マグス・ゲルハルト・ウォルドグレイヴ
「既に見え透いた結果だ」
「天運なんぞ介在する余地もなく、私が勝つべくして勝つ」
年齢:49 / 身長:188cm / 体重:67kg
地域:ノルウェー
属性:秩序・中庸 / 性別:男 / 血液型:A型
誕生日: 月 日
イメージカラー:輝かしき勝利と祝盃の色(#E7BB5E)
一人称:私 / 二人称:君、お前
特技:記憶と想起(但し、興味の在る分野に限る)
好きなもの:神話(特に北欧神話)、(魔術師としての)娘 / 苦手なもの:肉体労働、(子供としての)娘
天敵:フラガ、スクルデン、時計塔
起源:『忘我』
魔術属性:地・風
魔術系統:北欧系ルーン魔術
魔術特性:証明
魔術回路・質:A / 魔術回路・量:B(刻印継承により減少) / 魔術回路・編成:通常
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20の質問 |
質問1 |
名前と年齢と性別を教えてください |
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質問2 |
身長と体重を教えてください |
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質問3 |
血液型と誕生日を教えてください |
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質問4 |
好きな色、自分を象徴するような色はありますか |
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質問5 |
特技はなんですか |
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質問6 |
好きなものはなんですか |
「」 |
質問7 |
嫌いなものはなんですか |
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質問8 |
天敵とかいますか |
「」 |
質問9 |
属性について教えてください |
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質問10 |
所属勢力はどこですか |
「」 |
質問11 |
令呪はどこにありますか、どのような形ですか |
「」 |
質問12 |
貴方の外見について自由に話してください |
「」 |
質問13 |
ざっくりとあなたの性格を教えてください |
「」 |
質問14 |
どのように生まれて、今までどんなことがありましたか |
「」 |
質問15 |
聖杯戦争中はどのようなことをしますか、使う武器や魔術なども自由に話してください |
「」 |
質問16 |
聖杯にかける望み、あるいは聖杯戦争参加の経緯を教えてください |
「」 |
質問17 |
親しい人間について自由に話してください、空欄でも構いません |
「」 |
質問18 |
自分のサーヴァントをどう思いますか、空欄でも構いません |
「」 |
質問19 |
自分にモチーフなどはありますか |
「」 |
質問20 |
なにかこちらに質問はありますか |
「」 |
今回はありがとうございました。あなたの望みが叶うことを願います |
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略歴
北欧が誇るルーンの大家、『原典』を有すと謳われるウォルドグレイヴの現当主。
ただし、現在は隠居に向けた準備を粗方終わらせ、段階的に娘のモードへ家督継承を行っていく状態に在る。
四十九年前に名門ウォルドグレイヴの長子として生まれ、望まれたレールの上を歩いた結果として今に至る。
魔術師としては余りに平凡で普遍的な、ありふれた一生を送ってきたが、そうであるからこそそれ以外の生き方を「理解し難いモノ」と認識する男。
途中で結婚し、子を成した事も在ったが、あくまでも父の意向に従って用意された婚姻を熟したに過ぎず、彼の心を新たな色で染めるには至らなかった。
その後、身体の弱かった妻は娘の出産と共に死亡。文字通りの意味で「天才」という形容に相応しい麒麟児の生まれを喜ぶも、
『彼自身が親子という関係性で育まれる筈の愛情を受けてこなかったが故に』『その必要性が彼には理解出来ず、子供としての娘を愛せなかった』。
前述の通り、現在の彼は殆ど前線を退いており、表舞台では同家が創立した魔術学院『氷木の枝』で稀に教鞭を執るのみとなっている。
聖杯戦争の参加目的は「聖杯を介し、”大神”との接触を試みる」。
魔術の研鑚というのが半分、憧れの存在と会話を交わしたいというのが半分といった様子。
また、娘であるモードが聖杯戦争にて敗北を繰り返した戦績を考慮し、どの様な儀式であるのか調査するという意味合いも含まれる。
