銀河のメサイア 舞台設定
舞台設定
過去、銀河中を巻き込む大戦争によりあらゆる国家、文明が壊滅しリセットされた世界。生き延びた人々は災厄を振りまいた技術を封印し、また一から文明を作っていった。二度とこのようなことが起こらないように、伝承や神話として先の大戦を語り継ぎながら……
悠久の時が流れ、各々の星で文明を再興させた人々は再び自らの恒星系を離れ銀河へ旅立っていった。それからほどなくして二つの国家が戦争を始めた。レピエム帝国とファデラー連邦である。この戦争はついに1000年を超える恣意的とさえ思える様なシーソーゲームを経て、銀河系ほぼ全域を巻き込む大戦争へと発展した。
一方の新技術の開発により崩れた均衡も他方がすぐそれに追いつき、復元される均衡。そしてその度に起こる管理されたかのような戦争と休戦のサイクル。これに違和感を持った者たちは所属を超えて結束し秘密裏に調査を開始した。そしてこの戦争を管理する者たちの存在を確信し、それの打倒を決意する。これは二大国間の戦争を裏から操る管理者に立ち向かう者たちの物語である。
両国が共に銀河のほぼ3割ずつを占め、残り4割を、広大な未開宙域やまだ中立を維持している小国家群、傭兵ギルドやジャンクギルド等の中立組織、宇宙海賊等の無法者等が占めている。
勢力説明
帝国とあるが戦争への動員力確保のために、代々世襲の皇帝、貴族からなる元老院、民選議員からなる民会による抑制と均衡が行われており、皇帝が他二つに優越するが、専制政治というわけではない。今代の皇帝は特に優秀でありモビルメサイアの保有数も連邦より一機多いため、戦況は帝国にやや傾き気味である。
建国当初は12の国家で形成されていたが、長きに渡る戦争により、勢力が拡大され204の国家からなる連邦制国家となった。大統領をトップとする行政府、連邦を構成する各国家からの代表からなる上院と人口比率で選出された代表からなる下院で形成される立法府、司法府の三権分立を備えたオーソドックスな共和政である。現在やや劣勢に立たされている。
戦争が長引いているため、科学技術や戦争理論等の技術的な事はもちろんのこと、人間の能力までもが、他の国家のそれより優れている。
帝国と連邦の戦争をあらゆる勢力の政治、経済の中心へ潜り込み操る者たち。目的は不明。工作員のみならず実働部隊も保有しているが、その規模は不明。
ここ100年ほどの技術の発展により、その支配に綻びが出つつあるが、ほとんどの人間は存在に気付いていない。
銀河の辺境にはどの勢力にも所属していない恒星系がまだ多数存在している。以前は銀河の辺境までいける技術が無かったが、技術の進歩によって進出できるようになった。これらの星にはまだ文明がリセットされる前の技術が、消去されるのを免れ残されている場合があるため、これらへ進出できるようになったここ70年ほどは国家やジャンクギルド、一部の宇宙海賊等のあらゆる勢力が捜索に力を入れている。
二大国以外の国家はほとんどが小国であり、中には下記の国家以外の勢力より力や立場の弱いものも存在する。しかし近年では一部の国家が運良くロストテクノロジーの発掘に成功し、無視できない力を有する場合もある。その最たる例がモビルメサイアを所有するダイア首長国である。
軍人崩れや一部の宇宙海賊からなる傭兵のギルド。傭兵は平均としては正規軍より士気が低く劣勢になるとすぐ逃げだす、戦闘経験は豊富だが技量に難があるものが多いため戦力としては弱く当てにならない部分が大きい。
このように戦力的には不安があるため、大国からは急を要する戦力補強で利用されるに止まる。しかし自前で十分な戦力を維持できない小国やその他の勢力からは頻繁に利用される。構成員の傭兵たちは自前で機動兵器を持っているものより、持ってない者の方が多い。
戦闘後に漂う多数の兵器の残骸を回収し、それらの修理や販売等を行う者たちの集まり。二大国からすると兵器の拡散につながるので、取引のある工房以外の取り締まりを強めている。
中立を保ちたい技術者や科学者などもここに属することが多い。長兄と次兄がそれぞれ帝国、連邦のモビルキャリバー、モビルメサイアの設計を任されるなど高い技術力を持つマルス三兄弟の工房もここに属している。
ジャンクギルドに属する各種の工房から買い取り保有する、敗走の際に軍から部隊ごと逃走したなどで、艦艇と機動兵器を持つ国家や他の勢力に所属しない者たちの総称。
二大国の勢力範囲外でマフィア的活動をするもの、未開地での発掘活動に勤しむものなどその活動は三者三様である。
機動兵器
核融合炉搭載の標準的な人型機動兵器。殆どの勢力で使われており、多くの機体とヴァリエーションが存在するが、中でも帝国の主力機と連邦の主力機が優れている。
核融合炉ではなく対消滅炉を搭載したネクスト専用の人型機動兵器。対消滅炉は現在の技術ではコンピューターのみでの制御は機動兵器サイズでは不可能だが、ネクスト特有の強力なESP能力での思念制御を加えることで、機動兵器に搭載することが可能となった。つまりこれに搭乗するネクストは、操縦士であると同時に機関士でもある。
搭乗者の技量にもよるが帝国と連邦のモデルは約2個中隊でモビルキャリバーを含まない帝国、連邦の一個艦隊相当の戦闘力を誇る。
名前の由来はこれが初めて開発された帝国においてネクストが騎士貴族階級に多かったためである。
エンジンの生産性が低いため数はそこまで多くない。
エンジンに縮退炉を搭載した高レベルネクスト専用の人型機動兵器。エネルギー変換効率は対消滅炉とほぼ同じの縮退炉であるが、制御が容易であるため、同じ制御能力でより高出力な運用が可能である。
しかし最近発掘されたロストテクノロジーであるのでまだ生産出来ず、数も発見された分しか存在しないため、戦闘力をもっとも発揮できるモビルメサイアにしか搭載されていない。帝国、連邦のモデルは搭乗者の技量にもよるが1機でモビルキャリバー一個大隊相当の戦闘力を誇る。
用語
高い身体能力、反応速度のみならず強力なESP能力やPK能力、TK能力等の超能力を有し、力の強いものは限定的な未来予知まで可能な人類。名前の由来は現人類の次のステージの人類という意味で付けられたが、実は文明がリセットされる前の戦闘用に人工的に作られた人間の子孫が先祖返りを起こし、能力のいくつかを受け継いだだけである。このことから能力の遺伝具合によって個人差がある。
帝国では武勲を挙げたものは貴族階級が与えられるので、必然的に貴族階級には高い戦闘力を持つネクストが多くを占めている。
(随時加筆)
- なんとなくターンAと種死を思い出した -- 朱音さん (2012-07-24 03:59:45)
- 両国内の反抗者やギルド勢力の描き方で面白くなりそう。 -- りん (2012-08-15 00:26:52)
最終更新:2012年08月15日 00:26