トレラント ・シート
キャラ名 |
想葉 紡 そうば つむぎ |
プレイヤー名 |
みやした |
年齢 |
18 |
性別 |
女 |
身長 |
156cm |
境遇 |
死別 |
専攻課程 |
レベル |
脳・神経内科課程 |
2 |
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トータルレベル |
2 |
トレラント・デバイス |
名称 |
IL・トライデント |
能力値 |
命中 |
レンジ |
タイミング |
攻撃力 |
APコスト |
ガード回数 |
スロット数 |
適応 |
2 |
C |
メジャー |
10 |
5 |
1 |
3 |
効果 |
- |
名称 |
IL・パンクチュア |
能力値 |
命中 |
レンジ |
タイミング |
攻撃力 |
APコスト |
ガード回数 |
スロット数 |
適応 |
2 |
C |
メジャー |
10 |
6 |
1 |
2 |
効果 |
達成値が15以上であった場合、攻撃力+10 |
名称 |
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能力値 |
命中 |
レンジ |
タイミング |
攻撃力 |
APコスト |
ガード回数 |
スロット数 |
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効果 |
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名称 |
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能力値 |
命中 |
レンジ |
タイミング |
攻撃力 |
APコスト |
ガード回数 |
スロット数 |
|
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効果 |
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名称 |
|
能力値 |
命中 |
レンジ |
タイミング |
攻撃力 |
APコスト |
ガード回数 |
スロット数 |
|
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効果 |
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名称 |
|
能力値 |
命中 |
レンジ |
タイミング |
攻撃力 |
APコスト |
ガード回数 |
スロット数 |
|
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効果 |
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名称 |
|
能力値 |
命中 |
レンジ |
タイミング |
攻撃力 |
APコスト |
ガード回数 |
スロット数 |
|
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効果 |
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アンプル |
名称 |
種別 |
対象 |
タイミング |
消費VP |
消費スロット |
効果 |
カシエル |
インジェクション |
セラフィザイン1体 |
判定時 |
1 |
- |
対象の判定を振り直し |
プリンシパル |
インジェクション |
セラフィザイン1体 |
カウント開始時 |
3 |
- |
対象のAP+1 |
ドミニオン |
インジェクション |
セラフィザイン1体 |
カウント開始時 |
1 |
- |
ラウンド終了時まで【カーディナル】1つの攻撃力を+5 |
エクスシア |
バレット |
- |
メジャー |
2 |
1 |
判定の達成値+2 |
アークエンジェル |
バレット |
- |
メジャー |
1 |
1 |
ダメージはあらゆる効果によって軽減されない |
ケルビム |
バレット |
- |
メジャー |
2 |
1 |
発症者のVP+5 |
セラフィム |
インジェクション |
セラフィザイン1体 |
カウント開始時 |
1 |
- |
VP+5 |
「あなたの想い、言葉、全部全部紡ぐから…――」
《回想》
幼いときから「想葉さん家の奏(かなで)くんはどうしてあんなに物静かで落ち着いているのに、紡(つむぎ)ちゃんはお転婆さんなのかしらね~」とご近所さんに耳が痛くなるくらい言われた。けどわたしはそんな兄を尊敬していたし大好きだった。
11のとき奏はセラフィザインが発症した。日に日に奏は聴覚が衰えていき、あんなにのめり込んでいたピアノからも遠のいていった。
13のときわたしもセラフィザインを発症した。しかしまったく症状が進行しなかったのでトレラントに正式に認定された。
(わたしが奏の担当トレラントになるの…!!)
意気揚々とトレラントになるための教育を受けるが、まだそのときは幼すぎた。
ステージ6 最終段階オペレーション わたしは必ず奏を守れる…少し自意識過剰になっていたと思う。ごめんね奏、わたしなんかが担当トレラントになったから。
その日を境に私は死ぬ気で勉強した。
季辺私立病院に勤めて早2年が経とうとした。
その頃には「奏くんみたいにしっかりして見違えちゃったわね。本当にあのお転婆紡ちゃんなのかしら」と言われるようになった。
(トレラントである私は支える立場なのだ、あの頃の甘えた私じゃない。)
たまたま生徒会の仕事で帰りが遅くなってしまった日、いつもの河原道を足早に歩いていると一人の少女が目に入った。少しあどけなさを残す彼女は中等部の子だろう。
少し離れたところには少年がいた。どうやら花冠をつくっているようだが、編んでいるのはまさかの少年。くすっと笑って足を止めた。
