【MOM】Pristine*Prhythm > 2nd LIVE



次回予告


まっさらな道に踏み出した一步は、二歩目でド派手に転けた。
歩み続けたレールは、今や錆びついて頼りなく火花を散らす。
混沌の激流に投げ出された、寄せ集めアイドル集団。
少女たちは、自分自身の航路を見つけ出すことが出来るのか?

『メサイアオブマキナ Pristine*Prhythm』
第ニ話「ビター・トゥルース/スウィート・アイデア」


《ハンドアウト》
【PC1】
戦いの後、特種宇宙怪獣「ローレライ」の存在は市民に公表された。
非常事態宣言が発布され、Pristine*Prhythmとローゼンリッターもその真価を知られることとなる。
しかし当然というべきか、市民の関心はローゼンリッターにすっかり攫われていた。
それどころかPristine*Prhythmは、事件に先立つ当て振りの発覚の方が盛んに取りざたされる始末。
逆境に次ぐ逆境に追い詰められながらも、君はアイドルとしての道を諦められずにいた。

PC2
端的に言って、Pristine*Prhythmでの活動は君のキャリアを傷つけた。
不幸中の幸いと言えるのは、君の仕事はこれだけではない、ということだ。
「アイドル」なんて博打をすぐ切り上げれば、「女優」宵待月羽を求めている人間はまだまだいる。
可及的速やかに事務所ごとグループを抜け、母の伝手で別船団に仕事の軸足を移すのもいい。
親友と幼馴染をネオシンジュクに置いていくことにはなるが──それも、仕方のないことなのかもしれない。

【PC3】
どれだけの天才であろうと、君は一般人だ。軍部と関係はないし、芸能人ですら無い。
それまで機密だった情報が公開されてしまった以上、最も簡単に足抜け出来る立場と言って良いだろう。
だが君の気まぐれな関心は、夢咲という少女の心の在り方に引き寄せられていた。
別に諦めたって死ぬわけじゃないのに、今出来ているわけでもないのに、どうしてアイドルにそこまで拘るのか。
その不思議を解き明かすまでは、彼女との唯一の縁であるPristine*Prhythmをやめるわけにはいかなかった。

PC4
Pristine*Prhythmとローゼンリッターの果敢な戦いによって、ローレライに取り込まれたサツキは一命を取り留めた。
だからといって、後悔や罪の意識、そして不甲斐なさが消えるわけではない。
君がやり場のない感情を抱えて街を歩いていると、不意にがやがやと騒々しくも楽しげな声、そして音楽が聞こえてきた。
──銀河劇団ハーレイ・クイーンが、街角の広場でゲリラライブを始めたのだ。

【PC5】
Pristine*Prhythmにおいて、ある意味一番ブレずにいるのは君かもしれない。
人を守る剣でありたい君にとっては、想定より幾らか戦いが激しくなった所で話が違う!などとはならないわけで。
とは言え、あの敗北のあとチームの雰囲気が曇っていることは分かる。先行きも甚だしく不透明だ。
その中でも特に傷ついているであろう夢咲と、懇意にしている相手が直接被害を受けたノートのことが君は気がかりだった。
しかし、正反対の方向性を持つ彼女たちを含めた五人が調和を見出すには、どうすればいいのだろうか?
最終更新:2018年10月12日 17:27
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