IDdata | |
Name | 銃文字 遊星(じゅうもんじ ゆうせい) |
Alias | 【リボルバーカンパニー(回転式拳銃団)】 |
Class | ワーカー&ミスティック |
Rank | マスター&リード++ |
Money | 13,231,755,250W¢ |
Point | 1027667619pt |
Ranking | 127/6473226 |
OOPARTS | |
Link | BAR Empty Quarter |
Age | 17 |
学年 | 四七年度入学 予科程六年修了 本科三年目 |
職業 | バウンサー兼バーテンダー |
人種 | 日系英人 |
所在地 | BAR Empty Quarter 2F |
連帯保証人 | カルーア・ミルク |
PROFILE
ABILITY
【ガンホーガンズ(忠誠尽くす銃共)】
視界に収めた銃器を周囲の空間へ瞬時に複製する能力。
視界に収めた銃器を周囲の空間へ瞬時に複製する能力。
一度複製してしまえば、遊星が有する心の武器庫とも形容できる場所に刻まれ、以降は何度でも複製可能となる。
ただし、最低条件として初回の複製に関しては、視認中30秒以内に即時複製しなければ武器庫に刻むことは出来ないというルールがあり、最初のコピーにはオリジナルが不可欠である。
更に、初見30秒以内に複製しなかった銃器は、二度と複製できない。
遊星は目撃した銃器を瞬時に複製できるよう訓練を積んでいるが、それでも乱戦時やガンショップにて迂濶にも大量同時に目撃してしまった場合には、複製漏れが起こることもあるという。
ただし、幸か不幸か、実物を見なければ複製は出来ないようで、TVCMやカメラ映像などは効果がなく、複製対象にならない代わりに複製漏れも起こらない。
上記の条件は絶対であり、形状を覚えておいて、後から複製などは行えない。
ただし、最低条件として初回の複製に関しては、視認中30秒以内に即時複製しなければ武器庫に刻むことは出来ないというルールがあり、最初のコピーにはオリジナルが不可欠である。
更に、初見30秒以内に複製しなかった銃器は、二度と複製できない。
遊星は目撃した銃器を瞬時に複製できるよう訓練を積んでいるが、それでも乱戦時やガンショップにて迂濶にも大量同時に目撃してしまった場合には、複製漏れが起こることもあるという。
ただし、幸か不幸か、実物を見なければ複製は出来ないようで、TVCMやカメラ映像などは効果がなく、複製対象にならない代わりに複製漏れも起こらない。
上記の条件は絶対であり、形状を覚えておいて、後から複製などは行えない。
複製銃の機構はオリジナルに準拠し、オリジナルが使い込まれた劣化品であれば、同様の劣化品がコピーされる。
銃の機構や使用度合いについては、ミスティック能力がオートで解析する為、遊星自身に銃の知識は必要ない。
ただし、飛距離や構造を理解しておけば、より状況に即した使用が可能である為、ある程度の武器知識は必要だろう。
銃の機構や使用度合いについては、ミスティック能力がオートで解析する為、遊星自身に銃の知識は必要ない。
ただし、飛距離や構造を理解しておけば、より状況に即した使用が可能である為、ある程度の武器知識は必要だろう。
また、複製対象にカウントされる物は、銃(ガン)と名の付く物だけである為、砲(カノン)や発射機(ランチャー)は視認してもコピーできない。
同様の理由から、ハンドキャノン(大口径ハンドガン)も複製対象から除外される。
翻って、【リボルバーカンパニー】のエイリアスに似合わず、オートマチックハンドガンもガンである以上、複製可能である。
それでも、常の遊星がリボルバーを主力として複製する為、【リボルバーカンパニー】のエイリアスで呼ばれているようだ。
同様の理由から、ハンドキャノン(大口径ハンドガン)も複製対象から除外される。
翻って、【リボルバーカンパニー】のエイリアスに似合わず、オートマチックハンドガンもガンである以上、複製可能である。
それでも、常の遊星がリボルバーを主力として複製する為、【リボルバーカンパニー】のエイリアスで呼ばれているようだ。
余談だが、複製のオド消費、コストに関しては内部機構の複雑さに左右される。
