「よう、俺の名は盗跖。巷で噂の大盗賊だ」

「さてさて、お前さんには聖・勇・義・智・仁が揃っているかよ?」




【クラス】アサシン
【真名】盗跖
【容姿】野卑た雰囲気の男性
【英雄点】35点(ステ15点・スキル20点)令呪1画消費
【HP】10/10
【筋力】E:1
【耐久】D:2
【敏捷】A:5
【魔力】E:1
【幸運】A:5

【スキル1】気配遮断(盗):A
10点: 先制判定時、補正値5を得る。
交戦フェイズ時に、相手前衛に対して奇襲攻撃が出来る。
【スキル2】悪逆五行:A
5点:奇襲攻撃時、補正値5を得る。先制判定時、補正値2を得る。
【スキル3】道術(黄):B+
5点: 交戦フェイズごとに1回まで、味方陣営の判定に補正値3を与える。
【宝具】盗亦有道 無為然体(あるがままに おのがままに)1/1
【ランク・種別】B:対国宝具
【効果】
奇襲攻撃時、任意の陣営の前衛全てに攻撃でき、補正値5を得る。
自身が先手を取っている場合、対象の奇襲防御時に補正値-3を与える。
【その他】混沌・悪 人属性 ???





【出典】史実、荘子等
【CLASS】アサシン
【真名】盗跖
【異名】「大盗賊」「詭弁で造られた糞山」「五徳を嗤う者」「人に創られた仙人」
【性別】男性
【身長・体重】175cm・55kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷A 魔力E 幸運A 宝具B

【クラススキル】
気配遮断(盗):A
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
アサシンの場合、道術(黄)の効果を使用することで、その効果をA++まで上昇させる事で完璧な奇襲が可能となる。

【個人スキル】
悪逆五行:A
聖人を聖人たらしめる五条の聖・勇・義・智・仁を、悪としての五条に歪曲し適用するスキル。発動時、五行に適応したスキルを付与する。
聖とは、盗む物をよく吟味し見極める事、心眼と見識を付与する。金になる物しっかりを盗んでこその盗賊である。
勇とは、盗むべき宝を見つけたらば、どの様な場所にでも盗みに入る度胸。身体能力や精神の耐性を向上させる。
義とは、仲間を先に逃し、自分が殿を務める義侠心、もしくは往生際の悪さ。戦闘続行を付与。ただし、いざという時は他の奴らを生贄にすべし。
智とは、邪悪を画策する知性。思考を高速かつ分割することで、秩序を嘲笑い、善を穢す。しかして自分に対して因果や罰を向かわせない悪辣性。
仁とは、どの様な宝でも仲間内で公平に分ける、人の上に立つものとして性質。悪の頂点としてのみ絶大なカリスマを有する。独占したい場合は、周囲の者は皆殺しにせよ。
アサシンは、この五行の中から任意の個数を指定し、そのスキルを最高ランクAで習得できる。ただし、付与されたスキルの数だけ魔力消費が増大する事、一度発動したら時間経過以外で解除ができない等、効果が豊富分使い回しが悪いスキルでもある。

道術(黄):B+
天地と一体化し、地球のオドを自身に転換するスキル。
人造仙人であるアサシンは、製造主の黄帝陰陽理論に則った道術を使用する事が出来る。このスキルを使用することで、気配遮断のランクを上昇させたり、他者にも効果の対象を広げる事が可能。
本来であるならば、疑似宝珠・五行魄にオドを還元することで無限に近い魔力を使用する事が出来るが、アサシンで召喚された場合その能力は、大きく効果を落としている。

【宝具】『盗亦有道 無為然体(あるがままに おのがままに)』
【ランク・種別】B:対国宝具
レンジ:1~40 最大捕捉:9000人

アサシンが現在使える唯一の仙術。
五常徳に対応した自身のパオペエを展開し、地に五行の星を刻む事で陰陽が相克・流転される。
そうしてできた星の孔から這い出るソレは、有神焉「帝江」。自身の主と同一視されるソレを無理矢理に現界させる宝具。
六本脚四本の神が歩くたびに、あらゆる生命が生まれ、存在が腐り落ちる混沌が発生し、効果範囲に存在すれば概念であろうとも、生命の流転を繰り返し無に至らせる。帝江自身の神秘の深さと、その巨体から繰り出される単純明快な質量攻撃は、単純ではあるが抵抗できる手段が少なく対応は困難。

【設定】
春秋時代にて、魯の国にて盗賊団を結成し中国各地をを荒らしまわった大盗賊。
その悪逆非道ぶりから、悪人・盗賊の代名詞とまで称された。9000人もの部下を率いて村々を荒らし、家を壊し、女や牛馬を奪い、火を放つその悪逆ぶりは、誰からも畏怖された。しかし、ただの野卑た盗賊ではなく、高い知性と教養を持つ人物であり、かの孔子すらも彼の弁舌の前に論破され「己の行いは虎の頭を撫でてその髭を編むぐらい愚かだった」と残している。
世界秩序に真っ向から反しながらも、どこ吹く風であり、まるで無為自然を象徴とするような自由人振りは、古代の聖人らと比較され、多くの人間から尊敬の念を受けている。

その正体は、黄帝の自らが手掛け、人の体に宝珠・五行魄を埋め込み製造された人造仙人。正式名称:「黄帝長帳内外禁型五行式」。
人造仙人ではあるが、その精神は人間そのものであり、機械のような堅苦しさは感じられない。
黄帝の近侍として警護する役割を与えられ、その後は黄帝の将に出世する。琢鹿の戦いにも参加し、一番槍として戦神蚩尤と矛を交える。
黄帝の治世では、平和な時代において、自分のやる事が無くなった事
平和を求めて戦った自分の製造主が、平和を維持する為のシステム…秩序の人柱となる事に悲しみ暇を願う、主人が用意した小さな廟を床に、長い眠りにつく。

それから数千年後、彼が眠っている廟を偶然発見した盗賊が、不思慮に触れた事により、眠りから覚めた。
目が覚めた彼は、今がかつての時代とは遠く離れている事を一瞬で悟る。
起きてしまったのならば仕方ない。誰とも何とも繋がりが無いこの世を、無為自然のままに生きてみようか。と、自分を起こした盗賊達をそのまま参加に入れて、人造の仙人は春秋の世を謳歌するに至る。

聖杯戦争では人造仙人「黄帝長帳内外禁型五行式」としてではなく、盗賊「盗跖」として召喚される為、本来備わっているスペックの3割程度も機能していなく、さらにサーヴァントとして制限を受けるので仙人としての力は殆ど使用できない。

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最終更新:2021年02月13日 00:36