【問題】
男は夜遅く、物音で目を覚ました。
見ると、先日購入した金の仏像を抱えて走り去る人影が。
「泥棒だ!!」
慌てて追いかけたが逃げられてしまった。
警察に連絡し、改めて確認してみると金の仏像は元通り置いてある。
犯人が偽物を置いて行ったのだと思い、購入元の古物商に鑑定に出した。
しかし結果は「本物」。
念のため他の古物商に鑑定してもらっても「間違いなく本物」。
夜の出来事の真相は?
【解説】
真相は「古物商が誤って売った偽物を本物とすりかえた」。
仏像を売った古物商は信用第一で通っていた。
しかしある日、誤って偽物と気づかずに売ってしまう。
偶然本物を手に入れたことで気づいたが、客に「偽物だった」と伝えては信用に傷がつく。
しかし、放っておいてもいずれ偽物とバレるかも知れない。
どちらにしても今まで築いた信用が崩れると考えた古物商。
止むを得ず、客の家に忍び込んですりかえることにした。
【問題】
彼女はその料理を食べて泣いた。
そして彼女はあることを決心した
状況をお答え下さい
【解説】
彼は店を持っているプロの料理人。だけど彼にはある病気が進行中だった。
味覚障害という料理人には致命的な病気。
私がその事を知ったのは彼が作ってくれた料理の味がひどかったから。
そして私は彼と結婚して彼の舌の代わりになってあげたいと思った
【問題】
あいつがこっちに向かい笑いかけた。
全員が瞬く間に魅了されてしまいそうなほど魅力的なスマイル。
俺はくやしくなった。
俺とあいつの立場は逆転してもおかしくないのだ。
この決定的な差異なければ俺もあいつのように……
もちろん、あいつの行動が俺の利益に直結している事は理解している。
しかし、俺は妬まずにはいられなかった。
俺とあいつの関係とは?
【解説】
俺とあいつはコンビで推理小説を書いている。
トリックとプロットを考えるのが俺で、実際に文章に仕上げるのがあいつ。
デビューの時、二人の間に一つの取り決めができた。
著者近影の写真もメディアへの露出もあいつだけ。
あいつのルックスを売りにするという編集の考えを採用したのだ。
こうして、醜男のおれは裏方にってする事になった。もちろん原稿料や印税は平等に分ける。
そして、その事はファンの間では公然の秘密となっていた。
その日あいつは、作品が映画化されその宣伝のためテレビに出ることになっていた。
俺はやはり気になりテレビを見ていた。司会者があいつの名を呼び登場すると
客席から矯正と拍手が上がった。俺は二人のルックスが逆であればと悔しくなった。
映画が成功し本が売れれば俺にも利益がある。しかし、俺も日の目を浴びたかった。
【問題】
部屋に少年とその両親がいる。
3人の前には男性がひとり。
少年に何かを話し掛ける男性。
少年は時おり両親の方を虚ろな目で見る。
それを見て両親は泣き崩れる。
少年のおかれた状況は?
【解説】
少年の両親は夫婦仲が悪く喧嘩が絶えなかった。
いつものように喧嘩をした次の日、母親が「父親は死んだ」と少年に言う。
それに対抗して父親は母親が死んだことに。
少年はどちらかが死んで幽霊になったと勘違いし、
どちらかの世界を選ばなくてはと決心。
その結果母を選んだ少年の瞳に父はうつらなくなってしまった。
焦った両親は本当の事を話し、病院にも連れていくが見えないまま。
自分達の行いを両親は後悔するが、
少年は母親しか見えなくても以前に比べて自分の病気のせいで
夫婦仲が良くなったのを嬉
しく思った。
ネタは乙一の「So-far」
【問題】
ある強姦魔が獄中で自殺した。
遺書には血で俺はやってないとかかれており無惨な死に方をしていた。
後に真犯人が見つかり本当に彼は無実だった事が分かるが、彼が犯人だという証拠はあまりに多かった。
何故このような悲劇が起こったのか
【解説】
真犯人は彼のクローン。
彼に臓器移植の必要な事があった時のためだけに産み出された存在。
だがある日彼はこう思った。何故俺の命はそんな事の為だけにあるのだろうと。
オリジナルに嫉妬した彼はオリジナルを陥れてなりかわろうとしましたが家族の証言から逮捕されました。
【問題】
バツ1のA子は妊娠している事を知りすごく喜んだ。
彼のB男に知らせる前に、一度友人に相談してみたが、
「おろした方がいいんじゃない」と言われてしまった。
なぜ?
【解説】
A子とB男は夫婦だった。しかし、B男の精子が少ないせいで子供がなかなかできなかった。
B男の親は、子供が出来ないのはA子が悪いのだと言い無理やり二人を別れさせた。
二人は別れた後も親に隠れ逢瀬を続けていた。
そして、念願の子供を授かりA子は喜び、友人に「B男の子供ができた」と言った。
友人は「二人は不仲で別れた」と思っていたため
A子はB男に無理やり肉体関係を迫られたと勘違いし「おろした方がいいんじゃない」と言ったのだった。
【問題】
空気がピンと張り詰めている
誰も何も言わない
ある男がいきなり大声を上げた
「爆弾!!!!!」
周囲の男達は一瞬驚く
しかしその後拍手喝采だ
なんなんだ?
