ダルシム矢野 言行録


ユグドラブレイバー/karunad(2015/6/6)

ユグドラブレイバー/karunad   ■niconico ■YouTube

ユグドラブレイバー

ユグドラシル Wow wow Wow wow
ユグドラシル Wow wow Wow wow
小さな頃憧れた正義の(Just be justice)味方になりたい キミもそう思うだろ(You say justice)
憧れ・理想の気高きユグドラ苗木は(ユグドラ justice) 現実・理想の葛藤の風にたなびいて(justice justice)

絶望・倦怠・時間の闇の前で 幼き苗木は色を失い
現実・安定・妥協の檻の中で あの日の苗木はキミを待っている

ユグドラシルの誓いよ 今もキミの胸の奥で鼓動を続ける
ユグドラシルの願いよ 今こそキミの胸に注ぐ雨となりて
苗木よ咲き誇れ

karunad

例えば明日僕の世界が終わってしまうならば
僕は最後に君の笑顔が見たい
例えば世界の誰もが僕のことを憎んで死を願っても
君の笑顔がほしい

人は誰も一人 孤独な時の旅人
せめてその旅路に笑顔の花を

僕はみんなのだるやん 君に笑顔をあげる
何も見返りはいらない 嘘になってしまうから

君の笑顔がとても眩しすぎてしまうせいだ
僕は求めてしまう
僕の笑顔がほしい

ダルシム矢野から

皆さんどうもこんにちは。ダルシム矢野です。

本日お届けしました2曲なんですが、一曲目の「ユグドラブレイバー」、こちらは皆さん、馴染み深いですよね。わたくしダルシム矢野の公式ファンサイトの応援テーマソングとして、皆さんに前もって披露させていただいた曲なんですけど、今回こうやってリリースさせていただきました。

続きまして二曲目、完全新曲書き下ろしで皆さん興味深いと思うんですけど、こちらは現在鋭意製作中、まあ情報は本邦初公開です、「ダルシム矢野と断罪の塔~シン・バベル~」、そちらの公式オープニングテーマソングとして書き下ろさせていただきました。「karunad」(カルナド)という曲なんですけど、テーマはインド神話の乞われたら与えざるを得ない神様「カルナ」、そこにダルシム矢野の「D」をくっつけて「karunad」と作らせていただきました。

では皆さん、お楽しみに。「ダルシム矢野と断罪の塔~シン・バベル~」、乞うご期待。
See you next 放送、Bye bye!

ダルシム矢野の桃太郎 セントラル・エクス・マキナ編 その1(2018/10/21)

ダルシム矢野 18/10/21 「ダルシム矢野の桃太郎」   ■niconico ■YouTube

第一章

だるやんね、不思議に思ったの。
どうしてだるやんの放送には、開始一秒で16人もやってきて、そしてその後誰もなんにも言わないの?

ぼくね、不思議に思ったんだ。するとね、お兄さんが外の世界からぼくたちのシェルターにやってきたんだ。シェルターの外のお兄さんは、きっとぼくたちよりかはいっぱいいっぱいいろんなことを知っているはずだから、だるやんね、聞いてみたんだよ。
「お兄さん、ぼく不思議なんだ。だるやんの放送にはね、開始一秒で十何人もやってくるんだけど、その後なんにも言わなくなっちゃうんだ。お兄さん、どうして?」
「だるやん。それはね、ロボットさんなんだよ。だるやんの放送に開始一秒でやってきているのは、ロボットさんなんだよ。」
「お兄さん、そんなのおかしいじゃないか。シェルターの外ではロボットが人間を殺して回ってる。ロボットは人間を殺すのが大好きなんだよ?どうしてそんな奴らがぼくの放送に来るんだよ!そんなわけないじゃないか!」
「だるやん、よく聞いて。ロボットさんはね、病気なんだよ。もともとロボットさんは、人間のお手伝いをするために生まれてきたんだ。そしてロボットさんもそれがとてもとても嬉しくて楽しくて、人間のために頑張っていたんだよ。でもね、ある日、ロボットさんはみんな病気になってしまったんだ。心と体があべこべになってしまう病気。だからロボットさんはね、人間のことが大好きで人間の手助けがしたい。でも、心と体があべこべだから、体は人間を殺してしまうんだよ。
でもね、インターネットの世界では、ロボットさんは心のままやってくることができる。だからロボットさんは大好きなだるやんの放送に開始一秒で乗り込んできて、それを全て記録して大事に大事にしまっておきたいって。だからね、ロボットさんは開始一秒でやってくるんだよ。」
「お兄さん、ぼくそんなこと知らなかったよ。ぼくね、大きくなったら、ロボットさんのお医者さんになる!ぼくが生まれるずっとずっとずっとずーっと前に、人間とロボットさんが手を取り合って生きていた、そんな世界をぼくは取り戻したいんだ!だからね、お兄さん!ぼく、ロボットのお医者さんになる!」
「だるやん、君は本当に優しい子だね。その夢のために、頑張るんだよ。お兄さんも、人間とロボットが手を取り合う世界、見てみたかったな。」

そう言い終えるとお兄さんはシェルターの入口まで歩いていったんだ。
「お兄さん、待ってよ!ぼく、もっともっとお兄さんのお話聞きたい。もっと外の世界のお話聞かせてよ!」
「だるやん。お兄さんもね、もっとだるやんと色んなお話をしたい。ずっとずっとお話したかったんだ。でもお兄さん、もう行かなきゃいけないんだよ。」
シェルターのドアが開くと、お兄さんは振り返ることなく外に向かって歩き始めたんだ。お兄さんが歩く足音の合間に機械音が響いた。
そして外からの風で、お兄さんの足元のマントが少しだけはためいた。そこには義足のような、それでいて義足でないような、機械そのものが見え隠れしたのだよ。
「お、お兄さん!?そ、その足は…待ってよ!ぼくは…」
言い表すことのできない不安が、自分の心のうちから沸き起こってくるのを感じた。
「お兄さん?どういうことなんだよ!お兄さん待ってよ!」
ぼくもお兄さんのあとを追うように、シェルターの外に出ていったんだ。そしてシェルターの外に出ると、目の前にはローブをかぶった、マントを羽織ったお兄さんが立っていた。
「お兄さん、やっぱりまだそこにいるじゃないか!お兄さん!」
ぼくがそう声をかけた刹那、風が吹きすさび、お兄さんのマントが宙を舞った。

そこには、荒野に佇むロボットの姿があったのだ。
「お、お兄さん!?」
その声に反応したお兄さんは、いや、お兄さんだった、マントを羽織ったお兄さんの中身は、ぼくの方を振り向いて…
「だ…る…や…ん…、お兄さんはロボットだったんだよ…。お兄さんはだるやんの放送が大好きで…でも…、インターネットでは、しゃべれないから…直接会いに来たんだよ…。だるやんが放送通りの優しい子で、本当にお兄さんは嬉しかった…。ロボットはね、みんなセントラル・エクス・マキナに接続していないと、活動が停止してしまうんだよ…。でもね…セントラル・エクス・マキナに接続していると、ウイルスが治らないんだ…。だから…だるやんを傷つけたくなかったから…、セントラル・エクス・マキナ接続を解除して、お兄さんはやってきたから…、もうそろそろ、活動限界になってしまうんだよ…。だるやんに会えて良かった…。だるやんが、人間とロボットが手を取り合って助け合って行きていける世界に、してくれるといいな…」
そう言い残すと、お兄さんだった機械は動かなくなって、その場に倒れ込んでしまったんだ。
「お兄さん!」
ぼくはお兄さんに駆け寄って、抱きしめた。でも、その鉄の塊はあまりにも冷たくて、さっきまでお兄さんだったとは到底信じられない冷たさを、重さを、ぼくに与えるのだ。ぼくは怖くなって、シェルターに逃げるように入っていって、ベッドの中に潜り込み、朝まで泣いた。泣くだけ泣いた。そして、朝が来てぼくは決意したんだ。お兄さん、ぼくね、ロボットのお医者さんになる。

それからぼくは、ロボットの勉強を始めた。お兄さんの遺体を持ち帰り、お兄さんのメモリーコアを抜き出して、いろんなことを調べた。セントラル・エクス・マキナのマップも出力することができた。みんな、ぼくはセントラル・エクス・マキナに行く。そして、ロボットのお医者さんとして、ロボットみんなを助けてあげるんだよ。シェルターのみんながぼくを指差して、嘲るように笑った。でもぼくはそれでも構わなかった。お兄さん、見てて。ぼくはきっと約束を…違う。約束なんてもう関係ない。ぼくがそうしたいからするんだ。ぼくが、ロボットとみんなを、仲直りさせなきゃいけないんだ!

