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魔法戦争60

最終更新:2018年01月21日 01:18

jelly

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Chapter60「フリード遠征6:まじかよ。勇者、女体化する」



 どうしてこうなった……。

 まずここまでのあらすじだ。
 トロウの支配するバルハラ城へと潜入するために、なぜか俺がフレイヤ王女に成りすまして突入することになってしまった。

 フレイヤ王女の洗脳が解けたことをトロウはまだ知らない。
 その事実を知られないために、トロウの召集に応じてバルハラ城へと向かうことになったのだが、そんな危険なところに王女を向かわせるわけにはいかない。
 そこで誰かが魔法でフレイヤ王女に化けて身代わりになることになったのであるが……

 なんで俺!?

 俺だけ魔力がまったくのゼロなので、助言のためにフレイヤ王女の意識を憑依させれば、魔力の強さは完全にフレイヤ王女のものと一致して疑われないというが。
 いやいやいやいや、もっと他に適任のやついただろ。自分の魔力を抑える術とか絶対あるって。

 しかし、どういうわけか満場一致でフレイヤ役は俺に決まってしまった。

 今フレイヤ王女がこちらに手をかざしてなにやら呪文を唱えている。
 フレイヤ王女は物体を変化させたり、生物を変身させたりする変性魔法に優れている。自らの手で他人を自分に変身させるというのはどういう気分なのだろうか。

 詠唱が終わると、フレイヤ王女の手から淡く柔らかな光が放たれて俺の全身を包み込んでいく。
 眩しくて何も見えない。しかし身体中がくすぐったいような感じがする。

 次第に身体がどんどん重くなり始めた。
 いや、違う。身に着けている鎧が重く感じられ始めたのだ。

 だ、だめだ。重い……立っていられない。
 今までこんなに重いものをどうやって身に着けていたのかと思うほどに、鎧は重量を増していく。
 実際には自分の力が落ちているのだろう。女体化によって筋力が落ちていっているに違いない。なんてこった、せっかく鍛え上げてきた自慢の筋肉なのに。
 ああ、だめだ。もうこれ以上は限界だ。

 眩しい光の中では自分の手のひらさえも見えなかったが、手探りでなんとか身体に手を回して重くなりすぎてしまった鎧を外していく。
 鎧はがらんと音を立てて、眩しさの中に見えない足元へと落ちた。

 そのまま手探りで自分の身体になんとなく触れてみる。と、たしかに腕が細くなっていることが手触りからわかった。逞しかった二の腕の筋肉は、ずいぶん小さく貧弱なものになってしまったようだ。

 そこから胴体に手を回す。と、腹筋はそれほど衰えていないらしい。そこは安心した。だが腰周りは以前よりもずっと細く変わっている。そのためか、ベルトが緩んでズボンがずり落ちてしまった。
 慌てて屈んで引き上げようと思ったが、何かが邪魔をして少しうつむき辛い。それに少し重い。おかしい。鎧はすべて外したはずなのだが。
 そう思ってその重さを感じた胸元に手をやる。と――

 あ、やわらかい……。

 これはもしかするとアレなのか。
 女性特有の、全世界の男性あこがれの、アレなのか。
 再び胸元に手をやると、硬すぎず軟らかすぎず、しっかりとした弾力のアレがまさにそこにあった。しかもそれは次第に大きさと重さを増しているのだ。

 こんどは服がきつくなって息苦しくなってきた。
 いかん。このままでは窒息してしまう。
 そこでやむなく……当然やむなくだぞ。上半身の服を脱ぎ捨てた。

 ちょうどそのタイミングでようやく魔法が完了したらしく、周囲を覆っていた眩しい光は消えた。
 それによって、フレイヤ王女と化した俺の裸体が顕わになり、周囲は光の代わりに様々な叫び声に包み込まれた。

