【殲滅指揮】

最終神殺総統

戦争管弦楽団

未だ歩み続ける敗残兵

永遠なる遥か過去の亡霊

殲滅指揮(ガンパレード・オーケストラ)


戦争の塵芥

神を殺す悲願の欠片

瓦解した夢想

然してそれは無限の機構

「さぁ、もう一度戦争の時間だ」

名前 レナート・コンスタンチノヴィチ・アスカロノフ
誕生日 1920年以降
出身 【祖国】
身長 182cm
体重 89kg
所属 元祖国陸軍少佐、元神殺機関総帥、無限機構総統
固有能力 殲滅指揮 (ガンパレード・オーケストラ)
能力効果 詳細 持続 発動条件 制限
兵器召喚 指揮をすることで周囲50m以内に『大戦争』終了時までに存在した兵器を召喚できる 一レス 無し 一レス一つ
自動操縦 召喚した兵器を思い通りに操る事が出来る 兵器が存在する限り 無し 無し
召喚増幅 指揮を"溜めた"分だけ出現させる兵器の数を増やす事が出来る 変動 兵器を出現させないレスを跨ぐ 無し
その他特性 特徴
軍人級身体能力 元祖国軍人として鍛え上げた身体能力
概要
指揮棒を掲げる事で、自身の周囲50m以内に、過去の「大戦争」終了までに存在したありとあらゆる兵器を召喚することが出来る。
兵器は通常1レスにつき一つ召喚でき、召喚した兵器は1レス間のみ存在し、それ以降は急速に錆つき、朽ち果てる様に元の世界へと帰還する。
ただし、例外として指揮を“溜める”事ができ、兵器を出現させないレスを跨ぐ事で、出現させる兵器の数を跨いだレス数分増やす事が出来る。
つまり、1レス間兵器を出現させなければ、次のレスでは2つの兵器を喚び出す事が可能。
喚び出した兵器は彼自身の意思で自動操縦される為、乗り込んで使わなければならない、と言う訳ではない。
なお、当然ながら兵器の攻撃による爆風や衝撃波は彼自身にも影響がある為、広範囲を破壊する爆弾など使用してしまえば、巻き込まれる事は必至である。


装備及び能力発動の媒介として、四十センチ程の指揮棒を携行している。
教鞭や馬上鞭の如く、よく撓り、対人において使用しても十分に相手に傷害を負わせるほどの威力を発揮することが出来る。
+ 使用兵器
※解説はこっちの世界準拠
+ 陸上兵器
  • 中戦車 T-34
ソビエト連邦製中戦車。合計8万輌以上が生産されたソ連戦車のベストセラー。
レナードがタンクデサントしたのもこの戦車であり、一部では現在でも使われていると噂されるほどの普及率を誇る。

  • 重戦車 KV-2
街道上の怪物、ギガント、ドレッドノート等、多数の異名を持つソビエト連邦製重戦車。箱型の砲塔が特徴的。
たった一機でドイツ軍の侵攻を押し留めたという逸話があるほどの強固な装甲圧が特徴。
防御力は正に怪物の名に相応しい物だが、その分重量は凄まじく、場所によっては自重で道路に沈み込み、走行不可能になるほどだったという。
かわいい。

  • TM-1-14 356mm列車砲
ソビエト連邦製列車砲。第二次世界大戦におけるソ連が使用した大砲として最大の後継を誇る。
廃艦となったロシア帝国海軍の戦艦の主砲を再利用した物である。

  • 80cm列車砲 グスタフ&ドーラ
ナチス・ドイツ製列車砲。実用された中で世界最大の口径を持つ。其の威力は怪物の一言に尽きる。
運用に五千人以上を必要とする等々費用対効果としてはどうなの?と言う面は残るがそれを差し引いても使用された際の威力は正に圧倒的。
直径十メートル以上のクレーターを作り出す。

  • M-10 152mm榴弾砲
ソビエト連邦制榴弾砲。KV-2重戦車に搭載された物とほぼ同型。

  • PM1910重機関銃
ソ連がイギリスのマキシム機関銃のコピー品であるPM1905重機関銃を改造したもの。
第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて使用された。

