IDdata | |
Name | クロエ・騎士守 |
Alias | 【ブラックナイト(黒の騎士)】 |
Class | ワーカー&ミスティック |
Rank | リード&リード |
Money | 111987394W¢ |
Point | 1053159229pt |
Ranking | 61/6473226 |
OOPARTS | Tyrfingr |
Link | 無所属 |
Age | 12 |
学年 | 五二年度入学 予科程一年修了 本科三年目 |
職業 | 護衛 |
人種 | 仏系日人 |
所在地 | ノースヤード 不夜城 |
連帯保証人 | 時夜 夜巌 |
PROFILE
フィフィスエレメンツの一人で、黒のカラーを担当している。
メンバーの中でも尤も純粋かつ兇悪。実力は確かである事から、尤も下の年齢ながらリーダーの立場にある。ただ、全員が割と自由なので特にリーダーだから何かが違うという事も無い。調整役ならば黄原、纏め役ならば炎道がいるので、実は実際のリーダーであるクロエが特に何かするという事はない。それでも時夜に対する忠誠などから、皆からリーダーとは認められている。同時に割と大事にされていたりする。特に炎道は白銀とクロエの二人をひっそり気にかけている。
時夜を尊敬しているというよりも、熱狂的に狂信していると言った方がしっくり来る。夜巌の敵は決して許さず、暴言は絶対に許さない。『あのさぁ? 夜巌様に何言ってんの、殺すよ?』と真顔で言われ、戦いた生徒達の数は少なくない。
ただ、夜巌に対して友好的であったり夜巌が友好的に接している相手などではよく笑いよく泣く感情表現豊かな少女でもある。
彼女は、現北区の外れ、スラムでも尤も狂った地域、他のスラムからすら排斥された者の子として生まれてからずっと父より虐待を受けて来た。片目にナイフを突き刺され右目の視神経を破壊された。両手の小指を切り落とされた。肌を切り裂かれ、骨に烙印を押され、そして肌を縫い直された。右足の爪を剥がされた。左足を炎の中に突っ込まされた。その他、様々な痛みと傷を与えられた。
そうして虐待が続いていたある日。父が彼女を襲おうとした時、彼女は自身の能力を正しく理解した。それまでに幾つもの痛みを与えられて傷を残された彼女に、『ビーストナンバー666』は即座に答えた。力を自覚した彼女は即座に父から逃げ出した。
その時、若干八歳。強化された能力があると言えど、世間の常識を全く教えられず痛みのみを教えられていた少女が一人で生き延びるにはあまりに辛過ぎる世界。それでも強奪まがいの事を繰り返しどうにか一年を生き延びたのだが、心も体も既に限界だった。
余談だが,この時のクロエは決して女性は狙わなかった。強奪する相手は、常に老若問わずに男性のみ。これは父から受けた虐待以降、彼女は男性に対する忌避感を根底に根付かせていたのだと思われる。と言っても、この時の彼女は生きる為に精神を疲弊させており、決して誰かに心を許す事はなかった。それは女性相手でも例外ではなく、更にスラムの中でも異形と言っていい程の強さと痛々しい程に傷ついた容貌の彼女は、周囲から怖れられ遠ざかれるに充分だった。
その時に出会ったのが、本科にあがったばかりの夜巌だった。
そうしてから数日を一緒に過ごす内に、クロエは夜巌に懐いた。そして更に数日後には、夜巌の薦めもあってトランキライザーに入学。一年にも満たない間に予科を終え、真っすぐに夜巌の元へと向かって今に至っている。生来の能力に加え、彼女は物覚えもよく、三年のうちにランク61位にまで駆け上ると言う才能の持ち主でもある。
これらの出来事から、クロエは有事以外はグータラしかしていない夜巌を本気で敬愛し、神の如く思っている。
また、北区画で暮らすうちに心も多少は癒え、荒んだ雰囲気もなくなった彼女は存外に素直な良い子だった。生い立ち故に世間知らずな所もあり、言動は奇妙だが意外と周囲とよくコミュニケーションをとっている。
ただ、未だに夜巌以外の男性は苦手なようで、迂闊に近づくと腕の一本は飛ぶ恐れがあるので注意が必要だ。一度、そうと知らずに近寄った経世がその憂き目に遭いかけ、夜巌に文句を言った事がある。その時、彼は『昔は、俺デモこっちから近寄ったら必殺の一撃ヲ繰り出してたんデスヨ。成長シテマスネェ』としみじみと語ったとか。
余談ではあるが、五人揃った時の彼女の登場台詞は『従属する狂気の騎士、エレメンタルブラック』で、彼女が名乗った直後に五人揃って『夜月に変わって天誅をくだす! 真夜中戦隊、フィフィスエレメンツ!』と名乗る。意外に全員がノリノリで叫んでいるとか。
