▼パーソナルデータ
PL名 |
なぽ |
PC名 |
ノート・マヤ・トウノヤマ |
機体名 |
ノート=フリームファクシ |
ロールクラス |
ストラテジスト |
マシンクラス |
インダストリアル |
能力解放 |
超技術戦艦 |
レベル |
15 |
年齢 |
16(高校2年) |
性別 |
女 |
身長 |
153cm |
体重 |
45kg |
得意なこと |
料理 |
苦手なこと |
本音 |
▼公式プロフィール
芸名 |
塔山ノート |
生年月日 |
2065年6月18日 |
年齢 |
16歳 |
血液型 |
O型 |
身長 |
151cm |
体重 |
42kg |
ニックネーム |
とのぴー |
所属事務所 |
スタァゲイト芸能 |
趣味 |
ドラム、プラネタリウム、 ネットゲーム、ドラマ鑑賞 |
特技 |
機械整備、料理 |
好きなおでんの具 |
大根 |
▼機体データ
+
|
... |
能力値
|
基本値 |
クラスB |
合計値 |
|
【修正値】 |
出力 |
13 |
|
13 |
1 |
耐久力 |
9 |
|
9 |
-1 |
敏捷力 |
22 |
2 |
24 |
7 |
知力 |
18 |
2 |
20 |
5 |
判断力 |
13 |
|
13 |
1 |
特殊 |
11 |
|
10 |
0 |
防御値
|
基本値 |
習熟B |
能力値 |
装甲B |
強化B |
その他 |
|
合計 |
A C |
10 |
5 |
7 |
2 |
1 |
2 |
27 |
頑 健 |
10 |
5 |
1 |
1 |
|
|
17 |
反 応 |
10 |
5 |
7 |
|
1 |
3 |
26 |
意 志 |
10 |
5 |
1 |
1 |
1 |
|
18 |
その他性能
移動力 |
6マス |
イニシア |
1d20+19 |
回復力回数 |
5 |
回復力値 |
18 |
生身HP |
8 |
最大HP |
75 |
半壊値 |
37 |
HP上昇/Lv |
4 |
技能
習熟済み技能:<隠密><医術><修理><情報技術><サバイバル><説得><看破><はったり><音楽>
出力 |
|
敏捷力 |
|
知力 |
|
判断力 |
|
特殊 |
力業 |
2 |
1 |
3 |
隠密 |
5 |
7 |
12 |
医術 |
10 |
5 |
15 |
サバイバル |
5 |
1 |
6 |
はったり |
10 |
5 |
15 |
|
|
|
|
軽業 |
2 |
7 |
9 |
破壊工作 |
5 |
5 |
10 |
説得 |
10 |
5 |
15 |
威圧 |
2 |
|
2 |
|
|
|
|
生身戦闘 |
2 |
7 |
9 |
修理 |
10 |
5 |
15 |
看破 |
5 |
1 |
6 |
音楽 |
10 |
5 |
15 |
|
|
|
|
|
|
|
|
情報技術 |
10 |
5 |
15 |
知覚 |
2 |
1 |
3 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
アイデア |
5 |
5 |
10 |
|
|
|
|
|
|
|
|
利益/特技
●クラス利益(ストラテジスト) |
|
先手必勝 |
イニシア+3 |
才気煥発 |
技能判定出目20時、遭遇中の次技能判定に+5 |
こんな事もあろうかと |
1日毎取得時、2個取得し1個選択使用 |
多才 |
技能2つを習熟 |
博覧強記 |
知力による技能判定に+2(N) |
なんでも屋 |
習熟していない技能判定に+2(N) |
知識の大海 |
<音楽>を知力で判定 |
|
●能力解放利益(超技術戦艦) |
|
最先端演算処理ユニット |
知力+2、4マス瞬間移動、精神コマンド「加速」 |
|
●特技 |
|
イニシア強化 |
イニシア+4 |
上級パワー(2) |
回避(2)取得 |
スクランブルダッシュ |
遭遇初ターン、移動力+4(F),命中+2(F) |
マルチクラス:ドレッドノート |
前提:ドレットノート充足 |
高速戦闘 |
減速/不動の敵に戦術的優位獲得 |
策士の話術 |
<はったり><説得>を知力で判定 |
天才 |
知力判定+2(F) |
上級パワー(5) |