必ずしも、大火力だからコストが高いとは限らない。
そういった理由から、ライフルなどよりパーツが少なく、オートマチックより単純機構で、もっともオド消費の少ないリボルバーを好んで多用する傾向がある。
理由を加えるならば、弾丸も実包ではなく複製である為、リボルバーとオートマチックの装填数に差はない。
必ずしも、大火力だからコストが高いとは限らない。
そういった理由から、ライフルなどよりパーツが少なく、オートマチックより単純機構で、もっともオド消費の少ないリボルバーを好んで多用する傾向がある。
理由を加えるならば、弾丸も実包ではなく複製である為、リボルバーとオートマチックの装填数に差はない。
だが、なにより厳しいコストは、打ち出される弾丸も遊星のオドより精製されることだ。
銃を作ったらそれでオド消費がお仕舞いという訳ではない。
更に、遊星が生み出す銃は、すべてがマナを基礎とする幻想であり、触れることは生み出した遊星にもできない。
ならばどうやって使用するのか。
【ガンホーガンズ】は常に任意の空間に精製させることのみが可能なのだ。
従って、コピーした銃で敵の攻撃を防御、掌中に生み出して素早く射撃、などの技巧はそもそも行えない。
また、精製した場所に固定しておく分には、オド消費の必要はないが、銃を任意に動かす場合は常にコストが必要となる。
支払うオドの量は、同時に複数を操作すほど多く必要となる。
また、精製時のコストが高い銃ほど移動の消費も激しい。
移動後、精製時と同一の高度を保って停止するのであれば、消費コストはゼロで固定可能だが、精製時より高い、或いは低い位置に銃を固定した場合、停滞にも常時オドが必要となる。
オド消費を停止すると、銃は緩やかに精製時の高度に戻るようだ。
見た目には空中に浮いているように見えるが、複製銃にとっては生み出された場所が地面(ゼロ地点)として認識される結果、このようなオド消費となる。
一応、創りすぎた銃は消滅させることができるが、消費したマナは体内に戻ることなく、銃分解と同時に大気中へ霧散する。
銃を作ったらそれでオド消費がお仕舞いという訳ではない。
更に、遊星が生み出す銃は、すべてがマナを基礎とする幻想であり、触れることは生み出した遊星にもできない。
ならばどうやって使用するのか。
【ガンホーガンズ】は常に任意の空間に精製させることのみが可能なのだ。
従って、コピーした銃で敵の攻撃を防御、掌中に生み出して素早く射撃、などの技巧はそもそも行えない。
また、精製した場所に固定しておく分には、オド消費の必要はないが、銃を任意に動かす場合は常にコストが必要となる。
支払うオドの量は、同時に複数を操作すほど多く必要となる。
また、精製時のコストが高い銃ほど移動の消費も激しい。
移動後、精製時と同一の高度を保って停止するのであれば、消費コストはゼロで固定可能だが、精製時より高い、或いは低い位置に銃を固定した場合、停滞にも常時オドが必要となる。
オド消費を停止すると、銃は緩やかに精製時の高度に戻るようだ。
見た目には空中に浮いているように見えるが、複製銃にとっては生み出された場所が地面(ゼロ地点)として認識される結果、このようなオド消費となる。
一応、創りすぎた銃は消滅させることができるが、消費したマナは体内に戻ることなく、銃分解と同時に大気中へ霧散する。
遊星の持つ裏技として、自身のオドを支払わず、生み出した銃の構成マナを分解することで、推進力として移動する方法も可能だ。
分解の度合いは、塗装、外装パーツを経て内部機構に至り、徐々に形を失っていく。
塗装はともかく、フレームや内部機構が分解状態で、まともに撃てる銃が在るかは疑問だが、しかし、燃費の悪い能力だけあり、複製銃に暴発などが起こって自壊したとしても、遊星が負う制約は存在しない。
更に、遊星自身は、どの程度までの分解度合いならば使用可能か、不可能かというラインを経験から理解しており、その使用は秀逸の一語に尽きる。
ただし、銃自体の構成マナを消費して移動する場合、虹色の光彩を引いて飛ぶ為、どうしても人目に付いてしまい、ミスティック能力だと容易く看破されてしまうデメリットがある。
