ようこそ実力至上主義の教室へ

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9月25日発売の『ようこそ実力主義者どもへ』っていう小説を9巻、ブックウォーカーで買って読んだんだよね。『ようこそ実力主義の教室へ』(よう実)っていうアニメ見た人いる? あれ原作はライトノベルなんだけど、まあこっちよりかアニメの方見たっていう人のほうが多いと思うんだよ。お前らの中にもラノベ読む人少ないと思うの。俺もほとんど読まないんだよね。アニメから好きになったのちょっと見るよ、いう風になってる男です。でね、まあ見た人いるんだったら話のあらすじ分かると思うんだけど、見たことある人のほうが少ないと思うから説明しますね。

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あらすじ

主人公は、高校に主人公が入学するところから話が始まるんだよ。その高校は特殊な高校なんです。国が運営する新しい次世代プロジェクトをプレテストするみたいな、そういう全く新しいタイプの高校なんだよ。どんな高校かって言ったらね、クラス単位でランク付けされててAクラスからDクラスまでランク付けされてるの。入学の時点でのいろんな学力だったりとかその個人の能力とかが査定されてAクラスからDクラスまで割り振られるわけ。ほんで卒業までの3年間でそれぞれのクラスでいろんな試験とかを乗り切りながらポイントを貯めていって、ポイントがDクラスがCクラスのポイントを上回ったらCとDが入れ替わってみたいな。で、実力次第でAクラスになって、最終的にAクラスになったらもうなんでもかんでも、就職率99%、ものすごい人材として世間へ送り出されるよっていう、そういった国家主導のプロジェクトを実践する高校に主人公が入学したところから話が始まるっていう、そういったライトノベルなんですよ。

で、そういった高校を舞台に戦う話なんだけど、主人公が近年稀にみる中二病の格好いいやつなんだよ。わかる? でね、これ異能力ものじゃなくて頭脳バトルものなんだよ。クラスの得点を競い合うための特別試験が全部『カイジ』みたいな、『賭ケグルイ』をもうちょっとマシにしたような話なんだよね。『賭ケグルイ』のギャンブルの2ランク上、『カイジ』の1ランク下みたいなね、オリジナルの頭脳戦を繰り広げるんだよ。で、それを主人公が乗り切って…。

で、主人公はね、まだ原作でよく明かされてないから微妙なんだけど、なんとも説明しがたいんだけどね、特殊な過去、闇を持ってる主人公で、…まああんまり詳しく言いたくないんだけど、お前らにも楽しんでほしいから…主人公はね、本当に世界で一番頭がいいように作られた人造人間みたいな英才教育を受けた、監禁され…まあ話すんだけどね、ちっちゃいころからいろんな知識を叩き込まれて英才教育を受けたすごいやつなんだよ主人公は。

それでね、ひょんなことから、…ここも全部説明してもいいんだけど、今は伏せとくんだけどね…、ひょんなことからその施設を抜け出して、高校に隔離されることに、入ることができるようになったの。その高校は外部からの干渉を完全に遮断するような高校で、完全に寮制なんだよね。だからそこでね、平穏に暮らしたいみたいな感じだから、ものすごい実力があって頭脳明晰でとんでもない男なんだけど、それを周りに知られたくないんだよ。普通の平凡な雑魚として平穏な生活を送りたいっていうことで、その隔離された高校に入学してきたわけ。だからね、Dクラスに割り振られるんだけど、まあ自分が表立って立ち回るっていうことはないんだけど、自分の周りを平穏に保つために、周りを利用しながら裏で暗躍するみたいな、裏で策を弄して自分が不利にならないように立ち回るんだよ。だから別に上に登りたいっていう願望もないし、他人から評価されたいっていう気持ちも一切ないのね。ただ、降りかかってくる火の粉を払う、(『オーバーロード』の)アインズ・ウール・ゴウンみたいな感じだよ。降りかかってくる火の粉を払うために裏でバレないように暗躍していくっていう話。で、それがだんだんだんだん周りに露呈していくっていう話ね。それの9巻が発売されたの。

でね、アマゾンのレビューとか見てたらね、「『暁の護衛』に続き素晴らしいです」みたいに言われるんだけど、俺が『暁の護衛』ってものを知らないんだけどそれもライトノベルなの? この作者の人の前作のライトノベルなのかなっていう風に俺は考えているんだけど、調べてもないから何とも言えないんだけどね、っていう話なんだよね。