【解説】
男達はしりとりをしていた。
負けた男が全員の分の夕食代金を持たされるのだw
その男が発した「爆弾」の言葉に他の男達は
拍手喝采した
【問題】
ある男が、善意で男達にある事をした。
だがその夜、男達は怒り狂って男の家にやって来た。
フルボッコにされた男は、息も絶え絶えに
「よかれと思ってあげたのに…なんで…」とつぶやいた。
状況を説明せよ。
【解説】
おじいさんは、おばあさんの作った菅笠を手に町に出かけました。
しかしちっとも売れません。
帰り道、とぼとぼ帰るおじいさんの目に映ったのは、寒そうに雪をかぶ
るお地蔵様達。
「おお、おお。お地蔵様もさぞかし寒かろう…」
そう思ったおじいさんは、持っていた菅笠をひとつひとつ、お地蔵様に
かぶせました。
その夜、お地蔵様達は家にやって来て、おじいさんをフルボッコしました。
「コノヤロー、町に行く時には俺らに気付かなかったくせによ!」
…どんなに善意でも、贈り物に売れ残りをあげるのは、嫌がらせに近い
のでやめましょう。
【問題】
一人の騎士が旅をしていると、とある吊り橋へ差し掛かった。
橋の前には一人の魔術師が立っている。
この魔術師はここを通る旅人に一つの質問を投げかけ
もしそれに答えられなかった場合、不思議な力により
谷底へ吹き飛ばされてしまう。
だが騎士はどうしても先へ行かなければならない。
魔術師は騎士にこう問いかけた。
「向こうの木の上にいる鳥は雄か?雌か?」
騎士はその答えが全くわからなかった。
だが、騎士は無事この橋を通過することができた
なぜだろう。
【解説】
魔術師の問いかけに対し、騎士はとっさにこう切り返した。
「あなたは答えを知っているのか?」
魔術師はつい一瞬口ごもってしまった。すると魔術師の体が
宙に浮かび上がりそのまま谷底までまっ逆さま
こうして騎士は無事橋を渡ることができた。
ちなみに元ネタは「モンティパイソン&ホーリーグレイル」です。
谷底へ落ちてしまうのは魔術師のせいではなく、あくまでも「不思議な力」
であって、魔術師もその対象となってしまっている、という話でした。
【問題】
黙ってページをめくっていた彼女が、突然、泣き出した。
その理由を聞いた俺は、困りながらも笑った。
どういう状況?
【解説】
幼稚園に通う娘が、アルバムを持ち出して見始めた。
そして俺と妻の結婚式の写真を見た途端、泣き出した。
「ユミはパパと結婚式したいって言ったのに、
パパったら、もうママと結婚式してる~!!」
俺は困りながらも、娘の可愛さが嬉しくて笑ってしまった。
元ネタは育児板の拾い読みブログ。
【問題】
男には変わった性癖があった。
その性癖を満たすため、男は職権を悪用し、定期的に犯罪を働いていた。
ある日、男は意図せず人の命を救うこととなった。
何があった?
【解説】
男は駅構内にあるコインロッカーの管理責任者。
夜な夜なその日預けられっぱなしになった荷物を違法に覗き悦に浸る。
物を盗んだりすることはしないが、他人のバックを見ると
まるで宝箱を見つけたような気分になり、中を覗き見ることに至上の幸福を感じる。
まれに好みの女性のバック(持ち主ではなく中身が)を見つけると
所構わず自慰にふけり、バレない程度に中身に薄く精液を塗る。
そんな筆舌に尽くしがたいド変態であった。
そんな所業を繰り返してたある日。カバンではなく衰弱した赤ん坊を見つける。
コインロッカーを利用した捨て子である。
警察に連絡し「たまたま中から泣き声が微かに聞こえたので止むを得ず開けた」と説明。
男は咎められるどころか、ヒーロー扱いをされた。テレビにも映った。
男は「俺のやっていることは正義なんだ。正しいことなんだ。」との大義名分を得て
バックを覗き見ては自慰に耽る。その頻度は劇的に増えた。
この男に発見された赤ん坊は救われたが、この男が救われる日は永遠に来そうもない。
【問題】
A「ヤツがしつこい。何とか懲らしめてやりたい」
B「それなら、こんな手はどうだ?・・・・・・」
A「なるほど、それはいい。
・・・だがうちは和風の造りだから無理だ」
何をどう撃退する話?
【解説】
A「セールスマンがしつこい。何とか懲らしめてやりたい」
B「それなら、こんな手はどうだ?
ヤツが来たら、まずドア越しにボソボソと小声で応対する。
するとヤツは声を聞き取ろうと、ドアに顔を近づけてくるだろう。
そこでドアを思い切り開けてやってゴチーン!だ」
A「なるほど、それはいい。
・・・だがうちは和風の造り(引き戸)だから無理だ」
元ネタはどっかの板での会話。
【問題】
彼はそこから抜け出そうと躍起になっている。
今は疲れたのか少し休憩しているようだ。
ところで、彼の目の前にはそこから脱出できるドアがある。
鍵もかかっていないそのドアに、しかし彼は目もくれない。
彼は何故そのドアから出ないのか?
【解説】
巨大迷路の中、ゴールを目指していたんだけど、
覚えが悪くて同じとこを行ったり来たり…ちょっと休憩。
たまたまそこにギブアップ(及び緊急時)用の扉があった。
けどやっぱ普通にゴールしたいしまだ頑張る。