いざとなれば、敵対者に超接近して複製銃を暴発させる“マッシブデトネイター”を必殺の一撃として用いる。
分解の度合いは、塗装、外装パーツを経て内部機構に至り、徐々に形を失っていく。
塗装はともかく、フレームや内部機構が分解状態で、まともに撃てる銃が在るかは疑問だが、しかし、燃費の悪い能力だけあり、複製銃に暴発などが起こって自壊したとしても、遊星が負う制約は存在しない。
更に、遊星自身は、どの程度までの分解度合いならば使用可能か、不可能かというラインを経験から理解しており、その使用は秀逸の一語に尽きる。
ただし、銃自体の構成マナを消費して移動する場合、虹色の光彩を引いて飛ぶ為、どうしても人目に付いてしまい、ミスティック能力だと容易く看破されてしまうデメリットがある。
いざとなれば、敵対者に超接近して複製銃を暴発させる“マッシブデトネイター”を必殺の一撃として用いる。
【ガンホーガンズ】の有効範囲は遊星を中心に直径六メートル。
先述の通り、銃の複製によるコストは機構の複雑さに左右されるが、単純な同一形状のリボルバーであれば、最大で218丁まで同時複製が可能である。
ただし、その後に必要となる複製銃の移動コストを考慮すると、精製数は最大で80丁程度、平均使用数は30丁ほどに制限している。
銃の移動については、【ガンホーガンズ】の有効精製領域内である六メートルを基本ルールとしているが、銃自体にも遊星のオド領域が存在しており、複製された銃を中心に60センチもまた有効領域となる。
この場合、複製銃の有効領域60センチ内で新たな銃を精製することは不可能だが、代わりに移動の中継機的役割を担う。
形としては、遊星の有効領域ぎりぎりに複製銃を配置し、その銃の有効領域ぎりぎりに更に複製銃を連ねることで、複製銃の数だけ有効距離を伸ばすことが出来るのだ。
ただし、遊星と複製銃同士の有効領域が鎖のように連なっていることが広域遠隔操作の条件となる。
先述の通り、銃の複製によるコストは機構の複雑さに左右されるが、単純な同一形状のリボルバーであれば、最大で218丁まで同時複製が可能である。
ただし、その後に必要となる複製銃の移動コストを考慮すると、精製数は最大で80丁程度、平均使用数は30丁ほどに制限している。
銃の移動については、【ガンホーガンズ】の有効精製領域内である六メートルを基本ルールとしているが、銃自体にも遊星のオド領域が存在しており、複製された銃を中心に60センチもまた有効領域となる。
この場合、複製銃の有効領域60センチ内で新たな銃を精製することは不可能だが、代わりに移動の中継機的役割を担う。
形としては、遊星の有効領域ぎりぎりに複製銃を配置し、その銃の有効領域ぎりぎりに更に複製銃を連ねることで、複製銃の数だけ有効距離を伸ばすことが出来るのだ。
ただし、遊星と複製銃同士の有効領域が鎖のように連なっていることが広域遠隔操作の条件となる。
複製銃は、その全てが幻想である為、敵からの攻勢に対して盾の役割を担えない。
だが、攻勢をことごとくすり抜けるその仕様は、連なる鎖の広域操作領域が何人にも断ち切れないという証左に他ならない。
【ガンホーガンズ】の絆を人的要因で断ち切れる存在は、マナ消失や能力規制をアビリティとする一部のミスティックだけだろう。
万一、有効領域の鎖が断たれた場合、遊星との連なりを失った複製銃のすべては完全に消滅する。
当然、再構成にはコストが必要である。
【ガンホーガンズ】の能力の中で、唯一、有効領域の縛りを受けない物は、遊星が生み出す弾丸だけだ。
弾丸に関しても、精製にはオドを使用しているが、生み出した弾は有効領域ではなく、複製銃本来の飛距離に準拠する。
更に、銃と弾は二つで1セットの扱いを受けており、オドが続く限り、無限に弾丸を吐き出すことが出来るが、装填出来る弾丸は、複製した際に装填されていた弾丸に限定される。
新品を複製した場合は、装填可能な弾丸で最初に眼についた物、或いは店員などが勧めてきた物が自動で登録される。
オドによる弾丸登録については、基本的に遊星の意思は考慮されない。
「この弾は嫌だ」と思っていても、それが装填可能だった場合、目視した時点で自動登録されてしまう。
