第1話『チック・タック』

◆トレーラー

大きく変容した世界で、
そんな場合じゃないという声に、こんな場合だからこそと叫ぶ、
何だか変わった人に集められた貴方たち。
デコボコな3人と彼らを支える1人、そしてそれを取り巻く人々のLIVEが幕開く。

駆け出しアイドルRPGビギニングアイドル
「終末の鳥籠 第1話『チック・タック』」
――嗚呼、動悸が止まらない。



◆ハンドアウト

PC1
ある日突然、貴方はアイドルにスカウトされる。今朝見たとっくに家を出て行った母親の夢、そして幼い頃に抱いた可愛らしい自身の夢。それらを思い出しスカウトを受けた貴方を待っていたのは、共にユニットを組むという男性二人と支援者であるという男性、そして、作詞協力を取り付けるというミッションだった……⁉

PC2
訣別の日にとうとう解散したユニット、事務所、それらを思ったり思わなかったりしつつ生活をしていた貴方は、一人の少女に声をかけられる。プロデューサーだと名乗る彼女は、元トップアイドルである貴方にもう一度アイドルになってほしいと懇願してきた。メンバーも曲もコンセプトも何も決まっておらず、全てを一から始めたい、彼女はそう言うけれど……。

PC3
道を歩いていた貴方は、まるで街頭演説でも行うかのように、アイドルについて語る少女を見かける。アイドルの魅力について散々叫んだ挙句、アイドルにならないかと下手クソなイラスト付きのチラシを配る始末。何でも、あの二階堂バゼルがユニットメンバーとしているということだが……?

PC4
その日、貴方が店長を務めるコンビニにやって来た客は、明らかに変なやつだった。このご時世に、マイクやアンプ等の音楽に関連するもの、そしてミシンや布、アクセサリーなど身を着飾るもの、そんな最低限の生活とは程遠いものばかり探している。極めつけはコンビニの周囲を物色して、「ここならライブができるかな……」などと呟く始末。“ライブ”ということは、何かアーティスト活動でもしているのだろうか?



◆GMから一言
とうとう始まってしまいましたGMの趣味嗜好全開、終末ビギドル。色々精査した結果、意外と明るく生きているPCたちとPでのアイドルライフとなりましたが、少しずつ終末感を出していきたいです。どうぞ最後までよろしくお願いします。


——「chick」(ニワトリなどの)ひな,ひよこ

——「tick」(時計・機械などが)カチカチいう,時を刻む

最終更新:2020年12月26日 23:26
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