◆トレーラー
種は根を張り、地上を目指す
光を求めて、地上を目指す
信じて芽吹いたその先に
光は遠く、ただ混沌
ダブルクロス The 3rd Edition 「辺獄にオアシスを―”Breeding”」
次に水をやりましょう
◆ハンドアウト
◇PC①
ロイス:スバル 推奨感情 P:庇護/N:不安
事件は解決を見るどころか、ますます混迷を深めていく。スバルの眼も依然として光を取り戻してはいない。不安を募らせながらもスバルの病室に通うキミに、彼女はこう呟く。
「私、海が見てみたいな」
◇PC②
ロイス:舛花 雪 推奨感情 P:懐旧/N:不信
再会は唐突だった。新しい支部長を迎え、いよいよ事件の核心へと足を踏み入れようとするキミを引き留めるかのように。世界が未知の脅威を突き付けられている中で、キミは失ったはずの、知らなかったはずの「日常」を、不意に手に入れてしまった。そんなキミを、死んだはずの母は偽りない笑顔で迎え入れた。
◇PC③
ロイス:テレーズ・ブルム 推奨感情 P:憧憬/N:嫌悪
臨時の支部長はまさかの中枢評議員だった。それも自分よりも若い少女ときた。かつて紫津浦工を推挙した評議会には複雑な感情を抱きながらも、一刻を争う事態に我侭は言っていられない。道をまっすぐ見据えようとするキミの心を、もう一人の中枢評議員がゆらめかせる。
◆第二話からの登場NPC
〖テレーズ・ブルム〗
「世界の命運はあなたたちにかかっているわ。頑張ってちょうだいね!」
UGN中枢評議員。穏健派の中心人物。15歳にして数々の博士号を取得している天才少女。非オーヴァードながら、その卓越した能力と冷静沈着な性格でUGNの難局を取りまとめている。一方で親しい人間には年相応の態度を見せることも。
事態を終息させるべく、中枢評議会を代表して賽ヶ島を訪れた。日本支部との繋がりが強く、日本への造詣も深い。
〖“ミリオンサンズ” アッシュ・レドリック〗
「言い訳はいらん。1秒でも早い任務完遂だけを考えていたまえ」
UGN中枢評議員。改革派の中心人物。査察部以来の冷淡なやり口から、現場のエージェントたちにひどく嫌われている。一方で自らも戦場に立つほどの気概も持っている。テレーズを中心とする穏健派とは対立関係にある。
今回の事件に対して、早急かつ効率的な解決を図るべく、独自に行動を開始しているようだ。
〖舛花 雪(マスハナ・ユキ)〗
「驚いた?でも…また会えてよかったわ」
舛花澪の母。仕事のためなら家庭も顧みないバリバリのキャリアーウーマンタイプで、合理的な性格。だが家族のことを忘れたことは片時もない。仕事柄非常に長期に渡って家を空けており、まず会うことのできない澪には、あえて自分が死んだことにしていた。
〖一道 陽(イチドウ・ハル)〗
「困ってるなら何でもボクに言って!…いいから、ほら!」
賽ヶ島高校生徒会長。笠雲ミラの親友。成績は大したことないが、持ち前の明るさと器用さだけで生徒会長にまで選出された。人一倍責任感が強く、生徒一人一人を大事に思っている。ボクっ娘。
〖“辺獄の管理人” アブラハム〗
「…元気に育つがいいさ」
FHセル「リンボ」のセルリーダー。衛星軌道上にあるセルから軌道砲台の照準を日本に据え、間もなくの終焉を宣言した。彼/彼女個人の詳細は一切不明である。
最終更新:2020年04月11日 05:56