「ちょ、ちょっと! なんで服まで脱いでるのよ!? は、早く誰か着るものをもってきて。なんでもいいから……急いで!!」

 真っ赤になって一番慌てているのはフレイヤ王女本人だ。

「おーっ! すっげ。まじでフレイヤ様だ。フリードの面影ひとつないっすねぇ」
「こらセッテ。あまりそんなじろじろと見るものじゃない……」

 セッテはフレイヤ王女の(つまりは俺の)裸体よりも、女体化の魔法そのものに強い興味を示して興奮している様子。一方オットーは真顔で鼻血を垂らしていた。

「うははははは!! 裸だ! フレイヤ様の裸だぁぁぁーっ! わ、私はもう死んでもいい……。我が人生に悔いなし……ふへ。ふへははは……」
「ふむ、さすがはフレイヤ様の魔法だ。あのフリードがどこを見ても完璧にフレイヤ様そのものではないか。やはり我らが隊長は最高だな」
「お姉様が二人! やだー。どっちに甘えたらいいか、あたし困っちゃうな~」

 奇声を発しながらヒルデはぶっ倒れ、何があっても冷静なレギン、そしてミストは中身が俺でも気にならないらしい。前から思っていたが、こいつらも全員ちょっと普通じゃないところがあるよな。

「あらやだぁ!! ちょっともう、これ完璧すぎじゃない! これで中身があのフリードちゃんってところが最高に良いわッ!! ああ、ぬいぐるみ化したい!!」
『ニヒヒヒ! ねえねえ今どんな気持ち? 自分の身体が女体化しちゃうってどんな感じ? やっぱりエッチな気分になっちゃうのかな。最初はちょっと抵抗感あったみたいだけど、実際なってみてそこんとこどうなの。絶対もう胸とか触ってみたでしょ。けっこう癖になっちゃうんじゃないの~? ねえねえ、ねえってば』

 こっちもこっちでまた奇妙な声を上げている。この変態どもめ。

「フレイ。お主は他のやつらと違ってずいぶんと落ち着いておるようじゃが」
「ああうん……。毎日ゲルダを見てたせいか、なんか慣れちゃって……」
「ふむ。もはや竜人に慣れてしまいニンゲン如きでは発情できぬ、というわけか」
「そ、そうは言ってない!」

 フレイはフレイで、何か変な領域に片足を突っ込んでいるらしい。

 ともあれ周囲がこの騒ぎようなので、かえって俺は冷静になってきた。
 改めて自分の身体をしげしげと眺めると、骨格が変わったのか身体全体が丸みを帯びている。鍛え上げた筋肉も減少し、日に焼けていた肌は白く透き通ったものになっている。
 脚からは無粋なすね毛が消え、まるでモデルのようなすらっとした健康的な美脚が雲の大地に向かってまっすぐに伸びている。
 身体はすごく軽くなっているが、対照的に胸はずっしりと重い。
 自分の身体とはわかっているとはいえ、少し気分が高揚してきた。
 しかし股間はすっきりしているので、興奮の塔がそそり立って醜態を周囲に晒すような心配はなかった。

「魔法とはわかっていても……やっぱすげえモンだな、これは……」

 声も高くなり、フレイヤ王女そっくりに変わっている。
 そしてなんとなく大きな胸へと手を伸ばす。
 ああ、やっぱ軟らかいんだなぁ。しかし重さもなかなかだ。女っていうのは、こんな重いものをいつも身に着けているのか?

「触るなっ!! いいから早くこれに着替えて!」

 そのとき怒鳴り声とともに布切れが飛んできて、俺の顔に覆いかぶさった。
 手にとってよく見ると、それはフレイヤ王女が身につけていたドレスと同じものが一式と、それからこれは……こ、これはッ!?

「あ、あのー、王女さま。これはもしや女性用の下着なのでは」
「いくらなんでも下着もなしにドレス一枚だけ着るわけにはいかないでしょう」
「よろしいんですか! はっ、まさかこれは王女さまの使用済み……」
「もう! 余計なことを考えないで!! しかたないでしょう。トロウや城の者たちに下着も身に着けないようなふしだらな女だと思われても私が困るし、これはしかたがないこと……そう、やむをえないことなんだから……っ」
「あの、フレイヤ王女。別に無理をなさらなくても、どうせ下着なんて見えないんだし、俺は自分のやつでかまいませんよ」
「あなたがかまわなくても私が困るのよ! フレイヤ王女が男性用の下着を身に着けていたなんてもし周囲に知れたら、恥ずかしすぎてもう生きていけないわ!!」
「はぁ。そういうことならありがたく頂戴しますんで」
「あげるなんて言ってないから!! でも気持ち悪いから、返してくれなくても結構よ。というか絶対に処分しなさい! これは王女としての命令よ。私物化なんてしたら絶対に許さないわ。もし命令を破ったらそのときは、魔法で豚にかえてステーキにして食べてやるんだから、覚悟しておくことね!!」

