【特異物質】との戦闘の末、死亡
正心一刀流門下生、武神 鵑が最終奥義─────────
翡翠の渾名の由来となりし極意を、今解き放とう─────────
“かわせみ”の煌めきを、ご覧に入れるでござるッ!
基本情報─────────
渾名 翡翠 ―かわせみ―
本名 武神 鵑
読み タケガミ ケン
性別 男
年齢 21
身長 191cm
誕生日 5月6日
能力分類 【近距離系】
趣味 茶屋巡り
好き 義侠、甘味
嫌い 不義
大切 出会う人々
所属 ランカーズ、なんでも屋
概要─────────
実にのんびりとした空気を纏った旅人という風情。
だが、一度刀を抜けば其の雰囲気は一転。真剣勝負に臨む剣士の其れに変わる。
容姿・性格─────────
鶯茶色の長髪で、後ろで一つに結っている。
人懐っこい笑みを浮かべる事が多い。
一方で怒った際の形相は非常に厳しく、切れ味鋭い刀剣の様。
榛色の半着に紺青色の袴を穿いて背中に大太刀を背負った、少し目立つ格好。
正義も悪も拘らない、全てを認めて全てを受け入れる性格。
完全に中立を貫く意志は無く、説得されればどちらかに傾くかも知れない。
人を嫌う事も滅多に無いが、どうしても認められない事態になれば最大限に怒りを発露させてしまう。
力比べを好み、特に剣士を見かけると直ぐに手合わせを申し込もうとする。
腕前─────────
後述の正心一刀流を幼少時より教えられているが、天性の才と呼ぶべき物も無く年齢相応の技術しか無い。しかし能力を併用することで技を独自に改良し、それにより一流の剣士と渡り合うことを可能としている。
太刀筋は基本的で、立ち会い時は中段の構えを基礎とする。
能力─────────
【再応斬軌】 |
破壊力 - B |
スピード - B |
射程距離 - C |
持続力 - C |
精密操作性 - B |
成長性 - A |
所持している刀剣類を介して時を操る剣士。 振った『過程』か『結果』のどちらかに対し、『停止』『遅延』『逆行』、及び『再生』の力を行使できる。 『停止』 剣を振るった際の軌跡、あるいは切った物の時間を停止させる。 軌跡に行使した場合、該当する空間に小さな歪みが生じ、強く振る事でこれを所謂斬撃波のような形で飛ばす事が出来る。 歪みをその場に停止させる、或いは飛ばすなどは任意に変更可能。 結果に行使した場合、停止するのは切り口の周辺、あるいは断面のみ。 『遅延』 切ろうとしている自身の動き、あるいは斬撃によるダメージの発生を遅らせる。 『逆行』 切ろうとしている自身の動き、あるいは自身が付けた刀傷を巻き戻し、再生させる。 肉体を消耗する代わりに、倍速で『逆行』を行う事が可能。 『再生』 以上三つの能力のうち、解除できる効果を選択して解除する。 精神を摩耗する代わりに、倍速で『再生』を行う事が可能。
能力の使用は1レスにつき2度まで。 精神を極限状態まで高めている場合に限定し、精神と引き換えに1レスに3度までの使用が可能。ただし1ロール中に一度できるかも怪しい、否、やらない。 ※授与していただいた際の能力名は【再斬再時】《Time after Time》 |
大太刀─────────
正式名称 川金造小紋蛭巻大太刀
号 須々切丸
銘 六代目緋三文
刃長 2.4m
全長 3.6m
重さ 23.5kg
反り 6.5cm
身幅 5.8cm
属性 無属性
名刀工と名高い六代目緋三文より先々代の武神家当主が受け取った大太刀。
一振りの刀として純粋な製法を用いて作られた物であり、能力者の為の技法は施されていない。それでも刀身はかなり丈夫なもので、ある程度の乱雑な使用にも耐えうる。
あまりにも重い刀である為、一振り毎に確り全身を用いた形を取らなければいけない。
※装飾や長さに差異が有りますが参考画像
打刀─────────
号 翠晶丸
銘 仁鉄
刃長 0.8m
全長 1.0m
重さ 1.2kg
反り 1.8cm
身幅 3.0cm
属性 無属性
常日頃から須々切丸を好んで使用する鵑であるが、護身の際や“かわせみ”を放つ際にはこの翠晶丸を用いる事が多い。
【鍛冶強化】によって強化された事で、切れ味と頑丈さを付加している。その分重量が増えたが、バランスを調整する事で扱い易くし、更に手と一体になった様なフィット感を得た。
正心一刀流─────────
概要
特に武神家に伝わる、剣術を中心とした古武道の流派の一つ。
