IDdata | |
Name | 銀鈴 観凪(ぎんれい みなぎ) |
Alias | 【フォリアラビリンス(常軌を逸した迷宮)】 |
Class | ワーカー&ミスティック |
Rank | インペラトル++&インペラトル++ |
Money | 31,77,585,903,610W¢ |
Point | 4283671600pt |
Ranking | 3/6473226 |
OOPARTS | |
Link | 銀鈴探偵事務所所属 |
Age | 20 |
学年 | 四六年度入学 予科程一年修了 本科九年目 |
職業 | 厄介事請負業 |
人種 | 純日系 |
所在地 | ノースヤード 銀鈴探偵事務所 |
連帯保証人 | 大神 魔牡 |
PROFILE
ABILITY
【ジュトゥヴ(お前が欲しい)】
鏡に映った存在を破砕、或いは捕縛する究極妙技である。
弱点がほとんど存在しない世界屈指の能力だ。
制約として、他の鏡面存在に映り込んだものを自身の鏡で映してはならないというものがある。
例えば、店のウィンドウに映った対象者や対象物、単純に鏡のように反射する物体に映り込んだ対象物など、反射したものを映してはいけない。
それを行なうと、大量のオドが観凪自身から抜け落ちる。この大量オド消費を三度繰り返すと、驚異のオド領域を有する観凪であっても枯渇は免れないという。
学園屈指のオドを有する観凪ですら、自身の能力失敗には三度で枯渇する。彼の能力が、それほど強大だという裏返しでもある。
鏡に映った存在を破砕、或いは捕縛する究極妙技である。
弱点がほとんど存在しない世界屈指の能力だ。
制約として、他の鏡面存在に映り込んだものを自身の鏡で映してはならないというものがある。
例えば、店のウィンドウに映った対象者や対象物、単純に鏡のように反射する物体に映り込んだ対象物など、反射したものを映してはいけない。
それを行なうと、大量のオドが観凪自身から抜け落ちる。この大量オド消費を三度繰り返すと、驚異のオド領域を有する観凪であっても枯渇は免れないという。
学園屈指のオドを有する観凪ですら、自身の能力失敗には三度で枯渇する。彼の能力が、それほど強大だという裏返しでもある。
捕縛する場合は、映り込んだ瞬間、鏡を水平にすることで発動し、現実に存在した対象物は鏡に吸い込まれるようにして消滅する。
この際、対象物の全体像が、完全に映りこんでいないと捕縛はできず、水平にしても効果が発揮されない。
捕縛した場合は、水平にしたままの状態で鏡面にカバーを被せることで封印は完了する。一度カバーを被せてしまうと、鏡を水平にしていようとどうしていようと、カバーを外した瞬間に中身は解放される。
この際、対象物の全体像が、完全に映りこんでいないと捕縛はできず、水平にしても効果が発揮されない。
捕縛した場合は、水平にしたままの状態で鏡面にカバーを被せることで封印は完了する。一度カバーを被せてしまうと、鏡を水平にしていようとどうしていようと、カバーを外した瞬間に中身は解放される。
相手を破壊する場合は、映り込んだ瞬間に鏡を砕くことで発動し、捕縛と異なって、対象物の全体が映っていなくても効果を発揮する。
腕だけ、足だけを映し、部分破壊にも使用できる優れた能力だ。
腕だけ、足だけを映し、部分破壊にも使用できる優れた能力だ。
もしも、複数の物体が映り込んだ場合は、任意で選別して一つだけに効果を及ぼせる。
例えば、鏡の中央にベンチ、隣にゴミ箱、後ろに街灯などが映りこんだ場合、任意にどれか一つに効果を及ぼせるのだ。ただし、思考有余は一秒前後であるため、鏡を翳す瞬間に前以て決めておく必要があるだろう。
一秒の猶予を過ぎるても、対象物の選択が行なわれていないときは、鏡を水平、或いは破壊しても効果は発揮されない。