 おーこわ。普段大人しいフレイヤ王女の新たな一面を見た気がする。
 これはフィアンセのオットーもさぞ驚いたことだろう、とオットーのほうを見ると、意外にも彼は真顔だった。あまりの衝撃に思考が停止してしまったか。


 しばらく経って、やがて場は落ち着きを取り戻した。
 フレイヤ王女から渡された服に着替えた俺は、黙って並んでいればどちらが本物なのか見分けがまったくつかないほどにフレイヤ王女そのものになった。

「オホン。取り乱して見苦しいところをお見せしてしまいましたね。ともあれ、これで準備の第一段階は終了しました。次は私の意識をフリードの憑依させます。ではプラッシュ……よろしくお願いします」
「任せてちょうだい。と言っても、やるのはシャノなんだけれどね」
『ニヒヒ。自分で言うのもナンだけれど、ミーは精神操作のスペシャリストだからね! だからああしてこうして、ちょちょいのちょいで……ハイッ』

 すると突然、隣に立っていたフレイヤ王女(本物)の身体が力なくふらりと傾いた。それをプラッシュが静かに抱えて受け止める。
 とくに光が舞ったり魔方陣が現れたりするようなこともなく、傍目にはまるで何も起こっていないかのように見えた。

 だがシャノワールが何かを行ったその瞬間から、俺は精神内に違和感を覚えるようになった。
 たしかに自分の意識の上であるのに、そこに自分ではない別の何か確かにいるという謎の確信。まるで誰かに心の内を覗かれているような奇妙な落ち着きの無さ。これは……

(私よ)

「うわっ!?」

 耳元で囁くような声が聴こえた。

「誰か何か言ったか?」
(私が話しかけているのよ、フリード。私はフレイヤ……の精神体ね)
「フレイヤ王女……? つまりこれが意識を憑依させるってことなのか」
(ええ。今、私とあなたはひとつの肉体を共有している状態。だから私の声は基本的にあなたにしか聞こえないし、いちいち口に出さなくてもあなたは私と会話することができる)

 なるほど、こういう感じにか。

(そうそう。思ったより飲み込みがいいわね。これならいつでもあなたに助言を出すことができるし、トロウに気付かれる心配もないはずよ)

 ふむ。これはなかなか変な感覚だ。フレイヤ王女の言葉が聞こえてくるのと同時に、俺の脳内には様々なイメージが映像となって浮かんでくる。
 どうやらひとつの身体を共有していることで、言葉以外にもフレイヤ王女の考えているイメージが直接そのまま俺の脳内に伝わってくるようになっているらしい。

(そういうことよ。だからさっきも忠告したけど、余計なことは考えないで。もし私の身体を使って変な気を起こしたら、私にはすぐにわかるってことを絶対に忘れないことね。さもないとどうなるかは……さっき話したでしょう?)

 これがフレイヤ王女の本性なのか。表向きは大人しく淑女のような雰囲気を見せているが、中身は意外と執念深いというか……怖い。精神が同居している今の状態だからこそ、俺にはわかる。

(全部聞こえてるわよ。いいから、早く出発しなさい。遊びのために私はこの魔法を使ったわけじゃないんだから。ほら、今はあなたがフレイヤ王女なのよ。だからあなたが号令を出さないと始まらないわ)

 やれやれ、せっかちなお姫さんだ。
 しかしあとで豚に変えられても困るので、俺はフレイヤに代わって作戦開始の号令をかけた。

「それじゃあ行くぜ、バルハラ城潜入作戦!(ちょっと、私はそんな口調じゃないわよ)とりあえずヴァルキュリアの面々はついてくるんだよな。(聞いてるの? 私の身体で下品な言葉遣いはやめなさい)うるさいな。今は俺がしゃべってるんだぜ。お姫さんは少し黙っててもらえないか」

