾の上司であったその男は、幸ではなく七がその原因だと考え、依頼書には七の写真を載せた。その写真を見た、13歳という少年でありながら既に100を越す依頼をこなしていた【死神】ジョニー=タナトスは確実に依頼をこなした。
相手の勘違いにより、幸はその命を長らえた。それは強運。しかし決して幸運ではない。何故なら幸は、自分が死ぬよりも七が死んだ事の方が辛かったから。
そのショックからか、彼女は自分の中に七の人格を作り出す。そして、それ自体も幸に幸運に働いた。
七の状態では彼女の能力が向く方向が変化する。その理由は不明だが、無意識による能力制御である為、生み出された別人格では無意識で歪んでいるのだろうと推測される。それによって幸運は発露しなくなり、結果的に家は緩やかに元に戻り、上司もそれ以上は七尾の家に介入しなくなった。両親は仕事より、まるで姉のように振る舞う幸への心配を優先させたからだ。
その後、両親の手厚い気遣いや、聡い少女である七(を模造する幸)が現状の不自然さに気付き、元の形に戻った。この時には自分の力をうっすらと理解し、幸は自分の幸福に最愛の両親が巻き込まれる事を恐れ、学園へ向かった。
彼女が根無し草的な生活をしているのはその為で、不特定多数と広く付き合うのは一つに被害を直撃させない為の策でもある。しかし例外的に、そのミスティック能力により幸の影響すら打ち消す神城にヒーローの姿を見、淡い思いを抱いている。が、神城は自分をせいぜい妹分としてしか見ていない事も分かっているので、暫くはその立場に甘んじているようだ。しかしそれもいつかは自分が神城の隣を勝ち取る為の作戦であり、実はただ天然なだけの少女ではない事も窺える。ただ基本的には天然で善人。
今では人格は幸にほぼ固定されているが、知人の圧倒的な不幸に直面した時に限り,トラウマスイッチが発動する。当初は全く知らない人の不幸でも発動していたが、精神が落ち着いているのだろう、徐々にその範囲は狭まっている。
人格交替は、彼女がその現場を目撃した夜に起こる。これは,知人の不幸=姉の死を連想させるからであり、そのスイッチが入るのが姉の死の時間だからだと推測される。その時間に幸から七の人格が表に出て、数日間(どうも幸のショックの度合いによるようだ)は七が歩き回る。
七は幸と衣装の好みも性格も,当然行動パターンも違う為に、殆ど誰も同一人物だとは気付かない。七の人格も幸の人格に気を使っているので更に気付かれない。
なお、幸が子供っぽいファンシー系の衣装を好むのに対し、七は大人っぽくかつゴシックロリータ系の衣装を好む傾向にある。メイクも幸は薄く塗る程度だが、七はしっかりと行う。それだけで印象は大分変わるのでバレない。余談だが好みのタイプは、幸が頼れるお兄ちゃんのような人(経世、神城など)で、七がクールで知的で格好良い人(澪漂、銃文字など)。大分異なる趣味である。
人格交替は、彼女がその現場を目撃した夜に起こる。これは,知人の不幸=姉の死を連想させるからであり、そのスイッチが入るのが姉の死の時間だからだと推測される。その時間に幸から七の人格が表に出て、数日間(どうも幸のショックの度合いによるようだ)は七が歩き回る。
七は幸と衣装の好みも性格も,当然行動パターンも違う為に、殆ど誰も同一人物だとは気付かない。七の人格も幸の人格に気を使っているので更に気付かれない。
なお、幸が子供っぽいファンシー系の衣装を好むのに対し、七は大人っぽくかつゴシックロリータ系の衣装を好む傾向にある。メイクも幸は薄く塗る程度だが、七はしっかりと行う。それだけで印象は大分変わるのでバレない。余談だが好みのタイプは、幸が頼れるお兄ちゃんのような人(経世、神城など)で、七がクールで知的で格好良い人(澪漂、銃文字など)。大分異なる趣味である。
ABILITY
【ハッピーストライク(幸運直撃)】
幸運を引き寄せる能力。言葉で言えばそれだけだが、実際は運命に作用して確率変動を起こさせる能力なので、かなり高位の能力である。しかし、高位であるが故に消費オドは非常に高い。しかも効果は不確定という事で,正直、かなり不便な能力だ。ただし、変動できる範囲は限られ、アカシックレコードを覆す程の未来変化を起こす事はどうやっても出来ない。あくまでこの能力で可能なのは小さな波を起こす事であり、時の修正力を上回る事は決して出来ないと言う欠点も持つ。