8巻~9巻の感想

ほんでね、これ第9巻読んでみたんだけど、はっきり言ってすごい微妙だったなって思ったの。すーごい微妙だったなって思う。あらすじを話すんだけどね、自分の一個上のランクのクラスの同級生の女の子、まあクラスのリーダーの女の子がいるんだよね。自分の一個上の違うクラスの、ワンランク上のクラスにいる女の子に対して、Aクラスから攻撃がされてるわけ。「あいつは援助交際してる」みたいなうわさをいろんなところにばら撒かれて、校内でひそひそ言われるようになっていくわけ。それを助けるっていう話なんだけど…あのね、ネタばれになるから俺は話さないよ、一応配慮するから、みんなの楽しみを奪いたくないから。その解決の仕方も別にそんな、ゴミなんだよね、別に大したことじゃないんだよ。ただかっこよく書いてるけど、かっこいいなって思うんだけど、実際やってることって大したことじゃないんだよ。なんだろうね、道端で犬拾ってきて頭撫でましたみたいな日記的な内容を、なんか盛り上げてるみたいな。西尾維新が桃太郎を書いたみたいな、あんまり詰まってない内容だったなっていう感想。まあそれが多分伏線になって次の10巻のないようにつながっていくんだと思うけど、今回はいまいちだったなって思いましたね。まあこれが俺の率直な感想だね、ネタバレしていいんだったら全部事細かに話すけど、俺奪いたくないんだよねみんなから。見れば面白いと思うから、本当に。

俺のおすすめのはね、今9巻出てるけど8巻も買ったんだけど、本当に入ってるよKindleに、この間見せたと思うんだけどね。8巻もいまいちだったんだよ。なんかね、咬ませ犬みたいなやつらが「俺天才」みたいな感じで暴れまわってるわけ。策略を弄して暴れまわってるんだけど、結局主人公はなんにもせずに裏で見てるだけだったんだよ。すべてを看破しつつ何もせず見てるだけだったから。なんだろうね、問題を解決しながら相手を成敗するカタルシスみたいなもの、なんにもなかったから8巻は。9巻はそういったのあるかなって思ったら、まあ結局解決をするんだけど、微妙なんだよね。いまいち盛り上がらない。

『トモダチゲーム』との類似性

『トモダチゲーム』にちょっと似てきたな、って思ってしまった。『トモダチゲーム』っていうのね、ドラマ化された映画化された漫画があるんだよ。確か『進撃の巨人』と同じ雑誌だよね。『進撃の巨人』と同じ雑誌で連載されてる『トモダチゲーム』っていう頭脳戦、初期の『カイジ』を薄めたような内容ね。これに似てきたなって思うわけ。借金を抱えた者共が落とされる、友達と一緒にすごい陳腐な頭脳戦、誰でも考え付きそうな頭脳戦で勝ったら借金チャラにしますよみたいな、エスポワールみたいなことを友達のグループでやらされるみたいな話なんだけどね。

その友一くんっていう主人公が過去に闇を持ってて、同じような設定しかないんだけど、稀代のクズなんだよ。ありとあらゆるものを利用して、友達だろうとなんだろうと利用してやるぜみたいな、手段は選ばねえぜっていう稀代のとんでもないクズの天才。頭脳が明晰で策略家のクズっていう設定なんだけど、ゲームの内容も大したことないし、よく作中で友一くんに対する、周りのトモダチゲーム実行委員会だとか、ライバルとかの評価が友一くんに対して「とんでもない天才だ、化け物だ」みたいな、「クズの中のクズ」だみたいに言うんだけど、実際ゲームをクリアする方法が別にそんな化け物的な天才的な方法でもないし、誰でも思いつくようなことしかやらないし、大したことやってないんだよ。それに対してみんなが「すげえすげえ」って。

だから(『オーバーロード』の)アインズ・ウール・ゴウンみたいなもんだよ。みんながすげえすげえっていうけど全然すごくないの。だから、これに対して俺が言えることはね、とんでもない天才、天才のダークヒーローを書こうとしてるけど、書いてる人はただの人間だから、天才でも何でもない漫画の原作しか書けない人間だから、ライトノベルも書けないような漫画の原作しか手掛けられないような雑魚だから、天才を表現できないからね、凡人が考えそうな、凡人の頭の中の域を出ない天才だって、そのレベルしかないわけ。ただの普通の人が稀代のとんでもない化け物的な天才を描けるかって、描写できるかっていうとできるわけないんだよ、お前凡人なんだから。っていうぐらい作中ではすごい評価されてるけどそれが違和感ものすごいなって。普通の友一くん、普通のちょっとひねくれた変な奴、信者衛門Bみたいなやつだなぐらいの。それぐらいにしか思えないやつに対してみんなが「天才天才」って言うからゴミ漫画だなって思うの、『トモダチゲーム』っていうのは。