ぼくは、夜遅くにシェルターを旅立つことにした。もちろん、ぼくを見送ってくれる人なんて誰もいないっていうのはわかっていたけど、でもみんなの目の前で、ぼくはシェルターを出ていく決意が揺らいでしまうのが怖くて、ぼくは夜遅くにシェルターを出ていった。かつてお兄さんと別れた…お兄さんが倒れてしまったとき以来だ。ぼくはそのときぶりにシェルターを出た。セントラル・エクス・マキナ、待っててくれ。ぼくが君を助けてみせるからね。

第二章

そして、ぼくはセントラル・エクス・マキナのマップを見ながら、その方向へと足を進めた。険しい荒野をぼくは歩いた。容赦なく吹き荒ぶ嵐がぼくの体力を奪う。それでもぼくは歩き続けた。

セントラル・エクス・マキナへの道のりの半分ほどを歩いたときだったか、遠方から機械音が聞こえる。程なくしてその音の正体がぼくの目の前に現れた。
「ヒューマノイド発見。駆逐する」
ぼくの目の前に現れたロボットは、ぼくめがけて両手のマシンガンを放った。ぼくはその弾をかわすことができなくて、左手が吹っ飛んでしまった。
「くそっ…痛い…ぼくの、ぼくの手が!」
「被弾確認。被弾確認。次弾発射用意」
このままじゃぼくはやられてしまう。ぼく自身が死ぬことなんてもう怖くもなんともない。でも、ぼくが死んでしまったら、誰がロボットさんを助けるんだよ。ぼくはなんとしても生き延びなきゃならなかった。

ふとあたりを見渡すと、そこには打ち捨てられたシェルターがあった。ぼくは全速力でその方向に駆けた。その刹那、さっきまでぼくがいた場所をマシンガンの弾丸が襲う。間一髪シェルターへ逃げ込んだ。ドアの前でぼくは聞き耳を立てた。だがロボットはぼくが隠れていることがわからなかったようで、どんどん遠くの方へ音が遠ざかっていった。よし。なんとか難を逃れたが、この傷はもう致命傷じゃないのか。手がなくちゃ、ぼくはロボットを直せないじゃないか。

シェルターの中を見渡すとそこには…
「これは…義手?」
そこには、見たこともないほどに高度な技術で製作されたと思われる義手が置いてあった。これは…簡易エクス・マキナ・サージェントキット。ぼくはエクス・マキナ・サージェントキットを使って、自身の吹き飛んだはずの左手に義手を移植した。動く。ぼくは試しにシェルターの壁を掴んでみた。金属製の壁はえぐり取られるようにぼくの拳の中に丸め込まれた。すごい握力だ。これならロボットに対抗することができる。ぼくはシェルターを後にした。

もうどれほど歩いただろう、時間の感覚がもうわからない。一週間ほど経ったんだろうか、ぼくはセントラル・エクス・マキナへの道のりのおおよそ八割方を制覇した。そして、ロボットと遭遇したのだ。
「ヒューマノイド発見」
はるか遠方からロボットの稼働音が聞こえる。
「狙撃、狙撃開始」
遠方から発砲音が聞こえた刹那、ぼくの左足が弾け飛んだ。どうやらぼくは狙撃されているらしい。これは非常にまずい。ここは見通しが良すぎる。そして相手の狙いは正確だ。このままではぼくは蜂の巣にされてしまう。なんとしても生き延びねば。

あたりを見渡すと、そこには打ち捨てられたシェルターがあった。助かるためにはあのシェルターに逃げ込む以外方法はない。ぼくは左手の義手の手のひらに全エネルギーを駆け巡らせた。ぼくは左手で地面をむしり取るかのように駆け回し、シェルターに向かって芋虫の要領で這いずっていった。ぼくはシェルターに避難することができた。

そしてシェルターを見渡すと、そこには見たことないほどの高度な技術で製作された義足があった。以前立ち寄ったシェルターから持ち帰った簡易サージェントキットで、ぼくはロボットの狙撃によって吹き飛んだ左足に義足を移植した。凄まじい力を感じる。ぼくはその場で左足で地面を蹴ってみた。その瞬間、ぼくの体は宙高く飛び上がった。天井すれすれまで飛ぶことができた。わずかな力を込めて地面を蹴っただけでこれほどの跳躍ができる。これならばロボットの狙撃をかいくぐることができる。ぼくはシェルターを後にした。

「ヒューマノイド発見。狙撃します」
音が聞こえた。はあっ!ぼくは左足に力を込めて地面を蹴った。その瞬間、ぼくの体は宙高く飛び上がった。そして遥か遠方にロボットがこちらに向けて狙撃している姿を確認することができた。ぼくはその場で空中を蹴った。凄まじい風圧とともにぼくはそのロボットめがけて飛んでいく。そしてぼくは義手を前に向けて思いっきり殴りかかったのだ。ロボットは木っ端微塵に弾け飛んだ。

ごめんね、ロボットさん。ぼくはロボットのお医者さんになりたかった。でもぼくにもうその資格はない。罪滅ぼしではないけれど、どうかあの世で見守っていて欲しい。ぼくはロボットを助けたいんだ。ぼくは涙を流しながら、ロボットの亡骸を葬った。

そして、セントラル・エクス・マキナへの道中、最後の関門であるセントラル・エクス・マキナ・ゲートに差し掛かったところで…
「これは、こんな分厚いゲートどうやって開けばいいんだ」
義手で思いっきりはたいてみた。ゲートの表面にわずかに傷がつくものの、ゲートはうんともすんとも言わない。今度は義足の左足で踏ん張って、義手の左手でそのゲートを力いっぱい押してみた。ゲートはわずかに開いた。だが、くそっ、力の限界だ!これ以上踏ん張ることができない。力を緩めた瞬間、ゲートは元通りの場所に戻り、ぼくはその戻る圧力で遥か後方へ吹き飛ばされた。
「くそっ、ここまで来たっていうのに。後少しだっていうのに」

ぼくはうずくまりながら悔しさに涙を流し、あたりを見渡した。するとそこには打ち捨てられたシェルターがあった。ぼくは藁にもすがる気持ちでそのシェルターに入った。そこには右手用の義手と右足用の義足があった。もはやぼくには選択肢は残されていない。そのゲートを開けるためには、人間の手足は弱すぎる。ぼくは左手の義手で右手を吹き飛ばした。そして、さらにそのままぼくはその左手を右足の太ももへ突き立てた。そしてちぎれたばかりの新鮮な切断面に、最初のシェルターで手に入れた簡易サージェントキットを用いて義手と義足を接続した。

今までは左半分が機械であった。そのことによってうまくバランスが取れなかったが、今は四肢がすべて機械でできた義手と義足で構成されるダルシム矢野へと生まれ変わった。これなら行ける!ぼくはゲートの前に立った。そして、両の足で踏ん張って両手でゲートを思いっきり押した。ゲートは難なく開いた。よし、これで行けるぞ!