ヘルメスユニット(5)取得 |
遭遇毎パワー交換(13) |
熟練の指揮(13)取得 |
装備
部位 |
装備 |
補正 |
チューニング |
強化B |
DD |
備考 |
右 |
ビームライフル |
2 |
逆転型 |
1 |
1d8 |
CH追加1d12 |
左 |
ヘヴィシールド |
|
|
|
|
盾ボーナス2 |
OP |
|
|
|
|
|
|
特殊 |
兵器誘導システム |
|
|
2 |
|
CH追加2d6、命中+1 |
装甲 |
軽量合金装甲 |
|
相転移装甲 |
1 |
|
ビーム以外の抵抗6,2回まで適用 |
CP |
通常コックピット |
|
|
1 |
|
|
他 |
|
|
|
|
|
|
パワー
Lv |
パワー名 |
タイミング |
射程 |
対象 |
命中 |
キーワード |
●無限回パワー |
- |
近接基礎攻撃 |
標準 |
近接武器 |
機体1体 |
出力/AC |
[攻撃][武器] |
1W+出力ダメ/Lv14:2W |
- |
遠隔基礎攻撃 |
標準 |
遠隔武器 |
機体1体 |
敏捷/AC |
[攻撃][武器] |
1W+出力ダメ/Lv14:2W |
1 |
逃れられぬ一射 |
標準 |
遠隔20 |
機体1体 |
|
[攻撃][特殊] |
2+敏捷ダメ/Lv14:2→5 |
1 |
範囲殲滅 |
標準 |
遠範爆2 15マス |
範囲内機体 |
敏捷/反応 |
[攻撃][特殊] |
1d8+敏捷ダメ/Lv14:2d8 |
1 |
機動射撃 |
標準 |
遠隔武器 |
機体1体 |
敏捷/AC |
[攻撃][武器] |
1マスシフト後攻撃、1W+敏捷ダメ/Lv14:2W |
1 |
誘導射撃 |
標準 |
遠隔15 |
機体1体 |
敏捷/反応 |
[攻撃][特殊][脳波] |
1d8+敏捷ダメ/Lv14:2d8 |
1 |
加速 |
マイナー |
|
使用者 |
|
[精神] |
次の使用者のターンまで移動力+3 |
●遭遇毎パワー |
1 |
集中 |
マイナー |
|
使用者 |
|
[精神] |
次の使用者のターン終了まで防御値/命中+3(P) |
2 |
回避 |
即応割込 |
|
|
|
[汎用] |
使用者に攻撃ヒット時、防御値+2(P) |
6 |
攻撃指揮 |
マイナー |
近範爆3 |
範囲内味方 |
|
[汎用] |
次の使用者のターン終了時まで命中/ダメ+3(P) |
7 |
妨害ビット |
即応割込 |
遠隔15 |
敵1体 |
敏捷/反応 |
[攻撃][特殊][脳波][ビーム] |
使用者/5マス以内味方が単体攻撃の対象になった時、攻撃を行った敵に1d8+敏捷[ビーム]属性ダメ。トリガーとなった攻撃の命中判定-知力 |
10 |
危険予測システム |
フリー |
|
本文 |
|
[汎用] |
使用者に攻撃命中時、その判定振り直し。振り直し後の出目を必ず使用 |
11 |
電脳支配 |
標準 |
遠隔15 |
機体1体 |
知力/意志 |
[攻撃][特殊] |
目標にセーヴィング・スロー強制。失敗時:次の使用者のターンまで支配状態。成功時:使用者が選択した任意の機体に1回の基礎攻撃 |
13 |
熟練の指揮 |
標準 |
近範爆2 |
範囲内味方 |
|
[攻撃] |
3マスシフト、最大2体はフリーアクションで機会攻撃、ダメージロールに使用者の+判断力(P) |
●1日毎パワー |
5 |
ヘルメスユニット |
マイナー |
|
使用者 |
|
[攻撃][モード] |
リフレクターユニット、もしくはトリッキーユニットに換装。トリッキーユニット換装中、移動力に等しい飛行移動を得て、全ての命中に+2(P)。ダメージを与える攻撃の命中判定で出目17以上であった場合、対象に次の自身のターン終了まで幻惑付与。5マス以上離れた敵からの攻撃の命中-2 |
八面六臂 |
標準 |
遠隔武器 |
機体1体 |
敏捷/AC |
[攻撃][武器] |
1W+敏捷ダメ。3回まで別対象に攻撃可 |
9 |
フルパワー・スナイピング |
標準 |
遠隔武器 |
機体1体 |
敏捷/AC |
[攻撃][武器] |
ヒット:3W+敏捷ダメ、幻惑付与(セーヴ終了)、隣接する敵全体にも敏捷ダメ、ミス:半減 |
連環の計 |
