ヴィークル・ウェポン
アーセナル、並びに他のシャドウラン4thに所収のどのような武器とも異なり、この項目に挙げられる武器は、
サイズ、かさばる銃架、巨大な反動など、いかなるメタヒューマンによる使用も考慮されたものではありません。
あくまでヴィークル上に据え付けて使用するためのものです。
ヴィークルに武器を搭載する方法の詳細については、ギア&ヴィークル改造の章のウェポン・マウントの項を参照してください。
主力兵装
特に明記されない限り、以下の全ての兵器は固定式のウェポン・マウントか重砲塔(p 144)にのみ搭載可能です。
アレス・ファイアランス・ヴィークルレーザー
車載レーザーの最新の形であるファイアランスは、大量の電力を消費する反面最高に静かなヴィークル撃破手段を提供します。
またそのレーザーは、不可視光線に合わせてあり照射元を特定するための発砲炎が存在しません。
詳しくは、レーザー兵器のルールを使用してください。(p 41)
ファイアランスはスナイパーライフルの射程修正を使用し、さらに超遠距離射程の限界が10,000メートルまで延長されます。
また一回の射撃ごとに10点の電力を消費します。
同時に他の装備に対する充電が行われていないのであれば、標準的なヴィークルは6秒ごとに1点の電力を充電します。
フィアランスは、ヴィークルの構造がそれを許すのであれば、可動式のウェポン・マウント(p 147 可動 参照)に搭載することも可能です。
アレス・フォッガー・グロップ・キャノン
目的が単にデモ隊を追い払うことではなく、彼らを拘束して後で尋問にかけたいのであればグロップ・キャノンの出番です。
この武器は適切な目標を拘束するために数秒で硬化するフリーズ・フォーム(p 82 訳注:とりもちのようなものか)の塊を射出します。
使用の際にはサブマシンガンの射程距離を適用します。
アズテクノロジー・イツコアトル・ガウスキャノン
この巨大な電磁投射砲まず例外なく艦船に搭載して使用されます。
発砲の際にはその電力のほとんどを持っていくことになるでしょう。
飛翔距離を考慮して、発射体には軌道を調整するための翼状の誘導装置が付属しています。
この砲はアサルトキャノンの射程修正を使用しますが、超遠距離射程の限界が50,000メートルまで延長されます。
スマート・アーマーを除く全ての防具は、ガウスキャノンに対して防護点は半分しか適用されません(AP修正はその後適用します)。
フレッチェ・ホール・バラージ・ロケットランチャー
このロケットランチャーの用途は範囲内全てのものを破壊する飽和攻撃に他なりません。
そのために、必要とあらばこのランチャーは数秒以内に全弾を撃ち尽くすことが可能となっています。
射程並びに細かいルールはロケットの項を参照してください(基本ルール p342)。
弾幕斉射を行う際は複雑動作を必要とし、発射されたロケットごとに命中テストを行ってください。
全ての目標は、互いに50メートル以内にいなくてはいけません。
同じ複雑動作で発射された一射目より後の全てのロケットは命中テストに累積する-2のダイスプール修正を受けます。
この武器はヴィークルの構造がそれを許すのであれば可動式のウェポン・マウント(p 147 可動 参照)に搭載することも可能です。
GE ヴィジラント・ライトオートキャノン
自社製品のヴィンディケイターと同様に軽車両や航空機を粉砕する事を目的として設計されており、
しばしば歩兵戦闘車両や軽装甲機動車、攻撃ヘリの主兵装として使用されます。
射程に関してはヘビーマシンガンの数字を、細かいルールに関してはミニガン(p30)のルールを使用してください。
フルバースト・モード(基本ルール p153)では各々が互いに2メートル以内にいる限りにおいて、同時に複数の目標を撃つことが出来ます。
この武器はヴィークルの構造がそれを許すのであれば、可動式のウェポン・マウント(p 147 可動 参照)に搭載することも可能です
GE バンキッシャー・ヘビーオートキャノン
この巨大な機関砲は主に艦船の副砲として、または対戦車攻撃機の主兵装として使用されており、
射撃の際に発生する膨大な熱量に耐えられるようファインセラミックスで作られています。
ヘビーマシンガンと同じ射程修正を使用しますが、超遠距離射程の上限は通常の倍の2,400メートルとなります。
この武器を使用する際はミニガン(p30)のルールを使用してください。
フルバースト・モード(基本ルール p153)では、各々が互いに2メートル以内にいる限りにおいて、同時に複数の目標を撃つことが出来ます。
GM ライトキャノン
