• 物語のラストは?

全ての小鍵をアクロイドに差し出す主人公。

アクロイドの傍らには、これまで主人公に小鍵の助言を与えてくれた、占星術師ウェンディがいました。
マンダールの首都を魔物だらけにしたのはウェンディのなせるわざでした。

彼女こそ、今回の事件の張本人。
そもそもマンダール王を籠絡して八将軍を雇わせ、罪のない兵士を八将軍の手下として利用し、小鍵の守り手たちを劣勢に追い込んだ、悪の元凶です。

またウェンディは、宰相アクロイドをも支配下に置き、表向きの実行犯に仕立て上げました。

そして、主人公や守り手たちの目をアクロイドに向け、自らの暗躍をさとられないようにするため、ウェンディは占星術師として主人公に接し、小鍵の助言を与えていたのです。

アクロイドがウェンディの支配を受け入れた理由は、簡単でした。
八英雄が復活した後の世界において、王となる事を約束されたからです。
彼は性根の腐った野心家でした。

アクロイドから小鍵を受け取ったウェンディは、媚びるアクロイドを簡単に殺害します。
そして、首都に集まる魔物に号令を出し、人々を襲わせます。
やはり約束など守る気はなかったのです。

その場から消えるウェンディ。
行き先は、ブルムダール山に間違いありません。
守り手たちが首都の魔物と懸命に戦う一方、主人公は山へ向かいます。

山にもまた魔物たちがひしめいていました。
しかし主人公たちはこれを退け、道を開きます。

山の頂上付近に設けられた祭壇では、まさに八英雄復活の儀式が行われているところでした。

ウェンディの血・肉・命の全てを糧として、儀式が完成します。

そこへ、ジナイーダがようやく到着しました。

「まだ間に合います。儀式はこの命にかえても抑えましょう。忌まわしき英雄を……頼みます」

ジナイーダが懸命に儀式の逆行を試みる中、少しずつ、小鍵の封印が解かれていきます。
八英雄の姿が、次第に、祭壇で実体化をはじめます。

覚悟を決め、神々にも等しい八英雄に立ち向かい、かれらの姿を再び虚無へと押し戻した主人公。

ジナイーダは言葉通り命を落としましたが、小鍵の封印は、無事に守られました。



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最終更新:2007年07月15日 02:01