兼木 明梨(カネキ・アカリ)
「何をしてるかって?……私には、祈るくらいしかできませんから。この街の平穏を、そして父の無事を」──日中、にわかに落ち着きを取り戻した避難所にて
「ひいいっ!? なに、あれ……く、蜘蛛?」──夜半、血の匂う狩場にて
「私は、私にできることをするだけです。手当てが必要な方は、お声がけを」──街中、蜘蛛を視界に捉えながら
「赦しを……救いを──」──休息中、薄汚れた十字架を震える手で握りながら
「どうしてこうなってしまったのか、これからどうするべきなのか。私は、知らなければなりません。全てを、真実を」──強大な蜘蛛を打倒した後、祈りを捧げながら
「今、後ろを振り向いたら、立ち止まってしまいそうだから。だから、ごめんね、お父さん」──形見の大斧を、慈しむように撫でながら
クラス
生き様レベル:14
クラス名 |
Lv |
神業 |
蒸気衛士 |
6 |
ナイチンゲール |
色無 |
2 |
ジョン・ドゥ |
ー |
|
フランケンシュタイン |
探偵 |
5 |
ー |
ハガネ |
1 |
ー |
消費経験点:968(未消費31点)
ライフパス
出自:神の恩恵
経験:守護者
邂逅:恩人/正盾
ミッション:生き様を貫く、誰かの自由を守る
ライフスタイル:中流階級
住宅:集合住宅
ステータス
設定・その他
現代日本で言うところの横浜にある、ウァティカヌス教系の学校に通う女学生。16歳。本人もウァティカヌス教徒である(敬虔な、という程ではないが)。勉学の成績も身体能力も至って平凡だが、運のよさと誰に対しても明るく朗らかであることが取り柄。その性格も相まって、友人は多い方である。
母は明梨が1歳になる頃に亡くなっており、父親と二人暮らし。その父も仕事の都合上家を空けがちなため、放課後は一人でいることが多い。幼い頃はそんな家庭事情を恨めしく思うこともあったが、時折帰った際に見せる優しさと、家計は苦しいながらも何一つ不自由なく育ててくれたことに深く感謝を覚えており、現在の学校に通い始める頃にはそういった気持ちはなくなっていた。
前述の通り比較的おっとりした性格ではあるものの、思い立ったらすぐに行動に移す思いきりのよさも持ち合わせている。まして、それが父を心配してであれば尚更──たとえそれが、悪夢への片道切符だったとしても。
南弥に辿り着いて間もなく、パニックに陥った民衆に巻き込まれる。土地勘もなく混乱していたところ、大きな盾を背負った男性に助けられ、避難所へと誘導された。
父親について:年の程は40代くらい。穏やかかつ寡黙な性格であり、特に仕事に関する話は明梨にしたことがない。しかし、「神父様へ」と宛名が書かれた手紙が時折家に届くことから、教会に関係する仕事をしているのかな、と明梨は思っている。
下の名前についても、周囲からは「兼木さん」としか呼ばれていないし、自分も「お父さん」としか呼ばないため不明……ということに、今回のような事態になって初めて気が付いた。思えば仕事の話同様、自分についての話も意図的に避けていたような……。
PLより
立ち絵にはつけ忘れましたが、赤い白いリボンで後ろの髪をまとめているイメージです。
あとパパのCVは立木文彦です。
- コモン◎●/マネキン/ミストレス -- PL (2023-06-01 00:12:36)
- →コモン/フェイト●/ミストレス◎ -- PL (2024-07-06 15:00:14)
最終更新:2025年05月31日 23:18