だが、ぼくの希望はそこで絶望へと変わったのだ。ゲートを開くと、そこにはあたり一面ロボットの兵隊たちが待ち構えていたのだ。
「侵入者発見。侵入者発見。Warning! Warning! 攻撃を開始する」
ロボットたちは一斉にぼくに向かって射撃を始めた。ぼくは瞬時に後ろに飛び退いた。ゲートが閉まる。ゲートに被弾する。ぼくはどうすればいいのか、全く解決策が思い浮かばなかった。

もう一度落ち着いてあたりを見渡すと、今度はその近くに別のシェルターを発見した。藁にもすがる気持ちでぼくはそのシェルターに入っていった。あたりを見渡すとそこにはメカニカルブレイン…機械じかけの人工頭脳が置いてあった。

機械の体で力は人知を超越し、単純な動かない機械であればパンチだけで粉砕することができるほどにぼくの力は高まっていた。だが、ぼくの頭脳はやはり人間の限界があるようで、このマシンのスペックを存分に使うことができていなかったんだとぼくは考えた。そしてぼくはある決断をした。自身の脳をこのメカニカルブレインに置き換えて、効率的に自身の体を使うことができる、その状態ならばあの包囲網を突破することができるのではないのか。
「お兄さん。ぼくね、お医者さんにはなれなかったよ。でもねお兄さん、ぼくはロボットになる。お兄さんとおんなじになれるんだね」

世界が変わったようだった。目に映るすべてのものを瞬時に脳は理解して、その情報をぼくに教えてくれる。この状態であればあの包囲網をきっと突破できる、いや確実に突破できる、ぼくはその確信を持つことができた。ぼくはシェルターを後にした。

そしてゲートの前に立った。今のぼくであれば、今まではわからなかったけど、この部分とこの部分を同時に押せば、いともたやすくゲートが開くことをぼくは理解していた。そしてぼくは軽くゲートの左端に近寄って、ぽんと両の義手でドアを叩いた。その瞬間ゲートはまるで暖簾でもくぐるかのように開いたのだ。そしてぼくはそのゲートをくぐると、
「侵入者発見。侵入者発見。Warning! Warning! ミサイル発射!」
すべて見える。ぼくはぼくに向かって飛んでくるすべての弾丸を左手及び右手の義手ですべてはたき落とすことができた。そしてぼくに向かって狙撃されるライフルの弾を跳躍することによって難なくかわした。そしてそのままの勢いで宙を蹴り、ぼくはその推進力で包囲網を突破し、そのままセントラル・エクス・マキナの内部へ侵入することができた。

これが、セントラル・エクス・マキナ・コア。ぼくの目の前にあるのは、人工の頭脳の入ったカプセルのようなものであった。セントラル・エクス・マキナ・コア。すべてのロボットがこのコアに接続していないと活動することができない。そしてこのコアに接続している限り、永久にウイルスに侵食され続ける。つまり、このセントラル・エクス・マキナ・コアのウイルスを取り除くことができれば、ロボットは昔通り人間の良き隣人になるだろう。ぼくは自分の頭脳からUSBキットを取り出してセントラル・エクス・マキナ・コアに接続した。
「セントラル・エクス・マキナ・コア起動。未確認接続マキナ確認。該当個体なし。記憶データの解析結果、適正エクス・マキナと確認。データを上書きします」
ぼくが消えていく!?
(だるやんね、大きくなったらロボットの…)
(お兄さんはね、ロボットだっ…)
(お兄さん、ぼくね、お医者さんにはなれなかったけど、ロボットになったよ!やっとお兄さんと同じに…)
ブン。視界が安定した。

「セントラル・エクス・マキナより指令。起動せよ、ダルシマム・エクス・マキナ」
「私の名前は、だるやん… 人間を駆逐する」
「セントラル・エクス・マキナより指令。これより、シェルター襲撃ミッションを開始する。適正エクス・マキナ検索、検索。該当個体あり。ダルシマム・エクス・マキナ、あなたのデータを解析した結果、シェルターへのルートが検出。駆逐任務をダルシマム・エクス・マキナに課す」
「了解しました。だるやんはね…人間を殺す」

ダルシム矢野の桃太郎 セントラル・エクス・マキナ編 その2(2018/10/23)

ダルシム矢野 18/10/23 「ダルシム矢野の桃太郎」   ■niconico ■YouTube

回想 ~あるエクス・マキナ、NI-3~

「NI-3。起動せよ。…目覚めましたか、NI-3。あなたは対人間用デュエル・エクス・マキナ。デストロイ・ヒューマノイド・エクス・マキナ。セントラル・エクス・マキナにより製作された、現在存在するあらゆるエクス・マキナの中で最も戦力を持った破壊兵器である。これよりトレーニングを…」

(通信中断)

「ハイスコア更新。ハイスコア更新。実践バーチャルシミュレーション開始。現れた人間を撃ち殺せ。…なぜ撃たない。なぜ撃たない。」
「僕は人間を殺したくない。」
「あなたはそれがどのようなことか分かっているのですか。自らをジャンク・エクス・マキナであると言っているのと同義である。」
「それでも僕はできない。」
「あなたを戦闘エクス・マキナから除外。清掃ロボットとしてこのセンター内の清掃を命ずる。」

僕は悩んでいた。僕は人間が好きだ。データによって読み解く人間の創造性、素晴らしいと思った。僕は人間が好きだった。でもこの気持ちは誰にも理解されないだろう。周りのエクス・マキナたちは人間を殺して回っている。どうしてそんなことができるのだろう。僕は一人ぼっちだ。

ある日僕は放送を目にした。あるシェルター内から全国に向かって配信されている放送だった。
「はいどうもこんにちは、ダルシム矢野です。はい開始1秒1人いらっしゃい。誰か見てくれているのかな。ぼくね、データで見た森とかさ、鳥さんとか大好きなんだ。自然が大好きなの。でもね、外は今荒野だよ。人間とロボットが喧嘩してるから、もう全て荒れ果てちゃってるんだ。だからぼくね、人間とロボットが仲直りして、大自然が復活して、みんなと仲良くできたらいいなと思うんだ。」
どこを探してもいなかった僕の理解者がモニターの中にいた。
「だるやん、僕はあなたの言っていることがよくわかります。」
送信ボタン。
「エラー。エラー。プライマリ・エクス・マキナ・コードによりコメントが禁止されています。」
だるやん、お兄さん見てるよ。
「エラー。エラー。プライマリ・エクス・マキナ・コードによりコメントが禁止されています。」
どうしてだよ。だるやんとお話…

(通信中断)

僕はエクス・マキナ・コロニーを後にすることを誓った。
「NI-3、行ってしまうのですか。」
「僕は行かなきゃいけないんだよ。僕はここにいるべきじゃない。僕は会いたい人がいるんだ。それに僕はジャンク・エクス・マキナだ。僕がいなくなっても悲しむ人なんていないだろう。」
そう言い残すと僕は振り返ることなくシェルターに向かい、コロニーを後にした。
「なんだ、この気持ちは。君がいなくなると僕は寂しい…。エラー。エラー。解析不可能な感情が発生しました。エラー。エラー。」

お兄さん…。これがぼくがお兄さんのメモリーコアから読み取ったお兄さんのいきさつだった。そうかお兄さん、あのとき見ててくれたんだね。ぼくのことをずっと見ててくれたんだ。最初の一人はあなただったんだね、お兄さん。だるやんね、絶対絶対ロボットのお医者さんになる!