完成した花冠を頭に添えられた彼女の笑顔は夕刻暗闇に染まろうとする世界で輝いて見えた。
それ以降なんだか彼女が目に付くようになったが、必ず彼女の隣にはあの男の子がいた…
ある日の回診。先輩トレラントの中澤さんは休暇を取っていたので、代わりに中澤さんの担当セラフィザインの子のバイタルを採っておくように頼まれていた。
病室の扉をノックしスライドさせると、ベッドの上で半身起こした女の子はこちらに視線をやった。そこにいたのは最近やたらと目に付く中等部の彼女だった。
そして彼女は笑顔で「中澤ちゃん、おはよー」と言うのだ。
(私が中澤さんにみえるのか…)
しばらくの沈黙の後「中澤ちゃん?はい、体温からでしょ?」と右手を差し出し体温計を求める…違和感を抱えたまま彼女のカルテに目をやる。
”『六出 今日花』脳・神経系症状ステージ2 近日軽度認知症状が見られる。後に若年性アルツハイマー病に移行すると想定される。”
(なるほど…)
バイタルを採りながら改めて自己紹介をした。また彼女も朗らかにしてくれた。
花冠の男の子について聞いてみると、はにかんだ顔で嬉々として彼のことを語りだす。しかししだいに表情は曇り始め、やがてボロボロと大きな瞳から涙をこぼした。「覚えていたい。忘れたくない、忘れたくない。」と。
私はそんな彼女に何一つ声をかけることも出来ず、ただただ背中をさすることしか出来なかった。
彼女の担当中澤さんはトレラントを続けられなくなった。年齢的なこともある、トレラント因子が生成されなくなったとか。先日の休暇もその検査に行っていたらしい。
中澤の担当セラフィザインを別のトレラントに割り振っていこうという話になったとき私の右手をまっすぐに挙げられていた。あれこそ頭より先に体が動いてしまったと言うのだろう。
「私、今日花ちゃんの担当トレラントになります。」
なんと口まで動いていた。
学校では担任が「そろそろ課程専攻の希望出せよー」と生徒を促していた。
目の前の希望調査の第一希望の欄には”脳・神経系内科課程”と書いていた。
後ろから覗き込んでくる友人に「あれ、紡内科課程希望じゃなかったっけ?たしかお兄さんみたいな感覚器系発症のセラフィザインを助けたいーって言ってたじゃん?」
たしかにそう考えていた。しかし今は彼女を少しでも支えたかった。
「これでいいの。次こそはかならず…」
腑に落ちてなさそうな友人を横目に軽快に希望調査を提出するため席を後にした。
それから課程専攻も修了した頃から彼女のアルツハイマーの症状が強く出るようになった。
毎日同じものを買ってきたり、夕食は済んでいるのに夕食はまだ食べてないと言い張ったり、今日あったことを話してもらうが言葉につまることも多くなった。
(私のことも徐々に分からなくなってしまうのか…)
やがて運動神経にも影響が出るようになり、学校を休みがちになった。
彼女が学校を休むと必ず病室を訪れる人がいた。花冠の少年だ。
いつも通り彼女のバイタルを採るため扉をスライドさせた。すると彼女は怯えた顔をして言った。「だ、誰ですか…―――」頭を金づちで殴られたような衝撃だった。
しかし我に返り、冷静に怯えさせることなく、ひとつ深呼吸をして2度目であろう自己紹介をした。彼女は息を吹き返すように私を思い出した。そして「ごめんね。」とつぶやく。
(謝ってほしいわけじゃないのに、ただあと少しの時間笑っていてほしいだけなのに)
そして彼女は私に尋ねる。「晶今日来るかなー?」 無理やり口角を上げる。
(私のことも忘れないでいて)
やがて彼女は一人で食事をすることも、服を着脱することも困難になった。しかし突然彼女の意思に反して体が動く。狂気的に、破壊的に…
彼女が手紙を書きたいと言ってきた。書いているところは見ちゃダメとも言ってくる。あの花冠の少年に書いているのだろう。彼を想いどんな表情で手紙を書いているのか。それと同時に彼女も悟ってたと思う、自分に残された時間がわずかであることを。
(少しでも長く彼女の時間を紡げるように必ずオペレーションを成功させよう。)
そして私も自室の参考書に手をかけた。
オペレーション当日。彼女を早く楽にさせてあげたい一心だった。
私の持っているものはすべて出した。今までのどのオペレーションよりスムーズに出来ている。
(大丈夫)
目の前の彼女はしだいに動きが鈍くなっていった。
(あと少し)
インカムに終わりを告げる音声が響く
達成感と喜びで膝から力が抜けた。
(私はやったんだ…)
おかしい。彼女のオペレーションは成功したはず。手ごたえもあった、なのになぜ、彼女はそんなにも穏やかな顔をして目の前で眠っているのか。また守ることが出来なかったのか。
(なんで、どうして、どうして、どうして、どうして…―――)
やり場のない気持ちに整理はつかず、問答した日々が続く。
だがそればかり考えてもいられない。常に人手不足の現場。この忙しさで少しでも気が紛れれば…そんな思いで今日も滞りなく仕事をこなしていく。
そんなときチーフから声がかかった。
「新しく担当してほしい子がいるの。」
目の前に現れたのは、毎日彼女の病室に通っていた、花冠の少年だった…――――
という遍歴を経て今紡さんはいます。
《人物像》
紫髪、紫眼、5月13日生まれのおうし座
人当たりもよく外面は穏やか。
目標に向かって努力を惜しまないけど、割と融通が利かないタイプ
責任感も強いので、自分の考えを頑固に守り通してしまい、変化に対応できず空回ることもしばしば。
《PLより》
最年長PCになってしまいましたがお察しのとおりPLがポンコツなので、うまく年上RPでPCたちを引っ張っていけるか分かりません!
そしてこんな長駄文を書いておきながら、この設定を生かすかも分かりません!
けど皆さんと楽しいキャンペーンにしていけたらなぁと思います。
お手柔らかによろしくお願いします!!
設定に無理難題があったら言って下さい。
最終更新:2018年10月23日 01:30