これはおもちゃじゃありませんので
テストも終わり生徒会はアキハバラのサイゼリヤという安さのあまり貧民が集う店にやってきた。メンバーは砂糖袋をいたずらに消費しその袋はかさむばかりである。暇は技術を生み出すもので、
さいたま氏は袋をつなぎあわせシュガーブレードという刃渡り1mあまりはある武器を作り出した
兎角「これはたいへんな業物である」
砂糖の袋で作ったものながら確かな強度を持ち、細い一振りは舐めきった相手に確実な威嚇を与えるだろう。
出来上がった名糖を兎角はしげしげと眺めた。がしかし
「お客様お控えください」
と品定めを店員に阻害されてしまう。
兎角は名糖の品定めを阻害されたことに苛つきを感じたものの大人しくブレードを下ろした。
ここからは鍛冶屋兎角の出番である。砂糖袋を開封した際に生じる小さい方を凝固させ、シュガーブレードの先端に付け加えることで刺突効果を与えることに成功した。レイピアより長く、打撃能力に特化したこの名糖は物干し砂糖と名付けるのに相応しいものである
朱音「拝借致し候」
朱音は伝説の名糖を恭しく掲げようとした瞬間
「これはおもちゃじゃありませんので」
またもや邪魔が入り、あろうことか名糖を没収された
兎角&朱音「(#^ω^)ビキビキ」
製作者が叱られず使用者が叱られる…
ユージロー曰く「糖に選ばれなかったのだ。弱者にお似合いの格差社会であろふ」と嘲笑いを隠さなかった
- まるで子供を諭すかのように -- 朱音 (2013-01-27 12:28:30)
- 体は砂糖で出来ていた -- 兎角 (2013-01-27 17:55:09)
- 砂糖うめえ -- 能島 (2013-03-10 16:49:27)
最終更新:2013年03月10日 16:49