the Incinerator of Gehenna - 罪業焼却領域ゲヘナ
トレーラー
罪人は煉獄にて目覚め、七つの影を選び取る。
過去の幻影は炎に焼かれ、偽りの杯の導きに応えた。
其は夢の狭間の儀式。地の底にて与えられる、天上の名を騙る奇跡。
黒き聖母は慈愛を湛え、その心の棘を告解し給う。
——悔い改めよ、天の国は近付いた。汝が罪は、汝が業により赦されよう。
ハウスルール
- 全てのマスターとサーヴァントは、キャラシート作成時に【願い事】を【罪状】に置き換える。
【罪状】はそのキャラクター自身が過去に犯した罪であり、聖杯戦争に優勝することで書かれた内容が帳消しにされる。
- セッション中、全てのエリアで魂食いを行うことができない。
- 監督役に対する保護申請(セッションからの自主的な離脱)は、交戦フェイズ中以外であればいつでも行える。
交戦フェイズ中に保護申請を行う場合、「サーヴァントの消滅時」にのみ行える。
- セッション中にマスターのHPが0になり脱落した場合、攻撃側の意志に関係なく必ず死亡扱いになる。
この裁定はあらゆるキャラクター設定(不死である、分身が参加しているなど)を無視する。
特殊ルール【罪業】
- 全てのマスターはスキル枠を一つ増やし、任意の【罪業】を一つ取得する。
- 罪業は自身の【罪状】に対応し、それに関連するものでなければならない(対応しているか否かはGMが判断する)。
- 【罪業】はセッションごとに一回まで使用でき、【奥義】相当の効果として扱う。
- 「野良サーヴァント」を取得している場合、【罪業】はサーヴァントが取得する。
(ただし、『傲慢』『強欲』『色欲』では②の効果を取得できなくなる。)
- 複数の効果(①と②)を持つ【罪業】を取得する場合、取得時にどちらか一つの効果を選択する。
- 『色欲』を取得する場合、効果の対象は「女性」「男性」のどちらかに設定する。
- 『怠惰』を取得する場合、判定の種別を任意に2つ選択する。
罪業一覧
【罪業】 |
効果 |
『傲慢』 |
① |
相手の攻撃時、対象を自身のサーヴァントのみに変更する。 |
② |
相手の攻撃時、対象を自身のみに変更する。 |
『強欲』 |
① |
自身のサーヴァントの任意の判定時、補正値3を与える。 |
② |
任意の判定時、補正値5を得る。 |
『嫉妬』 |
相手陣営一体の任意の判定時、マイナスの補正値3を与える。 |
『憤怒』 |
① |
自身のサーヴァントの攻撃に対する防御判定時、クラス固有以外のスキルによる補正値を無効化する。 |
② |
自身が前衛にいる場合、行動を消費して使用する。陣地破壊が発生する。 |
『色欲』 |
① |
男性(女性)に対する自身のサーヴァントの任意の判定時、補正値5を与える。 |
② |
男性(女性)に対する任意の判定時、補正値7を得る。 |
『暴食』 |
交戦フェイズ中、自身の手番に使用する。自陣営一体のHPを20回復する。 |
『怠惰』 |
移動フェイズ時、現在地に陣地を作成する。陣地内では自身のサーヴァントの〇〇判定と△△判定時、補正値3を与える。 |
+
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サンプルシート1 |
【名前】罪人A
【容姿】コートを羽織った女。
【罪状】恥辱と怒りに突き動かされ、学会の参加者たちを殺した。(『憤怒』)
【その他】中立・中庸 女性 魔術師
【バッドエンド】省略
【グッドエンド】省略
【令呪】3/3
【HP】10/10
【筋力】D:2
【耐久】D:2
【敏捷】D:2
【魔力】C:3
【幸運】E:1
【罪業】『憤怒』:自身のサーヴァントの攻撃判定時、クラス固有以外のスキルによる補正値を無効化する。
【スキル1】霊基補強:自身のサーヴァントの最大HPを15増やす。
【スキル2】完勝への布石:自身のサーヴァントの先手判定時、補正値3を与える。
【スキル3】支援術式:自身のサーヴァントの魔術攻撃時、補正値3を与える。
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+
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サンプルシート2 |
【名前】罪人B
【容姿】痩せぎすの男。
【罪状】友人の妻を強姦した。(『色欲』)
【その他】混沌・中庸 男性
【バッドエンド】省略
【グッドエンド】省略
【令呪】3/3
【HP】25/25
【筋力】A+++:8(10)
【耐久】A:5
【敏捷】E:1
【魔力】D:2
【幸運】D:2
【罪業】『色欲』:女性に対する任意の判定時、補正値7を得る。
【スキル1】獣性魔術:作成時、英雄点5を得る。ステータスの上限がEXになる。
【スキル2】サーヴァントの支援:作成時、英雄点5を得る。サーヴァントに対し通常のダメージを与える。
【奥義】『術式収束/全開放』(フルドライブ) 1 / 1
【効果】物理攻撃時、補正値10を得る。
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世界観
基本的に「亜種聖杯戦争が頻繁に開催されている世界」、つまりコミュニティ内で開催される各日帰り卓などに準ずる。
人物
ハマルトロス/Hamartōlós
【クラス】裁定者/Ruler 【性別】女性
【出典】新約聖書
ゲヘナの聖杯戦争を監督する褐色肌の女。黒い修道服を纏い、その声と振る舞いはある種の慈愛に満ちている。
一般には新約聖書において「罪深き女」と呼ばれ、姦淫の罪で石打に処される寸前、救世主により赦されたとされる。
その他の設定
舞台
一切の光の届かない地。大地は燃え続けているが、不思議と熱は感じず、触れても燃えることはない。
場所を移動するごとに周囲の様子は変化していき、都市が繁栄と絶頂を迎え、やがては滅びていく様を映し出している。
建物の残骸などから時代を推測する場合、この場所が紀元一世紀頃のイスラエルやギリシャ・ローマの様式が混ざっていることが分かる。
マスター達は望んでこの場所に来ることはできず、常に「目を覚ますとゲヘナの何処かにいた」という状態でセッションは開始される。
最終更新:2022年05月15日 18:53