死んだ後でも、生き続けたい。
名前 |
メルクリウス |
性別 |
不明、中性的 |
身長 |
170cm |
体重 |
180kg |
Profile
それは記憶の全てを失い、とある研究所で目覚めた、一人のサイボーグである。
首から上が生身であるが、更に一部の内臓部位は培養物を使用、拒絶反応を抑えるための薬品を一日に二度摂取しなければならない為、研究所から逃げ出す事は出来ない縛られた身。
胴体の表面は薄い金属甲殻に包まれているが、四肢と背部に比べれば防御は薄い。
武装部位は、左腕及び、右目であり、感情が高ぶると右目から銀の涙を流すが、自覚は無い様だ。
なお、一日に精神安定剤と、拒絶反応抑制剤と、頭痛薬と、免疫補助剤を摂取している。
名前の由来は、水銀の様な液体金属が体内を廻っている為、水銀に関連する神、メルクリウスの名を与えられた。死者の再生を司るカドゥケウスの杖を持つ神故、彼の出自を考えれば相応しい名と言えるだろう。
外見は、細身であり極めて中性的。
性格は、基本的に不安定であるが、おとなしい性格であり、人が恋しい。だが、悪には果てしない憎悪を抱いているようで、その際は極めて攻撃的な様子となる。
Visual
頭から生える極細のチューブの様な髪の内部を、銀色の液体が対流している。
その動きにより、髪に当たる光がきらきらと乱反射し、プリズムの様な印象を与えるだろう。
その容姿は、中性的であり男か女かを判断させづらい物だ。
切れ長の蒼い瞳は何処か危うさを感じさせる淀んだ光を宿していた。
格好は、ぶかぶかのコートに身を包み、内側にはぴったりとした黒のボディースーツが装備されている。
Skill
【廻り巡る紛いの血潮】 |
属性-【特殊系】 |
分類-機械、流体 |
破壊力-B |
スピード-C |
射程距離-B |
持続力-A |
精密操作性-A |
成長性-C |
臓器と腕を筆頭に、体の各部位(顔や脳等の機械化はご自由に)を機械に置換したサイボーグ。
血液の精製能力が無く、代用品として循環している、重金属に近い性質を持つ人造血液によって稼働する。
この血液は通常の人間にとっての毒性を持ち、本体以外が過剰に接種すると各種の、鉄中毒に近い症状を示す。
特殊義肢「Gottfried」
機械化している任意の四肢に装着された武装。
大別して「人工血液の射出」「カートリッジ挿入による冷却、加熱」の二つの機能に分類される。
端的に言うと液体金属に近い性質を持つ血液を高圧放水のように射出する機能と
それを加熱、冷却し、液体や個体に変えて運用する事が出来る機能、単に機械を加熱冷却しても良い。
濫用すると貧血に近い症状が出る事に留意。
初期装備
加熱用、冷却用カートリッジ各2つ、腕に差し込んで使用する。
ロール毎に補給、最大保持数は空気を読んで。
化学物質だったり、謎のエネルギーセルだったりとかはご自由にどうぞ。
スペック
非常に重い(オミットok)
その上で常人と同等の動きが可能、重量を削除した場合は機動力に優れる。
機械の部位の筋力が高い。ただし過度の温度変化と漏水に弱い。
耐久性に関しては外殼は高いものの、内部は常人の肉体よりも脆い。
沸点がさして高くない事以外は概ね水銀等の液体金属と同等。
Q&A
Q1
機械部位には痛覚は存在しますでしょうか
A1
ありません
臓器=胴の痛覚が無いと少し問題がありそうなので
少し生体が残っているとか、一部神経がそのまま等の理由を付けていただけると
Q2
血液の射出できる場所は自由に設定していいのでしょうか
A2
原則は四肢からです、どこを機械にするかはお任せします
ただ背中や口から、でも面白そうなので「四肢のうち一ヶ所以上を含めた、任意の部位二つ」に変更で
Arts
流体斬撃
右腕の部位から液体金属を噴射し、相手に高圧の斬撃を放つ技。
Item
反応剤-エリクシア-
赤い血の様な色をした液体であり、此れによって装備部位を加熱、冷却させる事が可能。
水銀や、複数の重金属及び薬物の化合物であり、極めて高い毒性を誇る劇物であるが、この個体にとってそれは意味の無い物である。
特殊ガラスのビンに封入されており、蓋部分の封印を四肢の挿入部に挿し込むことで開き、反応剤を使用する。
History
- 夜、路地裏を散歩していた。私は、歩いた先で、クラーレという、少女と出会った。そして、いろいろな話をして。‥‥どうやら、私はあの研究所から解き放たれる事ができそうだ。私の失ったものを、取り戻すことができるのだろうか‥‥。 (2011-11-27 09:55:13)
- 路地裏の野良試合に巻き込まれてしまった。記憶はないが、恐らく私が殺したのだろう。その後仮面をした変わった女の子と出会い、会話。安全な場所まで彼女を送った。その際に私は彼女に名を名乗った。なぜ名乗ったかはわからないが。 (2011-12-03 01:25:59)
- トゥンネと、草原で出会って、話をした。初めてであった、私ととても似た〝人〟で。仮初の姿を持つ、でも、私よりも確固とした物を持っていた。……そして、話をして。彼女と話している時、私の中の何処かは安堵を感じていた。一人ではないという、孤独が癒される感覚が。また、出会う約束を私たちは交わした。 (2011-12-03 15:54:08)
- 名前すら知らぬ機械の貴族>【闇の王と廻る歯車】と森にて出会う。そして、諸事情有り闘いへともつれ込むことと鳴るのであったが……結果は、双方の死亡を以て成された。死の直前に、不可逆的に失われたはずの記憶が蘇る。最後の言葉は、「ただいま」だった。 (2011-12-04 23:31:42)
counter
-
Last update
2011-11-26 15:00:04 (Sat)
最終更新:2011年12月04日 23:31