ライトキャノンは強装薬の硬芯弾を使用する、伝統的な装甲戦闘車両用の兵装です。
いかに新兵器に想像をたくましくしようとも、
この単純さこそが世界中の軍用ヴィークルで受け入れられるという結果をもたらしたのです。
使用の際にはアサルトキャノンの射程距離を適用してください。
より強力ではあるものの、ライトキャノンの弾薬の入手値と値段は、アサルトキャノンのそれと同一です。
GM ヘビーキャノン
主力戦車に一般的に好まれる兵装であるヘビーキャノンは、
数の力に頼る必要も、ミサイルのような弾数の制限もありませんが、
それでもただの一射で重装甲車両さえ撃破可能です。
アサルトキャノンと同じ射程修正を使用しますが、超遠距離射程の上限は通常の倍の2,400メートルとなります。
より強力ではあるものの、ヘビーキャノンの弾薬の入手値と値段は、アサルトキャノンのそれと同一です。
ローンスター・フラッシュフルード・ウォーターキャノン
暴動とデモを蹴散らすことを目的とした放水砲を装備した車両は、大型の貯水槽を必要としますが、
抗議申し立てを解散させるためのオーソドックスな兵器です。
ローテクではありますが、それによって生じる怪我はマトリクスニュースのトピックスでさえ言及するには値しない程度です。
ウォーター・キャノンはサブマシンガンの射程距離を使用します。
長バーストでのみ射撃可能なフルオート武器とみなしてください。
シアワセ・マイクロウェーブキャノン
これらの装置は、ウォーターキャノンでは効果が無くなって来た時に群衆を抑制するための武器であり、
殺傷効果が無いゆえに気にする通信社もありません。
基本的なルールは、フィチェッティ・ペイン・インデューサー(基本ルール p339)のそれに従いますが、
強度は12でありフルオートでの射撃能力を持ち(狭いバーストは強度を上昇させます)、サブマシンガンの射程距離を使用します。
消費電力は通常射撃の2点を基本とし、現在選択中の射撃モードに従って必要消費量を修正してください。
たとえば、長バーストは通常6発の弾丸で成り立っていますので、マイクロウェーブキャノンを長バーストで発砲した場合12点の電力を消費することになるでしょう。
同時に他の装備に対する充電が行われていないのであれば、標準的なヴィークルは6秒ごとに1点の電力を充電します。
マイクロウェーブキャノンがある種の爆薬を爆発させ、後に尾を引く副次的損害を与えることは前々から知られていました。
もしも目標がダメージ抵抗テストでグリッチを起こした場合、目標が運搬しているいかなる種類の爆薬も爆発する可能性があります。
S-K タウルス・ライトガウスキャノン
この車両搭載型の電磁投射砲は、鉄製の発射体を音速まで加速するために複数回電磁パルスを使用し、究極の装甲貫通力を与えます。
アサルトキャノンの射程修正を使用しますが、超遠距離射程の限界が5,000メートルまで延長されます。
ウィンターシステム・マーキュリー・シップレーザー
艦船搭載用兵器の究極であるマーキューリーは搭載した艦船に、視界が届くのであればどんなものでも予兆なしに射撃することを可能とします。
(海戦に於いて水平線までの距離は約15キロメートルと仮定します)
軌道上の衛星の目をくらますか、場合によっては損傷を与えることすら可能な威力を持ってはいますが、
多くの船は水平線越しに交戦することを求められるにもかかわらず、
レーザーには地球のカーブに合わせて弾道を通る能力が欠如しているという大きな欠点を抱えています。
使用の際にはレーザー兵器に対するルール(p 41)に従ってください。
シップレーザーはスナイパーライフルの射程修正を使用し、さらに超遠距離射程の限界が200,000メートルまで延長されます
(射程距離が20,000メートルを超えるたびごとに、DVは1点づつ減少します)。
また、一回の射撃ごとに25点の電力を消費します。
| 名称 |
DV |
AP |
モード |
範囲 |
弾数 |
入手値 |
価格 |
| アレス・ファイアランス |
12P |
-1/2 |
SS |
- |
100* |
25F |
400,000\ |
| アレス・フォッガー |
特殊 |
- |
SA |
- |
50(belt) |
15R |
10,000\ |
| アズテクノロジー・イツコアトル |
18P |
-10 |
SS |
-2/m |
50(belt) |
30F |
600,000\ |
| フレッチェ・ホール |
ロケット |
ロケット |
特殊 |
ロケット |
20 |
25F |
20,000\ |
| GE ヴィジラント |
8P |
-4 |
FA |
- |
200(belt) |