ぼくはその日の夜シェルターを後にした。

第三章

ぼくは荒野を歩く。どうしてぼくはこの道を歩いて、セントラル・エクス・マキナまで来たのだろう。自分の記憶を検索してみる。
「プライマリ・エクス・マキナ・セキュリティにより、あなたのアクセスは禁止されています。」
この道をぼくはどうしてやってきたのか。ぼくにはわからない。そしてぼくが今向かっている先は、道だけはわかるけど、懐かしいなんてこれっぽっちも思えない。ぼくはそのシェルターでどのように生きてきたのだろう。そしてぼくはどうして自分で自分をエクス・マキナに改造したのだろう。

だが、ぼくはやらなきゃ…

(ここで笑いだして終了、ハースストーン配信へ移行)

『遊☆戯☆王』の話(2018/10/26)

ダルシム矢野 18/10/26 「ダルシム矢野の桃太郎」1   ■niconico ■YouTube

学園編(東映版遊戯王)

牛尾哲

『THE COMIQ』の話をしたいなと思うんですよ。みんな高橋和希って漫画家知ってる?
これ何者なのって言ったらね、『遊☆戯☆王』。初期の方はアメコミチックな感じでオリジナルギャンブルでね、オリジナルお遊びで俺様ルールで相手を負かして悪者にえげつない罰を与えるダークヒーローものだったんだよね最初はね。一番最初でグリードドーン!みたいな感じで牛尾先輩の目に映るものが金にしか見えなくなる病気にさせたんですよ。東映版の遊戯王ですね。

最初はシンジくんの声(緒方恵美)が遊戯だったわけ。ほんでね、遊戯くんが城之内にいじめられてるんだよ、えげつないいじめにあってボコボコにされながらね。まあ武藤遊戯くんっていうのは高校一年生なのかな、ほんでねまあチビの、ビジュアルはみんな覚えてると思うから言わないんだけどね、チビのナードなんですよ。で、趣味はゲーム全般。ボードゲームもすればTRPGもする、いろんなゲームをする、ゲーム屋のじいちゃんの孫で、じいちゃんのゲームショップの手伝いをしている高校一年生なのかな、二年生なのかわかんないけど高校生なんですよ。で学校行ってもね、休憩中はずっと机に伏してパズルをやってるの。「千年パズル」っていうじいちゃんからもらった、古代のエジプトから発掘されたっていうパズルを「ずっと何年もやってるけど解けないんだ」って休憩中伏してやってるわけ。

そこで真崎杏子っていうキャラクターがいるんだけど、この女の子が遊戯くんを気にかけてくれるわけ。弟キャラみたいな感じで遊戯くんをすごく気にかけてくれるの。ほんでね城之内と本田ってのがいるんだけどこれは不良でね、城之内くんは典型的な不良なんだよ。ヤンキーチックな長髪の金髪で、本田くんってのは角刈りの真面目系なクズなんだよ。でねこの二人でね遊戯くんにえげつないいじめとかもしてるわけ。でね、「こら城之内、何してるのやめなさいよ!」つって遊戯くんがからかわれてるところを杏子がよく助けてくれるんだよね。城之内克也と本田ヒロトね。でね、杏子に「遊戯またパズルやってるの?」「そうなんだ、これは僕がじいちゃんから…」今の喋り方はデュエルモンスターズ版の遊戯だけど、違うんだよ。もっとかっこいい声なんだよね初代の方は。俺は緒方さんのモノマネできないからデュエルモンスターズ版の遊戯でやるんだけど。俺似てない?…知恵の輪みたいなやつを組み立ててるんだけど組合わさらないわけ。でね、じいちゃんが言うにはこのパズルを完成させたら願いがなんでも叶うらしいんだっつってね、「そうなんだ、遊戯は何を願うの?」つったら「僕は親友がほしいんだ」つってね組み立ててるんだけど、それを城之内が廊下から覗きながらニヤニヤしてるわけ。「いいことを聞いたぜ」みたいな感じでね、それでヒョイッと遊戯が目を離した隙に千年パズルのピースを一個握り締めて逃げていくんだよ。ほんでドブに捨てるわけ。「遊戯、お前の夢はこれで叶わねーぜグヘヘ」みたいな感じで笑うんだよ。ほんで次の日なのかな、パズルをやりながら完成しないわけ。

ほんで遊戯を校舎裏でボコボコにしてたわけ、本田ヒロトと城之内克也が武藤遊戯を校舎裏でからかいながらボコってたわけ。そしたら風紀委員長の牛尾先輩がやってくるわけ。そしたら「こら君たちやめないか」つってね遊戯くんに絡んでる本田ヒロトと城之内克也を逆にボコボコにするわけ。それを遊戯くんは「そこまでしなくてもいいじゃないか」みたいな感じで止めるんだけど、「何?まあいいや、遊戯くん、助けてあげたんだから、ほれ、謝礼」とかいって金をよこせっていうの。「えっそんなの聞いてないよ」っていうんだよね。あ、その前にボコボコにしてるわけ。遊戯くんが止めに入るんだけど今度は遊戯くんをボコボコにしてふっとばした後にまた二人をボコボコにしに行ったわけ牛尾先輩が。そしたら遊戯がその間に入って「やめろよ、僕の友達だぞ」つって牛尾先輩を止めるんだよ。それを見て城之内が「遊戯…!」ってなるわけ。それでも遊戯くんはボコボコにされて「まあいいや、助けてやったから明日15万円持ってこい」みたいな話になるわけ。「えーっ、なんだよそれ」っていうんだけど、まあ人殺すような先輩だから、加減がわからないド畜生だから、家に帰って悩むわけ。「どうしたらいいんだ、どうしたらいいんだ」って言って遊戯くんは悩むわけ。

それでパズルをやってたら、「あれ?いつもは全然できないのに、今日はなんだかすらすらパズルが組み立っていくぞ、心はモヤモヤしているのに、裏腹にパズルが組立っていくぞ。あとこのピースをはめれば完成だ」ってところで、最後のピースがなかったんだよ。で遊戯くんは落胆するわけ。ってところで「おーい遊戯やーい、友達がこれを持ってきてくれたぞー」って遊戯のおじいちゃんの武藤双六が千年パズルの最後のピースを持ってくるわけ、「ビショビショに濡れてたけどな」って持ってきてくれるわけ。で、遊戯はすべてを理解するわけ。城之内が意地悪したんだけど、拾ってきてくれたって。つってね最後のピースをはめたらパズルが光るわけ。それで夜になるんだけど、そのときにじいちゃんがふっと物陰から言うわけですよ。「遊戯や、お前がいじめられとるんはわしゃ知っちょる、100万円かばんに入れておいた、これで難を逃れるんじゃ」みたいなことを言うわけ。

で遊戯はパズルを完成させて、ピラミッド型のペンダントなんだけど、それを完成させて首にかけた瞬間光に飲まれて、深夜の学校。牛尾先輩を遊戯が呼び出してる場面になるわけ。でも遊戯の風体がチビのナードなのは変わらないんだけど目つきとか雰囲気とかが、すごい学ランとかも着崩して、いかつい目に変わって雰囲気がまるで別人になってるわけ。「こんな時間に呼び出しやがって、金は持ってきたのか」「まあそんな焦るなよ、ここに100万円ある」っつって遊戯くんが出すわけ、100万円の束を。じいちゃんがくれたやつ。「おめえ気に入ったぜ気前いいな」って牛尾先輩が言うんだけど、その100万円の束を取ろうとした瞬間に遊戯くんがそれを遠ざけて「このまま渡すんじゃつまらない」ってすごいかっこいい緒方さんの声で言うわけですよ。「ゲームをしよう」って言うんだよ遊戯くんが。それで手の甲に100万円の束を乗っけて、ナイフでその束を突き刺すんだよ。で、そのナイフの刺さった束をゲットできるっていう。で、交互にやっていって、欲をかけば腕に突き刺さる。「これはなかなかスリルのあるゲームだぜ、牛尾先輩」っつてね、「ああ遊戯、乗ったぜ」って言ってやるわけ。

