平原で目を覚ます。それまでの記憶は一切なく、手に持っていたのはひと振りの剣。
途方に暮れていたところを魔術師の家に拾われる。
「記憶を欲するなら、聖杯を求めなさい」
「望むならそのための術を授けよう」
そうして魔術を教わる運びとなった。
だが元々心得はあったようで修得することは容易かったようだ。
そうして聖杯を求め、異国の地で行われる華の聖杯戦争へと参加した。
が、戦いのさなか、心境に変化があった様子。
願いは叶わなかったものの、その選択に後悔はない。
その後、自らの本当の願いを探すべく旅に出る。
日本語がうまく話せないので大人しい印象を受けるがその実ただのじゃじゃ馬娘。
言葉が通じる相手にはたまに我儘を言って困らせたりしているらしい。
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