澪漂 爆重 - School Of Life ×TRANQUILIZER×学園2nd

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Name	澪漂　爆重
Alias	【マイケルポップ（弾ける大天使）】

PROFILE

　澪漂第十ニ管弦楽団に所属する男性。

　比較的低年齢の団員の一人であり、二重と同じ十八歳である。その関係かは分からないが、二重や第六管弦楽団の光路とも親しい関係にあるようだ。
　外見は色白の優男で、軽くウェーブのかかった黒髪を肩のあたりまで伸ばしている。黒や白のスーツを好んで着ていることが多く、スーツと揃いの中折れ帽がトレードマークだ。また、左腕に澪漂のロゴをあしらった腕章をつけている。
　かなりの美形に分類される顔立ちで、高い鼻に大きな目、白磁の肌からまさに天使のような美しさと評される。ただその美しさも、奇妙な挙動のせいで台無しになっているが。

　常に後ろ向きで活動しており、移動するときも常にムーンウォークで移動するという変人。能力で後方の視界も確保できているため、人にぶつかったり躓いたりすることはない。食事をするときも話すときも、後ろ向きで背中を向けている。イスに座るときも後ろ向きに座るという徹底振りだ。
　また、日常会話で奇声を発することが多い。「Aow！」「Ho！」「Shuk　Chuk」など、意味の無い言葉を会話のあいだに織り交ぜることが癖のようだ。

　光路が学園に入学する前からの知り合いらしく、今でも時折学園を訪れて光路と遊んだり、あるいは戦場についていくこともある。
　三年前に光路と二重を巻き込んだダンスユニット「グラスホッパーズ」が南区画でゲリラライブをしたという事件は、半ば都市伝説として生徒の間で語り継がれている。ちなみに爆重自身はいつでも再結成したがっているが、二重が断固として拒否しているらしい。

ABILITY

　サイキッカーとして、クレヤボヤンス（透過視）の派生系の能力を操る。
　彼の能力は、視界の位置を自分を中心として三百六十度自由に回転させるというもので、この能力により視界を後方に移すことで、常に後ろ向きで生活するという芸当を成立させているのだ。
　もはや日常レベルで使い続けることができるようになっていることを考えると、相当な精神力のキャパシティを持っていると考えられる。
　この能力を駆使して、戦闘時には愛用の自動小銃を背中越しに撃つという戦闘スタイルで戦場を蹂躙する。持ち前の美形と神がかった命中制度から【マイケルポップ】のエイリアスで呼ばれる。

　また、ストリートダンスのテクニックも世界レベルであり、仕事のないときは繁華街のクラブなどに出向いて踊っているという。光路、二重と組んだときも、その卓越した技術で学園の生徒を虜にしたという。ちなみに、二重、光路ともダンスの腕はなかなかのものだったという。