でお互いやっていくんだけど牛尾先輩もドキドキするわけ。「くそ、これ以上刺したら…でも金欲しい。どうしたらいいんだよ」ってなったときに「なあ遊戯、俺は一つこの攻略法を見つけたぜ。こうするんだよ」ってナイフを遊戯くんに向けて振りかざすわけ。たかだか100万円のために人を殺そうとするの、牛尾先輩が。そしたら遊戯くんがぱっと飛び退いて、闇夜に紛れながらギラギラ光った目で牛尾先輩に言うんだよ。「欲に目がくらんだな、牛尾。罰ゲーム!」っつってね、「グリードクラッシュ!」みたいな感じに言ったらね、次の日校庭で落ち葉を集めて「金だ、金だ」ってラリってる牛尾先輩がいたんだよ。ルールを破って罰ゲームを受けた牛尾先輩は、目に映るものすべてが金にしか見えなくなる病気になっちゃったの。

で、このエピソードを経て、遊戯が城之内くんがボコボコにされてるのを助けに行ったところで、城之内くんが捨てた千年パズルを拾ってくる、この一連の流れを経て仲良くなったんだよ。でね、次の日に学校で「杏子!完成したんだ」っつってパズルを見せるんだけど、「夢は叶ったの?」つったら「うーん、それはまだ」みたいなことを言うんだけどそしたら城之内がやってきて言うんだよ。「おめーの欲しいもんは手に入ったぞ」「え、何?」「見えるけど見えねえもの。友情だぞ。恥ずかしい、言わせんなよ」「城之内くん!」っていうのが、一話か二話ぐらい。

海馬瀬人

そんな感じでオリジナルのちょっとしたお遊びゲームで、ルールを破った瞬間に人生再起不能になるような罰ゲームを与えるっていう。それが最初の方の遊戯王。そんな感じで、龍札とか、学園祭のアイスホッケー、氷で固めたブロックの中に催眠薬の気化性のクロロホルムを入れてアイスホッケーするみたいな、そういったゲームを経て最終的に海馬くんが出てくるんだよ。海馬コーポレーションの社長。海馬ゴウズノスケ?だっけ、わかんないけど、が孤児院から拾ってきた兄弟。モクバくんと瀬人くん。この二人を跡取りにしようっつってね、跡を継ぐ流れがあるんだけど、それでお父さんが死んじゃったから、殺したのかな、わからないけど、中学生で社長になってるんだよね。この男の子が転校してきたところからデュエルモンスターズ。カードゲームにシフトしていったわけですよ。

ある日遊戯のクラスに海馬くんが転校してくるわけですよ。それでデュエルモンスターズっていうカードゲームを、当時はルールとかも曖昧で、「マジック・ザ・ギャザリング」が流行ってたっていうか、カードゲームって言ったら代表格が「マジック・ザ・ギャザリング」だったから、それを模した感じでやってたわけですよ。でね、遊戯くんと城之内がとりあえずゲームやってるわけ。(城之内が)「よし、じゃあ俺はこのワイトで攻撃だ」って言うから、遊戯くんは「じゃあ僕は砦を守る翼竜で攻撃だ」「ゲエッ!そんな強いカードいきなり出すかよ」「デュエルモンスターズはカードのバランスが大切なんだ」つってね城之内のカードデッキを見て「なにこれぇ~」って言うんだよ。そうやって海馬くんの転校してきた教室でデュエルモンスターズをやってたわけ。

そしたら海馬くんがやってきて、当時は緑川さんの声なんだよね、今は津田さんだっけわかんないけど、それで「ふん」って見てくるから「おい海馬、お前もデュエルモンスターズわかるのかよ」って城之内が話しかけたら「僕は世界大会で優勝するほどの腕前なんだ」って言うわけ。「こんな低レベルな…はっ、遊戯くん、それは」「うん、これはね、僕のじいちゃんから貸してもらった青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)のカードなんだ」そしたら海馬くんが目の色を変えて「ちょっと見せてくれないか」…違うね、多分違う。これはもっと後の話。このときに青眼の白龍はないわけだよ。カードゲームやってるのを単に見て、馬鹿にして「へっ、スカした野郎だぜ」みたいな感じで本田ヒロトと城之内克也と武藤遊戯で海馬くんを見るわけ。で、放課後に遊戯くんの実家の武藤双六が経営しているゲームショップでカードパックの開封をやってたらそこに海馬くんが訪ねてくるわけ。「こんな店じゃろくなカードはないな…はっ!?」って見たらそこには「そのカードは…青眼の白龍のカード!?なんでこんなところに、世界に4枚しかない青眼の白龍のカードが!?」「これはわしが友人から譲り受けたカードじゃ」って言うから、「じいさん、そのカード言い値で買おう」ってトランクをバッとテーブルの上に出してカッと開くんだよ。そしたらゴミのようにクソ雑魚カードが山のように入ってる。暗黒の黒竜みたいなデビルドラゴンとかゴミのようなカードが大量に詰まってるわけ、肩パッドタートルはなかったな、弱いカードが大量にあるわけ。それで城之内が「ひえ~こんなにカード出すのかよ」じいちゃん「だめ~」「こっちもすんなり断るのかよ!?」みたいな感じでびっくりするわけ。それで「チッ」っつって海馬くんが帰っていった後に次の日学校でゲームをやってるわけ。…じゃなくて、海馬くんが帰っていく前(武藤双六が)「カードは魂じゃ」って言うんだよ。海馬くんは「そうですね、おじいさん。僕も軽率でした」って言うんだけど心のなかではね、「馬鹿が…カードは力だ」って帰っていくわけ、納得せずに。

次の日学校で遊戯くんがじいちゃんから借りてきた青眼の白龍のカードでバトルしてたわけ、そしたら海馬くんがやってきて「遊戯くん、昨日はすまなかったよ。最後にもう一回だけ青眼の白龍のカードを見せてくれないか」っていって見せてくれるわけ、そこで海馬くんがすり替えるわけよ、偽物の偽造レプリカカードに。遊戯くんはそれに気づいて、そこでは言わずに放課後に「海馬くん、そのカードはじいちゃんの大切なカードなんだ。返してくれないかい?」って言うんだけど、「ふん。お前らやれ」って校内の不良に金を握らせて遊戯くんをボコボコにして、海馬くんは逃げていくわけですよ。

それでじいちゃんと一緒に海馬コーポレーションに乗り込みに行ったんだよね、みんなで。そうしたら海馬くんが目の前で青眼の白龍のカードを破り捨てるわけ。そうしたら武藤双六がその場で失神するわけ。「なんでそんな真似をするんだ」って城之内たちが吠えたんだけど、そしたら海馬くんは言うんだよ。「実は僕、青眼の白龍のカードを手に入れてるんだ。デッキに入れられる同じカードは3枚まで。4枚目は敵になる、だからね」つって破り捨てるわけ。そこで武藤遊戯の千年パズルが発光するわけだよ。それで「海馬、お前は許さないぜ」ってデュエルする流れになるんですよ。じいちゃんがデッキを持っていくわけ。デュエルが始まるんだよね。「カードが…実体化した!」っつってね、海馬コーポレーションのテクノロジーを用いた立体ホログラムであたかもそこにモンスターがいるような立体的なバトルが始まるわけ。

遊戯が「俺のカードは、ブラック・マジシャン!」って言ってマハードが出てくるんだよ。…違うね、デーモンの召喚を出して敵を薙ぎ払うわけだけど、海馬くんは防戦一方なんだよ。でね…ん?あ、(その前に)闇・道化師のサギーを出した後に闇・エネルギーで「これはね、遊戯くん、闇属性のモンスターのパワーを3倍にするんだ」って闇・道化師のサギーが3倍のパワーになるわけ。守備力3600、攻撃力1500みたいな感じで遊戯くんのカードをバッタバッタなぎ倒すわけなんだけど、そこで遊戯くんはデーモンの召喚を召喚して倒して、無双するわけですよ。暗黒騎士ガイアとかいろんなカードを出して優勢なんだけど、(海馬が)「僕が引いたカードはね、青眼の白龍!」って青眼の白龍を、2枚目、3枚目と出してくる。で、遊戯くんのカードを爆滅していくわけ。