 繰り返すがフレイヤの言葉は俺以外には聞こえていない。周囲の目には、突然一人で文句を言い始めた俺がそれは奇妙に見えたことだろう。

「あの、フレイヤ様……いや、フリード……ええっと、私はあなたをなんと呼べばいいんだ」
「フリードでいいぜ(もちろんフレイヤ様よ)」
「ではフリード」
「(そう、あなたはステーキになりたいのね)や、やっぱりフレイヤと呼んで欲しいな。トロウの前でうっかりボロを出すといけないからな!」
「……? わかった。ではフレイヤ様。向かうのは我々だけにしたほうが良いかと思います。フレイ王子たちはトロウに顔を知られているので、まず同行するのは作戦上不可能です。顔を知られていないプラッシュたちも、魔力が強すぎるために隠れてもすぐに見つかってしまいます。不用意に彼女たちを連れて行っても、かえって怪しまれるもとになるだけではないかと」

 ヒルデの言うことももっともだ。
 ヴァルキュリアの面々はフレイヤの部下として動いているとトロウに認識されているので怪しまれることはないし、少人数のほうが何かあったときに逃げやすい。
 彼女たちが天馬に乗っているのも、撤退する場合にはなにかと便利だろう。

「それじゃあ、行くのは俺とヒルデ、レギン、ミストの三人で決まりだな。ところで三人には天馬があるけど俺はどうやって行けばいい? ヒルディスヴィーニの動かし方なんて俺にはわからないぜ」

 するとプラッシュが心配には及ばないと答えた。

「だって今のあなたにはフレイヤちゃんがついているじゃないの」

 続くように脳内に声が響いてくる。

(そういうこと。精神だけになっても魔法は使えるわよ)

 フレイヤの説明によると、魔法は肉体的な特性によって使えるようになるものではないので、フレイヤの姿になったところで俺は魔法を使えるようにはならない。 しかし魔力とは精神に宿るものなので、俺に憑依したフレイヤの精神は魔法を使うことができる。

(一方で肉体的な特徴によってできることなら、姿を変えることで可能になる。例えばこういうふうにね)

 脳内に呪文の詠唱が響く。

 すると俺の、つまりはフレイヤの手が徐々に白い鱗にびっしりと覆われていく。
 鱗はやがて腕へ、そして肩へと身体を侵食していき、全身がすっかり鱗に覆われた頃には、骨格が変化して前屈みの体形になっており、首も長く伸びていた。
 視界の先には、どんどん突き出ていく自分の鼻先が見えている。

 おいおい、こんどはなんなんだ。
 女体化だけでも精神的にけっこうきてるっていうのに、まだあるっていうのか。

 いつの間にか手の指は四本になっていて、指先には鋭い鉤爪が並んでいる。
 背筋にぞくぞくとした悪寒が走ったかと思うと、まるで背骨が引き抜かれるかのような、腰が抜けそうな気色の悪い感覚に襲われた。
 そのままずるずると臀部へと伸びていくその感覚は、純白の太く長い竜の尾が生えてくることによって生じたものだ。

 最後に背中からはバサッと音を立てて、大きな二対の翼が姿を現す。
 これはまさしく以前テルマの島で俺が見た、フレイヤが変身したあの白竜の姿だった。

(さあ、これで空が飛べるでしょう? バルハラ城に着いたら戻してあげるから、ヒルデたちを連れてさっそく出発しなさい)

 いきなり女体化させられたと思ったら、休む間もなく竜にされるなんて。
 あまりにも未知なる経験をしすぎて、すでに俺の脳はパンク寸前だった。

 これはさすがにトラウマになっちまうぜ。
 やれやれ、まったく人使いの荒いお姫さんだ。

 俺は竜になって空を飛んだ経験など当然なかったが、本能的なものがはたらいたのか、なぜか自然に空の飛び方は理解できた。
 翼を適当に羽ばたかせてみると、ふわりと軽やかに身体が浮かぶ。

「それじゃあ行ってくるぜ」
「武運を祈る。姉上の命運がかかっているんだ。よろしく頼むよ」

 フレイはフレイヤの本性を知らないのだろうか。なんとなくだが、フレイヤなら本人をそのまま行かせていても大丈夫だったんじゃないかと、今ならそう思う。

 しかしフレイヤからの強い殺気を感じたので、俺はただ「任せろ」とだけ返事をすると、すぐにヴァルキュリアたちを率いてバルハラ城のある大樹ユグドラシルへと向かうのだった。


Chapter60 END

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