幸運を引き寄せる効果は、込めるオドの量によって大きく変わる。小さな幸せである程に少量のオドで済み、大きな幸福を呼び寄せようとすれば一瞬で卒倒する程のオド消費が必要となる。彼女の所有オドは並より多いのだが、それでもこの能力を使いこなすには全然足りない程だ。
本人曰く、食玩で狙ったおまけが当たるくらいの幸運なら30回、相手によるが会いたいと思った人に会える程度の幸運なら大体20回、偶然出会った人がご飯を奢ってくれる程度の幸運なら10回、ピンチの時にプラズモンかフィフィスエレメンツが助けに来てくれる程度の幸運なら5回、自分より遥かに強く絶対に勝てない相手に襲われた時、何らかの理由で相手が自主的に撤退していった場合は一回なのだとか。正直、基準が全く分からない。
ただ、かなり便利な事は間違いなく小さな幸運を重ねて大きな幸運を得る事も、大きな幸運で窮地を脱する事は勿論、幸運で相手を撃退する事も出来るのだから。(ただ、当然ながら強すぎる相手には効果がない。何故なら、その相手に勝利できる程の幸運となると,彼女のオドでは足りないからだ。【ランク15より上の人からは逃げられる気もしないねー】と、緊張感なく彼女は語っている)。
故に彼女は普段はこの能力を一切使わず、いざというときの為に取っておく事が多い。例外としてはギャンブルに参加する時で、その時は彼女は持てるオドを限界ギリギリまで使って大勝ちする。これに勝つ事は並大抵ではないらしく、ギャンブラーからはかなり怖れられている。一度だけ経世達に興味本位で麻雀に誘われた時は、三回連続で九蓮宝燈で上がり、経世&夜巌&勇太郎の顔面を蒼白にさせた強者である。余談だが、当然ながら九面待ちの純正九蓮宝燈。ダブル役満だ。鬼と言わざるを得ない。勿論、その後に彼女が賭け麻雀に呼ばれる事はなかった。因に,彼女はその時が麻雀初体験である。
それ故、カジノなどの大半は彼女の入店を禁じている。彼女の能力を甘く見た店が彼女の入店を見逃すと、見事に一夜で大金を持っていかれる。
能力を使うなと言えば簡単だが、彼女の能力はそもそも何が出るか分からない。あくまで幸運を引き寄せるだけなので、本当なら麻雀の場で幸運を呼んだからと言って役満に必ずなるという訳ではない(別の幸運が来る事はよくある)ので、禁止もし辛い。その場に適した幸運を呼び寄せる彼女本来の運こそが,彼女の最も恐るべき能力かも知れない。
因に彼女が小さくて可愛らしい外見もあり、初見の相手は必ず能力使用を許可してしまう傾向にある。しかも純正の良い子なので、やる前にきちんと『能力を使っていいですか?』と問い、相手も大概OKをしてしまうので大負けしても相手は怒るに怒れない。経世達との賭け麻雀でも同様だったという。勿論、二回目以降は彼女の問いを許可するものは誰もいない。
幸運を引き寄せる能力。言葉で言えばそれだけだが、実際は運命に作用して確率変動を起こさせる能力なので、かなり高位の能力である。しかし、高位であるが故に消費オドは非常に高い。しかも効果は不確定という事で,正直、かなり不便な能力だ。ただし、変動できる範囲は限られ、アカシックレコードを覆す程の未来変化を起こす事はどうやっても出来ない。あくまでこの能力で可能なのは小さな波を起こす事であり、時の修正力を上回る事は決して出来ないと言う欠点も持つ。
幸運を引き寄せる効果は、込めるオドの量によって大きく変わる。小さな幸せである程に少量のオドで済み、大きな幸福を呼び寄せようとすれば一瞬で卒倒する程のオド消費が必要となる。彼女の所有オドは並より多いのだが、それでもこの能力を使いこなすには全然足りない程だ。
本人曰く、食玩で狙ったおまけが当たるくらいの幸運なら30回、相手によるが会いたいと思った人に会える程度の幸運なら大体20回、偶然出会った人がご飯を奢ってくれる程度の幸運なら10回、ピンチの時にプラズモンかフィフィスエレメンツが助けに来てくれる程度の幸運なら5回、自分より遥かに強く絶対に勝てない相手に襲われた時、何らかの理由で相手が自主的に撤退していった場合は一回なのだとか。正直、基準が全く分からない。
ただ、かなり便利な事は間違いなく小さな幸運を重ねて大きな幸運を得る事も、大きな幸運で窮地を脱する事は勿論、幸運で相手を撃退する事も出来るのだから。(ただ、当然ながら強すぎる相手には効果がない。何故なら、その相手に勝利できる程の幸運となると,彼女のオドでは足りないからだ。【ランク15より上の人からは逃げられる気もしないねー】と、緊張感なく彼女は語っている)。
