デンマークCopenhagen大学病院のNatja Poder Launbo氏らは、運動誘発性食欲減退に関する仮説を検討するために、過体重/肥満者を高強度インターバルトレーニング(HIIE)群と安静群にランダムに割り付けるクロスオーバー試験を行ったところ、HIIE群は安静群よりも食欲が低下してエネルギー摂取も減少していたと報告した。結果は2026年7月1日のeBioMedicine誌電子版に掲載された。運動誘発性食欲減退は、運動後に主観的な食欲が短期間抑制されるという概念で、1994年に初めて提唱された。研究の多くは、若くて健康な集団を対象に行われており、肥満患者や2型糖尿病の患者などにも当てはまるかどうかは明らかではなかった。
本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くポストされた論文を紹介する。 7月20~26日に最もポスト数が多かったのは、Circulation誌の論文「Caffeine and Cardiovascular Disease: A Scientific Statement From the American Heart Association」(カフェインと心血管疾患:米国心臓協会による科学的声明)で594件だった。
「2025年改訂版心不全診療ガイドライン」(日本循環器学会など)においては、左駆出率が低下した心不全(HFrEF)患者には、診療ガイドラインに基づく標準治療(GDMT、guideline-directed medical therapy)の薬剤を、可能な限り早期に導入することが推奨されています。(1)ACE阻害薬・ARB・アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)(2)β遮断薬(ビソプロロール、カルベジロール)(3)ミネラルコルチコイド受容体(MR)拮抗薬(4)ナトリウム・グルコース共輸送体(SGLT)2阻害薬(5)ループ利尿薬
入院患者さんや術後患者さんに対して、病状や自立度の回復を確認するために、「歩けるようになりましたか?」「起きて動けていますか?」などと質問する場面はよくあります。この場合、シンプルな直訳方式で“Can you walk?”や“Are you walking?”と尋ねたくなるかもしれません。これも間違いではありませんが、英語圏では患者さんの回復状況を確認する際に、もっと自然に使われる定型表現があるのです。今回は、回復度を尋ねる「型」をご紹介します。
動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)の既往患者を対象に、LDLコレステロール(LDL-C)の治療目標値を55mg/dL未満にした積極治療群と70mg/dL未満の標準治療群を設定して主要心血管イベント(MACE)の発生リスクを比較したところ、積極治療群の方が有意に低率だった──。韓国で行われたランダム化比較試験Ez-PAVEの結果で、今年春の米国心臓病学会定期学術集会(ACC.26)で口頭発表されるとともに、論文がThe New England Journal of Medicine誌に掲載された。