痛恨打
(画像準備中)
>幾年の時を経て改良を重ねられてきたXB用バット
強い思いを込めて振るえば
必ず答えてくれるだろう
必ず答えてくれるだろう
レアリティ:☆
効果詳細
効果発動テンションフェーズEx
効果対象:パーティ全員
効果対象:パーティ全員
Lv.1、増幅(凸)段階1時点
アルティメットダメージ倍率を3.33%増加する。
アルティメットダメージ倍率を3.33%増加する。
Lv.50、増幅(凸)段階5時点
アルティメットダメージ倍率を18.5%増加する。
アルティメットダメージ倍率を18.5%増加する。
ストーリー
XBバット
『エニグマ』と仮称された粒子が発するエネルギーは極めて不安定で、実用には耐えないものだった。
この研究に傾倒していた、とある科学者は『エニグマのエネルギーそのものの安定化ではなく、エネルギーの発生率を安定化させる』方法であれば、エニグマを有効活用できるのではないかと考えた。
この研究に傾倒していた、とある科学者は『エニグマのエネルギーそのものの安定化ではなく、エネルギーの発生率を安定化させる』方法であれば、エニグマを有効活用できるのではないかと考えた。
ではどんな道具なら、エネルギーの発生とその恩恵を最大化できるのか?
家電から乗り物まで…多種多様な試作品はどれも物言わぬガラクタであり、期待する反応を見せることはついぞなかった。
研究に没頭しすぎて家族にも見捨てられ、明日の食費もままならぬほどおいつめられた科学者は、自暴自棄のあまり怒りに身をまかせ、試作装置を組み込んだ金属バットを床に叩きつける。
その瞬間…バットは轟音とともに床を粉砕し、崩れ落ちた瓦礫が階下を滅茶苦茶にしていった。
家電から乗り物まで…多種多様な試作品はどれも物言わぬガラクタであり、期待する反応を見せることはついぞなかった。
研究に没頭しすぎて家族にも見捨てられ、明日の食費もままならぬほどおいつめられた科学者は、自暴自棄のあまり怒りに身をまかせ、試作装置を組み込んだ金属バットを床に叩きつける。
その瞬間…バットは轟音とともに床を粉砕し、崩れ落ちた瓦礫が階下を滅茶苦茶にしていった。
彼は何度も再現を試みつつ、様々な考察を巡らせた。
エニグマとは『何か』をエネルギーに転ずる「触媒」なのではないか。
そしてその『何か』とは、激情と呼ぶような、強い感情なのではないか…?
エニグマとは『何か』をエネルギーに転ずる「触媒」なのではないか。
そしてその『何か』とは、激情と呼ぶような、強い感情なのではないか…?
あまりにも突飛な推論が頭をよぎる。もしそうだとしたら、これは現代の科学で太刀打ちできる問題ではない。
無力感に執念を飲み込まれ、意欲を失った彼は、研究成果を放棄してネオトーキョーから姿を消す。
鳳家の調査員が無人の研究所から試作品を見つけるのは、その少し後のことだった。
無力感に執念を飲み込まれ、意欲を失った彼は、研究成果を放棄してネオトーキョーから姿を消す。
鳳家の調査員が無人の研究所から試作品を見つけるのは、その少し後のことだった。
──棄てられた研究