故に彼女は普段はこの能力を一切使わず、いざというときの為に取っておく事が多い。例外としてはギャンブルに参加する時で、その時は彼女は持てるオドを限界ギリギリまで使って大勝ちする。これに勝つ事は並大抵ではないらしく、ギャンブラーからはかなり怖れられている。一度だけ経世達に興味本位で麻雀に誘われた時は、三回連続で九蓮宝燈で上がり、経世&夜巌&勇太郎の顔面を蒼白にさせた強者である。余談だが、当然ながら九面待ちの純正九蓮宝燈。ダブル役満だ。鬼と言わざるを得ない。勿論、その後に彼女が賭け麻雀に呼ばれる事はなかった。因に,彼女はその時が麻雀初体験である。
それ故、カジノなどの大半は彼女の入店を禁じている。彼女の能力を甘く見た店が彼女の入店を見逃すと、見事に一夜で大金を持っていかれる。
能力を使うなと言えば簡単だが、彼女の能力はそもそも何が出るか分からない。あくまで幸運を引き寄せるだけなので、本当なら麻雀の場で幸運を呼んだからと言って役満に必ずなるという訳ではない(別の幸運が来る事はよくある)ので、禁止もし辛い。その場に適した幸運を呼び寄せる彼女本来の運こそが,彼女の最も恐るべき能力かも知れない。
因に彼女が小さくて可愛らしい外見もあり、初見の相手は必ず能力使用を許可してしまう傾向にある。しかも純正の良い子なので、やる前にきちんと『能力を使っていいですか?』と問い、相手も大概OKをしてしまうので大負けしても相手は怒るに怒れない。経世達との賭け麻雀でも同様だったという。勿論、二回目以降は彼女の問いを許可するものは誰もいない。
【アンラッキーインパクト(不運招来)】
能力の性質としては【ハッピーストライク】と一切変らない。異なる点は、自分一人を幸運にするか他人一人を不幸にするかの違い。
何が起こるかは分からないが、対象とした一人に対して様々な不幸が訪れる。【ハッピーストライク】と異なる点は、その効果が暫く持続する事だろう。最大で一日の間、冗談のような不幸が起こり続ける。この持続時間は、込めるオドではなくて相手の持つ(相手の周囲にある)エーテル量によって変化するらしい。イメージするならば、彼女の放ったオドが大気、或はミスティック能力者体内のエーテルを汚染し、効果を与える感じだろうか。その為、ミスティック能力者に対しては長時間持続するが、元々大気中のエーテル量が少ないこの世界、ミスティック能力者以外に対してはおよそ一回〜二回の不幸で終わる。そのあたりの仕組みを理解していない上に、彼女はこの力を使うとすぐに離れてしまう為、対ミスティックに対してとても嫌がらせになっていると言う事を彼女自身は知らない。
不幸の度合いは【ハッピーストライク】と同じく、込める量。”バナナの皮で滑る”不幸から”殺人鬼とかに追われる”などバラエティーに富む。
能力の性質としては【ハッピーストライク】と一切変らない。異なる点は、自分一人を幸運にするか他人一人を不幸にするかの違い。
何が起こるかは分からないが、対象とした一人に対して様々な不幸が訪れる。【ハッピーストライク】と異なる点は、その効果が暫く持続する事だろう。最大で一日の間、冗談のような不幸が起こり続ける。この持続時間は、込めるオドではなくて相手の持つ(相手の周囲にある)エーテル量によって変化するらしい。イメージするならば、彼女の放ったオドが大気、或はミスティック能力者体内のエーテルを汚染し、効果を与える感じだろうか。その為、ミスティック能力者に対しては長時間持続するが、元々大気中のエーテル量が少ないこの世界、ミスティック能力者以外に対してはおよそ一回〜二回の不幸で終わる。そのあたりの仕組みを理解していない上に、彼女はこの力を使うとすぐに離れてしまう為、対ミスティックに対してとても嫌がらせになっていると言う事を彼女自身は知らない。
不幸の度合いは【ハッピーストライク】と同じく、込める量。”バナナの皮で滑る”不幸から”殺人鬼とかに追われる”などバラエティーに富む。
なお、幸の時は【ハッピーストライク】、七の時は【アンラッキーインパクト】しか使えない。理由は不明だが、一種の制約なのだろうと思われる。
その為、幸の時は自然と幸運が舞い込んでくるが、七の時はそんな事はない。それならば七の時は不幸が周囲に自然と舞い込むのかと言えばそうでもない。恐らく、七の状態の方がうまく能力を制御しているのだろうと思われる。
その為、幸の時は自然と幸運が舞い込んでくるが、七の時はそんな事はない。それならば七の時は不幸が周囲に自然と舞い込むのかと言えばそうでもない。恐らく、七の状態の方がうまく能力を制御しているのだろうと思われる。

↑幸

↑七