人物
落ち着いた雰囲気を醸し出す、壮年の男性。感情が表情に出難く、その顔立ちからは穏やかな湖面の様な静謐さを感じられる。
誇り高く自信家で、迷わない――というより、迷いを表に出すのが自らの弱点を晒す行為に繋がると考え、「迷わない様に見せ掛ける」術を会得する。
掲げた信条や其れに至った思考の道筋には絶対の自信を持っているため、滅多な事では動じず、
まるで先達が後進を導くかの様に理路整然と語り掛ける口調が、彼のカリスマ性を高めることに一躍買っている。
……そして、先に述べたのは「魔術師としての」、或いは「ウォルドグレイヴ家当主としての」彼。
一人の人間としての彼は、神々の生きた世界に想いを馳せ、憧れる少年の様な心を持っている。
扱う魔術が軒並み北欧神話に擬えられているのも(術式の強度を高める実利的な意味はあれど)ただ純粋に北欧神話という物語を愛するからに他ならない。
────今でこそ娘との関係は複雑なものとなっているが、幼い娘を寝かせる為の寝物語だけは何があろうと欠かさず彼が語ったという。
娘が持つ「神秘に対する真摯な在り方」は、幼少期のこの体験に起因する部分が在る。
能力
北欧系ルーン魔術の熟達者。世界広しと云えど、ルーンの分野に於いて彼に並び立つ程の逸材は数少ない。
才能に限れば娘は父を上回るが、総合力では、彼の「美しくなければ意味がない」という理念の下に培われた細やかな技術で娘に大きく差を付ける。
基本のルーン24文字は勿論として、それに加えてある種、芸術的なまでの美しさを誇る特殊なバインドルーンを複数個修得済み。
また、永き歴史を持つ家柄故の財力と権力を活かし、多数の強力な魔術礼装・概念武装を使い分けることで、
克服し難い苦手分野の露呈を防ぎ、尚且つ得意分野の優位を更に確固たる物としている。
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能力詳細 |
能力詳細
・『溢された蜜酒』
闇の妖精であるドヴェルグが、神々の唾から生まれた賢神クヴァシルを擂り潰し、
彼の血液に蜂蜜を加えたモノを醸造して作り上げた「蜜酒」。
詩の蜜酒、又はスットゥングの蜜酒とも呼ばれ、一口飲めば凡ゆる存在に例外なく詩吟の才能が芽生えるとされた。
大神は計略によってドヴェルグの手から是を奪取し、他の神々や、詩吟の才能を持つ人間に振る舞ったという。
礼装としての『溢された蜜酒』は「詩の蜜酒」それそのものでなく、
ウォルドグレイヴに伝わる門外不出の秘法によって醸造された密造酒に過ぎない。
ただし、それは神話と比べて効果が劣る事を意味しておらず、服用すれば対象を短時間だけ思考が冴え渡る一種のトランス状態に突入させる。
礼装としても只の飲料としても優秀で、マグスは硝子製の小瓶に封入した物を、常に三つほど懐に入れて持ち歩く。
・『識欲代償』
「――魔眼起動、"見えざる知を視よ"」
人工魔眼・ヴァレジル。起動詠唱は「見えざる知を視よ(Åpne øynene)」。
ウォルドグレイヴにて代々継承されゆく、血脈に刻まれた魔術の秘奥『大神刻印』。
マグスの血に刻まれた大神刻印の真作は、娘モード・ジュスティーナ・ウォルドグレイヴの出生時点で継承されて消滅したが、
その特性を重々承知していた彼は、自らが魔術師として開花し、大神刻印の存在を自覚した瞬間から是の複製を最低目標とした。
そうして、娘が生まれる直前に完成した礼装こそ────『識欲代償』、即ち人工魔眼・ヴァレジルである。
人工魔眼・ヴァレジルの内部には、彼が持ち得る限りの技術を以て複製した「大神刻印の贋作」が刻み込まれており、
右目を瞑り、魔眼に置換された左目のみを開くことで魔眼内部の術式を視線として放射する。
厳密には、「『視界の半分』という代償を支払い」「大神が無窮の叡智を得た経緯に擬えて」発動するため、極限まで簡素化された儀式魔術の一つ。
礼装名は大神を示すケニング(エッダ上で多用される迂言法の一種。例:黄金⇔フレイヤの涙)の内の一つ、『焔が如く輝く眼』より。
・『氷界樹の折枝』
レーヴァテイン。ウォルドグレイヴが誇る至上礼装の内の一つ。家督継承と共に受け継がれてきた「魔術杖」。
継承の折には、「製作者は同家の始祖たる伝説的な巫女・ユスティーナ」「素材は彼女が自ら手折ったユグドラシルの枝である」という二つの情報が伝承される。
これを手にするのは、ウォルドグレイヴの"冠位指定"────『神々が復活する時まで、神代の残り香を途絶えさせない』に殉じ、命を使い果たす契約を結ぶ事と等しい。
(ただ、二つの内の後者は時代考証の上で真実と異なる可能性が高く、実際には相応の神秘を持った霊木を材料として製作されたものと見られる。)
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関連人物
最終更新:2021年06月11日 01:57