また、先述で注意した制約についてだが、鏡の性質を備えた存在に映りこんだモノを狙って自身の鏡に映しこんだ場合は、制約の対象となってオドを失うが、鏡の性質を備えた存在自体を対象として、自身の鏡を向けたのならば、制約は反応せず、確実に対象とした鏡の性質を持つ物質が破壊される。
例えば、鏡の中央にベンチ、隣にゴミ箱、後ろに街灯などが映りこんだ場合、任意にどれか一つに効果を及ぼせるのだ。ただし、思考有余は一秒前後であるため、鏡を翳す瞬間に前以て決めておく必要があるだろう。
一秒の猶予を過ぎるても、対象物の選択が行なわれていないときは、鏡を水平、或いは破壊しても効果は発揮されない。
また、先述で注意した制約についてだが、鏡の性質を備えた存在に映りこんだモノを狙って自身の鏡に映しこんだ場合は、制約の対象となってオドを失うが、鏡の性質を備えた存在自体を対象として、自身の鏡を向けたのならば、制約は反応せず、確実に対象とした鏡の性質を持つ物質が破壊される。
もっとも基本的な制約として、【ジュトゥヴ】を使用する際は、手に持っている鏡でないと発動できない。
相手の後方にあらかじめ設置しておいた鏡で発動などの遠隔操作は不可能である。
相手の後方にあらかじめ設置しておいた鏡で発動などの遠隔操作は不可能である。
破壊する場合は、鏡を握力で握り潰すように行なうため、観凪は、特殊素材の革風手袋を常に装備している。
使用する鏡自体は、簡単に破砕できなければならないため、百W¢均一で購入した安物であるらしい。
使用する鏡自体は、簡単に破砕できなければならないため、百W¢均一で購入した安物であるらしい。
【アルフライラワライラ(千夜一夜)】
〝究極のフレームストーリー〟が実現された鏡の世界を構築する銀鈴観凪の究極能力である。
合わせ鏡に映り込んだ対象者を鏡の世界へ誘う空間系の能力であり、その効果は、決して催眠術の類ではない。
投擲して使う場合も多いため、壊れ難い素材を考慮して、【アラフライラワライラ】の場合は、【ジュトゥヴ】とは異なり、チタン製の板に銀を蒸着させた高硬度の鏡を使用する。
〝究極のフレームストーリー〟が実現された鏡の世界を構築する銀鈴観凪の究極能力である。
合わせ鏡に映り込んだ対象者を鏡の世界へ誘う空間系の能力であり、その効果は、決して催眠術の類ではない。
投擲して使う場合も多いため、壊れ難い素材を考慮して、【アラフライラワライラ】の場合は、【ジュトゥヴ】とは異なり、チタン製の板に銀を蒸着させた高硬度の鏡を使用する。
一度取り込んでしまったら、次を取り込むのに以前の分を解放する必要がある。
人数制限はないが、一度目に映り込んだ対象以外を入れる場合は、上記のとおり、前回の分を解放しなくてはならない。
人数制限はないが、一度目に映り込んだ対象以外を入れる場合は、上記のとおり、前回の分を解放しなくてはならない。
観凪が創りだした鏡の世界は現実と大差がない。
取り込まれた者は、先ほどまで観凪と対峙していたであろう記憶と合わせて前後数時間を失い、観凪の存在は完全に忘却される。
そして、鏡の虚構世界で問題なく暮らし始める。虚構世界のシナリオや世界観は、すべて取り込まれた者の感覚が決定する。観凪に決定権はない。
一日が終わって眠りに付くと、翌日、また同じ一日が始まり、これを無限に繰り返す。しかし、それでも取り込まれた者が異常を察知することはない。
また、取り込まれた者が、虚構世界で眠って夢を見た場合、その登場人物と強制的に入れ替わり、また世界が再構成されて繰り返される。
この場合も、世界観やシナリオは、取り込まれた者が見た夢の人物の来歴を踏襲し、観凪に決定権はない。
また、取り込まれた者が、虚構世界の会話の中で語った思い入れの強い人間と強制的に入れ替わり、また世界が再構成されて繰り返される。
