◆トレーラー
木枯らしに揺れる葉は、
身を染めて日の経過を主張する
やがて彩をなくし、
枝から落ちる時を迎えるまで
耐えるように
青春疾患TRPG セラフィザイン
秋の物語「枯れゆく葉」
僕には耐えられない
◆ハンドアウト
共通ハンドアウト
日中の暑さはすっかり遠のき、朝夕の涼しさが寒さとも呼べるほどに深まった秋。その日急患として季辺市立病院に運び込まれてきたのは、ステージ6直前まで症状が進行している少年だった。彼は叫ぶ。「嫌だ、まだ死にたくない」と。その姿に、露木鷹人は何か思うところがあるようで……。
◇GMより
だいたいクライマックスのつもりです。併せてかなりぶっ飛び設定が出てきますが、「本シナリオの着想元は仮面ライダーエグゼイド」というネタばらしのもと、寛大に受け入れていただける心の準備をお願いしたいです。
サージカルセラフィザインが急患である都合上、通常「OP→カンファレンス→ライフアシスト①→ヴィジテーション→ライフアシスト②→オペレーション→ED」の進行順を取りますが、内容的にライフアシスト①と②の間に期間がほしいなどの場合にはライフアシスト①とカンファレンスの順序を入れ替えられますので遠慮なく仰ってください。
HO内容のイベントはヴィジテーション終了時のトリガーシーンにて発生します。
◆サージカルセラフィザイン詳細
氏名:火谷葉一(ひだによういち)
年齢:12
発症部位及びトータルステージ:脳・神経系3、内分泌系2、計5
おもな症状:搬入後、急遽異形化症状の安定手術を施行。症状は安定したものの、精神不安定や四肢の麻痺が見られる。常にベッドでの安静が要される。また、早ければ同日内にでもFRPへ移行すると推測される。
経歴:セラフィザイン発症は数か月前と考えられる。異形化症状を厭った母親(父親にあたる人物とは離婚済み)によって自宅に閉じ込められ、治療も受けることができなかったため急速にステージが進行。本日早朝にRP移行のため暴走、異形化部位による破壊活動を目撃した病院職員により現地での応急処置が為され、のち病院へ搬入された。
母親は暴走時に軽傷を負っており、同病院にて治療済み。
シナリオニード:死にたくない
最終更新:2019年07月20日 19:34