15F |
5,000\ |
| GE ヴァンキッシャー |
11P |
-6 |
FA |
- |
200(belt) |
20F |
20,000\ |
| GM ライトキャノン |
13P |
-6 |
SA |
-1/m |
50(belt) |
18F |
50,000\ |
| GM ヘビーキャノン |
17P |
-8 |
SS |
-1/m |
50(belt) |
22F |
100,000\ |
| ローンスター・フラッシュフルード |
8S |
-1/2 |
FA |
- |
200(belt) |
10R |
5,000\ |
| シアワセ・マイクロウェーブキャノン |
特殊 |
-1/2 |
SS |
- |
100* |
20R |
25,000\ |
| SK タウルス |
14P |
-8 |
SS |
-2/m |
50(belt) |
25F |
200,000\ |
| ウィンターシステム・マーキュリー |
16P |
-1/2 |
SS |
- |
1000* |
30F |
1,000,000\ |
*これらは外部のエネルギー源に頼ることなく保持可能なエネルギー・ポイントの量です。
外部から補給を受ける事が可能であるならば、弾数を制限するものは外部エネルギー源の出力のみとなります。
発射兵器
以下の兵器は専用の発射台か、飛行機ないしヘリコプターの翼から発射可能な、
大型の自己推進飛翔体です。
全ての誘導兵器のセンサー値は、最大で6までです。
アズテクノロジー・シリーズ5・アイアン・ボム
この無誘導爆弾はどこから見ても20世紀の遺物にしか見えませんが、
その低価格ゆえにいまだに世界中の貧乏な将軍と傭兵に愛されています。
この爆弾本体は安定翼付きの薄い金属殻で包まれた爆薬以外の何物でも無く、
他に電子機器や誘導装置の類は一切付いていません。
その利点は、一旦航空機の翼ないし胴体から投下されたならば力任せに撃ち落とす以外に止めようが無いことです。
この爆弾は特殊射撃武器(爆撃)技能を用いて照準し、
8d6メートルの着弾誤差から純ヒット一つにつき5メートル、この誤差を減らします。
低高度爆撃用のパラシュート付きのモデルも存在しますが(それによって航空機は爆発から逃れる時間を得られます)、
同じ価格で入手できます。
カルデオン Mk78魚雷
これは数十キロに及ぶ射程距離を備えた、70年代における軍用魚雷のスタンダードです。
その使用にはラージ・トーピード・ランチャー(p145 参照)を必要とします。
ミサイル・ランチャーの射程修正を使用しますが、超遠距離射程の限界が25,000メートルまで延長されます。
エスプリ・コライユ爆雷
潜水艦に対する最も古く、最も原始的な対処策である爆雷は、
水中爆発による衝撃効果のためフロッグマン(訳注:水中工作員)に対しても非常に効果的です。
他方、より大深度に存在する目標に対しては狙いを付けるのが困難になります。
この武器は水上艦と航空機によってのみ使用されます。
爆雷は特殊射撃武器(爆雷)技能を用いて照準し、
8d6メートルの着弾誤差から純ヒット一つにつき5メートル、この誤差を減らします。
三菱-GM アウトロウ
この多目的ミサイルの弾頭は、任務の性質に合わせて簡単に交換することが出来ます。
技術の最先端を走るとともに、維持の容易さも保たれるよう長年にわたってアップグレードされてきました。
ミサイル・ランチャーの射程修正を使用しますが、超遠距離射程の限界が5,000メートルまで延長されます。
弾頭を交換するには【論理力】+〈武器整備〉(5、1分)の継続テストが必要です。
ブロックⅠは、同時に爆発する一連の小型爆弾を散布する広域制圧兵器で、連鎖的な爆発が効果範囲内を一掃します。
閃光手榴弾(基本ルール p343)と同じく範囲内ではDVは等しいものとして扱います。
ブロックⅡは、ブロックⅠのバリエーションです。
小型爆弾を放射する代わりに半径20メートルの範囲に地雷原を設置するため、カモフラージュされた地雷を散布します。
ブロックⅢは、ターゲット・ライブラリのデータを頼りに目標の最も脆弱な点を狙い定める高性能対戦車兵器です。
着弾誤差(基本ルール p155)が0以下になった場合、残りの純ヒットは通常の武器と同じくダメージ値に加算され、
加えて同数の値だけミサイルのAP値が向上します。
ブロックⅣは、ブロックⅢのバリエーションで、敵のセンサーの出力を探知する能力が追加されており、
目標にセンサーのスイッチを切るか破壊されるリスクを背負い込むかの二者択一を迫ります。