後述の正心流より派生しており、幾つかの技や精神論に相違がみられる。
歴史
正心流の開祖とされる彦坂正心斎菊秦は天禄流天玲斎を師とすることで、神迫流小太刀及び天禄流中太刀を学び、その奥義である尊上極意六点と呼ばれる秘技を習得した。彦坂正心斎はこの極意六点を基本とし、激しい戦いの中にその身を投じることで更に自らの剣術技を高めていったと考えられる。
一つの大乱が末期に差し掛かり、世間に一筋の光明が見出された頃になると、正心斎の技術は比類なき独自の流派を作り上げることになった。正心斎の死後に「正心流」と名付けられたこの流派は、大乱の中で多くの弟子を輩出した事が確認されている。正心斎は天禄流の極意の形とされる「六点」を以て弟子などに指導したと考えられているが、後代の弟子達によって新たな形や教授法が次々と編まれていくこととなった。
正心流系統に共通する教えには、前述の「六点」の他に、「鋸挽」「鉄輪」「春風斬」「横紙破」などがある。
数多く確認されている弟子の中でも特に著名なのが、武神一刀堂貞克。一刀堂は、師正心斎より授かった正心流剣術を以て【帝國】 の名家である鷹司家に仕えると、一族代々で鷹司家の剣術指南役を務める事となる。鷹司家の庇護を全面的に受ける事になった武神家は、武神一刀堂貞克を宗家とした正心一刀流剣術を生み出し、現代までその流派を伝える事となった。
特徴
中世以前の剣術が、初太刀に全力を込める一撃必殺をその理念として先手必勝を重視してきたのに対し、正心一刀流は後の先・先の先を取る事を基本理念としている。
返しの技の基礎にして正心一刀流の極意とされるのが「切返」であり、この理念を完全に会得することこそが一刀流門下生の目標と言えるだろう。
稽古では大型の木刀を使用する機会が多く、他流派の者に比べて格段に腕力が高い。これはどの状況に身を置いても何かしらの武器を扱えるようする為とも、通常の刀の振りを早くする為とも言われる。
─────────構え
目覚
正心一刀流の基本の構え。普通の青眼より両肘を張って広げ、右拳を鳩尾近くまで上げる。すると、相手には切っ先から柄頭までただ一点として映る。その意図は、自らの太刀筋を隠し、相手の変化に素早く反応することにある。
一刀流の構え「本覚」
霞起
八相の構えに似ているが、更に刀を後ろに倒して構えて、刀の切っ先を見せない構え。切っ先を隠し、相手の目から太刀筋を隠す技。
一刀流の構え「陰剣」
真剣
青眼の構えを高く擡げ、腕を水平に伸ばし、切っ先を相手の眉間に突き付ける構え。
一刀流の構え「真剣」
玉心刀
両腕を絞るようにすぼめて左の拳を額に当て、刀身を頭上へ直立させた構え。またの名を「未発の位」。自ら視界を狭めるため、正面以外は全て後方として扱う不利を受けるが、居合術に対しては強い。上段から相手の打ってきたのを峰を打ってから相手の懐に飛び込んで腹部に刀を突き刺す技。すなわち自らの胎内の猛気をそのまま敵の胎内に突っ込む技である。
※翠晶丸使用時限定
一刀流の構え「胎内刀」
せきれい
剣を青眼に構え、切っ先を鶺鴒の尾のように動かして、次の動作への移行を素早く行いかつ自分の攻撃の意図を相手に悟られないようにして更に俊敏に攻撃が出来るようにする技。敏捷な攻撃が可能だが、打撃の弱さがある。
※翠晶丸使用時限定
北辰一刀流の構え「星眼」
─────────基本技
背応刀
左手を軸に刀を回転させて逆手に持ち、背後の敵を突く技。
一刀流の技「背車刀」
閃影
左手で相手の腕を押さえ、右手で相手の喉を切る技。
一刀流の技「電光」
雄飛
跳躍してその勢いを利用して相手を切る技。
一刀流の技「飛鳥」
落葉飛燕
自分の体を木に、切っ先を葉に見立てた技。敵の眼前に広がり激しい連続攻撃を行う。
一刀流の技「葉切合」
─────────返し技
切落
打ち込んでくる相手の刀を外し、それから二拍子目で相手を斬るのではなく、相手が斬りかかってくる太刀捌きの起こり、出頭を見抜き、相手太刀の剣運びに拘らず自分の側から進んで打ち込むと言う物。
即ち、自分が打ち込む一拍子で、相手の太刀を切り落とし、外して己を守り、其の一拍子の勢いのみでそのまま相手を斬る。ただ一つの太刀捌きで攻撃と防御を行うのである。
一刀流の技「切落」
月暈
中段青眼に構え、自ら進んで打ち込まず、相手の打ち込みをかわして、刀を一転させて斬る。