標準 |
遠隔10 |
機体1体 |
知力/意志 |
[攻撃][特殊] |
目標を"目標の味方"に隣接するマスまで5マス横滑りさせる。目標と目標に隣接した任意の敵1体(以下A)の両方は動けない状態になる。更に目標とAが隣接していて、なおかつこのパワーの目標がダメージを受けた場合、Aは目標が受けたダメージの半分に等しい値のダメージを受ける。(セーヴ・全て終了) |
10 |
直感 |
マイナー |
|
使用者 |
|
[精神] |
次の使用者のターン終了まで防御値+3(P)、次の命中判定は2個ダイスを振って、その中から1個を選んで行う |
12 |
重力波ビーム給電 |
マイナー |
近範爆5 |
使用者 |
|
[汎用] |
給電ビーム区域を形成する。この区域は使用者とともに移動する。区域内でターンを開始した戦闘不能でない味方は使用者の判断力点のHPを回復し、1d20を振って20の出目であった場合、使用済みの遭遇毎パワーを1回回復する。マイナー消費で1ターン延長可能 |
15 |
本体内蔵型高出力拡散ビーム砲 |
標準 |
近範噴5 |
範囲内機体 |
敏捷/反応 |
[攻撃][特殊][ビーム] |
ヒット:4d8+敏捷力ダメ、全防御値と命中-3(セーヴ・全て終了)。ミス:半減、使用者の次のターンの終了まで全防御値と命中-1 |
大型強襲ユニット |
マイナー |
|
使用者 |
|
[攻撃][モード] |
大型強襲ユニット装着。サイズ1段階増、回復力値+知力の一時的HP獲得、AC+2、頑健+1、意志+1(N)。モード中、下記の専用パワー使用可能、一時HP消失時、モード解除。マイナーで解除も可能 |
超大型ビームサーベル |
標準 |
近接2 |
機体1体 |
敏捷/AC |
[無限][攻撃][ビーム][宇宙] |
2d12+敏捷の[ビーム]ダメ、近接武器の強化B付与可能、近接基礎攻撃として使用可能 |
超大型ビームキャノン |
標準 |
遠隔20 |
機体1体 |
敏捷/AC |
[無限][攻撃][ビーム][宇宙] |
2d12+敏捷の[ビーム]ダメ、遠隔武器の強化B付与可能、遠隔基礎攻撃として使用可能 |
|
▼PL用ボーナス管理
+
|
... |
武器命中:1d20+7(敏捷)+2(武器)+5(M)+1(S)+(その他特技やパワー補正)=1d20+15
特殊命中:1d20+7(敏捷)+1(特殊)+5(M)+2(S)+(その他特技やパワー補正)=1d20+14
知力命中:1d20+5(知力)+1(特殊)+5(M)+2(S)+(その他特技やパワー補正)=1d20+12
武器ダメ:(パワーによるダメ)+(その他特技やパワー補正)+1(S)
特殊ダメ:(パワーによるダメ)+(その他特技やパワー補正)+2(S)
イニシア:1d20+7(敏捷)+3(先手必勝/N)+4(イニシア強化/F)+5(M)=1d20+19
|
▼特技/パワー差し替え履歴
+
|
... |
9Lv:新型射撃補正システム→目眩まし(3Lv/遭遇毎)
10Lv:自律ビームビット・オート射撃→連環の計(9Lv/1日毎)
11Lv:隠し腕→マルチクラス:ドレッドノート(6Lv/特技)
13Lv:専用武器習熟:メガビームカノン→上級パワー(2Lv/特技)
※13Lv:目眩まし消失(3Lv/遭遇毎)/編隊指揮消失(2Lv/遭遇毎)
※15Lv:集中砲火消失(1LV/1日毎)
|
▼機体設定
ノート=フリームファクシ
ノートと呼称される人型とフリームファクシと呼称される馬型の人馬一体の運用を想定された二機一対のMC。
元々はノートの父の乗機であり、父が戦死した際に大破していたものをノートがプロジェクトへの参加の条件として再生させたもの。再設計にはノート自身も関わっており、より優雅に、より美しく戦えっているように見えるアレンジが加えられている。そもそも一整備士であった彼女が乗る予定はなかったが、彼女のメンバーとしての加入が決まった際に、正式に彼女の乗機として決定したという経緯がある。
以下は各種軍機密資料から、この機体に関する部分を抜粋する。
(最初に設計された際の運用解説書から抜粋)