+ 海上兵器
  • 駆逐艦 響
大日本帝国製吹雪型駆逐艦22番艦。
不沈艦とすら呼ばれた幸運艦で、太平洋戦争を生き残りソ連へと賠償艦として引き渡された。

  • 戦艦 大和
大日本帝國の秘密兵器。史上最大、当時最強、日本の象徴とも言える「大和」の名を持つ戦艦。
ただ、「大和ホテル」などと揶揄された通り、進水したころには既に世界は航空戦力の時代に突入しつつあった為、活躍には恵まれなかった。
最終的に一億総特攻の魁として、沖縄へ向けての水上特攻を敢行。鹿児島県にて、航空攻撃により沈没した。

  • 航空母艦 赤城
大日本帝國の航空母艦。世界最強の空母機動部隊旗艦として活躍した。
その戦果及び逸話は、語ればキリがない程、間違いなく大日本帝國の空母を代表する一隻。
そして居住性の悪さに「人殺し長屋」という異名も付けられた。
+ 航空兵器
  • 零式艦上戦闘機
言わずと知れた日本の代表的戦闘機。誰もが名前を聞いたことがあるであろうゼロ戦。
時代遅れとなっても、歴戦のパイロットの手によって大戦終了まで多くの戦果を挙げ続けた。

  • 九九式艦上爆撃機
数多の功績と、数多の不名誉に彩られた歴史ある機体。
旧式化していく中で不名誉なあだ名を付けられながらも、終戦まで戦果を挙げ続けた。

  • 九七式艦上攻撃機
大日本帝國製攻撃機。日本海軍初の全金属製低翼単葉機。
同名の飛行機で三菱重工製と中島飛行機製の二種があるが、使用したのは中島飛行機製。

  • 特攻兵器 桜花
大日本帝国製特攻兵器。
機首に1.2tの徹甲爆弾を詰め込んだ人間ミサイルであり、亜音速で飛行するその威力は空母を一撃で撃沈するまでになる。
ただし、母機の一式陸攻が鈍重であり、発射前に破壊されることが殆どだった。

  • 一〇〇式輸送機
大日本帝國製輸送機。九七式重爆撃機一型の胴体を再設計した物で、計507機が生産された。
改良を加えられながら終戦まで使い続けられた、非常に優秀な輸送機。

  • ポテ 63.11
フランス製偵察・支援機。
前身が戦闘機として作られたが肝心の戦闘機としての性能が低くかったが、運動性が高かったため対地攻撃任務に使用されていたところに目をつけ、偵察機として新たにつくられた物。
様々なトラブルがあり、中にはプロペラが木製で代替していた機体もあったほどだが最終的には700機以上が生産された。

+ その他
  • V2ロケット
ナチス・ドイツが開発した「報復兵器第2号」。現代までにおけるロケット技術の礎を築き上げた。
1tの爆薬を液体燃料が産み出すマッハ5の速度で、対象へと叩きつける。

  • 原子爆弾
アメリカ合衆国製。
核分裂反応によって放出するエネルギーが主となっており、発する熱、衝撃波、爆風、あらゆるものが正に規格外。
更に放射能汚染により、周囲一帯に死を撒き散らす。間違いなく人類史上最大であり、最強であり、最悪の大量破壊兵器。
+ 能力原文
この能力者は手・指揮棒、その類のもので指揮すると、自身の周囲50m以内に、WW2終結までに存在したありとあらゆる兵器を出現させる事が出来る。
兵器は通常1レスにつき一つ喚び出せ、作り出した兵器は1レス間のみ存在出来る。
ただし、例外として指揮を“溜める”事ができ、兵器を出現させないレスを跨ぐ事で、出現させる兵器の数を跨いだレス数分増やす事が出来る。
つまり、1レス間兵器を出現させなければ、次のレスでは2つの兵器を喚び出す事が可能。
喚び出した兵器は能力者の任意で自動稼働する為、戦車を喚び出したから乗り込んで使わなければならない、と言う訳ではない。
なお、当然ながら兵器の攻撃による爆風や衝撃波は能力者にも影響がある為、広範囲を破壊する爆弾など使用してしまえば、巻き込まれる事は必至である。

