大聖堂が誕生するまでの歴史
なんか適当にまとめたタルパ界隈変遷史(´・ω・`)
大聖堂が誕生するまでの過程を説明した長い前書きのようなもの。
もくじ
タルパ界隈創世期(1988年~1999年)
チベット密教の秘奥義として知られるタルパ・・・
全身全霊となり何もない無の空間から霊体を作り上げる至高の御業となる。
魔術の世界に見るような降霊術とも少し違う。自分の望む容姿や性格をしたものを、自由自在に作り出すことができるのだ。
今から20年くらい前だろうか・・・本来はチベット密教の修行僧が実践するものであるが、某オカルト雑誌で紹介されたのをきっかけに、日本のオカルトマニアの一部でタルパ研究が始まる。
結果、完成に至る者が続出して、オカルト・スピリチュアル界の一角でタルパが密かに流行り始める。
そうして、しばらくの間は、平和な時が続いた。
オカルト評論家のレプ氏が人気を集め、同氏を中心にタルパ界隈が形成されて行くが・・・程なくして、見解の相違から争いが始まり、タルパ界隈は創世記から荒れに荒れる。
関係する各所の掲示板では、レプ氏のモノマネ師による自作自演が行われ混迷を極めた。
タルパ界隈成長期(2000年~2009年)
そんな混迷を極めたタルパ界隈に、功名の光を指すよう、それまでの常識を覆す方法を提唱する一人の天才が現れた。
その人物の名は浮き草・・・それまでタルパは無の空間から作り出すものと考えられていたが、浮き草氏はダイブと呼ばれる方法で、この世とあの世の中間世界となる幽界で、タルパと出会う方法、邂逅型を編み出したのだ。
ダイブとは、瞑想により変性意識状態となり、白昼夢を意図的に誘発させ、それを明晰夢化させた技となる。白昼明晰夢とも呼ばれていた。
そして、幽界でタルパと出会う場所を思念界(ダイブ界)と呼んだ。
浮き草氏は思念界で様々な存在達と出会い、気に入った者をタルパとして受け入れていたようだ。
そのうちの一人とも契りを交わし、タルパとの間で子をもうけるまで至る。
こうして、浮き草氏は誕生型と言う概念も生み出し、タルパ界隈の求心力となり、思念体の世界に平和と安寧をもたらす。
浮き草氏は多くの信者も集め、タルパ界隈で一大勢力を築く。
タルパ戦争(2010年)
タルパ界隈における浮き草氏の名声は絶頂を極めた。しかし・・・
浮き草氏はそんな自分を賞賛する者達を疑問に思い始めた。自分は烏合の衆に持ち上げられているだけなのではないかと悩んだ。
そこで、盟友であったホロ氏に相談して、浮き草氏はホロ氏とともに、タルパ界隈にある壮大な実験を仕組む。
浮き草氏はホロ氏のタルパが暴走して、ホロ氏の意識が思念界から帰って来れなくなった、みんなで助けようようとSNSで拡散した。もちろん、この話は二人による狂言である。
浮き草氏の呼びかけに多くの者が集まり、合同で共有ダイブを行い、ホロ氏の暴走したタルパ鎮圧作戦が始まる。これが世に言うタルパ戦争となる。暴走したタルパとの戦いは数日間にわたり繰り広げられた。
しかし、浮き草氏は頃合いを見図り「タルパ暴走はウソだよ」と真実を暴露した。ホロ氏も「お前ら本当はダイブできないだろ?」と鋭い突っ込みを入れる。
タルパ鎮圧作戦は一体何だったのか?こうして多くの似非が炙り出された。
タルパ戦争の当事者が、一人も名乗り出て来れないのは・・・こうした裏事情があったからだ。
タルパ界隈氷河期(2011年~2014年)
浮き草氏とホロ氏の二人により騙される形となったタルパ界隈の住人たち・・・
浮き草氏とホロ氏は大爆笑して笑い転げた。この二人に対するタルパ界隈住人の怒りは止まるところを知らず、タルパ界隈は再び荒れに荒れ収拾がつかない状態となる。
これには二人も面食らったが・・・もはやどうでもいい話で、救いがたい場所となったタルパ界隈に見切りをつけ、行方を完全に晦ました。
その後、タルパ戦争の話がどこでどう歪曲されたのか、オカルト研究家のサラシナ氏により真逆の解釈が行われ、騙されたのは浮き草氏とホロ氏と言う形になり、今日までそれが真実であるかのように語られ続ける。
これに異を唱えるべくホロ氏が再びタルパ界隈に現れるが、真相を十分に伝えることができず、再び行方を晦ました。
その一方で、サラシナ氏はホロ氏のタルパはシンギュラリティ、宇宙思念体であるとの謎の見解も示している。そして、どう言う訳か、彼自身もその直後にタルパ界隈から姿を消した。
サラシナ氏はタルパ界隈から多くの支持を集め、有利な立場であったにも関わらず・・・まるで、浮き草氏とホロ氏の後を追うが如く行方を晦ます。
