「あの方たちは……」
生徒会室にてモニタリングしていたミーナが声を上げた。
フロアボスとして現れた二人のPCの名を、つい最近見た覚えがあったからだ。
司とカール。
彼らの名はレオによって共有された番匠屋淳ファイルに記載されていた。
その素性は共にモルガナ事件の“未帰還者”ではなかっただろうか?
「司って、あの司が?」
隣で見ていたブラックローズが声を上げていた。
そうか、とミーナは内心頷いていた。彼女はあの事件の当事者だったのだ。
「ブラックローズさん、貴方はあの人たちを知っているんですか?」
「ええと、女の人の方はよく知らないんだけど、あっちにの呪紋使いの男の子は知ってるわ」
ブラックローズはだがどこか少し歯切れ悪く、
「でもそんなに深く知り合ったって訳じゃないの。
ミアたちとの事件で、昔何かあったとは聞いているけど。
ヘルバに呼ばれて行った先で会ったときには、もう全部解決してるみたいだったから」
同じ事件であっても、その全容を把握している者は少ない。
事態が複雑化すればするほど、その傾向は強まる。
そう考えるとブラックローズと彼らの関係は、直接は関係ないが同じ事件に巻き込まれた者、というところだろうか。
「…………」
ちら、と蒼炎のカイトの姿も窺うが、こちらはあくまで黙していた。
元々翻訳機なしではうまく意思疎通もできないが、その反応の薄さから、彼ともまたさほど関りが深くないことが予想された。
同じゲーム出身とはいえ、AIである彼が作成されたのは2010年の事件が終息してから大分後のことだ。
となれば、彼も記録でしか知らないような間柄なのだろう。
「とはいえ、あの人は違いますよね」
一方で司とカール、彼らと関りが深いプレイヤーがこの場には一名いる。
同じ事件に未帰還者として登録されていた楚良というプレイヤーが。
「ハセヲさん、その人たちはもしかすると、貴方のために用意されたのかもしれません」
ぼそりと、ミーナは呟いた。
◇
三の月想海のフロアボスとの戦闘は、二対二のタッグマッチの体を成しているらしかった。
ハセヲと揺光はボスの二人と相対していた。
「思い出すね」
不意に揺光が声を漏らした。
「こうしてハセヲとアリーナみたいな場所に立っているとさ、
昔、ハセヲたちと一緒にさ、碧聖宮トーナメントに挑んだときのこと」
「……ああ、そうだな」
AIDAに感染し、おかしくなってしまった天狼を元に戻すため、ハセヲと揺光は初めて手を組むことにした。
数か月も経っていないことのはずなのに、それがひどく昔のことのように思い出された。
そう、思い出す。
ハセヲはこの場に立ちながら、強烈な既視感を覚えていた。
呪紋使いと重斧使い。彼らは共に、The World R:1のジョブの衣装をまとっている。
そしてそれをハセヲは――知っているのだ。
ハセヲは無言でウィンドウをいじる。
【設定】から【使用アバターの変更】を引っ張り出し、そこに示された“楚良”の名をじっと見つめる。
そのプロテクトは既に解除されている。スケィスゼロをデータドレインしたことで、既に自分は取り戻した。
「ハセヲ?」
ハセヲは揺光に言った。
「ちょっとさ、その双剣貸してくれないか?」
「え?」
「武器の交換だ。ちょっとだけ思い出したことがある。
だから少しだけ、この双剣を預かっていてくれ」
ハセヲの口ぶりに何かを感じ取ったのだろう。
揺光は少しだけ微笑んでいった。「良いよ、ハセヲが言うなら」と。
そうして二人は装備している双剣をトレードした。
ハセヲはその手に握りしめたのは“最後の裏切り”と呼ばれるThe World R:1時代の双剣だった。
かつてモーフィアスというプレイヤーに支給されたという剣を握りしめ、ハセヲは前に出た。
「俺、実はさ、子供の頃にすっげえ病気で入院したことがあるんだよ。
そんときのこと、親もなんも言ってくれなくてすげえ気持ち悪かった」
目の前に立つ二人のR:1のプレイヤーを見つめながら、ハセヲは言う。