メンバーの中でも尤も純粋かつ兇悪。実力は確かである事から、尤も下の年齢ながらリーダーの立場にある。ただ、全員が割と自由なので特にリーダーだから何かが違うという事も無い。調整役ならば黄原、纏め役ならば炎道がいるので、実は実際のリーダーであるクロエが特に何かするという事はない。それでも時夜に対する忠誠などから、皆からリーダーとは認められている。同時に割と大事にされていたりする。特に炎道は白銀とクロエの二人をひっそり気にかけている。
時夜を尊敬しているというよりも、熱狂的に狂信していると言った方がしっくり来る。夜巌の敵は決して許さず、暴言は絶対に許さない。『あのさぁ? 夜巌様に何言ってんの、殺すよ?』と真顔で言われ、戦いた生徒達の数は少なくない。
ただ、夜巌に対して友好的であったり夜巌が友好的に接している相手などではよく笑いよく泣く感情表現豊かな少女でもある。
彼女は、現北区の外れ、スラムでも尤も狂った地域、他のスラムからすら排斥された者の子として生まれてからずっと父より虐待を受けて来た。片目にナイフを突き刺され右目の視神経を破壊された。両手の小指を切り落とされた。肌を切り裂かれ、骨に烙印を押され、そして肌を縫い直された。右足の爪を剥がされた。左足を炎の中に突っ込まされた。その他、様々な痛みと傷を与えられた。
そうして虐待が続いていたある日。父が彼女を襲おうとした時、彼女は自身の能力を正しく理解した。それまでに幾つもの痛みを与えられて傷を残された彼女に、『ビーストナンバー666』は即座に答えた。力を自覚した彼女は即座に父から逃げ出した。
その時、若干八歳。強化された能力があると言えど、世間の常識を全く教えられず痛みのみを教えられていた少女が一人で生き延びるにはあまりに辛過ぎる世界。それでも強奪まがいの事を繰り返しどうにか一年を生き延びたのだが、心も体も既に限界だった。
余談だが,この時のクロエは決して女性は狙わなかった。強奪する相手は、常に老若問わずに男性のみ。これは父から受けた虐待以降、彼女は男性に対する忌避感を根底に根付かせていたのだと思われる。と言っても、この時の彼女は生きる為に精神を疲弊させており、決して誰かに心を許す事はなかった。それは女性相手でも例外ではなく、更にスラムの中でも異形と言っていい程の強さと痛々しい程に傷ついた容貌の彼女は、周囲から怖れられ遠ざかれるに充分だった。
その時に出会ったのが、本科にあがったばかりの夜巌だった。
そうしてから数日を一緒に過ごす内に、クロエは夜巌に懐いた。そして更に数日後には、夜巌の薦めもあってトランキライザーに入学。一年にも満たない間に予科を終え、真っすぐに夜巌の元へと向かって今に至っている。生来の能力に加え、彼女は物覚えもよく、三年のうちにランク61位にまで駆け上ると言う才能の持ち主でもある。
これらの出来事から、クロエは有事以外はグータラしかしていない夜巌を本気で敬愛し、神の如く思っている。
また、北区画で暮らすうちに心も多少は癒え、荒んだ雰囲気もなくなった彼女は存外に素直な良い子だった。生い立ち故に世間知らずな所もあり、言動は奇妙だが意外と周囲とよくコミュニケーションをとっている。
ただ、未だに夜巌以外の男性は苦手なようで、迂闊に近づくと腕の一本は飛ぶ恐れがあるので注意が必要だ。一度、そうと知らずに近寄った経世がその憂き目に遭いかけ、夜巌に文句を言った事がある。その時、彼は『昔は、俺デモこっちから近寄ったら必殺の一撃ヲ繰り出してたんデスヨ。成長シテマスネェ』としみじみと語ったとか。
余談ではあるが、五人揃った時の彼女の登場台詞は『従属する狂気の騎士、エレメンタルブラック』で、彼女が名乗った直後に五人揃って『夜月に変わって天誅をくだす! 真夜中戦隊、フィフィスエレメンツ!』と名乗る。意外に全員がノリノリで叫んでいるとか。
ABILITY
【ビーストナンバー666(傷ついた野獣の証)】
自身が傷つけば傷つく程に攻撃力を上昇させる。夜巌のトリックスターと似た能力だが、外的要因に左右されないと言う点において致命的に違う。夜巌の場合であれば状況が不利であれば効果を発するが、クロエの場合は状況が有利であっても自身が傷つけば効果は発動する。
効果は、無傷かつ健康体である状態を基準として、傷つく程に能力が上がっていく。怪我や体調が癒えれば基準値に戻るが、癒えるまではずっと効果が持続する。また、死に近ければ近い程に能力上昇は顕著となり、発せられる痛みが大きければ大きい程に効果は高くなる。
自身の状態と痛み、その二つから能力は構成されるため、例えば麻酔などで痛みを抑えていれば効果は半減する。如何なる痛みであろうとも甘受しなければ最大限の能力を発揮する事は出来ない。逆に言えば、体調が万全であっても何らかの理由で(精神攻撃などで)痛みを与えられれば、その痛みを受ける限り能力は上昇するという事でもある。
ただ、注意すべきは、能力が上がったからと言って治癒能力が上がっているという事ではなく、あくまで上昇しているのは戦闘能力のみであるという点だ。例えば、重病の状態で過度な動きをすれば当然の如く病状は悪化する可能性が高い。双我のように戦いの中で血を流し続ければ死ぬ。しかもなまじ能力が上昇して動き回れるため、彼女の能力が高くなっているという事はそれだけ彼女が傷つき限界に近づいている状態であると言える。
