エステル - Esther



「——みんなで楽しく、おはなししたり、おうたをうたったり。それがいちばん、しあわせだよね?」


年齢:13 / 身長:147cm / 体重:40kg
地域:イスラエル
属性:混沌・悪 / 性別:女 / 血液型:不明
誕生日: 月 日
イメージカラー:ラベンダー
一人称:私 / 二人称:あなた、おにいさん、おねえさん
特技:歌を歌うこと
好きなもの:楽しいこと、歌を歌うこと、パン / 苦手なもの:辛いこと、悲しいこと、辛いもの
天敵:代行者、魔性殺し
起源:■■→悦楽
魔術属性:虚数
魔術系統:虚数魔術
魔術特性:吸収・包括
魔術回路・質:EX / 魔術回路・量:E / 魔術回路・編成:変質

+ 20の質問
質問1 名前と年齢と性別を教えてください
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質問2 身長と体重を教えてください
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質問3 血液型と誕生日を教えてください
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質問4 好きな色、自分を象徴するような色はありますか
「」
質問5 特技はなんですか
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質問6 好きなものはなんですか
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質問7 嫌いなものはなんですか
「」
質問8 天敵とかいますか
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質問9 属性について教えてください
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質問10 所属勢力はどこですか
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質問11 令呪はどこにありますか、どのような形ですか
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質問12 貴方の外見について自由に話してください
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質問13 ざっくりとあなたの性格を教えてください
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質問14 どのように生まれて、今までどんなことがありましたか
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質問15 聖杯戦争中はどのようなことをしますか、使う武器や魔術なども自由に話してください
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質問16 聖杯にかける望み、あるいは聖杯戦争参加の経緯を教えてください
「」
質問17 親しい人間について自由に話してください、空欄でも構いません
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質問18 自分のサーヴァントをどう思いますか、空欄でも構いません
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質問19 自分にモチーフなどはありますか
「」
質問20 なにかこちらに質問はありますか
「」
今回はありがとうございました。あなたの望みが叶うことを願います
+ 令呪

略歴


 イスラエルのとある小さな田舎町の、ごく一般的な魔術師の家系に生まれた少女。
 生家は地主を務めており、両親に伴われて町に降りては、町の子供達と一緒に遊んでいた。
 歌が得意だった少女は、それらを子供達に、やがて片手間に聞いていた大人たちにも愛されて、いつしかコンサートのようになった。
 楽しいことが好きだ。誰かと一緒に、遊んでいられるこの時間が好きだ。ずっとそうであれば、何よりも幸せだ。

 ——そうしてある日、その田舎町は廃墟と化した。
 何も不思議な事はない。エステルの親も含めた住民たちは、彼女の言うように「楽しいこと」だけを求めたのみ。
 やがて己の快楽に干渉する者の存在を確認し、排除のために争いが発生する。悪感情は伝播し、やがて町全体を覆う狂気となり……
 最後には、幼い一人の少女だけが残ったのだ。

 彼女の生家である魔術師は、土着の異端信仰に由来する黒魔術を主に研究していた。
 郷に入ては郷に従え。新たにその信仰に下る者は、その慣習や風俗に合わせ、肉体や精神の改造を行うことが望まれる。
 魔術的に見ても肉体の調整は理に適っており、当家は数代に亘って心身の最適化を行ってきた。
 その結果、たまたまその影響が強く出たエステルの精神に、遠い先祖の血脈が励起された。
 ヒトよりも■■に近しい起源に魂は汚染され、人間として生を受ける筈の彼女は先祖孵りを引き起こす。
 遠き祖が有していた「堕落の歌」と「魔性の血」を色濃く受け継いだ少女が、小さな町一つを同調させるのは難しいことではなかった。

 以降、エステルは各地を転々としながら、自らの歌を誉めてくれた人と触れ合い、楽しく旅を続けている。

人物


 薄紫色の混じった銀髪を三つ編みにした少女。喪服のような黒いドレスと帽子を身に纏っている。
 人懐っこい笑みを浮かべ、年相応に好奇心旺盛な幼さを覗かせる。感情表現が分かりやすく、それに伴い表情も忙しなく変わる。
 誰かと一緒にいる事、楽しく、愉快に遊んでいる事が好きで、自分に構ってくれる人には「一緒に遊ぼう」とせがむ。
 しかしその反面、あまりに乖離した精神性から他者の感情変化を真に認識することはない。
 目の前の人間がどう感じているかは分かっても、どう考えているかを全く考慮に入れない異常者。
 エステル自身の精神面が未だ子供なこともあり、「自分に同調してくれれば相手もきっと楽しいはずだ」と考えて疑わない。

 聖杯戦争に対しては、実のところ強い願いを抱いているわけではない。
 こういった儀式に参加するならば、誰しもがきっと不満や満たされない思いを抱えているはず。
 それならば、みんなで一緒にそれらを解決できてしまえば、みんなが幸せになる事だって出来るはずだ。
 もし仮に、彼女が聖杯を手にした場合。彼女はその杯が叶え得る限りの影響力で、「みんなで楽しく遊ぶ」ことを選ぶだろう。

能力


 虚数魔術の使い手。僅か一小節で「孔」を展開し、その内部から虚数属性の刃や使い魔などを展開する。
 使い魔は黒色を敷き詰めたような不定形の存在。
 現代の魔術師でも攻撃により破壊することは容易だが、魔力が続く限りはほぼ無限に呼び出せる。
 また、使い魔の破壊に伴い一瞬だけ其処に空間が呼び出され、エステルはこれを用いても「孔」と同じように虚数魔術を行使する。
 これら「孔」の出現の正体は一種の結界によるものであり、事前に定めた領域内部であれば術者の意志で自在に出現させることが可能。

+ 能力詳細

・『堕落の歌(ゼミーラー・シェディム)

——その響きは甘美なる毒。囁き、蕩かし、己が己であることを問いかける。

  エステルの最大にして最も特徴的な能力。魔術ではなく異能、起源と回帰・励起した血脈に備わった異常性。
  肉体と精神を超えて魂へと直接響く歌声は、障壁(スーパーエゴ)自我(エゴ)を投げ捨て、快楽原理(イド)の行動を是と呼びかけるモノ。
  反転ではなく崩壊、上書きではなく消去。知性体が自らを律する枷を蕩かし、曖昧にし、剝き出しになった魂に甘く囁きかける。
  故に「堕落」。知性あるモノは獣へと堕ち果て、社会性を無くし、ただ己の幸福と快楽をのみ追い求めるようになる。
  サーヴァント、或いは■■ですらない彼女の歌では、高ランクの干渉防御を貫通して通ることは出来ない。
  強い精神干渉耐性や防御術式、対魔力などがあれば抵抗は可能。
  逆に言えば、それらを持たない場合はサーヴァントですら呑み込まれかねない。

関連人物



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最終更新:2021年03月08日 02:23