吸血鬼とは
吸血鬼と聞いて皆さんが思い浮かべるのが、ドラキュラかカーミラかエドガーとアランかアルクェイドか……
類型としても幅広くなってきていますし、正直何処を思い浮かべられているかは分かりません(笑)。
このWoD(ワールド・オブ・ダークネス)の世界において、吸血鬼とは他者の血液を持ってその身を永らえる存在であり、その魂すら既に死した存在です。彼ら吸血鬼が感情を抱いたり、快楽を得たりするのは、魂の残骸が木霊のようにその身の中に鳴り響いているに過ぎないといわれています。
彼らは呪われた存在であり、太陽光に当たればその身は燃え上がり、人間性から乖離した生活を続けていれば次第に理性すらをも失うのです。
とはいえ、宗教的シンボルや白木の杭流れる水や大蒜が彼らに致命的ダメージを及ぼす事は基本的にはありません。それらは、信仰心の表れであり、過度な信仰を持つ氏族や血脈の中には十字架を当てられる事で滅する種もあるかもしれない程度の意味しかありません。逆に、人間が彼らの術に落ちないよう自らを鼓舞する意味では十字架などは役に立つ事もあるでしょう。
氏族、血脈、盟約
このWoDの世界において、吸血鬼にはいくつもの氏族、血脈、盟約があります。
これらに所属する事によって、彼らは超常的な力(霧や獣に変化したり、他者を支配したり)の教えを受けられたり、孤立せずにすんだりします。
氏族とは、種族のようなものです。PCが選べるのは五大氏族でありそれぞれ、
- 感情的で官能的かつ魅力的なディーヴァ、
- 原始的で野蛮かつ頑健なギャンレル、
- 鋭敏で思慮深く明賢なメケト、
- 隠微で強靭かつ恐ろしいノスフェラトゥ、
- 堂々とし貴族的威厳を備えるヴェントルー
となっています。
血脈とは、氏族から分派した集団のことです。例示としては
- ギャンレルから派生したより野蛮で卑劣なブルジャ
- ヴェントルーからの派生で精神疾患を自ら受け入れたマルコヴィアン
- メケトから派生した病人食いのモルバス
- ディーヴァから派生したより冷静で評論家的なトレアドール
などがいます。
盟約とは、理想や信条を共にする吸血鬼たちの社会的集団を指します。
- 血族社会を現代的なものとして統括しようとしているカルシアン
- 全ての怪物の祖としての女神を崇拝する老魔女の環
- 夜の貴族階級たるインヴィクタス
- キリストの血によって吸血鬼となったロンギヌスの教えを説くランケア・サンクタム
- 神秘の知識と超越者への道程を行くオルド・ドラクル
以上が、PCたちに基本的に勧められる盟約です。
盟約に入る必要は必ずしもなく、盟約せざるものとして無所属の吸血鬼になることも可能です。
また、反社会的盟約としては
- 悪魔崇拝者たちの組織、ベリアルの同腹
- 明かされえぬ信念の元、吸血鬼狩りをするⅦ
の存在が確認されています。
以上、新紀元社【ヴァンパイア:ザ・レクイエム】よりの抜粋、要約でした。キャラクター作成の一助となれば幸甚です。
最終更新:2009年02月17日 23:38