この機体の特徴は特殊粘液YGFを用いたシャボン玉状の泡を空域に拡散させ、相手の各種知覚手段を妨害し、自軍戦力の安全な帰還や補給を確保することにある。宇宙空間での視認が困難な漆黒の塗装と合わせて、敵を撹乱することが十分に可能であると検証によって確認されている。そのため、実際の運用においては、旗艦の直掩機や、撤退時の殿として運用されることが想定されている。
(再設計時の事務所側の提案書から抜粋)
従来、補助的な役割を担っていた本機だが、「戦うアイドル」の乗機としてふさわしいものとするため、より攻撃的に、より優雅に運用が可能となるよう改良することを、再設計における基本理念とすることを提案する。
従来、敵機撹乱用に用いていた特殊粘液性泡沫の用途を、ビーム兵器の射線を屈折によりコントロールする「プリズム」に変更する。プロジェクト名とも合致しており、弊社としてはこの案に大きな期待感を持っている。
従来、黒単色で塗装されていた本機ではあるが、戦場を駆けるアイドルの乗機としては、このカラーリングは不適切と考えられるため、白色に塗装することを提案する。
(再設計時の最終計画書から抜粋)
〈決定事項〉
攻撃的な機体への再設計/黒色塗装の維持/武装のビットへの統一
- 遠隔操作式ビーム砲「ビット」:本体から切り離して使用するビーム砲。ほぼすべての内蔵武器を戦闘開始時に本体から切り離し、遠隔操作することにより、本体重量を著しく軽減し、俊敏な動きを可能にしている。全部で15基。
- ビーム屈折用泡沫状PRT溶液射出機:ビームの粒子線を屈折させる泡を発射させる装置。
- 泡沫整形用スティック:出しすぎた泡を破壊したり、形を変化させたりするのに使用する、特殊合金でできたスティック。
▼設定
「アイドルにならないか?」
その宣告は、多くの女の子にとっては、夢の第一歩であり、祝福すべき努力への賛美であったのだろう。ただ、私にとって、その言葉は死の宣告以外の何物でもなかった。
スウェーデン人の父と日本人の母(旧国家の名称で人種を計るのも今更バカバカしいけどよ、付き合ってくれ、一応ハーフって設定でプロフィールには書いてるからさ。)の間に生まれた父が戦地に行って(父が死ねそうな時期にどこと戦争をしてたのかさだかでないので、とりあえずぼかしておく)死んでから、母は女手一つで私を育ててくれた。戦争が続いた世の中だから、私みたいな奴はそこら中にたくさんいたけど、そんな奴は残らずいじめの標的だった。今にして思えば、それは大人たちが持て囃した戦果の勲章や少しばかりの慰霊金の対価だったわけだけど、当時の私は目の前の絶望しか目に入らなかった。
絶対見返してやる。私はいじめられるような弱い人間じゃない。
それを証明することだけが生きがいだった。そのために必死で勉強をした。幸い、私の頭は悪くはなかったようで、有名な整備士の学校に特待で入ることが出来た。この頃、母が過労で死んでしまい、少し悲しかったけど、母の努力が無駄じゃなかったと証明するため、そして私と母を置いて死んじまった馬鹿な父を後悔させるため、私をいじめた馬鹿なガキ共を見返すため、私は精一杯頑張った。どんな馬鹿げたことでも将来の職に繋がりそうなことなら、なんでもやった。ドラムもその一環だったが、
ロック少女なんて、自分の悲惨さに酔ってるみたいで、気分が悪くてすぐに辞めた。きっついことで有名な教官に居残りでしごいてもらった。特待なだけあって、整備のセンスは悪くないようで、努力した分はちゃんとついてきた。
そうやってやっと手にした栄冠が「Pristine*Prhythm」プロジェクトへの参加だった。
正直、父が馬鹿をやった軍の仕事に参加するなんて、あまり乗り気ではなかった。でも、このご時世、貧民が認められる手段なんて、軍に関わることぐらいしかないのもわかっていた。それに、人類連盟軍直々のご指名というのが、私を有頂天にさせた。私は、自分の努力と才能で、栄光を勝ち取ったぞと鼻高々だった。
それからの生活は充実したものだった。年若いとはいえ、私ほどの整備士はなかなかいかなかった。工場から日々送られてくるMCは、UIが独特で、なぜか楽器を使って操縦するという整備士悩ませな機構で、仲間たちとあーだーこーだ議論しながら、整備の工程を確立したりなんかして、結構楽しい日々だった。サツキはすぐ深酒して、(メカニック上司)に怒られて、(メカニック名前②)は私と同い年ぐらいの男の子で、私に気があるみたいで、少しからかってやったら、どぎまぎしちゃって。気の合う奴らと互いに認めあえる時間が最高だった。
