【PX】幽世学園生徒活動録 > 第2話

▼トレーラー

校内掲示に一枚のプリントが貼り出されている。

「九進高校との交流会が決定されました。本学生徒より若干名が校外学習として九進高校に短期在籍し、その学を修めることをここに許可します。九進高校でその学を修めたと認められた者には校外学習の単位を進呈します。くれぐれも他校に失礼のないように……」



『幽世学園生徒活動録』
第2話:『Will Power』


▼ハンドアウト
【荒上 光沙輝】
2回目の校外学習に向かった君だったが、アナウンスで言い渡された他校に短期留学し、学を修めろとのことだった。
電車も止まった先は、郊外の街といった風情の土地。九進高校は平凡な全寮制私立高校といったところだろうか。
授業は普通。寮も普通。クラスメイトも至って普通。
君(+PC全員)に言い渡されたのは、小数名の班での演劇の課題であった。
火渡詩織、湯川結花、雪平有希という三名の生徒がチームだと言う。
台本の用意を詩織の担当だそうで、君にはその手伝いをしてもらいたいそうだ。
期限は3日。それまでに書き上げないといけないらしい。


【三枝 辰】
同じく2回目の校外学習。九進高校という私立高校に短期留学することとなった。
この気を逃す手はなく、調べて回ろうとする君であったが……
思いの外学校の警備は厳重で、敷地から出るのは難しいようだ。
湯川結花という君と同じ演劇課題チームに属する生徒が言う。
「逃げたいんなら手を貸すけど……、出て何がしたいんだ?」


【稀崎 野乃】
初の校外学習である。
短期留学をどう思っているのかはさておき、授業も課題も理不尽なモノはなく、優等生である君ならば楽勝だと感じるかもしれない。
だが一つ気になることがあった。
君にだけは、学内に存在しない「ナニカ」が見えていた。中世の異端審問官のような出で立ちの男が、時折学校を巡回しているのだ。
視界の端に映ったとき、注視すればすぐに消える……といった様子で。
半日ほど彼らを見て分かったことがある。 異端審問官は、雪平有希という生徒に注目しているようだった。


【その他PC】
短期留学だ!演劇班だ!がんばろう。
最終更新:2020年04月10日 14:18
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