【真名】ヘンペルのカラス
【異名・別名・表記揺れ】カラスのパラドックス
【性別】なし
【身長・体重】52cm・540g
【外見・容姿】黒いカラス
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地属性
【その他属性】なし
【ステータス】筋力:- 耐久:- 敏捷:- 魔力:- 幸運:- 宝具:A+

【固有スキル】
異相の住人:A 特定の状況を除き不滅である事を示す能力。
現在の世界の在り方と矛盾する為に他のサーヴァントのように肉体を持つ形では決して顕現できない。
逆に言うと条件が揃って滅する瞬間のみ、0.00001秒に満たぬ時間、肉体の一部だけを顕現させることができる。

【宝具】
全てのカラスは黒い(ヘンペルのカラス)
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:20~50 最大捕捉:不明
対象と範囲を選び、対象以外であれば成立しうる命題(偽証命題と呼称される)を対象にも適応する宝具。
対象をAとすると命題がB=Cになり、A=Bは成立してもB=Cは成立しない命題を立てる必要がある。
範囲として選んだ範囲が広ければ広いほど、持続時間と効力が上昇し消費魔力が減少する。
命題の対偶が成立する場合のみ、対象に立てた命題の効果を適応することができる。
命題そのものが不成立の場合、その命題が成立した時の現実改変度によってマスターがダメージを受ける。
物体の存在の場合その対偶のみが真となればよいが、概念の場合命題と対偶のみが真となる必要がある。



【Weapon】
 なし

【解説】
ドイツのカール・ヘンペルが提唱した哲学的概念である。
「全てのカラスは黒い」という命題に対し、その対偶として「全ての黒くないものはカラスではない」という命題が成立すれば、カラスを調べることなく、全てのカラスが黒いということが証明できるというものである。
実際には白いカラスも世界に存在することから、範囲を指定することによってその命題を成立しうる存在になっている。
対象以外を調べることによって対象の特性を証明することから、対象以外が成立する命題によってそれが果たされる形となっている。

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最終更新:2022年02月23日 21:19