それはかつて奪われたものだった。ハセヲは覚えていなかった、けれども確かに存在した過去の話。
「でも俺はここにいたんだ。なんてことはねえな、ずっと前からここに」
その言葉と共に――戦いの火ぶたが切って落とされた。
ハセヲと揺光が駆け出す。カールと呼ばれた重斧使いが武器を構える。
そして呪紋使いの司は杖をかざし、奇妙なモンスターに指示を出した。
ハセヲが先に戦いを挑んのは司の方。
カールと呼ばれた少女と揺光が切り結んでいるのを横目に、ハセヲは呪紋使い相手に肉薄する。
通常ならこの距離まで詰めれば、後衛寄りのジョブである呪紋使いを蹴散らすことなど容易だ。
だが――司の真の恐ろしさはそこにはない。
「どうせ勝てないのに」
不貞腐れたような声が聞こえる。それはただ再現されただけの人形の声だ。
だが同時に思う。ああ、懐かしい声だ、と。そう思ったのと同時にハセヲは頭上を仰いだ。
光輝く指輪を核に液体が纏った鉄アレイのような造形のモンスター。
その身体はまるで鞭のようにしなり、ひゅん、とハセヲへと襲い掛かってきた。
反射神経を持ってしてハセヲはその攻撃をよけていく。
通常のプレイヤーならば近づくこそさえままならないだろうこのモンスターのことを、ハセヲは知っていた。
――ガーディアン
ハセヲはこの感覚を知っている。
ぐっ、と双剣を握り締める。
かつてこの身に刻まれた“最後の裏切り”の記憶が彼を突き進ませるのだ。
「あ―本当、なっついつうか」
ハセヲは少しこそばゆく思いながら、双剣を振るっていく。
おぼろげながらに見えてきた過去の軌跡。あのとき、どうにも小恥ずかしいロールをしていた気がする。
楚良。
それはハセヲがかつて――The World R:1にて使っていたプレイヤーの名前。
そこで彼はPKとしてモルガナ事件にちょっかいを出していた。
その事件の中心にいたプレイヤーこそ、この司というプレイヤーだった。
楚良はこの司という少年(記録によるとリアルでは少女らしい)に対して、おおむね敵対するような、はた迷惑な行動を取っていたらしい。
モルガナに与するような真似をして、司に対して迷惑をかけ続けた。
「そのさ、あんときはいろいろ迷惑かけたな」
ハセヲは流れゆく過去のことを思い出しながら、一言そう謝っておく。
無論、PCの向こうにプレイヤーなどはいないだろう。そのうえで伝えたいことを伝えておく。
「っ!」
接近してくるハセヲに対し、司が焦ったような声を漏らす。
司単体での戦闘能力は、ほぼあのガーディアン頼りである。
あのガーディアンが、かつてように仕様外の存在としていたのならば話は別だろうが、
ここにいるのはあくまで再現された存在。
動きを知っているハセヲにしてみれば、攻略することは容易かった。
二人の身体が交錯する。
“最後の裏切り”。
ハセヲが握る剣のその銘は、かつての己の行いにぴったりと合致している。
司にまつわる事件の終盤に至るまで、楚良はモルガナに与していた。
だが最後の最後――土壇場で彼女を裏切り、司たちを逃がすに至った。
そしてその罰として、自分は
スケィスにデータドレインされ、ネットに囚われることになったのだ。
「ごめん、そんでその――ありがとな」
本体にダメージを受け、倒れ伏す司に対しハセヲは声をかけた。
それは本来の彼であって、彼でない記憶から来るもの。
ずっと昔、忘れていたことを、噛みしめるように彼は言った。
「“お友達”になってくれてさ」
ハセヲが記憶を喪っていた幼少期の記憶。
そこにはなんてことのない――楚良から司への感謝と返礼の想いが刻まれていた。
◇
揺光とカールの戦闘もまた終わろうとしていた。
「――っ!」
銀の髪が揺れ、重斧使いの少女が膝をつく。
その顔は苦痛に歪んでおり、受けたダメージの大きさを示していた。
対人戦、場所は闘技場で、ほぼ対等の条件のタイマン。
この状況において、揺光が負ける要素はない。ハセヲの予想通り、彼が司を攻略する頃にはもう、決着はつこうとしていた。
