“アリス” - “Alice”



「昨日の私と今日の私は別人だ。昨日と同じことをだなんて、馬鹿らしいとは思わないか?」


年齢:不明 / 身長:165cm / 体重:53kg
スリーサイズ:B87/W56/H84
地域:アメリカ
属性:中立・中庸 / 性別:女 / 血液型:AB型
誕生日:11月26日
イメージカラー:スカイブルー
一人称:私 / 二人称:キミ
特技:銃器の手入れと改造、料理
好きなもの:面白い仕事、銃器、酒、映画 / 苦手なもの:退屈な仕事、金払いの悪い顧客
天敵:特になし
起源:「製造」
魔術属性:土
魔術系統:不明(少なくとも強化、変化は多くの礼装に用いられている)
魔術特性:調整
魔術回路・質:B+ / 魔術回路・量:D / 魔術回路・編成:異常

+ 20の質問
質問1 名前と年齢と性別を教えてください
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質問2 身長と体重を教えてください
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質問3 血液型と誕生日を教えてください
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質問4 好きな色、自分を象徴するような色はありますか
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質問5 特技はなんですか
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質問6 好きなものはなんですか
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質問7 嫌いなものはなんですか
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質問8 天敵とかいますか
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質問9 属性について教えてください
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質問10 所属勢力はどこですか
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質問11 令呪はどこにありますか、どのような形ですか
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質問12 貴方の外見について自由に話してください
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質問13 ざっくりとあなたの性格を教えてください
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質問14 どのように生まれて、今までどんなことがありましたか
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質問15 聖杯戦争中はどのようなことをしますか、使う武器や魔術なども自由に話してください
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質問16 聖杯にかける望み、あるいは聖杯戦争参加の経緯を教えてください
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質問17 親しい人間について自由に話してください、空欄でも構いません
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質問18 自分のサーヴァントをどう思いますか、空欄でも構いません
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質問19 自分にモチーフなどはありますか
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質問20 なにかこちらに質問はありますか
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今回はありがとうございました。あなたの望みが叶うことを願います
+ 令呪

略歴


 アメリカ最大の都市、ニューヨーク州マンハッタンに店を構えるパブ『L'atelier d'Alice』のオーナー兼店主。
 珍しい酒を取り揃えている事で有名なこの店は、常連からは“アリス”と呼ばれる彼女の興味の赴くままに様々な品を入荷する。
 店の規模は大きくないものの料理も上質で、一般客から好事家まで幅広い客層を受け入れている。

 しかし、裏の世界の重役が“アリス”に求めるのは、酒よりももっと実用的で半恒久的なモノ——即ち彼女が売り捌く「」だ。
 アメリカ屈指のガンディーラーとして知られ、その類稀なる礼装作成の腕を活かし多くの魔術礼装銃火器を世に放出している凄腕の礼装師。
 彼女の銃器には必ず「ハートのクイーン」のマークが掘られており、見る者が見れば誰の手になるものかが一目でわかるようになっている。
 その作品は善悪問わずあらゆる個人・組織の手に渡っている。すべての顧客に対し中立を標榜し、様々な場面の利益に絡む。
 そのため“アリス”に直接手を下そうとする愚か者は、各方面に潜む彼女の顧客全てを敵に回すことになるだろう。

人物


 金髪を長く伸ばした女性。アメリカ人だがスラヴ系の血も混じっているらしく、色素が薄くやや赤目に近い。
 パブの経営を始める前の経歴は不明。何処か大きな魔術組織に所属していたという話も度々上がるが、あくまで噂の域を出ない。
 常に飄々とした態度を崩さず、自身の興味のままに物事に首を突っ込む。「アリスよりチェシャ猫染みている」とは彼女を知るものの評価。

 自身の作品である魔術礼装(こどもたち)に誇りを持ち、その用途と社会に及ぼす影響力に強い興味を抱いている。
 その銃がどのように運用され、どのような戦争・抗争に使われ、誰を撃ち誰を殺し、世界に何をもたらしたかを心待ちにする見物者。
 製作者(おや)製作物(こども)の在り方を定めるべきではなく、手に取った顧客がその銃で何を為したいかを常に尊重する。
 そのため、自らの銃を用いた刺客に命を狙われた経験も何度かあるものの、“アリス”はそんな状況にすら快感を覚えるという。