身体能力:現実の一般軍人並
初期装備:任意で非常に頑丈な指揮棒
+ 覚醒能力
【神殺総統】《オールハンデッド・ガンパレード》
【殲滅指揮】の力が極まった状態。
戦争とは人と人、軍と軍の衝突である。
故に、貴方は一騎当千の猛者ではなく。
己が軍の総統としての力を持っている。
貴方は、WWⅡまでに存在した、設計段階を含むありとあらゆる兵器を召喚する事が出来る。
召喚の範囲は視界内の全てで、召喚可能数は「周囲の敵-周囲の味方」と同数まで。
周囲の~とは、ロールに参加しているキャラクター数と同じ。
また召喚可能数とは、同時に存在出来る数であり、
1レスに召喚出来る数でもある。
兵器は自然に消えることは無いが、半壊以上のダメージを受けると消滅する。
また、貴方は1レスに1人だけ「無限機構に所属したまま死亡した仲間」を召喚出来る。
仲間は貴方が行動を決めても構わないし、中の人に操作を頼んでも構わない。
中の人がいない場合は不完全な召喚とし、1レスで消滅する。
ただし再度の召喚は可能で、「周囲の味方」の数に含まれない。
中の人がいる場合は死亡するか、貴方が死亡するまで、またはロールの終了まで消滅しない。
ただし、再度の召喚は出来ず、「周囲の味方」の数に含まれる。
その他の全てのスペックは【殲滅指揮】と同等とする。

覚醒条件:無限機構が参加しているイベントであること
     無限機構のボスとして参加していること
     ロール開始時の敵が複数人であること
     ロール開始から5レス以上経過していること
+ その他所持品
アンネリーゼ=アウトバーンから譲り受けた筆。
絶対に壊れないという概念を持っているが、それ以外は普通の筆記具である。曰く「戦争に連れて行ってほしい」とのことなので、普段から懐に入れている。

  • 『真島重工』のプラスチックカード
『清姫』から貰ったプラスチックのカード。
真島重工のロゴと社名、「MASHIMA H.INDUSTRIES――EVERYTHING COMES FROM TECHNOLOGY」という英文が書かれている。
これを見せれば、真島重工の息がかかっている事が一目で証明できるらしい。

【概要】

数十年前に全世界を巻き込んで起こった大戦争を生き残った、元【祖国】軍人。祖国軍所属時の最終階級は少佐。
当時の戦争、未だ能力者が一般的に認知されていなかった戦争において、彼は戦車跨乗兵として最前線での死に物狂いの戦いを経験し、その中で彼は戦争の魅力に取り憑かれる事になった。
そして戦争が終わった後も、その時間が忘れられず、血沸き肉躍る新たな戦争を求め、「大戦争」をもう一度始めようと企てる。
嘗ては自ら神殺機関を主導して戦争を目論んだが、それが瓦解した後は放浪。然し再度無限機構を名乗り、自ら首魁として『大戦争』を目論む。

【容姿、性格】

数十年前の歩兵将校が着用していた軍服と、更にその上に神殺機関の紋章が入った黒いロングコートを肩に羽織り、軍帽を被り、左腰に指揮棒を提げる。
戸籍上は既に八十を優に超える老人である筈だが、その蒼い瞳に短く切られた金髪、白い肌は、どう見積もろうとも、三十台前半程度の物に保たれている。
また、顔の右半分は嘗ての神性との相対の結果大きな火傷痕が残っている。
非常に素直で、感情を隠さず、相手の気持ちを考える事が苦手な、嫌な事を嫌と、思った事をそのまま口走るような人間だが、目下の人間、年下の人間に対する面倒見や人当たりは、案外良い方。
その性質は紛れも無く『善』であり、人を愛し、人を肯定し、人を恨む事なく、命を慈しみ、また平和を愛する一人の人間。
そしてまた同時に何より戦争を愛し、求め続ける、狂信者とも言えるような、戦乱が生み出した一種の精神異常者