しかしトドメを前にして彼女の手は止まっていた。
勝利を確信したからではないだろう。ソラ――そう言って、ハセヲに手を伸ばすカールの姿に少し感じ入るものがあったからだろう。
揺光がハセヲの方を見上げていた。「どうするの?」と彼女は静かに尋ねてきた。
ハセヲはどこか戸惑った顔を浮かべながら、カールと向き合った。
「ソラ――」
「俺はもう楚良じゃない」
ハセヲはそう言い放ったのち、ふっと顔を緩めた。
「俺は――正直お前のことを思い出せない。
楚良としての記憶は、正直ぼやっとしたままだし、夢みたいなものだ。
つうか、そもそも、7年も昔の小学生時代の記憶なんて、何もなくても曖昧なもんだ」
カール。この銀髪のPCの基になったオリジナルには、どんな過去があったのだろうか。
わからなかった。楚良とカールの間にどのようなことがあったのか、どのような物語があり、どのような結末/オワリを迎えたのか。
今となってはもう、誰にもわからないことだろう。
けれども彼女は楚良の名を呼んだ。
それだけで十分だった。そこに確かにつながりがあったのだと、この胸に刻むことができる。
「いつか、司やアンタにまた会いにいくぜ。
このクソゲーを終わらせたら、今度は過去にいたらしい楚良じゃなく、イマを生きるハセヲとしてお前らに会ってみたい」
「……私は」
そう告げたところ、カールに伝わるわけではない。
当然だ。ここにいる彼女は放浪AIのようなもの。本物ではなく、その意志もひどく薄弱だろう。
それでも――彼女が笑ってくれたような、そんな気がした。
たぶん、錯覚だ。ずっと言えなかった言葉を今になって言えたことで、胸のつかえが取れた。そんなささやかな満足感が見せた錯覚。
今のところは、それで十分だろう。
――そうしてハセヲと揺光は、カールを倒した。
この階層に現れた二人のフロアボスを打ち倒し、ゲームクリアへとまた一歩前進したのだった。
◇
「……やはり、妙ですね」
ダンジョンクリアをモニタリングしていたレオは、一人ぼそりと呟いた。
第五層をクリアできたことは問題ない。時間的にも順調の一言だ。
ハセヲや揺光といった特にゲームに詳しい人間が攻略を担当しているのだ。
多少難易度が上がろうが、ダンジョン踏破については何も心配はしていなかった。
だが気になるのは今しがた現れた二人のフロアボスだ。
いや正確に言えば―― 一つ前の階層に現れたブラックローズの弟、カズのことも気になる。
これらのボスの共通点は挑んだプレイヤーに深いかかわりのある者たちだ。
しかもカズに至っては、かなり濃い自我のようなものまで持ち合わせているような振る舞いを見せていた。
「気になりますか、レオ」とガウェインが言う。
「ええ。僕が攻略していたときは、変な言い方ですが、そりゃもう適当な敵がマッチアップされてたものですが。
途中からプレイヤーを意識した構成になっている。特に今回のハセヲさんのそれはかなり露骨ですよ。
ハセヲさんが楚良としてのデータを取り戻した直後に、その関係者をぶつけてくるなんて」
その事実から導きだれることは一つだ。
第四層あたりから、GM側はかなりこのダンジョンに“力”を入れている。
それも難易度を上げるとかそういう形でなく、こちらを探るような動きを見せている。
GM側にとっての勝利条件は、自分たちをただ打ち負かすことではないだろう、と。
バトルロワイアルという形式をわざわざ取ったことからも、彼らは自分たちのことを知りたがっている。
だがそれは何だ。自分たちの過去をわざわざ再構成/Recodeするような真似をして、それを何に活かそうとしている。
「やはりダンジョン攻略はただの前哨戦でしょうね。
本当の戦いはそのあとの……」
そこでレオは言葉を切った。
画面に変化が訪れていた。ボスを倒し、ひとまずエリアから戻ってこようとしているハセヲと揺光に近づく反応が――
◇
「順調、とでも思っているのでしょうか?