一刀流の技「霞青眼」
弓張
下段に構え、相手が青眼に構えて発する瞬間にその下をかいくぐって篭手を打つ技。
「切落」を作る途中で生まれた派生技。
一刀流の技「青眼崩し」
衝破
相手の剣先を仰け反って後ずさって回避し、打ち込んでくる刀の下を上体を右に傾けて潜りながら、左片手突きで喉を突く。相手は術者の突きに自らの勢いを加えた衝撃を受ける。決まりにくいが、決まると見た目が派手な技。
北辰一刀流の技「抜突」
─────────防ぎ技
心円
円を描くような刀の動きで相手の力に逆らわず刀を受け流す技。
一刀流の技「円流」
─────────能力技
烟水
上段から振り下ろした刀の軌道に対し『停止』を発動後、斬撃として飛ばすと同時に踏み込み、切っ先を勢い良く振り上げて相手の小手を狙う技。
狂花
真剣の構えから相手の眉間へ向けての突きを繰り出す途中で『遅延』を発動、相手の迎撃態勢を狂わせた後に『再生』を発動して再度突きを狙う技。また相手に切り傷を負わせる時に『遅延』を発動、後から『再生』によりダメージを与える技も同様の技名で呼ぶ。
ひばり
抜刀攻撃による軌道に対して『停止』を発動、鋭い斬撃波を相手に向けて放ち、更に切り返しによる軌道にも『停止』を発動して攻撃する二段構えの技。
─────────奥義
かわせみ
気合を込めた抜刀攻撃を第一陣とし、『逆行』の能力を使った峰打ち狙いの納刀攻撃を第二陣、倍速で『逆行』の能力を使った神速の抜刀攻撃を最後の一撃とする。倍速での能力使用は体力を削る事になる為、一撃必殺を狙わない場面では第二陣で止める事もある。
※翠晶丸使用時限定
やませみ
かわせみの最後の一撃として放たれた刀が空を切ることで、弾かれた空気が敵を打ち据えて行動を阻害し、さらに空気が弾かれてできた真空空間が元に戻ろうとする作用が相手を引き寄せ、回転による遠心力も加えたさらに強力な二撃目で斬る、かわせみからの派生技。ロールでの運用は考えていません
※翠晶丸使用時限定
飛天○剣流の奥義「天翔○閃」
─────────尊上極意六点
鵑が取得出来て無いので・・・未記載
─────────正心一刀流極意
鵑が取得出来て無いので・・・・・・未記載
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剣術流派一覧 |
剣術流派一覧
【帝國】に伝わる剣術・・・という設定で考えた個人用設定です。
其々について詳しい事は前述か脚注をご覧いただければ。
この流派を利用したい、或いはオリジナル剣術を混ぜて欲しい・・・という方がいれば、下方のコメント欄へ書いて下されば。
天禄流―──正心流―──正心一刀流
大乱の中で多くの剣術家を輩出した名門一派
神迫流
山間部で僧侶や巫女などによって伝えられる護身用剣術
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武神家 ―博愛主義の武道一門―─────────
人を憎まず恨まず全てを内包するべく己の探求に勤しむ、特異な家系。
“仁義ある所に武道あり”の信念を元に武術の鍛錬を極め続けている。
百の兄であり、兄妹関係は至って良好。ただ鵑が百を苦手としている面もある。妹の死に関してはまるで知らない状態で、街にやって来た。最近、死亡を確認。
同い年である霊流とは親友と呼べるほど仲が良い。
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Q&A |
Q.代償と言うか、力を行使できるのは1レス中に2度までという制限を付加してもよろしいでしょうか? |
A.全然構いません、無問題 |
Q.「停止」の項で、衝撃波のような形で飛ばせるとありますが、停止させた軌跡はその場に留まらず前方へ飛んでいくという事でしょうか? |
A.どちらかを選択できます しかし結構脈絡の無い付加効果ですので、強いと感じたならば飛ばすくだりは無しにして頂いても 斬撃を飛ばすのは剣士のたしなみな気がしたのです |
Q.「逆行」「再生」の力が作用する際の速度は、オリジナルと同じでしょうか? |
A.同じです 体に強い不可がかかるですとか、相応の代償があれば倍速逆回しや、早送りを追加して貰って構いませんです |
Q.これらの力を行使できるのは直前の行動だけでしょうか、それとも数レス前の行動に対しても可能であったりしますか? 数レス後に自身が付けた刀傷を巻き戻して再生させるなど |
