【ハンドアウト】
あなたは私立ウェルプアカデミーで教鞭を取りながらMagicの研究をしている。とは言え、あなたの持つMagicはほぼ完成されていて研究の余地があまりない。そこであなたは研究対象を自分の外に求めることにした。教師を務めているのも、その研究対象を探すためだ。もっとも、あなたのクラスはヴロトを始めとする多くの才能ある問題児たちを抱え、毎日大忙しなのだが。そんなある日、あなたは偶然ウェルプに立ち寄った旅人、レディア・ウェルクロアと出会う。一目で彼女が他者には扱えないような特別なMagicを持っていることを見抜いたあなたは、是非ともそれを研究してみたいと考えた。さて、彼女は快く協力してくれるだろうか?
目的:レディア・ウェルクロアのMagicについて研究する。
【プロフィール】
オルガ・フェルティス(魔導士/女性/22)
解放軍兵士の両親の間に生まれ、自身も18でEMモスクワ校を卒業した後は解放軍兵士として東部戦線で戦っていた。しかし2年前に戦局が小康状態になった際、彼女を案じた当時の上官の薦めで退役しアカデミーの研究員となった。彼女はMagicianとしての適性こそ高かったが、あまり兵士に向いてはいなかったのだ。幼い頃から自分は兵士として生きて行くものだと思っていた彼女はとまどいつつも一先ずは自身の持つMagicについて研究し始めたが、すぐに行き詰ってしまう。彼女のMagicは高いレベルで纏まっていたために発展性があまり無かったのだ。それゆえに彼女は研究対象を外部に求め、様々なMagicを見る為に1年前から教鞭を取りはじめたのだ。今は最近ウェルプにやって来たレディアのMagicに興味がある様子。ヴロトの実験も気になっているようだが、忙しくて見に行く暇がない。
性格は真面目で素直。それ故に騙され易かったり、想定外の事態に弱かったりする一面も。今の仕事に不満があるわけではないが、自分は本当にこのままで良いのだろうか、と悩んでもいる。
最終更新:2018年02月02日 20:50