A/B > 3話

▼トレーラー

友人だからこそ見過ごすべきではなかった
「友人だから、彼を救いたかった」

友が誤った道を進むのを見ていることしかしなかった
「たとえ誤っていてもそれしか道はなかった」

だから、今一度それを正そう……
「だから、私はどうなっても構わないと思った」

『それが友人として、最期に出来ることだから……』


DTA/DTBキャンペーン
『Diving Times:After/Before』

第3話:『太平洋戦争/1945_14_August』

……誰かを助けたいということが間違いなら、私は正しさなんて要らない


▼ハンドアウト
【赤嶋 颯】
教科書ちゃんが言うには、1945年の8月14日に着いたようだった!
例によって君は他のみんなと散り散りになっている!
さて。
……東京には、何もなかった。
106回にもおよぶ空襲と累計9000機近いB-29の絨毯爆撃で、戦火を免れた地域は皆無と言ってよい状態であり、すでに12万人の東京都民が死亡している。
B-29の最大積載量は4〜9tなので、ざっくり計算でも4万〜8万tくらい爆弾落とされている。広島型原爆がTNT換算1万5000tなので、比じゃないね!(教科書ちゃん談)
……君は、焼け落ちて半ば廃墟と化した東京駅の片隅で、1人の少女を見つける。
煤に焦がれてはいるが、御影環であった。
うずくまって、呆然としている彼女を放っておくことは出来なかった……
「……私は失敗した。東京に核は落ちない。このままだとミライ様は、殺される……」
彼女は、掠れるような声でそんなことを呟いていた……


【六七式人型機械刀興亜一心】
どうやら君はマッカーサー補佐官のようだった。
日本はすでにポツダム宣言受諾する用意があるそうで、君はマッカーサーと共に戦艦ミズーリで東京港周辺にいる。
……さて、君の知る歴史によれば、大日本帝国はここから逆転を果たす。
教科書を以前見た限りでは、それを阻止するという筋書きになっているらしいが……
君はマッカーサーと共に秘密裏に東京に上陸し、対米戦争徹底抗戦を唱える勢力を探ることとした。
そして再び奴と相見えることとなる。
山縣有朋と……


【ウィリアム=碧月・クドラク】
君がいたのは東京山の手であった。陽向紫音以外のやつは見当たらない。
例によって焼け野原であり、何もない。
そんな君に声をかけてきた奇妙な老人がいた。
「お前さん、時間遡行者じゃな?」
老人は赤嶋嵐天と名乗り、赤嶋嵐山の息子であると君に伝えた。
老人は君に頼みがあると言う。
「息子も孫も戦争に取られた。儂にはひ孫の風月しかいない。じゃが風月は何か良からぬ考えを持っておるようでな……」
要は、赤嶋風月という男が何かしようとしているので止めて欲しいという話であった。
まあ、聞いてやってもいいかもしれない!


【PC4B-2-1:ダグラス・マッカーサー】
君には生まれつき、魔法の素養があった。
そのことは隠して軍人となり、戦果を挙げ、元帥となった。
今、敵国日本は降伏文書に調印する寸前まで来ている。この戦争の終わりも近い……
しかし副官の一心が言うには、日本国内にはまだ徹底抗戦を唱える派閥が存在し、彼は魔法の力を行使してでも勝とうとしているというのだとか。
……米国には、魔法技術は皆無と言っていい。キリスト教の力によってそういったものは徹底排除されてしまったからだ。君の両親は、我々が最後の魔術師であると君に語り、君も魔法が使えることは秘匿とせよと親から教わった。
そして、そういった神秘の力が一般社会の目に触れることは、秩序を大きく乱すことになるとも教えてくれた……
さて。敵が魔法を使うのならば、君が対処する他はない。まだ魔法勢力が実権を握る前に事態を収束しなくてはならない。
もし対処不能であれば、原爆投下を視野に入れて行動せざるを得ないだろう……


【PC4B-2-2:陽向紫音】※データはないがロールはしてもらうぞ!
時間遡行学会初の時間移動者となった君であったが、いくつも気になることがある。
君はかつて、赤嶋嵐山の魔術書を読んでいた。
しかしウィリアムと一緒に出会った老人……赤嶋嵐天が言うには、他にも公開されていない書があるのだとか。
その書物には、ある種の未来予知に近い記述や時間遡行に関する記述もあった。
さらには、この時代のミライ様や由布院ポッターがどういう動きをしていたのか、それらを探らねば、真実は明らかにならないだろう。
君は、何を為すべきだろうか。
最終更新:2019年06月21日 22:37
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。