(『よう実』も)なんか(最新)2巻ぐらいで同じような感じになってきてんじゃねーのって思った。もう俺すごいアニメ楽しかったから期待してたんだけど、ちょっと残念だったなって思った。楽しく最後まで読んだんだよ? 『ようこそ実力主義の教室へ』っていうのは俺の好きな頭脳バトルものだから、楽しく読んだんだけど、読み終わって「ああ楽しかった、でもなんか『トモダチゲーム』に似てるな」って思ったわけよ。

関連のクソ漫画

それと同じでね、『リアルアカウント』っていうのもとんでもないクソ漫画だなって思うなあ。『神様の言うとおり』っていうのもとんでもないクソゴミ漫画だなあって思う。はっきり言うけど。あの辺って頭脳バトルデスロワイヤルみたいな感じなんだけど、もう本当に陳腐なんだよね。全然頭脳バトルしてないんだよ。なんか普通に小難しい感じのルールのゲームを適当にやってるぐらいにしか見えないわけ。大したことやってないんだよ、普通にゲームに参加してちょっと考えたらできそうなことをやって周りが「天才」と驚く流れしかないんだよ、最近の頭脳バトルものって。それ考えたらやっぱ『カイジ』ってすごいなって思った。ゴミ漫画しかねえな、今な。頭脳バトルもので面白いものってろくにないね。お前らがおすすめの頭脳バトルものあったら教えてほしいけどないでしょ。

『DEATH NOTE』の大場つぐみのコンビの『プラチナエンド』っていうのもね、スクエアジャンプ割るっていうか、割ってないし嘘だけど本当なんだけど嘘で本当。『プラチナエンド』ね、なんか頭脳ものかなって思って期待してたけど、『プラチナエンド』本当に面白くないと思うんだよね。あれね、なんか最初から第1話読んだときからなんかこれ大丈夫かなって思ってたけど、読めば読むほど面白くなくなってきて、もう読んですらないんだよね、この3週ぐらい。3週っていうか3ヶ月分ぐらい読んでないんだけど。なんかな、期待してただけに残念だなとは思う。すげーなんかつまんないんだよね『プラチナエンド』、受け付けない。

スクエアジャンプで面白い漫画

スクエアジャンプで何が面白いのって言ったら、もう3つしかないね。今週の3つのこと、スクエアジャンプを楽しむ3つのことがあるんだよ。1つ目、『憂国のモリアーティ』。これ本当に面白いんでおすすめですね。ほんでね、『こじらせマイナード変態』、『妖怪ド変態こじらせマイナー』*1みたいなやつがあるんだけど、これちょっと最初は面白かった。これも今期待してます。ただ、絵がなんか、鼻につくような絵なんで、そこだけ改善してくれたらよくなっていくなって思う。俺目線でごめんなさいね。ほんでね、これ本命。スクエアジャンプで一番面白い、今連載されている漫画の中で、紙に印刷されて配られてる漫画の中で一番面白い漫画。『怪物事変』。あれ面白いです。かつてジャンプで『保健室の死神』みたいな漫画を連載してて打ち切られた人がスクエアジャンプで描いてる漫画なんだけど、これ全部買ってますね。これ本当に俺好きな漫画。2番目は『サイケまたしても』なんだけど、俺が一番評価してる漫画ですね。

ちなみにWEBで一番面白いのは『私がモテないのはどう考えてもお前らのせいだろ』*2っていう。これ本当に持ってるんだよね。でも最近ね、『○○は○○だ』っていうタイトルのやつがあまりにも多すぎるんだよね。『古見さんはコミュ症だ』*3、これはまあ面白いから、タイトルはちょっと嫌だけど内容が面白いからこれはまあセーフだね。いっぱいあるじゃん。『○○さんは不器用だ』*4みたいな。ヤングチャンピオンかなんかにある漫画なんだけど、それとかね、『からかい上手の○○さん』*5みたいなやつとかさ、いっぱいなんか『いたいお姉さんは嫌いですか』*6みたいなやつもあるし、『○○さんは○○だ』みたいな『○○の○○さん』『○○は○○さん』みたいな。『魔入りました!間入くん』*7みたいな、ものすごい世界で一番下手な漫画がサンデーで野放しになってたんだけど(笑)、ちょっと前に、一年ぐらい前に駆逐されたんだけど。これは俺が今まで見た中で『』に次ぐぐらい下手くそな絵の、なんでこれ連載されてたんだろうなってぐらいものすごい下手くそな漫画、『響』*8に続くぐらいの…。!!

この話ずっとしたかったの。『響』が世界で最も殺すべき漫画。漫画が人間として生き…暗黒大陸の生物みたいな概念で、漫画が生物になって歩き回る、そういった能力を有して歩き回るとしたならば、もう一番最初に殺すべき漫画は『響』だと思うんだよ。(以下略)

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最終更新:2023年07月17日 22:53