例としては、取り込まれた者が自分の父親の話をしたとする。その思い入れが強ければ、気付くことなく自分は父親へと変ずる。更に、その父親が父親(祖父)の話をすれば、父親の父親に成り代わり、世界が再構築される。
取り込まれた者は、上記の三つのうち、必ずどれか一つが再構築条件として選択された虚構世界へ取り込まれる。
選択の手法は、取り込まれた者が最初に行なった行動により変化する。観凪に決定権はない。
つまり、最初に夢を見ず、思い入れのある人物の話もしなかった。最初に眠って夢を見た。最初に思い入れのある人の話をした。このいずれかを選択することによって、虚構世界の条件は設定される。
取り込まれたら、原則的には死んでも出られない。
ただし、先述のとおり、新たに取り込むために以前のモノを解放する。観凪自身が解放したいと思う。そして、【アルフライラワライラ】を持続していられないほどに、オドが枯渇した状態になるという三つのうちどれかが起これば、解放されることは可能である。
ただし、この能力、発動時の燃費は凄まじく悪いが、一度発動してしまうと、後の燃費は一切かからない。
そのため、観凪が致命傷を負うなどして、能力維持が危うくならない限り、解除されることはない。
唯一の不利な点は、発動の燃費が極端に悪いので、一日二回が限度の能力であるということだ。
正確には、八回使うことができるが、翌日の回復率を全快に保つためには、一日二回が限度であり、それ以上使用した場合は、一日休んでも全快することがない。
取り込まれた者にとっての唯一の救いは、虚構世界は取り込まれた者の感覚に左右されて構築されるため、取り込まれた者にとって不利になることが少ない。
つまり、時間さえかければ、死なずに出てこれるということだ。観凪とて、いつまでも同じ対象を閉じ込めておけるほど容量的にも暇ではないだろうという考えから編み出された後ろ向きな解決策である。
ただし、虚構世界内で命を落とした場合は、限りなくリアルな空間であるため、当然にして死んでしまう。
解放された者たちは、虚構世界で忘れていた観凪との戦闘や観凪自身のことを解放と同時に思い出す。
取り込まれた者は、先ほどまで観凪と対峙していたであろう記憶と合わせて前後数時間を失い、観凪の存在は完全に忘却される。
そして、鏡の虚構世界で問題なく暮らし始める。虚構世界のシナリオや世界観は、すべて取り込まれた者の感覚が決定する。観凪に決定権はない。
一日が終わって眠りに付くと、翌日、また同じ一日が始まり、これを無限に繰り返す。しかし、それでも取り込まれた者が異常を察知することはない。
また、取り込まれた者が、虚構世界で眠って夢を見た場合、その登場人物と強制的に入れ替わり、また世界が再構成されて繰り返される。
この場合も、世界観やシナリオは、取り込まれた者が見た夢の人物の来歴を踏襲し、観凪に決定権はない。
また、取り込まれた者が、虚構世界の会話の中で語った思い入れの強い人間と強制的に入れ替わり、また世界が再構成されて繰り返される。
例としては、取り込まれた者が自分の父親の話をしたとする。その思い入れが強ければ、気付くことなく自分は父親へと変ずる。更に、その父親が父親(祖父)の話をすれば、父親の父親に成り代わり、世界が再構築される。
取り込まれた者は、上記の三つのうち、必ずどれか一つが再構築条件として選択された虚構世界へ取り込まれる。
選択の手法は、取り込まれた者が最初に行なった行動により変化する。観凪に決定権はない。
つまり、最初に夢を見ず、思い入れのある人物の話もしなかった。最初に眠って夢を見た。最初に思い入れのある人の話をした。このいずれかを選択することによって、虚構世界の条件は設定される。
取り込まれたら、原則的には死んでも出られない。
ただし、先述のとおり、新たに取り込むために以前のモノを解放する。観凪自身が解放したいと思う。そして、【アルフライラワライラ】を持続していられないほどに、オドが枯渇した状態になるという三つのうちどれかが起これば、解放されることは可能である。