ブロックⅢの全てのルールを使用した上で、目標が能動照準(基本ルール p175)を使用していた場合攻撃の際に目標のセンサー値がそのままミサイルのセンサー値に加算されます。
ブロックⅤは、発射される際にどの効果を最大にするか選択することが可能な二重用途ミサイルです。
炸薬が形状記憶合金製の弾殻に充填されており、接合部は飛行中に対人効果を得るために弛緩させることもHE効果を得るために硬化させることも可能となっています。
ブロックⅥは、海中を最大で5,000メートル航行可能な魚雷型カプセルから発進した後、
海面すれすれを5,000メートルに渡って巡航する空対艦ミサイルバージョンです。
マースク・フィスク・スーパーキャビテーション魚雷
魚雷技術の最先端に位置するこの短距離魚雷は圧倒的な優速を誇ります。
水中でロケット推進が機能するよう気泡を作るために、先端からガスを放出してはいるものの、
本質的にこれはロケットエンジンです。
センサーの探知から逃れることはほぼ不可能ですが、
その高速ゆえに回避するのは極めて困難です。
発射の際にはミサイル・ランチャーの射程距離を使用してください。
プロテウスAG ピラニア・小型魚雷
小型魚雷は水中からの侵入者を阻止するために自身の装備に頼らざるを得ない警備艇や、その他の小型船舶に好まれる兵器です。
その使用にはスモール・トーピード・ランチャー(p145 参照)を必要とします。
発射の際にはミサイル・ランチャーの射程距離を使用してください。
サーブ-サーカー・AIM-27 スパローホーク
高速で飛来する航空機とミサイルを迎撃、撃破するために設計されたAIM-27(Aerial Intercept Missile:対空迎撃ミサイル)は、
重要な目標、または財産を空襲から守るためしばしば長射程のオプションとして使われます。
また、ロッキー山脈付近の国家ではT-バードに領内を荒らされるのを防ぐために好んで使用されます。
スパローホークの亜種の一つは海面近くの潜水艦から発射することが可能です。
浮揚性のあるコンテナに収納されたスパローホーク本体は、一旦魚雷発射管から射出されたならば海面まで浮上してそののち射出されます。
ミサイルランチャーの射程距離を使用し、さらに超遠距離射撃の限界が10,000メートルまで延長されます。
地上の目標に対してはほとんど効果が無く、DVは16まで減少します。
| ミサイル・タイプ |
DV |
AP |
範囲 |
入手値 |
価格 |
| アズテクノロジー・シリーズ5 |
22P(f) |
0 |
-2/m |
12F |
400\ |
| カルデオン Mk78 |
16P |
-4** |
-2/m** |
25F |
4000+(400×センサー値)\ |
| エスプリ・コライユ |
12P |
-4** |
-1/m** |
10F |
800\ |
| 三菱-GM アウトロウ |
ブロック |
ブロック |
ブロック |
15F |
1000\ |
| ブロックⅠ |
16P |
-2 |
半径 20m |
25F |
2000+(500×センサー値)\ |
| ブロックⅡ |
16P |
-2 |
半径 20m |
25F |
8000+(500×センサー値)\ |
| ブロックⅢ |
18P |
-2/-6* |
-4/m |
25F |
4000+(600×センサー値)\ |
| ブロックⅣ |
18P |
-2/-6* |
-4/m |
28F |
4000+(800×センサー値)\ |
| ブロックⅤ(対人) |
16P(f) |
+3 |
-1/m |
25F |
4000+(500×センサー値)\ |
| ブロックⅤ(HE) |
16P |
-2/-6* |
-2/m |
25F |
4000+(500×センサー値)\ |
| ブロックⅥ |
16P |
-4** |
-2/m** |
25F |
6000+(500×センサー値)\ |
| マースク・フィスク |
12P |
-4** |
-2/m** |
24F |
10000+(500×センサー値)\ |
| プロテウスAG ピラニア |
8P |
-4** |
-2/m** |
12F |
1000+(500×センサー値)\ |
| サーブ-サーカー・AIM-27 スパローホーク |
22P |
-2/-6* |
-4/m |
30F |
8000+(800×センサー値)\ |
*対人/対ヴィークル
**ここに示されたAPと範囲は、空爆に使用された時のものです。水中爆発による衝撃波はより遠くまで届き、装甲に対しより劇的な効果を及ぼすでしょう(p171 水中戦闘参照)。
最終更新:2010年08月16日 05:04