そんな日々は突然終わりを告げた。今日から私はアイドルユニット「Pristine*Prhythm」のドラマーって訳だ。アイドルなんか目指してた頭お花畑なお嬢様たちと一緒にバンドごっこ。ったく、バカにしてるにも程がある。あんたにも少しはわかってもらえたか?私の苦痛がさ。
じゃあなんで、その提案を受けたのかって?私はその程度でしかなかったんだなって思っちまったからだよ。認めてもらったと思ってた技術も、努力も、結局は「ちょっと顔がいい、あと楽器ができる」程度のことでひっくり返っちまうぐらいのもんだったんだな…って思った瞬間どうでもよくなっちまってな。
あーあ、まさか馬鹿親父と同じ末路をたどるとはね…私ほど親不孝もいないわ。「Pristine*Prhythm」の数合わせでしかない私は、都合悪くなったら、あっさり殺されんだろうし…ったく…こうなるんなら、サツキに酒でももらっとくんだったな…。
▼第一回インタビュー/Cross×Music(音楽情報サイト)掲載/掲載日:1話開始前
+
|
... |
〈連載第4回〉プリプリ個別インタビュー:プロジェクト初期から関わってきたからこその思い「遊びだとは思われたくない」塔山ノートの決意
人類連盟軍とスタァゲイト芸能プロダクションが協同で展開する企画から生まれた戦うアイドルバンド、Pristine*Prhythm。 「グレート・ウォー」終戦50周年企画としてデビュー予定である彼女らに個別インタビューを敢行してきたこの連載、第4回を飾るのは、整備士上がりという異色の経歴を持つ才色兼備、塔山ノートだ。
〈アイドルという道を選ぶにはあまりに異色の経歴〉
Pristine*Prhythmのドラム担当、5人目のメンバーとして盛大に発表されたのが記憶に新しい彼女。あまりに板についた可憐なアイドル衣装からは想像もつかないが、元々裏方として本プロジェクトに参加していた凄腕のメカニックという異色の経歴を持つ。
なぜそんな彼女がアイドルとしてステージに、そしてパイロットとして戦場に立つことを選んだのか。そこには裏方としてプロジェクトを見てきた彼女だからこその決意があった。一人の「仕事人」の決意の調べをお聞きいただきたい。
◎Pristine*Prhythm 塔山ノートインタビュー
〈実は今でもアイドルとしてやっていけるのかは不安なんです。〉
――まず始めに、自己紹介をお願いします。
はい…。塔山ノートと申します。すいません…今からインタビューだって思うと、緊張してしまって。家でたくさん練習してきたのですけど…全然ダメですね。(赤面)
――こういったインタビューは初めてですか?
初めてではないのですが…、ずっと裏方の仕事ばかりだったので。プロジェクト自体に関わり始めたのはメンバーで私が一番最初なのですが、こういった「アイドルらしい仕事」というのには一番慣れていなくて。
――裏方の仕事、という言葉が出ましたね。整備士をやっていた塔山さんがなぜ、アイドルになることに?
実は明確なきっかけ、みたいなものはないんです。ご紹介いただいたように、以前はこのプロジェクトでメカニックをやっていたのですけど、そのおかげでプロジェクトの皆さんとも顔なじみで。ある日、事務所の方に整備関連のミーティングに行った時に、実はメンバーが足りていない、という話を聞きまして。そこで私が志願をして、という流れでいつの間にかアイドルになるって話に。
――アイドルに志願というのはどういう思いでの行動だったのでしょうか?
アイドルと言っても、私達は普通に想像されるアイドルではなくって、自分でMCを操縦して、戦地に赴くこともあります。それがいかに危険なことであるかは、整備をしてる人間が一番良く知っていることだと思います。だからこそ、予定通り、メンバーが揃わない危険性についてはメカニック班においても度々話題に上がる内容でした。ただ、メンバーが1人足りないってだけでこのプロジェクトを終わらせたくない、努力を無駄にしたくないという思いもやっぱりあって。私がこのプロジェクトを救うんだって、そんな気持ちがあったのは、否定できませんね。
――偶然であったとは思えないほど、ハマり役に思えるのですが、ご自身から見たアイドル「塔山ノート」とは?