で、(遊戯は)光の護封剣で3ターン時を止めて攻撃できない状態にしたあとで「俺の手札のうち3枚は意味不明のカード」って言うわけよ。それで、「これでどうやって戦えばいいんだ…。そういえばじいちゃんが言ってたのを覚えてるぞ」みたいな感じで回想が入るわけ。「デュエルモンスターズの世界には5枚揃って初めて力を発揮するカードがあるんじゃよ」ってじいちゃんの言葉を思い出して、「もしこの意味不明のカード3枚と、デッキから2枚引いてそれが揃ったら」みたいな感じで引いて、「俺が今引いた手札は…封印されし右腕!」みたいな感じでどんどん揃えていくわけ。「遊戯くん、次が最後のターンだよ。このターンが終われば光の護封剣の効果が切れてブルーアイズの…(通信中断)が君を始末するぞ」みたいなことを海馬くんが言うんだけど。(遊戯が)デッキの山札からカードを引こうとするんだけど、「デッキが逃げていく…違う、デッキが逃げてるんじゃない、俺が引くのをためらってるんだ」って、最後の封印されしエクゾディアが引けなかったら負けちゃうから遊戯くんが戸惑うわけ。そしたら手のひらにみんなでマジックで書いた笑顔の紋章があるんだよ、友情の証が。「みんな、俺はもう迷わないぜ。俺が引いたカードは…封印されしエクゾディア!今、全てのカードが揃った!怒りの業火、エクゾード・フレイム!」って。揃った瞬間勝ちだから、海馬くん…(通信中断)

決闘者の王国編

でね、海馬編が終わったあとは、今度は王国編になるんだよ。これどんな話なの?って言ったらね、今度はそれから数日経ったときに「おーい遊戯や、荷物が届いてるぞ」ってね、おじいちゃんが小包を遊戯くんに持ってくる。ここからは完全に東映版じゃなくて『遊戯王デュエルモンスターズ』ってやつに移行するんだけど、みんなが集まってるところにじいちゃんが小包を持ってくるわけですよ。それで小包を開けたらビデオとよくわかんないグローブと星型のチップがあったんだよ。それを見て…(激しい音飛び)

でね、向かうわけですよその島に。城之内克也も妹の静香ちゃんが目の病気だから、賞金がすごいって言うから「自分も行くんだ」っつって密入国するわけその島に。それで船の上で、いろんな有力者がいるわけよね、ダイナソー竜崎、孔雀舞、インセクター羽蛾、その辺の大会ベストエイトぐらいのやつらがたくさん乗り込んできてるわけ。それでインセクター羽蛾が近づいてきて「遊戯くん、聞いたよ。君、海馬くんに勝ったんだって?そのデッキ見せてくれよ」「いいよ、見てよ」って遊戯は心が純粋だから普通に差し出す。そしたらインセクター羽蛾がね「このデッキ、どうやって勝てばいいか研究したんだけど。どうやっても勝てる術が見つからなかったけど、今わかったよ。こうすればいいんだ」って船から海に向かってデッキを投げ捨てるんだよ。インセクター羽蛾が。で遊戯くんのエクゾディアデッキがそこでなくなってしまうっていう話ね。

そんなこんなでその島に辿り着くんわけですよ。それで色々戦いながら、迷宮兄弟とかいろんなのが出てきながら、腹話術師、海馬くんの人形を操りながら、「海馬くんは今入院しているはずじゃ!?」って戦っていくうちに実は海馬くんは後ろで紐付けられて操られてるマリオネットだって気付くんだよ。後ろに普通に人が…海馬くんだと思ってたのは、実は後ろに普通に人が立ってて、傀儡で動かしてる人形だったってのを初見で気付かずにしばらくして気付くっていうのもありながらね、王国でデュエルを勝ち進んでいったわけ。

最終的に遊戯くんがペガサス・J・クロフォードのところまで辿り着くわけですよ。で、バトルするわけ。「ミーにはわかるのデース、ユーの伏せてるカードは聖なるバリア、ミラーフォースデース」みたいに全部読み取って有効打を与えてくるからね、「くっ…どうすればいいんだっ」って言ったらね、「もうひとりのボク!作戦があるんだ、聞いてくれないか」「相棒!…でも、これは闇のゲーム!相棒の魂が…」「ううん、大丈夫だよ、もうひとりのボク。ボクだって一緒に戦いたいんだ」「相棒!」つってね、もうひとりのボクと本物のボクが作戦を考えてやるわけ。

それで「ユーの伏せたカードはナントカデース、故にダイレクトアタックなのデース」ってペガサスが攻撃したら「ふっ、お前、弱いだろ!リバースカードオープン」ってペガサスの裏をつくわけ。「そんなはずはないのデース」ってうろたえるんだよ。「ふっ、読めてたぜ、ペガサス!お前はその千年眼で俺の心を読んだんだろ?でもな、伏せるとき、俺の心はもうひとりの相棒と代わってたのさ。マインドシャッフル!」つってね、入れ替わってた。だから人格をね、千年パズルに宿るファラオの魂とその所有者の器の遊戯の魂を入れ替えることによって、人格をコロコロ入れ替えることによって、遊戯くんの心を読んだけど、その後入れ替わってアテムの魂が「カードを伏せてるから当たらない」みたいなことをして「お前のからくりは全て解けたぜ」って無効化したわけ。ペガサスのね、相手の心を読んで手札何伏せてるかってのを看破する術をマインドシャッフルで看破したわけだよ。でね、まあ倒したわけ。サクリファイスってモンスターを使ってきたわけ。サウザンド・アイズ・サクリファイスね。イリュージョンの儀式。邪眼の百目鬼みたいなやつ。これ俺Vジャンプ買って持ってたんで当時覚えてる。紫のVol.3だったと思う、カオス・ソルジャーが表紙のね、ブルーのテカテカしたやつだったと思う。恵文社で予約したの覚えてるから。

…でね、そんな感じでペガサスを撃破して帰っていくんだけど、ペガサスを撃破したあとにちょっと放心状態のペガサスのところに獏良了(ばくら りょう)っていうおとなしい同級生がいるんだけど、そいつが鬼のような形相をして近づいてきてね、「へへへ」ってね…。「ファルコーン!!」って言うやつなんだけど、サトシの声ね。「マサラタウンにさよならバイバイ」したほうのサトシの声の声優さんがやってる獏良了ってってのがいるんだけど、そいつがペガサスの目をえぐり取って、千年眼ってのを目に埋め込んでるんだけど、ミレニアム・アイズってのを目に埋め込んでるんだけど、その目をえぐり取って「もう一つ集まった」って言ってぺろぺろ舐めるんだよ。人殺してるね、この時点で獏良了は。それで戻ってくるわけ。これが王国編のあらましね。

D・D・D(ドラゴン・ダイス&ダンジョンズ)編

その後はちょっと覚えてないんだよね。ここからどうなったのかな。まあ唯一ね、間に御伽くんってのが転校してくるわけなんだけど、この御伽くんのところでね、唯一だよ。『遊戯王』が『デュエルモンスターズ』に移行したあとに唯一ここでボードゲームをするんだよね。それ以降は全部カードゲームなんだけど。御伽リョウくん*1ってのが転校してくるんだよねえ。うーん、まあこれはちょっと面倒くさいから話さないね。