ただし、この能力、発動時の燃費は凄まじく悪いが、一度発動してしまうと、後の燃費は一切かからない。
そのため、観凪が致命傷を負うなどして、能力維持が危うくならない限り、解除されることはない。
唯一の不利な点は、発動の燃費が極端に悪いので、一日二回が限度の能力であるということだ。
正確には、八回使うことができるが、翌日の回復率を全快に保つためには、一日二回が限度であり、それ以上使用した場合は、一日休んでも全快することがない。
取り込まれた者にとっての唯一の救いは、虚構世界は取り込まれた者の感覚に左右されて構築されるため、取り込まれた者にとって不利になることが少ない。
つまり、時間さえかければ、死なずに出てこれるということだ。観凪とて、いつまでも同じ対象を閉じ込めておけるほど容量的にも暇ではないだろうという考えから編み出された後ろ向きな解決策である。
ただし、虚構世界内で命を落とした場合は、限りなくリアルな空間であるため、当然にして死んでしまう。
解放された者たちは、虚構世界で忘れていた観凪との戦闘や観凪自身のことを解放と同時に思い出す。
それ以外に、理論的に唯一可能な脱出方法が一つ存在する。
合わせ鏡は無限に続いていると評される事もあるが、これは厳密には不正確な表現であり、現実には、有限個の像しか鏡には映らない。
まず、鏡の銀メッキは完全ではないので、100%の反射能を実現できない。また、光は真空以外の媒質の中を移動すると散乱してしまうので、光線の通り道はどんどんずれてしまう。
仮に理想的な(100%の反射能を備えた鏡を完全な真空中に向き合わせる)条件を用意できたとしても、光が空間を進む速さは有限の速度(真空中でも秒速299,792,458m)なので、無限個の像を作り出すには無限回の反射が不可欠であり、無限回の反射には無限の時間が必要となるため、合わせ鏡で〝無限〟を実現するのは永遠に不可能となる。
つまり、もう一つの脱出法とは、光より速い速度で虚構世界を駆け抜けるということである。
もっとも、こんな行為は不可能だろうが、しかし、この理屈を理解して、唯一の脱出を果たした者が、かつて学園都市に一人だけ存在した。
その人物こそが、無限に加速を続けるタキオンの行使者たる雨月幽那である。
しかし、彼女以外が、地力で【アラフライラワライラ】の世界から脱出したことは、未だかつて一度もない。
合わせ鏡は無限に続いていると評される事もあるが、これは厳密には不正確な表現であり、現実には、有限個の像しか鏡には映らない。
まず、鏡の銀メッキは完全ではないので、100%の反射能を実現できない。また、光は真空以外の媒質の中を移動すると散乱してしまうので、光線の通り道はどんどんずれてしまう。
仮に理想的な(100%の反射能を備えた鏡を完全な真空中に向き合わせる)条件を用意できたとしても、光が空間を進む速さは有限の速度(真空中でも秒速299,792,458m)なので、無限個の像を作り出すには無限回の反射が不可欠であり、無限回の反射には無限の時間が必要となるため、合わせ鏡で〝無限〟を実現するのは永遠に不可能となる。
つまり、もう一つの脱出法とは、光より速い速度で虚構世界を駆け抜けるということである。
もっとも、こんな行為は不可能だろうが、しかし、この理屈を理解して、唯一の脱出を果たした者が、かつて学園都市に一人だけ存在した。
その人物こそが、無限に加速を続けるタキオンの行使者たる雨月幽那である。
しかし、彼女以外が、地力で【アラフライラワライラ】の世界から脱出したことは、未だかつて一度もない。

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