イリヤ


イリヤとは、荒廃者さんの黒歴史ノートから生み出されしエルダー・ドラゴンでありシェイプ・シフターの少年。

プロフィール

性別:本質的には男(変化可能)
年齢:意識を持ってから1年/人間体の外見年齢は15歳くらい(変化可能)
身長:158cm(変化可能)
種族:エルダー・ドラゴン/シェイプ・シフター
髪色:水色
瞳色:朱色

設定

かつて神の如き力を持った一体の邪悪で暴虐なエルダー・ドラゴンがいた。彼のものはエルダー・ドラゴンとしての強靭な肉体、大魔道師級の魔力、長い寿命を基にした豊富な知識と経験、シェイプ・シフターとしての高度な変身能力で数多の戦いを勝利で飾り、あらゆる次元世界にその名や存在を神話や伝承、あるいは直接的な統治により残した。

統治者としての彼はまさに暴君であった。有能で忠誠心の高い部下こそ寵愛するものの、無能な部下、野心的な部下、そして民衆に対しては悪辣そのものであり、ついにはその次元世界すべて巻き込んだ謀反により命を落とした。


しかし、強大な存在である彼を完全に滅ぼすことはかなわず、精神、力、知識は肉体が滅びてなおこの世に残り続けた。

そして、肉体を離れた彼の力と知識は融合し、さらに悠久の時を経て自我を持ち、かつての肉体を再生するにいたった。それがイリヤである。

肉体は彼のものが人間に変身する時に生前よく使っていた、美少女のような容姿を持つ少年として再生された。これに加え新生された意識が主体であるため、彼のものの記憶を受け継いでいないイリヤは、自分がエルダー・ドラゴンであることや、シェイプ・シフターとしての自在の変身能力を持っていることに気付いておらず、この姿が自分の本来の姿だと認識している。

性格は彼のものの面影を全く残さず、やや内気な面があるが素直で健気な優しい性格をしている。加えてややMっ気があり、これもドSであった彼のものの一部から生まれたものとは思えない。

力については全力を出せば彼のものの全盛期の70%ほどである。ヘルカイトを凌ぐエルダー・ドラゴンの強靭な肉体、戦術の幅を広げるシェイプ・シフターの変身能力、黒マナを中心にその友好色である青マナ、赤マナの扱いに長けるのに加え、高位魔法である次元と次元を繋ぐポータルを一時的に生み出すことも出来るほどの魔術の腕、それらを生かすための膨大な知識量など、最上位の幻想種に恥じないものを持っている。

しかし、前述の通り記憶を受け継いでいないため、膨大過ぎる知識をうまく扱えず、使える魔法が黒からは黒マナを凝縮させての直接攻撃、ドレイン、腐敗、腐食、疫病等の感染系、青からは相手の能力や性質を一時的に消すしたり書き直すものや、相手の魔法を相殺するもの、精神系、赤からは赤マナを炎や稲妻に変換するもの、ヘルカイトの召還、そして次元を繋ぐポータルの生成等のよく使われていた魔法に限定されている。さらに肉弾戦でも技量や経験が全くないため、その圧倒的な身体能力のみが武器となる。持てるすべての力を発揮できるようになるかは今後次第である。

  • 魔法各種
知識としてあるすべての魔法が使えないとはいえ、その数は膨大であるので、特に使用率の高いもの、強力なものを挙げていく。

ドゥームブレイド:黒マナを凝縮し刃を成す黒の魔法。直接的な攻撃力も有するが、その本質は黒マナが持つ、死、悲哀、狂気、恐怖、腐敗といった概念を相手に叩き付けること。そのため、闇の住人以外は単純な対物理や対魔力の耐性や障壁、防御では防げない。

ライフドレイン:対象の生命力を吸い取り自分のものとする黒の魔法。

ミューティレイト:広範囲に渡り、自分以外の範囲内の物体を腐敗させる黒の魔法。

カウンターバランス:あらゆる魔法を発動段階で青マナをぶつけることで、その性質である否定や無効の概念によりなかった事にする青の魔法。消費するマナや詠唱時間が短いので、どのような魔法に放っても往々にして打ち得である。

マインドスレイヤー:対象の精神を切り裂く青の魔法。

トリックバインド:カウンターバランスと同じ原理で対象の能力や性質を一定時間無効にする青の魔法。

ライトニングボルト:稲妻を発生させる赤の魔法。イリヤの使える魔法の中で消費マナが最も少なく、詠唱時間も短い。

ヘルカイトの召還:ヘルカイトを召還し使役する赤の魔法。記憶を受け継いでいないためイリヤは何故ヘルカイトが自分に従うのか分かっていない。

マナ供給:他の次元につながるポータルを開き、そこからマナを供給する。これにより特定のマナが発生しにくい場所やマナの枯渇した場所でも任意のマナを供給することが出来る。

  • 魔法以外

腹パン:急所っぽい腹部へぎこちないながら全力で拳を叩き込む。相手は死ぬ。多分、体のどの部分を殴っても大体の種族は死に絶えると思われる。

喧嘩キック:あまり効率的な蹴り方ではないが、全力で蹴りを入れる。相手は死ぬ。前述の腹パンもそうだが、格闘技のいろはを知らないので格闘戦はこのくらいの技しかない。

用語解説

エルダー・ドラゴン
現生ドラゴンの始祖であり、太古の昔はドラゴンと言えばエルダー・ドラゴンを指していた。幻想種の中でも最強クラスの戦闘力を持ち、多くのものは魔法にも精通していた。
その強大な戦闘力の中でも特筆すべきは現生ドラゴンの中でも上位種のヘルカイトを上回る防御力である。ヘルカイトの鱗でさえオリハルコン級の防御力を発揮するがエルダー・ドラゴンのそれはヴィブラニウムを用いた超合金級であり、ドラゴンスレイヤー系の「龍殺し」の呪いを付与された概念系攻撃でない限りその肉体に傷をつけるのは困難である。
現在はそのほとんどがエルダー・ドラゴン同士の戦いにより死滅し、絶滅寸前である。

シェイプ・シフター
一言でいえば何にでも変身できる能力を持ったものである。
その変身は非常に高度で、魔法によるものでもないので、まず見破ることは不可能である。しかし能力までは変化させることが出来ないので、元が人間であるシェイプ・シフターがドラゴンに変身しても能力は人間のままである。
容姿、性別、種族を超えての変身はもちろん、無機物へも変身できるうえ、負傷や体の欠損なども再現できるため戦術への応用も可能。
この変身能力は先天的なもので、あらゆる種族がこの能力を持ってシェイプ・シフターとして生まれる可能性を持つ。

(随時追加)


  • いつのまに -- 朱音さん (2012-07-03 16:24:00)
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最終更新:2012年07月05日 23:25