心霊大全

アンコールワット

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【遺跡】
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100年ほど前、フランスの博物学者アンリ・ムーアは、カンボジアのトンレ・サップ湖の奥地に壮大な遺跡を発見した。アンコールワットである。

うっそうと茂ったジャングルのなかに、突如現れた荘厳で美しいこの石造りの遺跡に、すべての学者たちが驚きの声を上げた。
石造りの塔、天女の仏像など、精緻で壮麗なこれらの遺跡の調査によって、さまざまな謎が解明されたが、最大の謎がひとつ残された。

この美しい都市を建造したのはクメール民族。当時、アジアで最も栄えたであろう征服民族であったと推定されている。
民族の人口は軽く3000万を超え、強大な権力を誇ったとみられている。

ところが、調査によるとこれら3000万人の住民は、14世紀中頃に突然アンコールワットから離れ、二度と戻ってくることはなかった。
この遺跡には、ミイラはもちろん、人骨も、生活道具も、歴史を語る古文書も残すことなく、いずこかへ立ち去った。

その後、500年掛けてジャングルの大木が辺りを覆い、これらの大建築群を世間の目から隠し続けた。


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