能力


 天才的な礼装作成の手腕を持ち、技術と商才で大国アメリカの裏社会を渡り歩く生粋の怪物。
 幅広い品揃えと調整、そのどれもが性能と強度を兼ね備えているという高い品質が、多くの個人・組織に重宝される理由となっている。
 銃以外の礼装を手掛けることは基本的にしないものの、その腕前は並の礼装師を凌駕し、協会に所属する魔術師にも肩を並べる者はごく僅か。
 元々はアメリカやその関連国内のみで商売を行っていたが、最近になってヨーロッパ各国にも僅かながら商品の流通を開始した。

 一方で魔術の力量は不明。“アリス”の礼装には多くの魔術体系に連なる術式が用いられるが、全てが彼女の手によるモノかは明言されない。
 曰く理由は「手の内を明かしたら商売にならない」ため。戦闘を行う際は、主に強化・変化の基礎的な術式で礼装を賦活する様子が見られる。

+ 礼装の一例
礼装の一例

○S&W M29カスタム “アンダー・グラウンド”

「.44マグナムなら、私はイーストウッドよりロバート・デ・ニーロ派なものでね」

  スミス&ウェッソン社のリボルバー拳銃を骨子とする魔術礼装。銃身は8-3.8インチと長め、フレームは黒く塗装されている。
  変化により弾丸に属性を付与する火力重視の礼装で、車のエンジンはおろかコンクリート壁程度なら貫通可能らしい。
  刻印はグリップ部分に施されており、使用者の手を通して魔力を礼装全体に効果的に流動させる魔法円の役割を担っている。
  “アリス”が常に持ち歩いている愛銃。同じ銃を流通させたくないという個人的な理由により非売品である。

○コルト・ディティクティブスペシャル・カスタム

  目玉商品の一つ。フレームにアルミ合金を用いた、通称「コブラ」と呼ばれるコルト社の拳銃を骨子とする礼装。
  隠密性に特化した作りをしており、礼装自体に掛けられた隠匿の術式は射撃の直前までその銃口を悟らせない。

○M16自動小銃カスタム “ハウンド”

  目玉商品の一つ。アーマライト社による革新的な制式モデル、「ライフル」とまで呼ばれる自動小銃を骨子とする礼装。
  強度と命中精度を高レベルで兼ねるM16を基に、長所を伸ばすために強化と変化による属性付与を施すというシンプルな構造。
  それ故に“アリス”の礼装の中では特に流通数が多く、魔術組織や民兵団、PMCにより愛用されている。

○U.S.M1A1カービン・カスタム

  ウィンチェスター社の代表的な自動式カービン「M1カービン」の空艇部隊モデルを骨子とする礼装。
  軽量かつ丈夫という特徴を鑑みてか、彼女の商品はこの銃やその同型を基礎とする礼装が非常に多い。
  火力や射程を調整したものや悪環境戦場を想定したもの、果ては狙撃モデルというぶっ飛んだものなど種類は様々。

〇レミントンM700カスタム “リンクス”

  アメリカのレミントン社が開発した狙撃銃を骨子とする礼装。銘はこのライフルが活躍した映画『山猫は眠らない』から。

○RPG-7 PSRL-1カスタム “サームズ”

  旧ソ連の開発したロケットランチャーを骨子とする礼装。サームズは聖書における「詩篇」の意。
  流通の関係上基盤となっているのはアメリカ製RPG-7(エアトロニックUSA社)だが、機構の一部をソ連仕様に戻している。

○RG-66カスタム “メディック”

  「サタデーナイト・スペシャル(=粗悪銃)」と揶揄されるドイツのローム社製リボルバーを骨子とする礼装。
  名称の通り魔術薬を撃ち込むための銃であり、射出時の威力抑制などで殺傷力は低くなるように調整されている。
  “メディック”モデルではないRG-66も取り扱っているが、そちらはデリンジャーに並ぶ至近距離専用の武装として製造されている。

関連人物


  助手。ゲットー出身の彼女を気まぐれで拾い、魔術回路の保有が発覚して以降は自らの弟子にしている。
  育ちの関係でほとんど言葉を話せなかった彼女に英語とスペイン語を教え、現在は児童程度の語彙でなら会話可能になった。

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最終更新:2021年10月24日 21:50