【DX3rd】辺獄にオアシスを

◆キャンペーントレーラー

世界は混沌を極めていた
昨日と同じ今日、今日と同じ明日
その隙間に溶け込む、異なるモノ
ほら見上げてごらん、あれはー

ダブルクロス The 3rd Edition 「辺獄にオアシスを」
地の者が天に祈るなら、天の者は、何処に


◆レギュレーション

初期作成、EA,LM,HR,PE,UGまで。
PC作成時、〈情報:賽ヶ島〉を1レベルで配布する。レネゲイドビーイングは不可。
現段階で全4話想定(ただし第4話はほぼ戦闘のみ?)。


◆PC概要


◇PC① 
Dロイス:混沌なるもの
カヴァー/ワークス:高校生/FHチルドレン or FHマーセナリー
とあるFHセルで長く訓練を受けさせられてきた。1話冒頭で脱走する。同じセルに妹のスバルがいます。覚醒の時期、セルに入る前の記憶の有無は自由。
チルドレンかマーセナリーかは、PCの現在のFHとの距離感で決めて下さい。


◇PC2
カヴァー/ワークス:高校生/高校生
覚醒枠。島の平凡な高校生。天から降ってきた少女と出会い、異能の世界に巻き込まれていく。

◇PC3
カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレン
UGN賽ヶ島支部唯一の平メンバー。両親はいません。祖父は賽ヶ島町長。


◆PCデータ・設定

PC1:桐須川 綾文(PL:ヨトリ)
PC2:舛花澪(PL:涼)
PC3:笠雲ミラ(PL:とよしー)

◆舞台設定

太平洋に浮かぶ離島、賽ヶ島(さいがしま)。人口4桁。市街地と飛行場以外は山地。


◆NPC


〖”ロスト・チャイルド” スバル〗
カヴァー/ワークス:迷子/FHチルドレン
欲望:居場所
「いや…思い出したくない…!」
PC1の妹。実の妹か妹分かは問わない。出身やPC1と出会った経緯などは自由に設定してよい。ただしスバルはFHセル所属以前の記憶はなく、またスバルの覚醒はPC1の覚醒と同時である。
気弱な性格でいつもPC1の後ろにくっついて行動しているような少女。PC1とともにあるFHセルで過酷な訓練を受けさせられていた。セルにいたころの記憶しかないため一般社会に疎い。“ロスト・チャイルド”はUGNによる彼女への仮称。


〖“イカロス” 紫津浦 工(しつら・たくみ)〗
ワークス/カヴァー:研究者/UGN支部長
「青い空に飛行機雲とエンジン音、これが私の求めていた暮らしだね!」
UGN・賽ヶ島支部長。アールラボ出身の若い研究者風の出で立ちなUGN支部長。在学中からいくつもの論文を発する優秀な科学者である一方、気さくで面倒見がよく信頼も厚い。ラボ時代は航空力学を専攻しており、こんな僻地の支部長を買って出たのは隣接する飛行場を飛び交うマシンたちがお目当てではないかともっぱらの噂である。

<第1話以降>
 紫津浦はとあるFHセルに心酔する科学者である。そのセルの名は「リンボ」。彼はかつて「ファントムセル」と呼ばれたFHセルでレネゲイドを用いた生体兵器について研究していたが、やがてファントムセルは崩壊、彼は身分を偽ってUGNに忍び込み密かに研究を続けていた。
 その後「リンボ」の情報を得た紫津浦は、その研究に自身との共通点を見出す。そして彼は自らの研究成果を引っ提げて「リンボ」へと向かうために、アクシズに働きかけ賽ヶ島への転属を果たしたのだ。
 彼の企むレネゲイド生体兵器とは、強力なレネゲイド因子を投与することで、そのオーヴァードを強化しつつ自由なコントロールを可能にしようとするものである。