本来ならば使い辛いこの能力だが、虐待されて素の状態で傷を負っている彼女にとってはうってつけの能力だと言える。いつ得た傷かは関係なく、万全の状態からの落差で能力上昇は為される。それ故、過去に刻まれた傷も能力上昇の要因となり、彼女の身体能力は現在でもデフォルトで1.5倍である。
自身が傷つけば傷つく程に攻撃力を上昇させる。夜巌のトリックスターと似た能力だが、外的要因に左右されないと言う点において致命的に違う。夜巌の場合であれば状況が不利であれば効果を発するが、クロエの場合は状況が有利であっても自身が傷つけば効果は発動する。
効果は、無傷かつ健康体である状態を基準として、傷つく程に能力が上がっていく。怪我や体調が癒えれば基準値に戻るが、癒えるまではずっと効果が持続する。また、死に近ければ近い程に能力上昇は顕著となり、発せられる痛みが大きければ大きい程に効果は高くなる。
自身の状態と痛み、その二つから能力は構成されるため、例えば麻酔などで痛みを抑えていれば効果は半減する。如何なる痛みであろうとも甘受しなければ最大限の能力を発揮する事は出来ない。逆に言えば、体調が万全であっても何らかの理由で(精神攻撃などで)痛みを与えられれば、その痛みを受ける限り能力は上昇するという事でもある。
ただ、注意すべきは、能力が上がったからと言って治癒能力が上がっているという事ではなく、あくまで上昇しているのは戦闘能力のみであるという点だ。例えば、重病の状態で過度な動きをすれば当然の如く病状は悪化する可能性が高い。双我のように戦いの中で血を流し続ければ死ぬ。しかもなまじ能力が上昇して動き回れるため、彼女の能力が高くなっているという事はそれだけ彼女が傷つき限界に近づいている状態であると言える。
本来ならば使い辛いこの能力だが、虐待されて素の状態で傷を負っている彼女にとってはうってつけの能力だと言える。いつ得た傷かは関係なく、万全の状態からの落差で能力上昇は為される。それ故、過去に刻まれた傷も能力上昇の要因となり、彼女の身体能力は現在でもデフォルトで1.5倍である。
OOPARTS
『Tyrfingr』
どんな固いものも、どんな柔らかいものでも切り裂く事が可能な黒の剣。
唯一の例外として同じオーパーツだけは必ず両断出来るという訳ではないが、もともと鋭い剣なので,オーパーツでも硬度が低ければ切る事ができる時もある。
それ以外であれば、例え岩であろうと鉄であろうと紙であろうとこんにゃくであろうと納豆の糸であろうと何であれども、熱したナイフでバターを切るようにあっさりと斬る事が出来る。それはサイボーグボディと言えど例外でなく、Tyrfingrの前では機械の身体ですら一刀両断する。
ランクはD++、使用限界は120秒。
強力な剣であるが、時夜から許可無くしての発動を堅く禁止されている為、実際にTyrfingrを使った事は殆どない。時夜が彼女に使用を制限しているのは、万が一の精神が陵辱される事を憂慮してという人道的な理由と、もしも浸食によって痛みを失えば彼女のミスティック能力の効果が激減する恐れがある、という現実的な理由からだ。
ただ、彼女の力をもってすれば大抵はTyrfingrを使うまでもなく終わらせる事が出来るので、使う理由もない。その為、これによる人格侵害は今の所ほぼ全く起きていない。
どんな固いものも、どんな柔らかいものでも切り裂く事が可能な黒の剣。
唯一の例外として同じオーパーツだけは必ず両断出来るという訳ではないが、もともと鋭い剣なので,オーパーツでも硬度が低ければ切る事ができる時もある。
それ以外であれば、例え岩であろうと鉄であろうと紙であろうとこんにゃくであろうと納豆の糸であろうと何であれども、熱したナイフでバターを切るようにあっさりと斬る事が出来る。それはサイボーグボディと言えど例外でなく、Tyrfingrの前では機械の身体ですら一刀両断する。
ランクはD++、使用限界は120秒。
強力な剣であるが、時夜から許可無くしての発動を堅く禁止されている為、実際にTyrfingrを使った事は殆どない。時夜が彼女に使用を制限しているのは、万が一の精神が陵辱される事を憂慮してという人道的な理由と、もしも浸食によって痛みを失えば彼女のミスティック能力の効果が激減する恐れがある、という現実的な理由からだ。
ただ、彼女の力をもってすれば大抵はTyrfingrを使うまでもなく終わらせる事が出来るので、使う理由もない。その為、これによる人格侵害は今の所ほぼ全く起きていない。

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