VR018“ハセヲ”」
「っ!」
後ろから突如としてかけられた言葉にハセヲは振り返る。
そしてその先にエリア転移の光を伴って、一人の騎士が現れていた。
舞い散る美しい色をした髪に、流麗な造形の鎧。 そして腰に挿した金木犀の剣。
見たことのない少女アバターが、そこにはいた。
彼女は悠然と佇みながら、ハセヲと揺光を眺めている。
「何だ、まだフロアボスがいたのか? いいぜ、だったら」
『いえ、違います。ハセヲさん』
レオが今までと打って変わって神妙な口ぶりで通信を投げてきた。
『ダンジョンは既にクリア判定となっています。
それに今しがた現れた彼女に対してコードキャストをぶつけてみたんですが、禁則処理として弾かれました。
その際に表示されたエラーコードは“VRGMユニット”です』
「なっ! じゃあつまりコイツは!」
ハセヲと揺光は突如として現れた存在に対して警戒を強める。
レオの言葉を信じるならばこの騎士はGM、NPCなどでなく確かな自分たちの敵ということになる。
「何を驚くことがあるのです。
ここはいわば道なのです。中枢、モルガナ様へ至る回廊。
であればその“盾”たる私がここに現れるのも当然でしょう」
少女騎士はそう切り捨てるように言った。
その口ぶりが全てを証明していた。そう、彼女がGMの一派である、ということを。
「待てっ! モルガナだと? やはりこのゲームシステムはそいつが」
「さて死に行くお前たちに教えても詮無きことでしょう」
はぐらかすようなことを少女は言う。
焦れるハセヲだが、同時に冷静にもなっていた。わざと情報を漏らすようなことを敵の思惑が読めなかったのだ。
『ハセヲさん、落ち着いてください。
どのみちGMはこちらを攻撃できません。それが奴らの
ルールですから』
「……ああ、そうだな」
レオの言葉にハセヲは頷く。
かつてゲームの裏側で接触したトワイスが示していたように、GMはこちらを攻撃することはできない。
だからどんな思惑があるにせよ、戦闘の危険性は無視していい筈だ。
「確かにこの世界にはルールが存在します。母たるモルガナ様が定めた強固なルール、天命があらゆる者に走っています。
ですが――」
そこで敵は言葉を切った。すっとその瞳を閉じ、どこか憂いを帯びた顔で桜色の唇を開いた。
「《システム・コール》」
呪文のようにその英単語は紡がれた。
「シフト・VRGMユニット・ナンバリング30・トゥ・VR999」
その響きに何か良くないものを感じ取ったハセヲとと揺光は咄嗟にバックステップし、敵から距離を取る。
そして次の瞬間――敵はその剣を抜刀してみせた。
ぞっとするほどの圧がこちらにかかってくる。その肌感覚は仕様外の力に酷似している。
きらめく黄金の刀身。その荘厳な輝きは―― 一瞬にして変貌を遂げた。
なっ、とハセヲは声を漏らす。
消えた刀身は幾千もの小片に別れ、突風となってハセヲと揺光へと襲い掛かる。
全身をハンマーで殴られたかのような衝撃だった。予想外の一撃に二人は共に弾き飛ばされ、エリアぎりぎりのところで踏みとどまる形になった。
『……なるほど、そういうこともできるのですね』
開かれたウィンドウからレオの言葉が響いた。
『やられたました、ハセヲさん。
どうやら奴らもまた、ルールの穴を突いてきたようです』
「ルールの……穴?」
『“GMはプレイヤーを理由もなく攻撃することはできない”
僕は正直、このルールがある限り、ダンジョン踏破まではGMからの妨害はあり得ないと踏んでいた。
ですが、これをどうにかすることは簡単です。GMであることを放棄すれば、奴らはこちらを攻撃できる』
レオの言葉を一拍遅れてハセヲは理解する。
先ほどの“鬼ごっこ”の縛りと同じだ。GMとプレイヤーの戦闘を縛っているだけで、それ以外の戦闘は何も問題はなかった。
そして敵が呟いた《システムコール》というGM権限と思しきコマンド。
それに続いた言葉を考えれば、奴は一時的にGMであることを放棄し、適当なユニットとしての属性を自らに付与した、ということだろう。
『その証拠に先ほどは通じなかったコードキャストが通っています。
その結果出たユニットの名前は――“アリス”』
アリス。その名を噛みしめながら、ハセヲは大鎌を構えた。
死ヲ刻ム影。手に馴染む巫器を手に、新たな敵と相対していた。
一時的であろうとはいえ、いまこの敵はGMであることを放棄している。
ならばプレイヤーと同じく、こちらの攻撃通じる筈だ。
