山月記

【流れ】
役人になる→プライド(=自尊心)がズタズタになる
役人を辞めてふるさと(=故山)へ帰り詩家になる。→貧しくなり半ば絶望
地方の役人になる→さらにプライド(=自尊心)がズタズタ
そして発狂する

【重要語句】
珠と瓦(良い才能と普通の才能)
伍する…馴れ合う(俺らみたいにwww)。仲間に入る。

【李徴の詩に足りなかったものは】
  • 進んで詩に就いたり、求めて詩友と交わることをしなかったから。=切磋琢磨に努めない。

【山月記の 臆病な自尊心 尊大な羞恥心はそれぞれ何か】
  • 己の珠あらざる(自分が研けば光る才能の持ち主でない)ことを恐れ、努力できない
  • 己の珠なるべくことを信ずる(自分には才能があると信じている)たむ、瓦(才能のないもの)と共に努力したくない

【勉強のポイント】
  • 李徴の人間の心が無くなっていく葛藤とか、自尊心辺り


一応、スレから簡潔に拾ってみました。 by一ノ瀬


AIR変換ver.

登場人物をAIR(TV,ゲーム)という作品に置き換えたものです。
AIRを知らない人にはサッパリだと思うが、知ってる人は内容を覚えやすくなる・・・はず
国崎往人は芸人だった。ただ我が道を行く、孤高の芸人だった。しかしその芸は売れず、彼はやがて気が触れ、
宿から飛び出した後、その消息はわかっていない。
神尾観鈴という旅人がいた。彼女はある宿場でこの先には人を襲う化けガラスがいるから暗いうちに行くべきではないと
言われた。しかし彼女は急ぎだったので旅を続けることにした。眼前に峠を見据える頃になって何かが羽ばたく音がし、
観鈴に襲い掛かった。しかしそれは寸前で茂みの中に隠れてしまった。そして茂みの中から「危ないところだった」と声がした。
観鈴はその声に聞き覚えがあった。「往人さん?」それは親友の旅芸人、国崎往人の声に違いなかった。茂みから反応はなかったが、
観鈴は何の疑問も抱かず、茂みに問い掛けた。「にはは。確かに往人さんの声だった。何かな? 新しい芸なのかな?」答えたのは
嗚咽だった。「観鈴、俺を見ないでくれ。俺は化物になってしまったんだ。次第に人格が消え、気が付いたら人や獣を喰っていた。
さっきも目覚めなければ俺はお前を襲っていたんだ。人でいる時間も次第に短くなっている。くそっ、なんでこんなことに」観鈴は
答えた。「往人さんがどんなになっても、私は往人さんの友達」

それから二人は昔の懐かしい話をして時を過ごした。やがて茂みの声が
言った。「また俺の人格がなくなっていく。最後に頼みがある。俺の芸を記憶してくれないか? 俺の全てだ」観鈴は了承した。
計算し尽くされた芸だ。しかし人を笑わせるには何か足りないものだった。芸を終え、茂みの声は付け加えて言った。「もう一つ頼みがある。
あの町に遠野達を待たせている。彼女らは俺がこんなになったことを知らないんだ。俺は死んだと伝えてくれないか?」「うん、わかった」
そして声はさらに言った。「これこそ先に頼むべきことじゃないか。俺は結局自己顕示欲ばかりで人との付き合いをおろそかにしたんだ。
俺はあまりに人らしくなかった。この報いも当然のことなのかもしれない」いよいよ別れの時間だった。「さようなら、観鈴。帰りは
この道を通らないでくれ。俺はお前を躊躇なく襲ってしまう。そして峠の頂上で一度振り返ってくれ。最後に俺の姿をもう一度晒す」
「うん……さようなら、往人さん」
観鈴は名残惜しそうに歩きはじめ、やがて峠の頂上についた。そして振り返ると比類なき大ガラスが茂みから飛び出し、
そして一声鳴いていずこともなく飛び去っていったのだった。

スレに落ちてただけなので匿名で

  • ちょうどテスト範囲w GJ -- ななし (2007-07-08 22:17:13)
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最終更新:2007年07月08日 22:51
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