【DX3】Choco-Crumble > 3話

◆トレーラー

文化祭という、日常の中の非日常を楽しむ学生たち。
だがその平穏は、紅い爆発によって真の非日常へと塗り替えられた。
閉じ込められた非オーヴァードたち。上昇するレネゲイド濃度。迫る刻限。
血色に染まった箱庭の中で、囚われたちは嘆く。
逃げられないのか、と。

ダブルクロス The 3rd Edition「Crimson-Egg」
ダブルクロス――それは、裏切りを意味する言葉。

◆ハンドアウト

◇PC①小日山篤志用ハンドアウト
ロイス 高神透馬　推奨感情 P：友情/N：不安
キミの通うN市立高校の文化祭の日が近づいている。校内はどことなく浮足立った空気で満たされつつあり、それはキミ自身も例外ではない。キミの両親も、新薬の開発が一段落着いたからと少し覗きに来るらしい。当日、知り合いのいるクラスの展示やステージ発表を見に行ったりと、キミは普通の学生らしく日常を謳歌していた――突如、紅色のたまごが目の前で爆発するまでは。

◇PC②風切日向用ハンドアウト
ロイス 高神弥生　推奨感情 P：執着/N：指定なし
文化祭を目前に、学校全体が明らかに浮足立っている。もっとも、キミとしては「部外者が自由に校内へ出入りできる日」など、いつFHが賢者の石を狙って襲撃してきてもおかしくない、と警戒を高めているかもしれないが。そして迎えた当日、キミは高神弥生と出会う。マスクをしていてもすぐに分かった――彼女は、キミと同じ顔をしている。

◇PC③アイゼン・ウルグローサ用ハンドアウト
ロイス アンドリュー・リード　推奨感情 P：懐旧/N：疎外感
キミが市中へ出かけた時に見かけた少年。N市立高校の門で文化祭の準備に勤しんでいた彼は、任務で死んだはずの弟アンドリューと瓜二つだった。エージェントに軽く調べさせたところ、外国からの留学生らしい。ちょうど数日後には文化祭が開催され、外部の人も校内に入れる。探りを入れるには絶好の機会だろう。

◇PC④アルマ・クレール用ハンドアウト
ロイス クルセイダー　推奨感情 P：有為/N：猜疑
FHのエージェントが一人、重要機密を握って逃走したという。かと言って、その脱走者”クルセイダー”はUGNに寝返る気もないらしい。そして今、奴がN市に潜伏しているという情報が上がった。このタイミングでN市に来るということは、何らかの目的から賢者の石を狙っている可能性が高い。より詳しく調査し、可能ならば重要機密を入手せよと指令が下った。

◇PC⑤類家新人用ハンドアウト
ロイス クリムゾン　推奨感情 P：執着/N：脅威
“クリムゾン”と名乗る、謎の喋るたまご。見つけたのは部員の一人である真田祐子。文化祭当日、TRPG部の企画を開催している部室でのことだった。そのたまごは喋り終えた途端に爆発し、辺りを赤い霧で包み込み――悲鳴と、獣の咆哮が響き渡った。