Starry-eyed Domains -the lonely island- > 世界観

レヴリー(reverie)島

 大きさは東京23区程度の島。この世界唯一の島とされており、3年に1回 フロンティア祭という島民総出で海上に出て新大陸を探す祭りが行われているが、未だかつて他の島を発見した事はない。東側と南側に教会から結界が張られており、結界内にはモンスターが侵入できないようになっている。
 海に囲まれているが、海流の関係から周囲の海洋資源がさほど豊富ではなく、漁業は遠洋に出ることを強いられている。そのため、農業の他に、食糧確保政策として、王家が狩猟を推奨している。禁域内の環境は多様であり、食用に適したモンスターが生息しているためである。そのため、聖職者や城の兵士なども狩猟隊を編成し、禁域で狩猟を行うことは珍しくない。
 レヴリー島は"夢想"の名を冠する通り、肥沃な土地であり気候も穏やかである。そのため古来から、レヴリー島は神に最も近いとれており、何もない大洋にレヴリー島を生み出したとされているイルニムという神を信仰する宗教、イルニム・カンバスが島内に存在する。
 またレヴリー島の住民は、突如行方不明になることがある。これは老若男女や時期を問わず度々発生する。これはレヴリー島が、イルニム神が住民を選定する場であるからであると考えられており、この神隠しに遭うことが"神の世界へ招待"と島(およびイルニム・カンバス)では解釈されている。近年になって、この神隠しを利用した誘拐犯罪などが発生し、王家もイルニム・カンバスも神への冒涜行為だとして警戒を強めている。


ファルガナ家

 ファルガナ家は250年前の政変以降、レヴリー島を統治してきた王族である。現在は17世が在位している。ファルガナ家は、イルニム・カンバスと協定を結び、政教分離の体勢を取りながらも、密接に連携して島の安寧を保つ努力をしている。
 ファルガナ家は島東部にあるファルガナ城を本拠にしており、城下町は最も栄えている。


イルニム・カンバス

 レヴリー島を作り出したとされるイルニムの神を崇める宗教。信仰の度合いはあれど島民のほぼ100%が信仰している宗教である。
イルニム神がより多く"神の世界への招待"を、教徒に与えてくださることを宗旨としている。また、狩猟を継続して行うための禁域の管理もイルニム・カンバスが担っており(基本的には、王の意向が優先される。)、日々禁域の範囲の調整などが行われている。
 イルニム・カンバスの教会は、各都市に1つずつ設置されており、ノルム・スクーラに入る前の3~8歳程度の少年少女を教育する機関としても機能している。また、聖職者内で狩猟部隊"ホーリーハンター"を結成するなど、狩猟にも積極的であり、教会から町にモンスターの毛皮など素材物資や、肉などを提供して収入を得ている。


ノルム・スクーラ

 ノルム・スクーラとは9歳から18歳まで入学する、学校のような施設である。入学は自由であり、63%の子供がノルム・スクーラを卒業する。卒業の時期は人によって様々で、最短では15歳で卒業できる。主に勉学がメインだが、禁域の結界が外れた場合に備えて、一定の戦闘用スキルを習得させられることになる。そのため、城の兵士等はノルム・スクーラ卒が殆どである。
 ノルム・スクーラもまた、各都市に1つ存在する。


禁域

 禁域とは、イルニム・カンバスが設定した結界の外のことである。結界とは、術式結界棒という2mの棒を地面に差し、互いの棒同士を術式で結ぶことで結界としている。人間は自由に行き来することが可能だが、内部には当然モンスターが出現するため、狩猟以外の目的で一般人が出入りすることはほとんどない。禁域を狭くしすぎるとモンスターの個体数が減り、狩猟による収穫が減ることから、イルニム・カンバスは禁域の管理に慎重になっている。


レヴリー島の都市

 レヴリー島には、ファルガナ城下町、クラシア・ベイ、トンダリア、フェルシンドの4つの都市が存在する。
  • ファルガナ城下町:ファルガナ城の膝元に位置する城下町。島最大の都市であり、経済の中心である。
  • クラシア・ベイ:レヴリー島南部にある都市。島唯一の港湾設備があり、禁域の境界との距離が近い。
  • トンダリア:レヴリー島西部にある都市。城下町から遠いため寂れている。
  • フェルシンド:レヴリー島西部にある都市。禁域に最も近いため、狩猟の中継地点として利用される。
最終更新:2017年12月02日 23:48
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