真鶴 理奈 - School Of Life ×TRANQUILIZER×学園2nd

	IDdata
Name	真鶴　理奈
Alias	【サイキックマスター】
Class	サイキッカー
Rank	インペラトル++
Money	893,456,719,980W￠
Point	4483669350pt
Ranking	4/6473226
OOPARTS
Link	サイキックフォース所属
Age	18
学年	四六年度入学　予科程一年修了　本科九年目
職業	サイキックフォースリーダー
人種	純日系
所在地	サウスヤード　Psychic Force Base
連帯保証人	銀鈴　観凪

PROFILE

ABILITY

サイコメトリー（接触感応）、クレヤボヤンス（透視能力）、テレパシー（精神感応）、ヒュプノシス（催眠能力）、サイコキネシス(念力)、アポーツ（物体取り寄せ）、テレポート（瞬間移動能力）といったメジャーな超能力をすべて使用できる超天才サイキッカーである。
ただし、過去視、未来視などのプレコグニション（予知）とタイムトラベル（時間跳躍）だけは使用できない。
サイコメトリーに関しては、触れていることが絶対条件として、生物の表層意識（現在の考えなど）を読み取り、無生物に関しては、その場に存在した残留情報（昨日の夜、この場で何が起こったかなど）を読みとる。
ただし、後者の残留情報に関しては、選別して読みとることはできない。また、時間が経ちすぎた情報は読めない。無生物に残った残留情報の読み取り限界は、二十四時間以内に限られるようだ。
裕太の能力とは異なり、対象の深層意識に潜ったり、複雑なシステムに侵入したり、情報を選別して取得するなどの高度な行為はできない。あくまで、基本的な能力だけを有し、応用性はない。

クレヤボヤンスに関しても、基本的な能力だが、透過限界距離は三百メートルである。
これは、静香と同じく透過の限界値というわけではなく、自身の裸眼で視認できる距離ということだろう。因みに、理奈は遠視を有さないため、この距離が限界である。

テレパシーに関しては、自身の思念を送ることだけが可能であり、他者の思念を読みとることはできない。
例外として、相手もテレパシストである場合は、相互に意思の疎通が可能であるが、これはテレパシストすべてに言えることである。
それ以外の応用方法としては、テレパシーを飛ばすことで、それを受けた相手が誰なのかということを割り出すことができる。ただし、当然にして理奈が知っている相手でないと識別はできない。知らない人間の場合は、理奈自身にも解らないので、人物を特定することはできない。
理奈のテレパシー有効距離は、周囲直径六キロである。

催眠に関しては、本来、意識の構成には清明度、広がり、質的の三つの要素が存在する。
このうち広がりを低下、即ち、意識の狭窄を誘発させるのが催眠能力である。
中には、これ以上に踏み込んで、催眠状態を思いのままに操れるヒュプノシストも存在するが（勇太郎の【ラディカルドリーマー】など）理奈に可能なのは、意識狭搾を起こさせる基本的能力のみである。
これにより、対象者は、外界からの刺激や他の概念が意識から締め出され、一つの事象が意識を占領することによって暗示のままに動かされる。或いは、この暗示によって様々な幻覚が作り出されてくる。
ただし、催眠状態とは、変性意識状態を表し、この状態では、催眠に掛かった者が自身にとって強い至福感を伴った幻覚を見るように精神構造的に決まっており、内容を操作できない理奈には、これ以外の幻覚を見せることはできない。
また、至福状態を利用して、単純命令を実行させることはできるが、これらは、静香の魅了の瞳よりも更に応用性が低く、ここから立ち去れ、先ほどのことは忘れろなどの催眠術めいた単純な命令しか実行できない。よって、戦えなどのある種高度な動きを要求する命令は実行されない。
催眠能力を発動するには、相手と視線を合わせる必要があり、理奈の場合は近づくほど効果が顕著になる。（彼女の催眠能力は、そもそも、それほど高くはないが）
もっとも近い距離では、相手の顔に自分の顔を限界まで近づけて、直接瞳を覗き込むことで、より強力にかけることができる。

念力に関しては、物体を動かす力として、理奈が持つ能力の中では、物理的にもっとも強力な力である。
唯一応用の利く能力でもあり、物質に関しては生物、無生物の区別なく使用が可能である。
しかし、能力としては、衝撃波などの類ではなく、眼に見えない第三の手と呼べるものである（正確に手の形をしてわけではないが、動きは類似している）らしく、有効射程は五十メートル前後、仮に腕と呼称して、伸ばせる数は二十三本である。
ただし、掴む力などは、それほど強くないらしく、一本一本によく鍛えられた兵士程度の力はあるようだが、それでも人間の限界を超える類の力は宿っていない。

アポーツとは、自分以外の物体を瞬間移動させて、自分の方向へ引き付ける能力の総称である。
理奈のアポーツは、無生物のみに有効な能力であり、跳躍距離は、視界に映る範囲に限定され、大きさに制限はないが、重量限界は十二キロであるため、実質十二キロ以内の重さで大きさも制限されるだろう。

理奈が使用するテレポートの最大跳躍飛距離は、十四メートルであるが、彼女が持つ能力の中では、もっとも消費が激しい能力であるらく、最長距離での連続移動は、理奈自身も控えている。
しかし、彼女の精神力は、他の能力者に比べても鍛え抜かれており、最大距離でも、五連続跳躍程度なら問題ないという。

理奈は、自己の精神力の強靱さも然ることながら、他者の精神の穴を縫うような細やかな使用を得意としており、本来ならば、同系統に対しては強い耐性を持つであろうそれぞれの能力者が、気を抜くと飲まれてしまうほど器用な扱いができる。
以前に、同区画に在住する勇太郎が、半ば一方的の遊び半分でからんできた際に、勇太郎と同系統である催眠を用いて、瞳を覗き込み、意識を狭搾して余裕の戦線離脱を果たしたことがあったのだが、そのときは、自分の方が能力的に強力であるにも関わらず、逃げられたという事実を流石の勇太郎も役者が違うと苦笑したほどである。
理奈の能力値は、一点特化され、応用力などがある他のサイキッカーに比べ、個々の性能は高くないが、それらを精神力の集中や巧みな操作によって扱う技術は、学園トップクラスである。