「さようなら、卓越者。貴様の全てを私は滅却しよう」
「こんにちは、救世主。お前の全てをワシは踏みにじろう
【シナリオ概要】
「心満ちたりる事、砂漠を潤す事と同じ」
「永久の絶頂を味わう為に…我は天の身座へと腰掛けるのだ」
氷母が抱きしめる白漂の世界は、儚く砕け散った。
その身を雪に変え、愛した者たちへと降り注ぐ。
その覆いを踏みしめ、君達は旅路の先を進んで行く。
第四の夢界。そこは、渇望を癒す為だけに、生まれた亡砂の国があった。
善と悪、2つの存在がその身を血砂に変え、吹き荒ぶ世界。争い罅割れていく舞台がそこには存在した。
怯えず屈しろ。そして仰ぎ見ろ。傲岸に笑い手を伸ばすソレは、舞台の天井にて降臨の時を待ち望む救世主。
それに抗うように、救世主が操る舞台の片隅にて祈る手を開き、機を待ち続ける魔王。
砂塵が転輪する聖なる国に、黄昏が訪れる時、第四の魄が虚しい煌めきを放つ。
Fate/Grand Order〜Dreaming Beauty〜
第四夢界 睡深度A.D.1514「夢渇二元転輪聖国:アルダビール-黄昏の救世主-」
ーー望みが叶うならば、この世の全ては些事でありましょう。
そして
えぇよ、えぇよ。キミがソレを望むなら、ぼくは抱きしめるさかい。」
「あぁ…どうか、みぃんなが救われますように。」
夢の救済者との邂逅
最終更新:2020年10月18日 22:10