混乱は熾烈を極めた。
脅威に対抗する者、先代の遺志を継ぐ者、己の野心を掲げる者・・・
ありとあらゆる思念が渦巻く中、各地で
終わりなき戦いが繰り広げられていた。
ラザムの使徒と一進一退の攻防を繰り広げていた
魔王軍も、死霊軍団が背後より大挙して押し寄せると共に
作戦の大幅な見直しを迫られていた。
魔王軍は死霊軍団と
ラザムの使徒による二面作戦を強いられる形で双方に抵抗を重ねていたが、ガルガンダにて
ホルスの聖剣が魔王ルーゼルの体を貫いたことで戦局は一変する。
ルーゼル自身は死に至ったわけではないが、神官イオナの手により魔界へと強制送還されたことで
魔王軍は指導者を失い、
その後の方針を巡って分裂。
勢いに乗った
ホルスは、残党の掃討及び
ムクガイヤの討伐へと乗り出した。
アルティマイトが最後の一体となり、
ラクタイナもまた窮地に立たされていた。
力を失いつつあった
ラクタイナは、ダークエルフニューマックを天王として迎え入れ新体制を整える。
己の野心、そして闇の因子を持つ
ニューマックはそれを受け入れ、パーサの森を拠点とした
パーサ・パクハイトを樹立した。
- 校正版が既に出ています -- 名無しさん (2009-12-30 14:02:48)
- 失礼しました。暫くしたら消します -- 投稿者 (2009-12-30 18:57:26)
最終更新:2023年10月29日 09:35