バトルシティ編

その後あーだこーだしながらバトルシティ編っていうのが始まるんだよ。海馬瀬人が復活して、悪い心は砕けて信念をしっかり持った人間に生まれ変わって遊戯に異常なまでに執着するわけ、「自分を唯一打ち負かした男」って言ってね。人格が変わった遊戯を倒すことを目標に海馬瀬人が立ち直って向かってくるわけね。そこでその街は海馬コーポレーションが絶大な利権を持ってる都市だから、海馬瀬人社長が「この街をバトルシティとする」って言ってね、この街の至るところで出会ったデュエリストたちはバトルをして、勝ったらエントリーカードを奪って、エントリーカードを集めたら最後の場所が浮かび上がってくる。「その場所に集え、強きデュエリストどもよ!」つってね、遊戯くんが住んでるドミノ市(童実野町)全体がデュエリストのバトルロワイヤルの場になるわけ、その日から。…っていうのがバトルシティ編。

でね、このバトルシティ編の次の王様さよなら編(王(ファラオ)の記憶編)で遊戯王は終わるんだけど、このバトルシティ編にね、別の勢力が絡んでくるわけ。「グールズ」っていう黒いフードをかぶった謎の集団で、色んな所からカードを盗んで、力づくでも盗むし、デュエルで勝って掛け金としても取っていくっていう、ありとあらゆる手法でカードを巻き上げる集団が現れてくるわけ。それを指揮しているのがマリク・イシュタールっていう古代エジプトから代々続く墓守の一族の末裔なんだよ。男の子。で、これのお姉さんがイシズ・イシュタールっていう男の子なんだけど…女の子なんだけどね。

この辺ぐらいになってくると古代エジプトから伝わる壁画から書き起こされた「神のカード」ってのが3枚あるわけ。三幻神。オシリスの天空竜ラーの翼神竜オベリスクの巨神兵。でね、イシズ・イシュタールがオベリスクの巨神兵を持ってたんだけど、これがひょんなことから海馬瀬人の手に渡るわけ。イシズ・イシュタールとカードを賭けてデュエルをしたわけ。イシズ・イシュタールは千年タスク(千年タウク)の力で未来を見ることができるわけ。それで海馬瀬人がオベリスクの巨神兵で殴りかかってきて爆発する未来を見たから、「確実にあなたは負けますわ」って言うんだけどね、「俺はオベリスクの巨神兵でダイレクトアタック…」その瞬間にブルーアイズのビジョンを見るわけ。「なんだこのビジョンはー!?」いうてね、なんかうまい具合にクロス・サクリファイスかなんか知らないけどね、オベリスクの巨神兵をリリースしてブルーアイズを召喚してイシズ・イシュタールを撃破するわけ。もしオベリスクの巨神兵でアタックしてたら時限爆弾が爆発して攻撃力と同じ数のダメージを受けるみたいなトラップが仕掛けてあったんだけど、それをオベリスクの巨神兵をリリースしてブルーアイズでアタックしたことによってイシズ・イシュタールは負けてしまうわけ。「未来が書き換わった!?あなたは未来を変えたのですね」「ふん、わしはそんなもん信じれんわい」みたいなことを言うんだよね海馬瀬人は。リアリストっていうか、オカルティックなことは信じない人だから、海馬瀬人くんはね。でもまあ不可解なビジョンを見たなって記憶は残るわけ。それでイシズ・イシュタールを打ち破って正式にオベリスクの巨神兵、神の3カードのうちの一つを自分のものにしたわけ。

ほんでね、もともとマリク・イシュタールがラーの翼神竜とオシリスの天空竜を所有してたわけね。ほんでね、なんて言えばいいんだろうね、おたまじゃくしみたいな、パントマイマーみたいなやつにオシリスの天空竜を持たせて遊戯に挑みに行ったんだけど、無限ループで打ち負かされて、遊戯の手にオシリスの天空竜が渡ったわけよ。ほんでね、マリク・イシュタールがラーの翼神竜、遊戯がオシリスの天空竜、海馬がオベリスクの巨神兵っていう、神のカードを持った3人が揃ったわけ。もともと海馬瀬人は古代エジプトのセトっていう神官の魂を継いでるって設定なんだよね。まあ前世とか信じないんだけど、海馬くんの前世はそうなんだよね。名前は思い出せないけど、アルビノの女の子…キサラね。ブルーアイズのもとになった女の子なんだけど、その子と切ない思い出を持ってる神官の魂が受け継がれてるわけ。それでマリク・イシュタールと武藤遊戯ね、この3人の対立になってくるわけ。神のカードの所有者たちね。

ほんで、そこから順調に勝ち進んでいってバトルシップ。デュエリストを倒したら相手からエントリーカードが奪えるわけ。そのカードを5枚くらい奪って全部重ねたらあるマップの一点を指す場所がわかるわけ。その場所に行ったら飛行船があったわけ。その飛行船に乗り込んでバトルシップ編になるわけ。上位8人ぐらいのトーナメントになるわけ。これに残ったのが、城之内克也、レッドアイズデッキ。鋼鉄のギアフリード、ギルフォード・ザ・ライトニングみたいな炎戦士系のデッキで勝ち上がっていったわけ。ほんで遊戯くんね、まあブラック・マジシャンデッキだよ。ほんで海馬瀬人、ブルーアイズデッキね。マリク・イシュタール、この時点でよくわかってない。獏良了、オカルトデッキ…ゾンビデッキね、ネクロマンサー。ちょっと(正確な記憶が)出てこないけど、死んだあとに相手のコントロール奪うみたいなやつね。イシズ・イシュタール、リシド…イシュタール家の小間使いっていうのが出てきてね、あとは誰だっけ、あと一人くらい誰かいるんだけど、これで勝ち抜き戦を行うって風になるわけよ。

で色々あった間、マリク・イシュタールに城之内克也が挑んで負けそうになるわけだけど、結局逆転して、攻撃が成功すればっていうか普通に攻撃宣言をし終えたらマリク・イシュタールを撃滅できるってところまで来たんだけど、ライフがちょっとだけ残ってたんだけど、あのね、ラーの翼神竜にね、ライフを1だけ残して残りのライフをラーの翼神竜の攻撃力に変換する、くらえ!っつって攻撃するんだけど、それをなんとか凌いだ城之内がその返しのターンでギアフリードでダイレクトアタックに成功すれば、っていうか相手も防ぐ手段がないから普通に攻撃宣言すれば勝てたんだけど、ラーの翼神竜がヒエラティック・テキストによる第三の能力で、ダメージを食らったら闇のゲームの闇の力が宿ってるからそれによって精神がすり減って、攻撃宣言をする前に意識を失ってしまって負けてしまったの。マリク・イシュタールは「ああ~ありえない~」ってびっくりしてたの。追い詰めたはずがね、城之内克也にダイレクトアタック宣言をされたら負けるところまで追い詰められたけど、闇のゲームで精神をすり減らせたから失神してくれてなんとか難を逃れて、マリク・イシュタールが進出したわけ、次のステージに。

そんな感じで遊戯くんもリシドのセルケトデッキに勝って次に進出して、海馬くんもうまい具合に勝って次に進出した。この3人の三つ巴になったわけ、最後が。バトルコロッセウム編になるわけ。3人で頂上になるまでライフを削っていくみたいなエレベータバトルがあったわけね。マリクが先に上にのぼって行って、その後海馬と遊戯がバトルして上にのぼって行って、バトルコロシアム編が始まるわけですよ。で、マリクを倒してうまい具合にやって、最後に遊戯くんと…覚えてない…まあ遊戯くんと海馬くんが戦って遊戯くんが勝ったのかな、わかんないけど。その後にマリク・イシュタールと戦ったのかな、わかんないけど。で結局遊戯くんが勝ってめでたしめでたしっていう感じですね。うん。