ハマり役だなんてそんな…。実は今でもアイドルとしてやっていけるのかは不安なんです。勢いで志願してなりゆきでアイドルになってしまったので、「アイドルとはなんなのか?」きちんと考えたことがなくて…。ずっとアイドルを目指していた桜夢咲(Vo.)や芸能界が長い宵待月羽(Ba.)、アム(Key.)と違って、アイドルとしての覚悟がないんじゃないかって思ってしまうときもあるんです。ただ、自分もメカニックとして仕事にプライドをもってやってきたからこそ、生半可な気持ちで仕事に向き合うのだけは絶対にしたくないので、これから自分としての「アイドル像」みたいなものを見つけていければなと思っています。
〈アイドルなんてただの遊びだ、とは思われたくない〉
――では、あなたにとってPristine*Prhythmとは?
やはり、プロジェクト初期から関わってきた人間としての誇りみたいなものはあります。パイロットとしては素人の女の子たちが集められているわけですから、もちろん、はじめから本格的に活動するって訳にはいかないとは思いますし、命の危険がある以上、やはりそれを一番わかっている立場としてはそんなことをしてほしくはないという気持ちもあります。ただ、だからといって、ただの遊びだとか商売だとかは思ってほしくはないんです。
――確かにまさか本気で戦地に行って戦いはしないだろうという世間の見方もありますよね。
そういう意見が出てしまうこと自体、少し悲しいですが、理解はできます。やっぱり、アイドルというと良く言えば「華々しい」、悪く言えば「浮ついた」イメージは持たれてしまいますから。「どうせ、CG映像でしょ」とか「スタントマンみたいなのがいる」とかそういうイメージを持ってしまうのは当然で、だから、そういう誤解は実績で払拭していくしかないのかな、とも思っていて。私達の「ライブ」を見てくれた人たちから、私達の「本気」が伝わっていって、だんだんとその環が広がっていけばいいなと思っています。
――整備士としての目線も含めて、乗機についてはどう思いますか?
皆さんご存知の通り、私の乗機は元々父の機体なのですが、最初から私の乗機と決まっていた訳ではないんです。紆余曲折あって巡り合ったことに、やはり運命みたいなものは感じていますし、父の跡を継ぐという責任も感じています。
整備士としての視点から、という話ですが、あまり嬉しい機体ではないですね…(笑)。とにかく整備がし辛い…。黒色の塗装って、細かい傷が隠れちゃうので、どこが損傷してるのか見つけるのが大変で…。とはいえ、命を預ける機体ですから、そういうところに見落としを作る訳にはいかないですし…。あと、武装に液体使うのはほんっっっっとにやめてほしい。あれ全部入れ替えるんですよ!いちいち。ありえなくないですか?…すいません。熱くなりすぎました。本性が可愛いアイドルではないことが、バレてしまう…。
――そんなことないと思いますよ?そういうお話が聞きたいというファンの方も多いでしょうし。
そうですかね…。そう言っていただけると救われます。
――では最後に、ファンの皆様へ一言お願いします。
まだまだ走り始めたばかりの私達ですが、私達の「ライブ」を見ていただければ、きっと何か感じてもらえると思います。その「何か」は人によって違うとは思うのですが、きっと、また見たいって思ってもらえると思います!だから是非、ただのアイドルだなんて思わないで、一度見に来てください!
――それでは、本日はありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
今回のインタビューでは、彼女の謙虚ながら、芯の通った物腰にみなさんも大きな魅力を感じたと思う。
彼女がアイドルとしての「自分の道」を獲得し、ファンを喜ばせてくれることに、期待が募るばかりだ。
新規精鋭の歌って戦うアイドルバンド・Pristine*Prhythm特集、次回はアムに注目します。
|
▼第二回インタビュー/掲載/掲載日:5話開始前
- 取り急ぎ設定だけでも -- なぽ (2018-08-10 01:58:23)
- 途中で飽きたのでしばしお待ちを -- なぽ (2018-08-16 01:01:56)
- とりあえずざっくりキャラ組みました。 -- なぽ (2018-08-16 15:09:48)
最終更新:2019年03月24日 13:16