〖島袋平蔵(しまぶくろ・へいぞう)〗
ワークス/カヴァー:政治家/賽ヶ島町長
「ワシの目ん玉黒いうちは、島は安泰じゃ!ハッハッハ!」
 賽ヶ島町長。PC3の祖父。生まれも育ちも賽ヶ島で、誰よりも島を愛し、島のために尽くしていると自負するご老体。老若男女問わず島民からの支持は絶大で、五期連続で町長を務める。その影響力と孫のPC3への心配のためか、人手不足のUGN支部の円滑な運営のため限定的にオーヴァードについての情報をUGNと共有している。


〖“オートノマウス” ロンド・サーチャー〗
ワークス/カヴァー:FHチルドレン/FHチルドレン
「新しい噂を聞いたんだ!知りたいかい?」
 PC1やスバルと同じセルに所属するFHチルドレンの少年。セルの過酷な環境の中でPC1やスバルと親友になる。人一倍好奇心旺盛で、狭く暗い施設の中で日々目新しいことを探し回っては見つかって懲罰を受けているが、チルドレンの中では情報通として知られる。PC1の脱走を手助けする。


〖テレーズ・ブルム〗
ワークス/カヴァー:UGNエージェント/UGN中枢評議員
「世界の命運はあなたたちにかかっているわ。頑張ってちょうだいね!」
 UGN中枢評議員。穏健派の中心人物。15歳にして数々の博士号を取得している天才少女。非オーヴァードながら、その卓越した能力と冷静沈着な性格でUGNの難局を取りまとめている。一方で親しい人間には年相応の態度を見せることも。
 事態を終息させるべく、中枢評議会を代表して賽ヶ島を訪れた。日本支部との繋がりが強く、日本への造詣も深い。


〖“ミリオンサンズ” アッシュ・レドリック〗
ワークス/カヴァー:UGNエージェント/UGN中枢評議員
「言い訳はいらん。1秒でも早い任務完遂だけを考えていたまえ」
 UGN中枢評議員。改革派の中心人物。査察部以来の冷淡なやり口から、現場のエージェントたちにひどく嫌われている。一方で自らも戦場に立つほどの気概も持っている。テレーズを中心とする穏健派とは対立関係にある。
 今回の事件に対しては穏健派と一線を画し、早急かつ効率的な解決を図るべく、独自に行動を開始しているようだ。


〖舛花雪(ますはな・ゆき)〗
ワークス/カヴァー:防衛隊員/主婦
「驚いた?でも…また会えてよかったわ」
 舛花澪の母。仕事のためなら家庭も顧みないバリバリのキャリアーウーマンタイプ。だが家族のことを忘れたことは片時もない。仕事柄非常に長期に渡って家を空けており、まず会うことのできない澪には、あえて自分が死んだことにしていた。

<第2話以降>
 陸上防衛隊ストレンジャーズ・第八強襲部隊指揮官。三等陸佐。仕事一筋の性格でPC2を産んですぐに部隊に復帰するが、ある不祥事から家族を置いて外地に左遷。その後非オーヴァードながらストレンジャーズに志願し、卓越した指揮・隠密能力で一部隊長を任されるまでになった。
 彼女の任務は、島の住民に溶け込みながらこの事件の情勢を把握し、場合によっては実力を行使してでも国防の奸を排除することである。


〖一道陽(いちどう・はる)〗
ワークス/カヴァー:高校生/高校生
「困ってるなら何でもボクに言って!…いいから、ほら!」
 賽ヶ島高校生徒会長。笠雲ミラの親友。成績は大したことないが、持ち前の明るさと器用さだけで生徒会長にまで選出された。人一倍責任感が強く、生徒一人一人を大事に思っている。ボクっ娘。


〖“辺獄の管理人” アブラハム〗
「…元気に育つがいいさ」
 FHセル「リンボ」のセルリーダー。衛星軌道上にあるセルから軌道砲台の照準を日本に据え、間もなくの終焉を宣言した。彼/彼女個人の詳細は一切不明である。



◆各話リスト

最終更新:2023年10月10日 18:38
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