A.できます 相手の刀傷を巻き戻して、それを数レス後に再生させたりですとか どうでも良いですが、能力名は上の用法から考えた命名だったりします |
Q.初期装備は大太刀(全長3.6m)と(一応の予備として)打刀(全長0.7m)としてもよろしいでしょうか? |
A.お好きなものを、とある通り。ご自由にどうぞ |
Q.初期装備を扱える程度の身体能力について、扱えるの範疇がどの位か教えて頂きたいです |
A.普通の侍程度で 達人とか免許皆伝クラスではないですが、素人に刀を持たせて切り合えば一太刀で勝てるくらい……でしょうか |
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備考 |
CVイメージは斎賀みつき(飽くまでイメージですが)
技などに関してはまだ未完成な部分アリ
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脚注 |
1.川金造小紋蛭巻大太刀(かわがねづくりこもんひるまきおおだち)
川金(川底から取れた砂金)の如く輝く刀身を持ち、小紋の如き美しい
装飾を施した蛭巻太刀であることから。
2.須々切丸(すすきりまる)
須らく全ての物を切り伏せれる刀である事を願って。
3.翠晶丸(すいしょうまる)
光を当てると刀身が淡く緑色に光ることから付けられた名だが、能力の
類では無い。
4.彦坂正心斎菊秦(ひこさかせいしんさいきくはた)
凡そ200年ほど前の大乱時にその名を広めた剣術家で、中世の剣術をより
高次な物へ磨き上げた第一人者として知られる。人格者としても名高く、
多くの弟子が全国にいたと言われる。
5.天玲斎(てんれいさい)
霊峰〝千奥山〟にその身を隠匿しながら剣術を指南し続けたといわれる
伝説の剣術家。天禄流の開祖として広く知られるが、多くの弟子がその
技の大半を習得することが出来なかったと言われている。
6.神迫流(かみさこりゅう)
【帝國】 の山間部に伝わる一つの民間流派で、宗教建築物(社殿など)
を警備する者の間で、長い年月とともに編みあげられたきた独自の剣術
である。
7.武神一刀堂貞克(たけがみいっとうどうさだかつ)
8.鷹司家(たかつかさけ)
【帝國】の名門華族であるが、古来より幾つかの士族と関係性を持ち、
剣術の発展を歴史の裏から常に支えてきたと言われる。正心一刀流の他
にも幾つかの流派が鷹司家の庇護の下に誕生したと言われる。
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行動 |
紅茶っ葉の店を教えて貰うが、どうにも苦手な相手という印象。
優しい御仁という印象だが、さすが上位とあって敗北を喫してしまう。
聞きたいことは聞けた、次会う時は全力で手合わせ願おう。
百の死を聞けた、真剣勝負を交わせばきちんと納得できると信じている。
魔法剣士と言うらしいが面白そうだ、また会う事があれば是非とも術を見せてもらいたい、楽しみである。
単純な剣技において相手が数段上であると実感させられ、結果は判定によりこちらの敗け。またの機会が楽しみだ。
工場の方へ向かい、其処で翠晶丸を鍛えなおして貰った。腕の立つ御仁の様なので、また何時か依頼したいものである。
軽く手合わせしたい気分であったので戦闘、結果は痛み分けであったろうか。百の上司であったらしく、その死を・・・伝えねばならなかった。普通に友人になれそうだと思う。面白そうなので『なんでも屋』で働く事にした。
一人で憂鬱そうにしていたので声を掛けてみたが、心配は無用であったよう。中々面白そうな御仁であった、この服は代えぬがな。
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コメント |
剣術流派一覧に対する要望や、その他コメントが御座いましたら、どぞ。
- なんでも屋としての出来なかったのは心残り…。転生の可能性が微粒子レベルで云々。絡んでくれた方々、ありがとうございました。 -- ケン (2011-10-09 18:37:48)
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最終更新:2011年10月09日 18:37