「今回は警告です」
そう思い敵意を向けるハセヲを制するように言いながら、アリスはその剣をゆっくりと納刀した。
「私がいる限り、妙な真似はさせるつもりはありません。
表側のネットスラムの方でも何やらやっているようですが、いずれはお前たちを捕捉します」
脅すような言葉と共にアリスは再び転移のエフェクトに包まれる。
「待て」とハセヲが叫びを上げるが、アリスはそれを無視して、
「VR018“ハセヲ”。スケィスの杖はこちらで回収しています――貴方の過去がそこには刻まれている」
最後にそう言い残して去っていった。
ハセヲはその言葉に忸怩たる想いだった。
過去は取り戻した。だが、まだ自分は奴らの掌の上であると、そう告げられたように思えたからだ。
◇
「GMが動き出しました。今はまだ牽制といったところでしょうが、ついに敵は実力行使に出てきた」
レオは今しがたの顛末の分析を進める。
わざわざこちらに情報を漏らすかのような接触。
警告と言っていたが、これではまるでこちらを誘導しているかのようでもある。
だが敵がわざわざ姿を晒した理由は読める。
それはこの生徒会エリアへの転移経路を見つけるためだろう。
ハセヲたちのデータから、この場所への記録/ログを解析しようとしているに違いない。
「そしてアリスですか。これで確認されたGMは4人」
榊。
ダークマン。
トワイス・ピースマン。
アリス。
そしてモルガナ。
目下のところ、これらの敵は退ける必要がある。
これまでのPKとの戦いと違い、GMとの戦いは同じルールで戦ってはいけないのだろう。
この場を彼らが構築した以上、同じ土俵で戦えば勝ち目はない。
だからこそ、敵の創ったルールでまともに戦う訳にはいかないのだ。
「――ここからが正念場ですよ、みなさん」
【第五層/三の月想海 クリア】
【ダンジョンクリアまで残り2層】
[?-?/生徒会室エリア/一日目・夜中]
【チーム:黒薔薇の対主催騎士団】
[役員]
会長 :レオ・B・ハーウェイ
副会長:ブラック・ロータス
書記 :ユイ
会計 :蒼炎のカイト、キリト
庶務 :
岸波白野
雑用係:ハセヲ、ジロー、ブラックローズ、揺光、ミーナ
[チームの目的・行動予定]
基本:バトルロワイアルの打破。
1:理想の生徒会の結成。
2:ウイルスに対抗するためのプログラムの構築。
3:GMへのジャミングが効いているうちにダンジョンを攻略
4:ネットスラムの攻略
[現状の課題]
0:ダンジョンを攻略しながら学園を警備する。
1:ウイルスの対策
2:危険人物及びクビアへの対策
[生徒会全体の備考]
※番匠屋淳ファイルの内容を確認して『The World(R:1)』で起こった出来事を把握しました。
※レオ特製生徒会室には主催者の監視を阻害するプログラムが張られていますが、効果のほどは不明です。
※セグメントの詳細を知りましたが、現状では女神アウラが復活する可能性は低いと考えています。
※PCボディにウイルスは仕掛けられておらず、メールによって送られてくる可能性が高いと考えています。
※エージェント・スミスはオーヴァンによって排除されたと考えています。
※次の人物を、生徒会メンバー全員が危険人物であると判断しました。
オーヴァン、フォルテ
※セグメントを一つにして女神アウラを復活させても、それはクビアの力になるだけかもしれないと仮説を立てました。
※プレイヤー同士の戦いによってデスゲーム崩壊の仮説を立てましたが、現状では確信と思っていません。
※生徒会室は独立した“新エリア”です。そのため、メンテナンスを受けても削除されませんが、GMに補足された場合はその限りではありません。
※生徒会室にはダンジョンへのゲートが新設されています。
※VRバトルロワイアルは“ダンジョン探索ゲーム”です。それを基幹システムとしては、PvPのバトルロワイアルという“イベント”が発生している状況です。
※そのためダンジョン攻略をGM側は妨げることができません。
※ダンジョンをクリアした際、何かしらのアクションが起こるだろうと推測しています。
※生徒会室には言峰神父を除く全てのNPCが待機していて、それぞれの施設が利用できます。
【Aチーム:ダンジョン【月想海】攻略隊】
【ハセヲ@.hack//G.U.】
[ステータス]:HP40%、SP75%、(PP100%)、3rdフォーム
[装備]:{光式・忍冬、死ヲ刻ム影、蒸気バイク・狗王}@.hack//G.U.