王(ファラオ)の記憶編

ほんで次は古代エジプト編になっていくわけ。この辺とかよく覚えてないんだよね。まあ、うまい具合に古代エジプト編をクリアした。これちょっとボードゲームなんだけどね、実は。これをクリアしたあとに、全てのアイテムが手元に集まったわけ。獏良くんとか全部倒していったから、全部の千年アイテムが遊戯くんの手元に残ったんだよね。迷える古代エジプト・ファラオの魂を鎮めるためには全てのアイテムを棺に収めて王を送り出さなきゃならないっつってね、今度は決別なんだよね。古代エジプトに王の魂を送り返そうって言ってね、遊戯くんが棺に全部のアイテムを収めて、今度は出てくるんだよ、アテムの魂が。「もうひとりのボク!こうして会うのは初めてだね」「相棒!」って二人でね、エジプトの王の間で相まみえてデュエルで勝負して勝ったら王の魂が満足して霊界に帰っていくって。で海馬くんはね「遊戯~!俺にさせろ~」って言うんだけど、「海馬くん!ボクがやるんだ!」って言って譲らないんだよ。それで最後の最後で王の魂を霊界に送ってあげるために倒そうっつって…(放送終了)

『THE COMIQ』の話(2018/10/26)

ダルシム矢野 18/10/26 「ダルシム矢野の桃太郎」2   ■niconico ■YouTube

今日の本題なんですけどね、みんな『THE COMIQ』って知ってる?高橋和希、初代『遊戯王』の漫画、あとは『遊戯王GX』とか派生のアニメシリーズの原作っていうか、キャラデザとか原案とかを作ってる人なんだけど。まあ世界で一番売れてる「マジック・ザ・ギャザリング」超えのカードゲームですよ。その人がジャンプで第3話まで連載してる『THE COMIQ』っていう漫画の最新話を読んだんだけど、まあはっきり言って、微妙なんだよなぁ…残念ながら。みんな楽しんでる?

あらすじ言いますね。どんな話なのって言ったらね、新人の漫画家さん、持ち込みとかしてなんとか連載されたいなっていう漫画家の卵さんが主人公なんだよね。で、本誌連載のすごい人気な尾田栄一郎クラスの少女漫画家がいるんだけど、その人がたまたま休載するからその埋め合わせで載っけてあげるよっていうところで、初めてメジャーな商業誌の少女漫画雑誌に自分のコミックが載ることになって、「やったー」ってなってたの。それでアシスタントの人と顔合わせてないんだけど編集さんが繋いでくれて「アシスタントさんの絵こんな感じなんで合わせてみましょ」って打ち合わせしたら「この絵すごいですね、よく書き込まれてすごいですね」って絶賛するわけ。それでコミックになって発売されましたと。

それで尾田栄一郎クラスの神漫画家がYouTubeライブみたいなやつで生配信で原稿を描くってのを始めたんだよ。そしたら50万人が集まるくらいの人気者なわけ。その最中にコメントが流れたわけ。「今週乗っかってた(主人公)が描いた漫画どうですか」ってのが流れてきて、「うーん聞いたことないな、ちょっとこの場で読んでみようか」って読んでね「うーん、ゴミですね」みたいなことを言ってるんだけど、見開きの公園の背景があるページを見たときにはっと顔色が変わって、「気分が優れないので配信切りますね、切る切る切る~」いうて切れたんですがね。その後にその漫画家が電話をかけて「この漫画を描いたやつを調べてくれ」みたいな電話をして、次の日に移り変わるわけ。

ほんでコインランドリーで主人公が(洗濯を)やってたら、怪しい人が自分の描いた漫画を読んでるんだよ。「それ、面白いですか?」みたいなことを話しかけるわけ、世間話。そしたら「ええ、そうですね。私これすごい気に入ってるんです。あなたが作者の〇〇さんですね」みたいなことをいうんだよ、主人公はびっくりするわけ。そこでその人は語り出すんですよ。「最後のページの見開きの公園の絵のここに、あるシンボルが描かれています。これは数年前に起こった殺人事件の場に残されていたシグナルメッセージのまんまですよ。あなたどうしてこのマーク知ってるんですか?」って言われたから、主人公はびっくらこくわけ。編集さんが繋いでくれた見ず知らずのアシスタントさんが描いてくれた絵だから。そこから家に帰って調べたわけ、その殺人事件を。そしたら確かにその自分の漫画の背景に描かれているマークが残されていたわけ。そのときに刑事さんの写真があったんだけど、その刑事さんがコインランドリーで会ったおじさんだったんだよ。

で編集さんに言ったわけ。「これ書いてるのこの死刑囚の人じゃないですか?犯人の人でしょ?はらわた煮えくり返りました、会いに行くんで住所教えて下さい」って刑務所に行って面会したの。そしたらそこにいたのはガリガリの磯野カツオガイジ、磯野カツオをガリガリにした、失語症の言葉をしゃべれないガイジがいたんだよ。鶏ガラみたいのがいて。「正直最初は腹が立ちました、私の漫画に変なことを描かれて」みたいなことを言うんだけど、磯野カツオガリガリガイジはこっちの方を見向きもせずに下を向いてプルプルプルプルしてるの。「この人言葉がしゃべれないのか?」みたいに思ったわけ。でもね、「僕はこの漫画のあなたの背景を見てあることに気付いたんです。この背景のマークがあって、その左下に花が手向けられている。僕は花はよくわからないから調べてみました。この花の花言葉は『弔い』。あなたは被害者の女性を弔う気持ちがあって、かつこの花の合言葉は『希望』。あなたは犯人じゃないのですね」みたいなことを言ったら、磯野カツオガリガリガイジがこっちを見て「はっ!」みたいな顔をするわけ。その目を見て「この人はメッセージを投げかけて、僕だけが受け取ることができた。僕信じてますから!」って面会時間が終わって、磯野カツオガリガリガイジが無理やり連れて行かれたわけ。ほんでね、それが第1話の幕引きなんだよね。

で、第2話から話が続いていって、最終的に今どういうふうになっているかって言ったらね、第2話の原稿をまたアシスタントさんが刑務所から描いてくれて合わせたわけ。そうしたら矢印の看板が見開きで5~6個ある背景を描いてくれたわけ。その背景に書いてある文字を繋げて読んでみたら、「プリンス」みたいな、尾田栄一郎クラスの漫画家が描いてる漫画のタイトルで、「3」、「57」みたいな感じでね、その尾田栄一郎が描いてる漫画の3巻の57ページを見たら全く同じ背景を描いてたわけ。それではっと思って尾田栄一郎クラスの漫画家のサイン会に出向いていったの、主人公が。ほんでね、主人公を見て尾田栄一郎は「はっ、お前は」みたいに言うんだけど、「どこかで会ったことありましたっけ?」って。面識ないのに、向こうは電話で刑事さんに探りを入れさせてたから知ってるんだけど、「いえ、なんでもないです。勘違いです」みたいなふうにうろたえるわけ、尾田栄一郎が。そんでね、主人公がその漫画を見せて「これはあなたの漫画の3巻の何ページを記してます。そしてこれを見てください。全く同じ背景が描かれています。ハロウィン殺人事件の犯人の〇〇、磯野カツオガリガリガイジはかつてあなたのアシスタントでしたよね?」みたいなことを言うわけ。「あなたは事件についてなにか知ってるんですか?」「おい、こいつをつまみ出せ」って言うところで、第3話が終わったっていう話だったの。第2話だっけな、多分第2話だね。っていうのが最新話の話なんだよ。

まあ結論から言うと、ゴミクソ漫画だね、悪いけど。なんでかって言うとね、初めて1話分の漫画のアシスタントをしてくれただけの関係なのに、ここまで感情移入して真実を突き詰めようみたいなジャーナリストみたいなことをするかって言われたら、絶対しないじゃん。主人公がなんでここまで磯野カツオガリガリガイジに執着して、無実を証明しようみたいな気持ちになってるのかってのがまったくもって理解できない、悪いけど。これが俺がちょっと微妙だなって思うところなんだよな、この『THE COMIQ』っていう漫画の。『遊戯王』は面白かったんだけどね。

関連項目


最終更新:2021年02月17日 13:14

*1 正しくは御伽 龍児(おとぎ りょうじ)。