ただし、遊星がそれを銃弾だと理解出来ていることが前提条件となる。
流し見で視界に入った程度などは、登録対象とならない。
だが、冒頭で述べた通り、遊星自身に銃器知識がなくとも、オドそのものが解析を可能としており、「これは銃弾だ」と理解しているだけで、それが装填可能な弾丸であれば、遊星がそれと知らなくても自動で登録されてしまう。
だが、攻勢をことごとくすり抜けるその仕様は、連なる鎖の広域操作領域が何人にも断ち切れないという証左に他ならない。
【ガンホーガンズ】の絆を人的要因で断ち切れる存在は、マナ消失や能力規制をアビリティとする一部のミスティックだけだろう。
万一、有効領域の鎖が断たれた場合、遊星との連なりを失った複製銃のすべては完全に消滅する。
当然、再構成にはコストが必要である。
【ガンホーガンズ】の能力の中で、唯一、有効領域の縛りを受けない物は、遊星が生み出す弾丸だけだ。
弾丸に関しても、精製にはオドを使用しているが、生み出した弾は有効領域ではなく、複製銃本来の飛距離に準拠する。
更に、銃と弾は二つで1セットの扱いを受けており、オドが続く限り、無限に弾丸を吐き出すことが出来るが、装填出来る弾丸は、複製した際に装填されていた弾丸に限定される。
新品を複製した場合は、装填可能な弾丸で最初に眼についた物、或いは店員などが勧めてきた物が自動で登録される。
オドによる弾丸登録については、基本的に遊星の意思は考慮されない。
「この弾は嫌だ」と思っていても、それが装填可能だった場合、目視した時点で自動登録されてしまう。
ただし、遊星がそれを銃弾だと理解出来ていることが前提条件となる。
流し見で視界に入った程度などは、登録対象とならない。
だが、冒頭で述べた通り、遊星自身に銃器知識がなくとも、オドそのものが解析を可能としており、「これは銃弾だ」と理解しているだけで、それが装填可能な弾丸であれば、遊星がそれと知らなくても自動で登録されてしまう。
複製銃の操作感についてだが、その実を遠隔操作と云うよりも、銃一つ一つが遊星自身だと説明した方が正しいだろう。
彼にとって【ガンホーガンズ】を扱うという行為は、複製銃を操作して撃つというよりも、敵に接近して自身が攻撃するという感覚に近いのだ。
勿論、弾は通常弾の複製であり、遊星とのパスもなく意識共有もない為、意思により屈折したり、速度を増したり、逆に遅くなったりという行為は不可能である。
当然、直線にしか飛ばないが、遊星にとって複製銃から弾を撃ち出すという行為は、自分の拳を打ち出すに等しく、複製銃一丁一丁には、パスによって遊星のオドと繋がった明確な意識が宿っている。
それは、何とも形容し難い感覚だが、操作とは異なり、それぞれが遊星の分身であり、そこには並列化された明確な意識が存在する。
それら全てを平等(自分自身の意識すら同列と数える)として扱える並列処理が、ある意味で他に類を見ない【ガンホーガンズ】の妙味とも云えるのだ。
彼にとって【ガンホーガンズ】を扱うという行為は、複製銃を操作して撃つというよりも、敵に接近して自身が攻撃するという感覚に近いのだ。
勿論、弾は通常弾の複製であり、遊星とのパスもなく意識共有もない為、意思により屈折したり、速度を増したり、逆に遅くなったりという行為は不可能である。
当然、直線にしか飛ばないが、遊星にとって複製銃から弾を撃ち出すという行為は、自分の拳を打ち出すに等しく、複製銃一丁一丁には、パスによって遊星のオドと繋がった明確な意識が宿っている。
それは、何とも形容し難い感覚だが、操作とは異なり、それぞれが遊星の分身であり、そこには並列化された明確な意識が存在する。
それら全てを平等(自分自身の意識すら同列と数える)として扱える並列処理が、ある意味で他に類を見ない【ガンホーガンズ】の妙味とも云えるのだ。
ただし、その共有も完璧ではなく、複製銃のバレルが最初から歪んでいたり、弾道がホップしたりという特有の現象は、前もって知ることが出来ない。
すなわち、自分自身に等しい筈の複製銃も、コピー当初の不具合までは理解できないようだ。
(この不具合は、オリジナルに準拠する。)