【過去】

数十年前に起こった、世界中を巻き込んで起こった『大戦争』を生き残った元祖国軍人。
幼い頃に祖国が現在の共産主義国になる『革命』を経験している程の高齢であり、当時としては珍しくない程度の貧しい家庭に生まれ、幼少期は相応に苦労して育った。
『大戦争』開始から三か月後に祖国に赤軍として徴兵され、碌に訓練も教育もされないまま『冬戦争』と呼ばれる『芬国』との戦争に派遣される。
当時は『芬国』は小国であり大した時間を掛けずに終わりと言われていたが、少数ながらゲリラ戦術や狙撃等を駆使して戦う芬国兵達に段々と数が削られていく。
食事すらもまともにありつけず、凍り付いた味方の死体を踏み砕いて歩くような雪中行軍の中で、数を減らしながらも生き続けていた。
しかし、芬国軍の陣地を見つけたという斥候の報告を受けた上官が、それへの突撃を考えていると知った時、『もう耐えられない』と上官の殺害を計画する。
信頼のおける数人の同僚、部下と共に、奪い取った芬国兵の装備を着込んで自軍の部隊に襲撃をかける、というものであり、殺害は本人自身が担当する事を提案した。
それらは非常に順調に行われたが、あと少しと言うところで芬国兵から奪った小銃の弾が無くなり、仕方なく上官を銃剣で突き殺す事にした。
結果は成功だった。上官は死亡し、臨時の部隊長にはもう少しだけ聡明な人間が割り当てられ、何とか全滅をすることなく『冬戦争』を終えることとなった。
然し、レナートという男の手の中にはいつまでも上官を殺害した時の、味方に攻撃されているとは夢にも思っていないであろう必死の抵抗がこびりついて離れなかった。
この時から、レナート・コンスタンチノヴィチ・アスカロノフは、戦場の『魅力』に取り付かれることとなる。
その後も戦場を渡り歩いていたが、『冬戦争』を境に、レナートは最前線を希望する事が多くなり、特に配属先にタンクデサント(戦車跨乗兵)を多く希望した。
戦車跨乗兵は非常に死亡率が高く、通常は二~三週間程度で消耗されていく、『懲罰部隊』が割り当てられるような最悪とも言えるようなものであった。
それを多く要求した理由としては、この時点で既に『戦争で死にたい』という感情が生まれていたからで、実際にそれは死に物狂いの戦いをしていた。
然し、結局のところ、死亡する事は無く、被弾しようが奇跡的に生き残り、終戦を迎えた。
そのことを残念に思いながら、それでも軍属を続けたが、しかし『RED COLD WAR』の先には『大戦争』など存在しない事を悟ると、軍を退役。
その後は妻や孫、曾孫に囲まれながら静かに余生を過ごしていた。幸せな人生を歩んでいたのだが、然し『魂』に刻まれたそれを抑え続ける事などできなかった。
妻の死去から三か月後、誰に何か言う事も無く失踪。その直後、異能に覚醒し、『当時』の若い身体を取り戻した。
その後は放浪の末、神殺機関に参加。それらが世界的な戦争を巻き起こす事を期待するも、結果としては期待外れであったことから下部組織の掌握後、総帥を粛正。
自らが神殺機関を主導し世界へ戦争を巻き起こそうとし、事実戦争まであと一歩まで近づくも、寸でのところで瓦解。
本人自身も『虚数空間』『世界の裏側』、或いは『無限地獄』へと取り込まれるが、世界へと"再度召喚"され、再び戦争へと進軍を開始する。

深い悲しみによる自棄や、崇高な目的を持たず、"唯単に戦争がしたいから"と言う理由ともいえない理由が、彼の現在の活動へと直結している。
其の為になら、全てを投げ打つ事まで出来る。その思想に、他者の介在の余地は一切無く、最早それは彼の"根本"を成している。


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最終更新:2016年03月07日 20:50
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