[蒸気バイク]
パーツ:機関 110式、装甲 100型、気筒 100型、動輪 110式
性能:最高速度+2、加速度+1、安定性+0(-1)、燃費+1、グリップ+3、特殊能力:なし
[アイテム]:基本支給品一式、{雷鼠の紋飾り、イーヒーヒー}@.hack//、大鎌・首削@.hack//G.U.、フレイム・コーラー@アクセル・ワールド、{FN・ファイブセブン(弾数10/20)、光剣・カゲミツG4}@ソードアート・オンライン、式のナイフ@Fate/EXTRA、ダガー(ALO)@ソードアート・オンライン、???@???、{H&K MP5K、ルガー P08}@マトリックスシリーズ、ジョブ・エクステンド(GGO)@VRロワ
[ポイント]:0ポイント/2kill
[思考]
基本:
1:ゲームをクリアする。
[備考]
※時期はvol.3、オーヴァン戦(二回目)より前です。
※設定画面【使用アバターの変更】の【楚良】のプロテクトは解除されました。
【揺光@.hack//G.U.】
[ステータス]:HP100%、強い決意、Xthフォーム
[装備]:最後の裏切り@.hack//、あの日の思い出@.hack//、PGMへカートⅡ(7/7)@ソードアートオンライン
[アイテム]:不明支給品0~2、癒しの水@.hack//G.U.×2、ホールメテオ@ロックマンエグゼ3(一定時間使用不能) 、基本支給品一式×3、ネオの不明支給品1個(武器ではない)、12.7mm弾×100@現実
[ポイント]:194ポイント/0kill
[思考]
基本:この殺し合いを止める為に戦い、絶対に生きて脱出する。
1:ハセヲ達を助ける為に前を走る。
2:いつか紅魔宮の宮皇として、シンジと全力で戦って勝利する。
[備考]
※Vol.3にて、未帰還者状態から覚醒し、ハセヲのメールを確認した直後からの参戦です
※クラインと互いの情報を交換しました。時代、世界観の決定的なズレを認識しました。
※ロックマンエグゼの世界観を知りました。
※マトリックスの世界観を知りました。
※バーサーカーの真名を看破しました。
※ネオの願いと救世主の力によってXthフォームにジョブエクステンドしました。
※Xthフォームの能力は.hack//Linkに準拠します。
※救世主の力を自在に扱えるかどうかは不明です。
【岸波白野@Fate/EXTRA】
[ステータス]:HP100%、MP70%(+150)、データ欠損(小)、令呪二画、『腕輪の力』に対する本能的な恐怖/男性アバター
[装備]:五四式・黒星(8/8発)@ソードアート・オンライン、{男子学生服、赤の紋章、福音のオルゴール、開運の鍵、強化スパイク}@Fate/EXTRA
[アイテム]:{女子学生服、桜の特製弁当、コフタカバーブ、トリガーコード(アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ)}、コードキャスト[_search]}@Fate/EXTRA、{薄明の書、クソみたいな世界}@.hack//、{誘惑スル薔薇ノ滴、途切レヌ螺旋ノ縁、DG-0(一丁のみ)、万能ソーダ、吊り男のタロット×3、剣士の封印×3、導きの羽×1、機関170式}@.hack//G.U.、図書室で借りた本、不明支給品0~5、基本支給品一式×4、ドロップアイテム×2(詳細不明)
[ポイント]:0ポイント/2kill
[思考]
基本:バトルロワイアルを止める。
1:このゲームをクリアする
2:榊の元へ辿り着く経路を捜索する。
3:エルディ・ルーの地下にあるプロテクトエリアを調査したい。ただし、実行は万全の準備をしてから。
4:危険人物を警戒する。
5:
カイトは信用するが、〈データドレイン〉は最大限警戒する。
6:ダンジョンの一番奥には何がある?