この事例から予測するに、複製銃へ遊星の明確な意識が宿っている訳ではないようだが、複製銃がまるで自分の手足のように感じる程度には、自由自在に扱えるらしい。
それは正に分身と云えるのではないか。
すなわち、自分自身に等しい筈の複製銃も、コピー当初の不具合までは理解できないようだ。
(この不具合は、オリジナルに準拠する。)
この事例から予測するに、複製銃へ遊星の明確な意識が宿っている訳ではないようだが、複製銃がまるで自分の手足のように感じる程度には、自由自在に扱えるらしい。
それは正に分身と云えるのではないか。
勿論、操る数が増えるほど高い集中力が求められる。
能力発動にオドを消費するミスティックの中でも、【ガンホーガンズ】の力は、操作ミスによる無駄な動きが命とりになる点において繊細な能力と云える。
その為、能力展開時には別次元の集中力を常に要求される。
それ故に遊星は、常時においてデジタルプレイヤーと愛読書の携帯を欠かさず、常にジャケットの内ポケットに忍ばせている。
戦時において、大音量音楽をイヤホンからの垂れ流しで聞きながら、文庫本片手に本を読むという前代未聞の戦闘スタイルを敢行することでも有名だ。
それも、複製銃が遊星の五感を“なんとなく”補佐するからこそ可能な戦術なのだろう。
(常の音楽はショパンの“葬送行進曲”、プロコフィエフの“戦争と平和”。書籍はビクトール・フランクルの“死と愛”、或いは“それでも人生にイエスと言う”などを愛用している。)
そうして確立されたスタイルは、有効領域六メートルラインへ自分を囲むように360度全方位15丁展開、ひたすら右回り、内側三メートルラインへ同じく自分を囲むように360度全方位15丁展開、ひたすら左回り、合計30丁同時複製銃による精密乱射(相反する言葉だが真実であり、遊星にのみ許された造語)を敢行する。
能力発動にオドを消費するミスティックの中でも、【ガンホーガンズ】の力は、操作ミスによる無駄な動きが命とりになる点において繊細な能力と云える。
その為、能力展開時には別次元の集中力を常に要求される。
それ故に遊星は、常時においてデジタルプレイヤーと愛読書の携帯を欠かさず、常にジャケットの内ポケットに忍ばせている。
戦時において、大音量音楽をイヤホンからの垂れ流しで聞きながら、文庫本片手に本を読むという前代未聞の戦闘スタイルを敢行することでも有名だ。
それも、複製銃が遊星の五感を“なんとなく”補佐するからこそ可能な戦術なのだろう。
(常の音楽はショパンの“葬送行進曲”、プロコフィエフの“戦争と平和”。書籍はビクトール・フランクルの“死と愛”、或いは“それでも人生にイエスと言う”などを愛用している。)
そうして確立されたスタイルは、有効領域六メートルラインへ自分を囲むように360度全方位15丁展開、ひたすら右回り、内側三メートルラインへ同じく自分を囲むように360度全方位15丁展開、ひたすら左回り、合計30丁同時複製銃による精密乱射(相反する言葉だが真実であり、遊星にのみ許された造語)を敢行する。
精密射撃が可能である為、連携、共闘は苦手ではないが、しかし、正直あまり得意ではないらしい。
大音量音楽のせいで相手の声も聞こえ辛い。大抵の場合は多対一での戦闘が多いようだ。
コンセントレーションが頂点に達し、もっとも気分が高揚した状態になると、本を持っていない方の手で眼鏡の位置を直し、その腕を下ろさずに天高く掲げると、指を弾いて振り下ろすという仕草を行う癖がある。
本人は無意識だが、この行動の後には、悪魔も逃げ出す大乱射が一層激しくなることで知られており、共闘者が退避する合図ともされている。
大音量音楽のせいで相手の声も聞こえ辛い。大抵の場合は多対一での戦闘が多いようだ。
コンセントレーションが頂点に達し、もっとも気分が高揚した状態になると、本を持っていない方の手で眼鏡の位置を直し、その腕を下ろさずに天高く掲げると、指を弾いて振り下ろすという仕草を行う癖がある。
本人は無意識だが、この行動の後には、悪魔も逃げ出す大乱射が一層激しくなることで知られており、共闘者が退避する合図ともされている。

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