メルヴィン・コッホ
【ハンドアウト】
あなたは、フォロトア教の伝道師だ。短命種の短い生を無駄にしないためにも、生き方の指針と、そして死後の救いと安息を与えるフォロトア教の布教を行っている。
あなたが普段の説法と慈善事業を行っていると、一人の魔法人形を見つけた。彼らの生は短い。たとえ鬱陶しがられようとも、彼/彼女が自らの生の意義を見つめなおす手伝いをしたい。それが、あなたのするべきことだと見定め、どのように話しかけるかを悩み始めた。
目的:ラリーにフォロトア教を伝え、生きる意義を探してもらう。
【プロフィール】
種族 |
竜人 |
年齢 |
354 |
性別 |
男 |
髪色 |
鈍色 |
眼色 |
薄赤 |
元は土竜(モグラにあらず)の一族であり、森の民として暮らしていた。しかしながら彼の身には加護属性が宿っておらず、森の声がよく聞こえないその暮らしと、周りの竜との意識の違いに暮らしづらさを感じていた。
齢40余にして旅に出た彼は、放浪の末齢100余にしてウェルプへと腰を落ち着ける。ちょっとしたクリーチャーの襲撃から守った縁で街に迎えられた彼だが、存外この町の民は彼に良くしてくれ、彼もまた町の一員として暮らしていた。
しかし、長く生きるにつれ、齢100の頃の友、齢150の頃の友は寿命で去っていく。彼らは決まって娘/息子/孫を頼むと彼に伝えて死んでいくのである。その姿を見るにつれ、せめて彼らに死後の安息だけでも与えたいというのが彼の望みとなった。親が死に、子が死に、孫が死ぬというのが森の教えだが、子の行く先に不安を感じる心もまた自然な、そしてつらいものなのだ。
そんな中、彼はフォロトア教と出会う。森の教えとは違う、生きる指針と体系化された教典を記したもの。そして何より、死後の安息への道しるべを記したもの。これを広めるのが、彼の長命種としての仕事であると、そう感じた。そして、未来への不安をなくした上で、しっかりと自分の生でなすべきことをなしてほしい、それが彼の願いである。自分を羨む短命種もまた、多く見てきたのだから。
- 土着信仰から教典信仰へと宗旨替えしたタイプの信仰者。信仰の念は深いけど、根底は短命種でも悔いなく生き抜いてほしいとこって感じでロールするつもりです -- suip (2018-02-02 00:39:33)
最終更新:2018年02月02日 00:39