A/B > 5話

▼トレーラー

「君なら来ると思っていたよ。その後の話を聞く気はあるかな?」

「肩の力を抜いた方がいい。そう気張る話じゃない。思うにお前は堅苦しく考えすぎなのさ」

「まあ出来の悪い子を持つと親は苦労するのさ。僕もきっと父にそう思われていた」

「さて、君のことはよく知らないが、一つ仕事を頼みたい。辛い方と楽な方がある。君が選ばなかった方を俺がやろう」


DTA/DTBキャンペーン
『Diving Times:After/Before』

最終話:『失われた30年/1972-2002』

「世界から“時間”が失われていた期間があると言ったら、君は信じるか?」


▼ハンドアウト
【赤嶋 颯】
例によって仲間とは離れ離れになりました。
心の言によれば、君たちが向かった先は1989年であるはずだった。
山川はっきりしない様子で「いや、なんか違う気がする」と言っている。
……駆け込んだ商店で確認した新聞には『1972年11月5日』と書かれている。
仕方がないので、とりあえず風倉神社に向かった君が出会ったのは、親と喧嘩して飛び出してきたらしいチャラついた若者……赤嶋疾風であった。
とりあえず疾風か、親の風月に話を聞くこととした。


【六七式人型機械刀興亜一心】
またみんなと離れ離れになりました。
確認したところ、君は1982年10月19日にいるらしい。
由布院ポッターとの合流には成功した君だったが、彼女が言うには『光砲四七計画』は最終フェーズに移行したらしい。本来であれば1989年に完成するはずのものだが、一体なぜそのようなことに……
ともかく時間がない。君と由布院の2人だけでも阻止せねばならない。
突入した先で、君の前に立ちはだかった計画責任者“赤嶋秀雄”は、偽人であった。
……いや、その風格は偽神と言った方が正しいかも知れない。


【ウィリアム=碧月・クドラク】
また離れ離れになりました。
心の言っていた目的地は1989年のはずだが、君が新聞とかで確認したところ、君がいるのは2002年X月XX日(颯の誕生日の少しあと)だった!
とりあえずいつもの集合場所と化している風倉神社に向かったところ……
赤嶋一颯がそこには居た。生まれたばかりであろう赤子を抱いている。
一颯は「この子は神への供物なんです」と語る。哀しそうな目で。



【観月 冴香】
君は一人、1992年7月30日にいた。
すでに光砲四七計画は実行されたあとのはずだが、大気中にZ粒子が存在している様子はない。
父探した君は、若かりし橋本旋に出会うが……
彼は虚ろな目で自身の研究成果を君に語る。
「ついに成功した。私は魔素の観測に成功したのだ。見ろ!これが世界に奇跡と神秘をもたらす魔神の姿だ!」と。
そこにいたのは、栗栖千代だった。君のいた時間ではミライ様の依代となっていた少女であった。
最終更新:2019年06月21日 22:28
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