[サーヴァント]:セイバー(ネロ・クラディウス)、キャスター(玉藻の前) 、アーチャー(無銘)
[ステータス(Sa)]:HP100%、MP100%、健康
[ステータス(Ca)]:HP100%、MP100%、健康
[ステータス(Ar)]:HP20%、魔力消費(大)
[備考]
※参戦時期はゲームエンディング直後。
※岸波白野の性別は、装備している学生服によって決定されます。
学生服はどちらか一方しか装備できず、また両方外すこともできません(装備制限は免除)。
※岸波白野の最大魔力時(増加分なし)でのサーヴァントの戦闘可能時間は、一騎だと10分、三騎だと3分程度です。
※エージェント・スミスに上書きされかかった影響により、データの欠損が進行しました。
またその欠損個所にデータの一部が入り込み、修復不可能となっています(そのデータから浸食されることはありません)。
【ブラックローズ@.hack//】
[ステータス]:HP60%
[装備]:紅蓮剣・赤鉄@.hack//G.U.、カズが所持していた杖(詳細不明)
[ポイント]:0ポイント/0kill
[アイテム]:基本支給品一式、{逃煙連球}@.hack//G.U.、ナビチップ「セレナード」@ロックマンエグゼ3、ハイポーション×3@ソードアート・オンライン、恋愛映画のデータ@{パワプロクンポケット12、ワイドソード、ユカシタモグラ3、デスマッチ3、リカバリー30、リョウセイバイ}@ロックマンエグゼ3
[思考]
基本:バトルロワイアルを止める。
1:ゲームをクリアする。
※時期は原作終了後、ミア復活イベントを終了しているかは不明。
【レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ@Fate/EXTRA】
[ステータス]:HP100%、MP45%、令呪:三画
[装備]:なし
[アイテム]:{桜の特製弁当、番匠屋淳ファイル(vol.1~Vol.4)@.hackG.U.、{セグメント1-2}@.hack//、基本支給品一式
[ポイント]:0ポイント/2kill [思考・状況]
基本行動方針:会長としてバトルロワイアルを潰す。
0:バトルフィールドを破壊する為の調査をしながら、指令を出す。
1:ゲームをクリアする。
2:ハーウェイ家の党首として、いずれトワイスも打倒する。
[サーヴァント]:セイバー(ガウェイン)
[ステータス]:HP70%(+50%)、MP100%、健康、じいや
[装備] 神龍帝の覇紋鎧@.hack//G.U.
[備考]
※参戦時期は決勝戦で敗北し、消滅した後からです。
※レオのサーヴァント持続可能時間は不明です。
※レオの改竄により、【神龍帝の覇紋鎧】をガウェインが装備しています。
※岸波白野に関する記憶があやふやになっています。また、これはガウェインも同様です。
※ガウェインはサチ(ヘレン)の身に起きたことを知りました。
※蒼炎のカイトの言語を翻訳するプログラムや、通信可能なシステムを作りましたがどれくらいの効果を発揮するかは不明です。
【蒼炎のカイト@.hack//G.U.】
[ステータス]:HP80%、SP80%、PP100%
[装備]:{虚空ノ双牙、虚空ノ修羅鎧、虚空ノ凶眼}@.hack//G.U.
[アイテム]:基本支給品一式
[ポイント]:0ポイント/1kill
[思考]
基本:女神AURAの騎士として、セグメントを護り、女神AURAの元へ帰還する。
1:ゲームをクリアする。
2:ユイ(アウラのセグメント)、騎士団を護る。
3:エクステンド・スキルの事が気にかかる。
[備考]
※蒼炎のカイトは装備変更が出来ません。
※エージェント・スミスをデータドレインしたことにより、『救世主の力の欠片』を獲得しました。
それにより、何かしらの影響(機能拡張)が生じています。
【ミーナ@パワプロクンポケット12】
[ステータス]:HP60%
[装備]:なし
[アイテム]:基本支給品一式、不明支給品0~1(本人確認済み)、拡声器、不明支給品0~1、、不明支給品2~4
[思考]
基本:ジャーナリストのやり方で殺し合いを打破する 。
1:ゲームをクリアする。
2:生きて帰り、全ての人々に人類の罪を伝える。
3:ある程度集まったら拡声器で情報を発信する。
4:榊と会話していた拘束具の男(オーヴァン)、白衣の男(トワイス)、ローブを纏った男(フォルテ)を警戒。
5:ダークマンは一体?
6:シンジさんの活躍をいつか記事にして残したい。
[備考]
※エンディング後からの参加です。
※この仮想空間には、オカルトテクノロジーで生身の人間が入れられたと考えています。
※現実世界の姿になりました。
※ダークマンに何らかのプログラムを埋め込まれたかもしれないと考えています。
最終更新:2020年06月13日 18:14