その後、タルパ界隈は大きな変貌を遂げることとなる。
タルパ界隈メンヘラ戦国時代(2015年~2018年)
タルパ戦争はオカルト派が瓦解する決定的な事件となった。
そして、科学派(脳内現象派)の存在感が相対的に強まったことで、メンヘラが大挙してタルパ界隈に雪崩れ込んで来るようになったのだ。
自称DIDが増え出したのもこの頃あたりからだ。タルパの定義はメンヘラにより都合良く解釈され始め、内在性解離や双極性障害にある者たちが跋扈する世界に変わって行く。神様タルパーが出現し始めたのもこの時期からとなる。
さらに、タルパ掲示板では、連日連夜、メンヘラによる気に入らないタルパーに対する誹謗中傷と罵詈雑言が続いた。
メンヘラを否定的に見ていたオカルト派に対する反発心や、タルパで楽しい生活をしていた者に対する嫉妬心から暴れ始めたのだ。
しかし、ここでオカルト派であったある人物が立ち上がる。その男の名はてつや。メンヘラを玩具して弄り遊び、タルパ界隈を猛烈に引っ掻き回し始めたのだ。
冗談の通じないメンヘラの狼狽する姿に、てつやは笑い転げ大爆笑し続けた。
こうして、タルパアンテナ崩壊の序曲も始まる(てつやのブログ「運の光」が登録されていた)。
ウィキーンズ事件(2019年)
タルパ界隈は・・・メンヘラ人口が急激に増え始め、もはや、手の施しようがない状況と化した。
そんな中、まるで止めを刺すが如く、タルパ界隈に衝撃的な事件が発生する。世に言うウィキーンズ事件である。
タルパ界隈の中心地的な存在であったウィキサイトで、長らく議論し続けられてきたある考察が、二代目管理人ペンライト氏による自作自演であることが発覚したのだ。
タルパ実践理論の根幹を揺るがし兼ねない重大事件と認識された。しかし、そもそもの話である・・・口だけで何もしない者が多いタルパ界隈において、これにより実害を受けた者は一人もいないと思われる。
ペンライト氏の動機は不明であるが、一人二役のなりきりで孤独に理論構築し続けて来た姿勢は、同情を禁じ得ない側面もある。
一概にこれで同氏を責めるのは酷だろう。誰かを誹謗中傷していた訳でもない。
そんなものよりも、タルパ掲示板のメンヘラによる自作自演の方が遥かに悪質であり、多くの被害を生み出していた。
その後、紆余曲折を経て、三代目管理人が就任するが・・・果たして、ペンライト氏を引きずり下ろしたことは正しかったのだろうか?疑問が残る。
大聖堂時代(2020年~2023年)
そんなある日、クロリン大聖堂なる謎のブログがタルパ界隈に忽然と現れた。
てつやもこれに続くようシロリン大聖堂なるブログを立ち上げた。そして、この両者によるタルパ界隈住人のもじり合戦が始まり、弄り行為にさらなる拍車がかかる。
そして、とうとう、てつやはヤマアラシを行い、メンヘラのIPアドレスを引っこ抜いて、一部で個人特定までしてしまう。
その後、続々と大聖堂が建立されまくり、現在確認されているだけでも20近くはある様子だ。リンク先で紹介し切れていない大聖堂もある。
タルパ界隈をギャグで制圧することが宣言され、こうしてメンヘラ撲滅のダダイズム運動が本格化して行く。途中、タルパ掲示板が何者かによりスクリプト攻撃される事件も発生する。
結果、メンヘラを壊滅に近い状態に追いやることに成功する。メンヘラの中から警察沙汰を起こす者まで現れ、最後は仲間割れのような状態を起こして、今はメンヘラ同士によるプロレスが恒例行事と化している。
その後、タルパアンテナも閉鎖される。しかし、オカルト派の栄光と栄誉を取り戻した訳ではない。今後、思念体の世界はどうなるのか?
タルパ界隈再編期(2024年~現在)
現状におけるタルパ界隈は、大聖堂を中核にいくつかのグループに分裂して行くことが予想される。
カムラッド界隈以外にも新しい思念体の界隈が誕生するかもしれない。
また、これまで活動を休止していた者が復活するなど、良くも悪くもタルパ界隈は活性化して行くものと思われる。
2025年は社会も大きく変容する年(2025年問題)となるため、タルパ界隈住人の多くも、望むと望まざるとに関わらず・・・現実で大きな変化を受け入れなければならない事態に直面するだろう。
タルパ界隈の歴史は対人トラブルの歴史と言っても過言ではない。本当に不器用な者ばかりです。
基本的に人間を模した存在を作るのは向いてない者ばかりだ。タルパは動物型だけにするのが良いのかもしれない。そんな訳でネコ型タルパ(ニャルパ)の専門界隈も誕生しそうだ。
以上、これからも大聖堂がタルパ界隈を制圧して行くことになるだろう。
我々は決してメンヘラに負けはしない。